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アマミノクロウサギ(奄美黒兎)は、奄美諸島の奄美大島と徳之島だけに生息する、ウサギ科 アマミノクロウサギ属の動物である。アマミノクロウサギ属にはアマミノクロウサギ1種のみが属している。耳が短く、後足も短いため、外見はウサギらしくない。500万年前から160万年前までの鮮新世から変わらない、ウサギ科では最も原始的な種とされる。夜行性でその生態は十分に分かっていない。マングースや野生化した犬や猫に襲われ、さらに森林開発等で生息地が狭まり数は大幅に減りつつある。国の特別天然記念物、絶滅危惧IB類 (環境省レッドリスト)に指定されている。
ウサギの祖先
ウサギの祖先は約4000万年前に地球上に現れたといわれています。世界には約65種類、ウサギ科とナキウサギ科の2科に分かれ、ウサギ科は、メキシコウサギ属、アマミノクロウサギ属、ノウサギ属、アナウサギ属、、の4属に分かれます。現在のノウサギなどの祖先は、約500万年前に出現、約200万年前を境に分化していったのですが、アマミノクロウサギは、昔の形態を残している非常に珍しいウサギです。

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アマミノクロウサギ
幕末に薩摩藩士・名越左源太が著した奄美大島の地誌『南島雑話』には「大島兎」の名で登場し、「耳短くして倭の兎と異なり猫に似る」と説明されている

1920年までは肉が食用とされたり、婦人病の薬になると信じられていた。毛皮がふいごに利用されることもあった。

1950年代以降のパルプ材目的の森林伐採や道路建設・河川改修・リュウキュウマツの植林などによる生息地の破壊や分断化、交通事故、人為的に移入されたノイヌやノネコ・フイリマングースによる捕食などにより生息数は減少している。
1921年に国の天然記念物、1963年に特別天然記念物に指定されている。
2004年に種の保存法により国内希少野生動植物種に指定されている。
1995年に自然保護団体により日本では初めて本種・アマミヤマシギ・オオトラツグミ・ルリカケスを原告とし、奄美大島でのゴルフ場建設の許可取り消しを求めた訴訟が鹿児島地方裁判所に提訴された。原告を動物とすることは却下されたため、その後に動物の代弁として人名を挙げ訴状を訂正した。

2017/9/9(土) 午前 10:53 [ 奄美は人も自然も食物も良かった ]


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