無題
事々場々漫遊記 初体験のインドネシア 旅の終わりに 24
バリ島のある地区に、集落ごとにチームがあると思われる。その地区に男の子が生まれると、この子は「ケッ」とか決められる。
と、その子は生涯「ケッ」で過ごすのだ。
それが「チャッ」とか「ガーッ」とか何種類かあって、一つ一つの楽器のように発声し、一糸乱れぬ大合唱になるのだ。
数えてみると、おおよそ五十人あまり、リーダーのかけごえに合わせて夢に見た「ケチャ」が目の前に展開されているのだが、なんか違う気がする。
私が「ケチャ」を知ったのは、短大の音楽の講義である。音楽といっても、もちろん小中学校のようにピアノに合わせてピーチク歌うわけではない。
担当の助教授は、東南アジア大好き、インド特に好きという先生だったが、音楽ももっぱらそこら地域の物を聴いたり、ビデオで見たりすることが多かった。
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