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ドナルド・フェイゲンとウォルター・ベッカーは元々ニューヨークで活動していた作曲家志望のミュージシャン。 この頃、彼らのバンドにはその後コメディアンとして有名になるチェビー・チェイスがドラマーとして参加していた らしいです。 ABCレコードのプロデューサー、ゲイリー・カッツに認められ、ロスアンゼルスに進出、スティーリー・ダンを結成。 1作目からシングル・カットされたDo It Againが全米ヒットして成功を納めます。 暫くは普通のバンドと同じように固定メンバーで活動し、ツアーもこなしていたようですが、本日紹介する4作目を発表する頃には、フェイゲンとベッカー以外は腕利きのセッション・ミュージシャンを採用し、質の高いアルバムを制作するためにスタジオ・ワークに専念する特殊なユニットに変貌しつつありました。 彼らの作る楽曲はモダン・ジャズ風にテンション・ノートをギンギンに多用したものが多く、更にこれを腕利き ミュージシャンが演奏する訳ですから、私のようなジャズ好きにはたまりません。 Ajaでのウェイン・ショーターの演奏が一番有名でしょうが、このアルバムに入っているDoctor Wu(A-5)に於けるフィル・ウッズの演奏もそれに勝るとも劣らぬ名演だと思っています。 フィル・ウッズはこの時期盛んにポップス系のセッション・ワークで稼いでいましたが、制作側の意図なのか? とても大人しいビリー・ジョエルのJust The Way You Areに於けるソロとは対照的にヨーロピアン・ジャズ・ マシーンの如く破天荒なハード・バップを演じていて、私大変気に入っております。 因みに有名な話なので、ご存知の方も多いとは思いますが、スティーリー・ダンというバンド名は、 ウィリアム・バローズの「裸のランチ」に登場する張型(女性用大人の玩具)”Steely Dan from Yokohama”から取ったそうです 追伸) Doctor Wu(A-5)の音源を以下にリンクします。 上記のようにアルト・サックスはフィル・ウッズが吹いています。 |

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わたしもTBさせていただきました。
このあたりからスティーリー・ダンのユニットとしての色が濃くなっていきますね。
2016/11/26(土) 午前 10:24
> jazzclubさん
コメント&TB&ナイス!ありがとうございます。
そうですね〜
スタジオ制作だけのユニットですね。
本盤リリースの頃は既にライブ活動を休止していましたし…
2016/11/26(土) 午前 10:55