デブスおばさんのブログでこんにちは

還暦を過ぎておばかな毎日を過ごしています。ストレス解消に覗いてみて下さい。

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 バリ島のある地区に、集落ごとにチームがあると思われる。その地区に男の子が生まれると、この子は「ケッ」とか決められる。

 と、その子は生涯「ケッ」で過ごすのだ。

 それが「チャッ」とか「ガーッ」とか何種類かあって、一つ一つの楽器のように発声し、一糸乱れぬ大合唱になるのだ。

 数えてみると、おおよそ五十人あまり、リーダーのかけごえに合わせて夢に見た「ケチャ」が目の前に展開されているのだが、なんか違う気がする。

 私が「ケチャ」を知ったのは、短大の音楽の講義である。音楽といっても、もちろん小中学校のようにピアノに合わせてピーチク歌うわけではない。

 担当の助教授は、東南アジア大好き、インド特に好きという先生だったが、音楽ももっぱらそこら地域の物を聴いたり、ビデオで見たりすることが多かった。

 先に書いた、子どもの時に発声が決まるということも、もちろんその先生に教えて貰ったことの受け売りである。


              続く

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最前列、その前に車いすに座っているのは、私より若そうに見える女性、日本人に見える。

 車いすの生活をしている女性が海外旅行をするのはかなり大変なことではないだろうか。

 ましてやここは、ドライブインの横のレストランではない。それなりの、金銭的、人手の補助がなければ実現は不可能だろう。

 日本の豊かさを思わぬ場所で実感させられた。
思えばこの日は土曜日、そのためか会場はいつの間にかぎっしり満員で、座る所がなく右往左往していた人も何とか落ち着いた頃

「○×△×□×▽×!」

 生きの良いかけ声が聞こえると、上半身裸で、同じ腰巻きをした男性が数十人、幼さの残る十代の青年から、六十代位までか、バックの門の中から駆け足で一気に会場に入ってくる。

「○×△×□×▽×!」一人のかけ声に

「チャッチャッ、ケッチャッチャ、エーイ、チャッチャッ」
大合唱が始まる。

 誰もが「ケチャ」がどんなものかご存じではないだろうから、少し説明します。


                続く

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 猿と遊ぶもそこそこに、方向を変えて左手の細い道を入ること十メートル余、そこにはコンクリート製、円形のイベント会場が。
真ん中に松明が立ち、すでに火が入っている。

 直径十メートル程の平面のステージの回りは、背景セットの門が出来ている一方を除いて階段状の観客席になっている。

 入りはこの時点で二割程度、最前列は指定席になっているようで、階段を上がり、正面の前から三番目あたりに腰を下ろす。

 来た道の方に目を向ければ、夕日が落ちる少し前。雄大なインド洋の荒波に一層心浮き立つ。

 会場には、途切れることなく、次から次へと人が入ってきて、お祭の様だ。



            続く

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 岩にしがみついたその姿は、広いインド洋と落ちつつある太陽をバックにして、いかにも儚げである。

