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こんばんは。烏龍茶です。
京大組は試験も終わり、これから長い夏休みです。平成最後の夏を有意義に楽しみたいと思います。
いよいよ近づいてきました、夏の会!演目紹介も今回が最後です!小名狂言、すなわち太郎冠者が主人公の2曲をご紹介します。

「痿痢(しびり)」
堺へ使いに行くように言われた太郎冠者。持病のしびりが起こって歩けないと嘘をつく。仮病を見抜いた主人。せっかく伯父から振る舞いに呼ばれたのに太郎冠者は連れていけなくなったとこちらも嘘をつく。太郎冠者はすかさず治ったというが、それならば使いに行けと言われ、再びしびりが痛いと座り込む…。

「柑子(こうじ)」
主人から貰い物の三つなりの柑子(みかん)を持ってくるように言い使った太郎冠者だったが、すでに自分で食べつくしてしまっていた。主人に柑子を渡せない太郎冠者は言い訳を始める。一つ目は手で持っていたのが落ちて転がり、「好事(柑子)門を出でず」というから止まれ、と呼びかけそれに応じて止まったのを食べてしまったと言う。二つ目も懐中に入れていたのがつぶれてしまったので、やはり食べたという。そして三つ目には、平家物語に登場する俊寛僧都の島流し話まで持ち出してくる。

太郎冠者が主人公の狂言は、彼の賢さ(時にはずる賢さ)に焦点を当てた曲が多いです。今回の2作はその代表にして、素人の会でもよく演じられる有名曲です。とはいえどちらも語りがあったり、独特の動きがあったりと稽古しがいのある面白い作品でもあります。
痿痢のなかで「額に塵を結ぶ」という表現が出てきます。これは江戸時代には実際にあった足のしびれを解消するおまじないだとか。今でも額に唾をつけると治ると言います。今度後見(狂言の間後ろで座っている黒子)のとき試してみようかしら。

どうでもいい話ですが、正月に載せたこのイラスト
イメージ 1籠被り犬といって「竹+犬=笑」で縁起がいいんだとか。本来は犬張子(関西では東犬ですか)に籠をかぶせるそうで、私の家にも正月にちょうど犬張子があったのですが、肝心の竹籠がない!仕方なく適当にイラスト書いた次第です…。しかしこの度、いい籠を手に入れました!が、しかしこの数か月のうちに犬張子のほうが見当たらなくなってしまいました
今年中に籠被り犬を完成させたい…。

仕方がないので、去年伏見稲荷で出会った狐くんにかぶってもらいます。
イメージ 2



台風が来ています。皆様、くれぐれもご注意ください!
それでは夏の会でお会いしましょう!
8月11日(土)山の日13時半始曲@梨木神社(会場は屋内です!)

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