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私がこの手の音楽を聴き始めた中学生の頃、ピンク・フロイドの最新リリースと言えばこのアルバム。 東芝音工の洋楽担当だった石坂敬一氏が命名した「原子心母」という直訳調の邦題も印象的でした。 友人の一人が本盤を手に入れたので、早速カセット・テープにダビングさせて貰い、何度も繰り返し聴いていたのを思い出します。 何せ当時の中学生にとってLPは高級品でしたから…。 (画像の日本盤を手に入れたのは、それから数年後だったように記憶しております。) ロックにしては妙に論理的な構成の大作Atom Heart Mother(A-1)は、生意気になりつつあった中学生の感性に訴えるものが大きかったのでしょう。 本当に何度も聴きましたね。 今になって聴き直してみるとAtom Heart Motherはチョッとばかり大仰。 ロジャー・ウォータスのIf(B-1)、リック・ライトのSummer ‘68(B-2)、デイブ・ギルモアのFat Old Sun(B-3)等、 B面の小曲の方がシックリ来る感じですね。 余談ですが、タイトル曲の冒頭部分、カーラ・ブレイのA Genuine Tong Funeral(邦題:葬送)に似てませんか?
発表時期から考えてピンク・フロイドの方が何らかの影響を受けているように思えるのですが…。 そう言えば、ドラムのニック・メイソンは一時期、カーラ・ブレイ〜マイク・マントラー人脈の一員として活動してましたね。 |

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