かまたきごはん

むささび農園〜農的暮らしと有機農業 東広島より〜

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モモとのおわかれ

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6月15日の朝。外から「ヒック、ヒック」と聞き覚えのない声で僕は目を覚ましました。声の場所は犬のモモがいるはずの場所から。
「モモが苦しんでいる」と思って慌てて外を見るとヤオキがしゃがんでいて、モモを撫ぜている姿が見えました。声の主はモモではなくてヤオキでした。ヤオキが撫でるモモの姿は遠目で見ても、固く冷たそうに見えました。「モモ・・・死んじゃったか・・。」と言うと、すすり泣きながらヤオキが少しうなずきました。
 ここ数か月間、モモは痩せ、おなかに水がたまるようになって、散歩に行っても明らかに体力が衰えていました。彼女はフィラリアにかかっていました。
 いつも大人しく、ほとんど人には吠えませんでした。特に子供には何をされても怒ったり吠えたりすることはありませんでした。とてもおとなしいのでその存在を忘れてしまいそうなのに、ふと、犬小屋のある方に目をやると、いつもきょとんした顔でこっちを見ていました。目が合うと、きょとんとした顔のままじっとこっちを見て、しっぽばっかりがバタバタすごい勢いで振られていました。そんな様子を見ると「ふっ」とこちらの力が抜けて楽な気持ちさせてくれました。
 前日、少し息が荒くおかしな感じがありました。が、他はいつもどおりキョトンとした顔でなんでもないよって顔をしていました。夜も鳴いたり、吠えたりはなかったと思います。
 冷たくなったモモは、安らかに見えました。「学校から帰ったらみんなでお葬式をしてあげよう」と泣くヤオキとヨツバを説得して学校に送り出しました。
 夕方、横たわるモモに花を添えて、感謝の手紙を添えました。モモと一緒にみんなで、パンケーキやソーセージを食べて、思い出を話して、泣いて、食べて、話して泣きました。最後に、我が家が良く見える場所にモモを埋めました。
 モモがいなくなって今日、何度も犬小屋の方を見てしまう自分がいました。その度に「ああ、もういないんだった。」ときずき、寂しい気持ちになりました。そうだったんだ。今までこんな風に、フッと気持ちを楽にしてほしいと期待してモモの方をチッラっとみていたんだ。一日に何度も。モモはちゃんとその期待に応えてくれて、いつも僕に小さな癒しをくれていたんだ。
 やさしい犬でした。僕らみんなモモのこと大好きだし、モモと過ごした時間は何にも替え難いものでした。そこには平和な時間がありました。
 モモありがとね。今までいっぱいありがとね。我々家族は、あなたから大切なものを沢山もらいました。これからもそれをみんなで大切にしていきます。安らかに眠ってください。ごくろうさまでした。モモ、ありがとうでした。イメージ 1


 
 

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お疲れさま、モモ。
簡単で大事なことを、あなたたちはしているね。奈良でしごとしながら、おんなじことを日々感じています。

blogは更新した方がよいよ(^ー^)たまには私の職場のHPも見て。できは悪いけど。

また、そろそろ野菜貰おうかな。カープソースと一緒に。また、メールします。

2015/6/25(木) 午後 6:52 [ ris*88*8r*se ] 返信する

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