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今日の宇宙船地球号でアラル海のことを取り上げてました。
アラル海はカザフスタンとウズベキスタンにまたがる塩湖です。
そこで、旧ソ連時代にアラル海に注ぐアムダリア川、シルダリア川の改造計画で、アムダリア川周辺を
綿花地帯にしようとして、川の水を使用し綿花栽培をはじめたんですが、
土壌は塩害にあって、さほど成功しませんでした。
その、代償は大きくアラル海の大部分は消滅し、砂漠になってしまったのです。
アラル海は塩湖だったのでそこから出る塩が周辺の土壌にも付着し塩害が出て農業が
出来なくなってしまった。
それだけでなく、アラル海で漁業で生計を立ててた人々は土地を追いやられ、貧困化し、
砂漠化防止プロジェクトで植えた潅木を伐採して肥料にしてしまう。
環境の回復、改善を図ろうとするときに地元住民の貧困とどう向き合うのかが問題。
シルダリア川のほうはプロジェクトがいい方向に向かっていて、結構成果があがっていて、
小アラル海は水量が増加してきてるとか。
環境を壊すのは人間、環境を直すのも人間しかいないのです。
この人工的に自然に手を加えることによって失敗してきた事例は数多く世界にあります。
これからの時代、過去の事例を参考にしながら環境を考えていかなければいけないことは
言うまでもないでしょう。
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