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試合時間は
通常は5分・・・・
この時間はあくまで基準なので、大会によって時間が異なる場合があります。延長戦に関しては時間無制限の場合もあります。
主審が「止め」または有効打突を宣言した場合、試合時間を測る時計は止まり、「始め」がかかるまでの時間は計測されません。
また、応援者が選手席に時計を持ち込んで試合時間を測ると反則になる場合もあります。
関西学生剣道大会の決勝で、立○○大学のS君に
一本とられたあと、試合時間はすでに4分ちかくを経過していたかもしれない。
大阪○○大学 M君は、引き技をうって、勢いあまって場外へ・・・・
当然のことながら・・・反則をとられた。
開始線で、試合が再開されたとき、大かたの人は90%以上、S君の
方に勝利が傾いているのを感じたはずだ。
間合いをつめてくるS君のたいして、M君の変化の小手がきまった。
M君の剣道は最近八段をとられた宮崎選手と少し似ている。責めながら、
間合いを、大きな歩幅できってしまい。必ず突きささえて、かならず
竹刀を上半身に付ける。この間合いの操作が、かれの戦績を支えて
いるといっても過言ではない。
切っ先が相手の胴ひもに絡んだ、すぐに、切っ先を解いたとき、そこに
一瞬の間がうまれた。 S君にとっては9分9厘手にしいていただろう勝利が・・・
すり抜けた。
M君のとっては、最後まで自分をすてず、待ち続けた機会と空間があった。
天を突いた切っ先が、面を打ち、そのままえびのように飛び下がる技に
この日の戦いの終わりがやってきた。
試合がおわって、帰路車の中で・・・
その時の情景がまだ網膜に、残って離れない。
親しい剣友のHさんが興奮したように・・・私に聞いた。
「すごかったですね、あの逆転劇。でも彼はどうして、場外になんか・・・
試合巧者が場外に自分から・・・・どう思います?」
「小手をうって、入ったと思い込んだ・・・・・んじゃない。」
「いや・・・あれはね。S君が間合いをちじめて、なかなか調子がつかめなかった。
それをあれで、いったん開始の間合いに・・・・切ったんですよ」
「そこまで・・・・、だとしたら、かれは時間を止めながら、反則で相手の油断も勝ち取った。」
「そうです。時間を大切にした。背水の地に自らを・・・」
試合に強いってことは、ルールを熟知し、それを見方にしてしまう度量。
ねばって、漁らず、機会を探しまたは作り出す。
試合運びの妙とは、こういうことをいう。
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