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ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン 247
小曽根真(ピアノ)
シューベルトの「野ばら」によるインプロヴィゼーション
シューベルトの「ます」によるインプロヴィゼーション(ブギウギ風)
シューベルトの「アヴェ・マリア」によるインプロヴィゼーション
シューベルトの「菩提樹」によるインプロヴィゼーション(ゴスペル風)
シューベルトの即興曲ヘ短調D935-4によるインプロヴィゼーション
シューベルトの「子守唄」によるインプロヴィゼーション
(2008.5.3 20:15 東京国際フォーラム ホールC マイアーホーファー)
これでこの音楽祭に3年連続出演、毎年オーケストラとの競演で作品の新しい楽しさを提示してくれた小曽根さんが、LFJ初のソロ・リサイタル。遺憾なくジャズ演奏を展開してくれる。
意表をついて上手から登場した小曽根さんは、巧みに原曲を隠したインプロヴィゼーションを次々に繰り出してくる。特に「ます」や「アヴェ・マリア」では最後にようやく原曲の断片を明かす念の入った構成。バークレー音楽大学ではジャズコンポジション専攻で首席卒業という才人ぶりを発揮。中でも、アヴェ・マリアや子守唄で聞かせるしっとりした和音は、ぐっと切なさをそそる。
マイクを使ったトークも楽しく、この音楽祭にあって異色かつ出色の企画だった。聞けて本当によかった。
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