「小さな猿がいますが、バッグが開いていたら中の物を取ります。手に持っている物も取りますから、しっかり持って下さい」

 山中に向かう時、ガイドさんに注意を受けていたが、猿はテレビで何度か見た日光のニホンザルとは違っていて、白っぽく、小さく、ぬいぐるみのように可愛い。

 と、思っていたが、「ウルワッツ寺院」を遠景に写真を撮っていたら、
髪の毛や背中がチクチクする。

 振り返ってみたら、かの猿さんが四〜五匹、欄干に止まり、私の髪を引っ張り遊んでいた。


                 続く

信じられないほど激安だったこのツアー、日本のゴールデンウイーク開けということもあるが、バンコクでは雨期に入っていることもその理由だったかもしれない。弱り目に祟り目
 着いた翌日、マーブンクローンに連れて行かれた時も帰ろうと思ったら大雨だったし、その後も何度か雨に祟られた。
この日も有り金をはたいて両替して、外に出たら、又雲行きが怪しくなって雨が落ちだした。
 近くのデパートらしき所に入る。松江のデパート並にこぢんまりしていて、あまり見る物がない。
つい、初日、王宮だと思って連れて行かれた「マーブンクローン(東急)」に比べている。
 かの店はとにかく広く、売っている物も幅広く、というかすごいバーゲン会場が有って、とにかく何時間いても飽きなかった。
 ところがこちらの店はティシャツ一枚も日本円で千円以上もする。五回まで上がって……下りて…… 
時間はあるが金がない。移動するにも雨が降っていて動けない。ウロウロして時間をつぶしていたが、取りあえずフアラボーン駅まで帰ることにして地下鉄に乗った。
開通して一年余りのピカピカの地下鉄から国鉄の駅に上がっていくと、歴史を重ねたくすんだ空間が広々と開いている。
取りあえず並んでいる椅子に座る。列車の待ち時間に座る椅子だ。決して座り心地はよくない。固くて小さい。
と、文句を言う気も起きずしばらく座っていて、何か食べようということになった。
二回に上がって見るがどうも把握しきれず、というか、迂闊にレストランに入って注文するのが恐い。
結局下におり、駅の壁に貼り付いている出店でハンバーガーのような物を買い、元の席に戻って、ムシャムシャと食べる。
すぐそこのホテルに帰らず駅にいる理由は、ホテルのロビーは狭くて何もすることが無いからなのだ。
もちろん駅でも何もすることはなく、待合室の小さな椅子に座っているだけなのだが、ここにはテレビがあるのだ。
上方の壁に貼り付いているテレビはかなり大きい。どうやら音は消してあるようだが、聞こえても何を言っているのか分からないから「そんなの関係ない!」のだ。
画面では繰り返して同じコマーシャルを繰り返しているが、その内にゲームのような物が始まった。
ゲームのような物と言ったが本当に見慣れない番組だった。
田舎の中年のおばさんがトラクターに乗って物を運んだり、干し草を積み上げたりしている。それも登場しているのが本当に普通の田舎のおばさんなのだ。
それもよく見ているとカメラが注目しているのは、たった一人のおばさんなのだ。
その内にそのおばさんが家で農作業に従事し、舅、姑に仕えておまけに夜になるとサテの準備をして屋台をひいて出かける場面が写る。
ボーっと不可解なテレビに目をやっていると隣から「グアー、グアー」とイビキが聞こえる。
旅の恥はかき捨てだし、喧噪かき消されそんなに目立たないし、声も掛けずゆっくり寝かせておく。
どの位時間が経っただろうか。テレビは相変わらずおばさんオンリークイズと同じコマーシャルを繰り返していて、ふと気づけば隣の夫も目覚めている。
まだホテルに帰るのには早いだろう。周りの出店からコーラを一本買ってきて交代に飲む。
そんなことをして時間をつぶしていたら、なんか周りの空気が変わった。ざわざわと座っていた人が立ち上がるのだ。
なんか、音楽らしきものも聞こえてきて、ハタとテレビに目とやれば勲章のいっぱい付いた軍服を着いた国王か写っていっらっしゃる。
どうやら、タイの人だけでなく、でっかいリュックを傍らに置いた見るからにハッカーらしき人達も皆立ち上がって、やがて国歌の大合唱が始まった。
なにこれって、と思っているとなんと我が夫まで立ち上がって、私も思わず起立してしまった。
ほんの数分で音楽が終わると、まるで何もなかったように周りは元に戻っている。
「何かすごいねえ」
「みんな立つけん、なんか立たいといけん気がしたよ」
「北朝鮮みたいだったねえ」
 北朝鮮がどんな具合か見たこともないのに、勝手なことを言っている。
「今日は大変な日だったけど、これに立ち会えただけで、結構よかったなあ」
「うん、そげだね」

 考えてみれば、この旅行は大変の連続だった。その原因は、きちっとツアーを入れていなかったことが大きい。
行ける所は自分達で行こうと張り切っていたが、こちらの英語は全く不良品だし、バンコックも日本と同じように自国の言葉しかはなせない人ほとんどだった。
頑張れば歩いて行けそうな王宮付近さえも丸二日かけてやっと行くことが出来た。
それでも、帰って何日,何ヶ月経って夫婦で話すことはこの大変な経験のあれこれで、その度に二人で笑ってしまう。
この歳になると、残された日々が限られているのは身にしみているが、その反面一分一時間が貴重な訳でもない。なぜなら結構家ではボーっとテレビを見ている時間も多いから。
でも私はこのテレビのワイドショー、バラエティ、特にクイズ番組が好きで好きで……
ムダばかりの八日間だったが我々にはやっぱりたのしい旅行だった。
発泡酒ならぬ第三のお酒をチビチビなめながら、又どこかに行こうと、
インターネットの格安ツーアーを眺めているのです。

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