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今年は鶯がよく鳴いています。どうやら例年よりも数が多いようです。我が家の周辺でも3・4羽がその囀りを競っています。
初音の頃の句
うぐひすの藪より出でて落ち着かず
ホーとのみあとは続かぬ初音かな
諍ひに割って入りたる初音かな
吾ひとり聞き逃したる初音かな
最近は毎朝6時10分前になると必ず一節聞かせてくれます。
鶯の庭に来てゐる目覚めかな
鶯と言えば当然「ホー・ホケキョ」ですが、これがなかなかできないのもいます。「ヘー・ケチョ」や「ホー・ケキョ・ホイ」なんてのもいて、笑ってしまいますが、いつまでたってもうまくららないので、こちらがイライラしてしまうことも・・・
正調を教へたくなる初音かな
鳴いてみようぐひすならばホーホケキョ
鶯の節回しにも得手不得手
鶯の個体の数が少ないと「お手本不足」でへたくそのままになってしまうのだそうで・・・
老鶯のなかに手抜きをするものも
老鶯の自流を通す節回し
とはいえ、「ホーホケキョ」こそへたくそでも、「谷渡り」の節回しだけは上手なのもいて面白い。
鶯の日に日に芸を広げをり
やがて夏ともなればその声も自信たっぷりに太く大きくなってきます。
谷ひとつ統べて老鶯声高し
よく響く谷こそ選べ夏鶯
先日、実家のある田舎で聞いた鶯はしっかり「ホー・ホケキョ」と鳴いていました。
鶯にふるさと訛りなかりけり
おそまつ!(鳥獣子)
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