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夢をみました・・・
薄暗い森の中の沼の畔に立っていると、一筋の光が差しで天使が舞い降りて右手を引っ張ります。
そして、「早くこの森から出なさい」と言います。
気が付くと、知らぬ間に左手を悪魔が引っ張りニヤニヤしながら「無言で」引っ張っていました。
勿論、天使の有難いお言葉を不振り切って、悪魔のお誘いに乗ったのは言うまでもありません。
沼の畔には「レンズ沼・立ち入り禁止!」と書いた札がありました(苦笑)。
・・・
昔、「ペンタコン」と言うカメラメーカーがありました。
旧東ドイツでM42マウントの「プラクテチカ」というカメラを作っていました。
以前は「元祖ツァイス」、カールツァイス・イエナがレンズを供給していましたが、ツァイス・イエナもペンタコンに吸収合併され、レンズネームも「プラクチカール」に統一されたようです(この辺の経緯を知りたい方はググッて下さいね)。
1980年台には電子シャッター式絞り優先AEカメラ「BXシリーズ」も発表・発売されましたが、時代の趨勢は既に日本製高機能一眼レフであったので、社会主義国製カメラと言う事の注目以外は脚光を浴びなかったようです。
で、そのペンタコンがBXシリーズ用に作ったのが「プラクチカBマウント」、レンズマウントをバヨネット式にして絞り開放で測光出来るレンズ群です。
銘こそ「ペンタコン」となっていますが、レンズの設計・製造はツァイス・イエナも行なったようです。
東西ドイツの統一で旧ツァイス・イエナは消滅しましたが(双眼鏡部門だけ買い取られた)、生み出された製品たちはまだ「中古」と言う市場に残っています。
・・・で、ぶっちゃけた噺は「ヤフオクにBX20とレンズ数本がセットで出品されていたので落とした」って事です。
(たったこれだけ言い訳をするのに、まえがきがながくなりましたw)
今回のレンズはどれも「プラクチカBマウント」レンズ名は「プラクチカール」となっています。
80年代のレンズですので東独製とは言っても全てマルチコーティングされています。
この辺は占領され同盟国となった宗主国旧ソ連製レンズとかなり違います。
今回はイントロダクション、5本のレンズを比べてみました。
なおカメラはパナG2ですから、換算2倍の焦点距離です。
こんな希少価値のBマウント用のアダプターがあるとは・・・KIPONってメーカーもモノ好きです(因みにNEX用もあります)。
モデルは最近日参している、堰堤の桜です。
1.f2.8/28mm
最短は25cmですから、まあ普通に寄れるレンズです。
広角レンズとは言っても実質中央のみ描写で撮影してますから、四隅の光量が・・・と周辺の歪曲が・・・とかは余り関係無いです。
2.f2.4/50mm
f値2.4とはちょと半端・・・と思ったのですが、恐らく定番だったテッサーf2.8の改訂版だったと推測します。
最短は60cm、テッサーは35cmまで寄れましたから、標準にして寄れない方ですね。レンズ・ボディの標準セット用だったのでしょうか・・・、f値0.4明るくするよりは、最短を短くした方が良いと思うのですが・・・近距離ではあと数センチ寄れるかって所で構図が変わってきますから、寄れないよりも寄れた方が便利と思っています。
ただ、この時代既にレンズ・ボディの標準セットの50mmレンズは入門用でf2、普通だとf1.8〜1.4ってところだったと記憶しています。
あと、このレンズ青みが強く出る傾向なのかなぁ。
追記:このレンズ、メイヤーのドミプランf2.8/50mmの再設計かも知れませんね。ドミプランの最短は75cm寄れない標準レンズですから。
3.f1.4/50mm
気になっていた1本です。M42マウントにパンカラーf1.4/50mmってのがあって、よく写るって評判なのですが、流石に玉が出ませんし出ても高額で・・・。
恐らくはこのパンカラー50mmの改訂版と思います。最短は40cm。
NDフィルターを用意出来なかったのでf2.8程度に絞りましたが・・・花の浮き出た感覚・背景のボケが綺麗ですね。
4.f2.8/55mmマクロ
1/2倍マクロまで寄れるレンズです。最短は25cm。
幹にピントが合っちゃいました(苦笑)。
5.f1.8/80mm
もう1本の「大口径」、実はパンカラーの80mmはM42マウントも所有しているのですが、こちらも気になりました。
最短距離が65cmとM42モノより15cmも短縮されています。
設計をし直したのでしょうね、Bマウントシリーズのカメラへの意気込みが感じられます。
今回は等距離から写してみました。
次の掲載の際は最短距離からの撮影です。
では・・・。
追伸:このあとまた夢を見てしまい・・・気が付いたら勝手指がクリックを・・・(笑)。
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CZJ
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詳細
カール・ツァイス・イエナ(CZJ)製のレンズです。
コメント(12)
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レンズに興味の無い方本文はスルーして下さい。写真だけ見ていって下さい。 オリンピアゾナーの流れをくむと言われている、ゾナー200mm君です。 ペンタコン6用の180mmも所有しているのですが、写りは良いのですが、そちらは重くて大きくて・・・ という訳で200mmも入手してみました。当然ですがイメージサークル(フィルム面)がブローニーサイズよりも小さくて済む為、筐体は並の大きさに収まっています(でも最近のニーニッパよりお大きくて重いです)。 写りはこんな感じです。 ムラサキシキブ ピンクフラミンゴ ギガンテア ホワイト・パール 以上、開放撮影です。 絞ると・・・ 開放f2.8 f5.6 f32(最小絞り) 入手当初はボケ感が180mmに比べ???って感じたのですが、こうして見るとなかなか良いです。 以上、モデルは草津水生植物園「みずの森」の睡蓮でした。
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