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京都から阪急電車に乗って大阪までの帰り道、特急で総持寺駅を通過すると、一瞬電車が宙に浮かぶ感覚に襲われます。何を言っているのかはご自身の目でお確かめください。(車窓からの風景に注目)こんにちは。烏龍茶です。

前回の投稿からかなりの時間がたってしまいました。慌ただしい学期初めもようやく落ち着き、久しぶりにブログを書いている次第です。

Twitterでもご報告しましたが、夏休み最後の土曜日に関西学生能楽フェスティバル(まさるの会)がありました。生憎の台風で参加大学は減ってしまいましたが、普段あまり交流のない能会さんに狂言(会)を知ってもらう、また我々も仕舞から舞台の映え方について色々とヒントを得る良い機会となりました。

さて季節はもう秋。今回から秋の演目の紹介をしていきます。
初回は11月12日「京都大学 能と狂言の会」から「無布施経」です!

「無布施経(ふせないきょう)」
〜あらすじ〜
十疋の布施を当てにして、寺の住持は毎月定まってある檀家の家に行き、勤めをする。しかし今日は勤めを終えてもその布施をなかなか出してもらえない。「戻って、“伏せ”りましょう」などとそれとなく主人に気づかせようとしたり、フセという音をきかせた教化にかこつけて思い出させようとするも失敗。そこで僧は「布施無い経には袈裟を落とす」という言葉を思い出し、袈裟を落としたと主人に告げる。その袈裟は鼠が銭十疋も通る穴を開けたので“伏せ”縫いにしているからすぐに分かると言うと、主人はようやく布施のことを思い出し、手渡そうとする。しかし、今度は僧がこれを受け取らない。二人がもみ合ううちに僧の懐から袈裟が出てくるのであった。

「布施無い経には袈裟を落とす」とは報酬が少ない時には、仕事に熱が入らず、いい加減だという例えのこと。狂言に登場する僧侶なので、お察しの通り位の低い俗的なお坊さん。どうしてもお布施が欲しくてあの手この手で奮闘する姿は、意地汚いというよりも人間らしい親しみやすさを感じます。

京都大学 能と狂言の会は11月12日@金剛能楽堂
同志社大学 EVE能は11月28日@金剛能楽堂
ぜひお越しください!

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次回は「二人大名」の紹介です。

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