週末家庭菜園から新規就農を目指して

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 やっとフォークリフトの講習会も無事に終了してほっとしています。^|^

 そんな折、予定どおりこんな畑の土壌の分析結果が届きちょっと悩んでいます。
イメージ 1
 上の画像はクリックすれば拡大されて全ての内容が読めると思います。
 
 それはともかく予想はしていましたが、典型的な砂壌土で腐植がなんと2%しかなくて、当然CECも8と低い値になっていました。 これだと元肥や追肥の量を少なくして、追肥の回数を増やすようにしなければならず、土壌改良がこれからの大きな課題となってしまいました。>_<
 
 この悪の元凶の腐植の低さと当面のCECを上げる対策として、上の画像の中では良質の堆肥を2トン/10a投入することを提案されています。これは、私の畑が砂壌土と言うことで仮比重も1.1以上となっていると思われるので、この対策としても良さそうだと思いました。
 
 それでこの対策を実施するには、できるだけ肥料分の少ない堆肥で腐植/CECの高い堆肥(有機物)を探して、これを大量(トン単位?)に投入する必要があることが分かりましたが、普通は堆肥の腐植/CEC値が公表された物はないので実際には単に肥料成分が少なくてしっかり発酵させたものを選ぶことになりそうです。
 
 また、この畑の土壌改良の他の対策方法としては、腐植酸/フミン酸をてっとり早く増やす方法として泥炭/草炭/ピートモスを使う方法等もありますが、やはり100kg/10a単位で投入しなければならず、このコストが大変そうです。勿論、草木灰や燻炭もかなりの効果があるはずですが、私には大量に作るのも購入するのも大変そうで出来そうもありません。^|^; また、当面のCECを上げることを対策としてモンモリロナイトやバーミュキュライトやゼオライト等を使う手もありますが、私の畑の仮比重では不向きだと思っています。
 
 まあ、今回の土壌診断で分かったこの腐植とCEC等の問題をどう対処するかは、もう少し検討したいと思っていますので、先に今回の土壌診断結果から私も施肥の処方箋を神奈川県の土壌診断基準等を参考にして以下のように検討してみました。

  神奈川県の土壌診断技術 → http://www.pref.kanagawa.jp/osirase/nogyosinko/sehi19/h19-2-3.pdf
 
 上の土壌診断技術は多いに参考にして頂いて良いと思いますが、以下の私の計算は、間違いがあるかも知れませんので以下は読み飛ばして頂いた方が良いかと思います。^|^;
 
 
 まずは、現状の畑の塩基バランスを確認します。
  石灰の塩基当量=石灰の交換性陽イオン量(121)÷28(当量換算)=4.3me/100g 加里との比(÷0.5)=8.6
  苦土の塩基当量=苦土の交換性陽イオン量( 18)÷20(当量換算)=0.9me/100g 加里との比(÷0.5)=1.8
  加里の塩基当量=加里の交換性陽イオン量( 23)÷47(当量換算)=0.5me/100g 加里との比(÷0.5)=1.0

  この塩基バランス(石灰:苦土:加里)の理想値は、一般に5:2:1or7:2:1と言われていることと、土壌のPH(H2O)が5.67と低かったことより、これから石灰の投入が必要であり、これで石灰が増える分で苦土も加里も更に不足することが分かりました。
 
 それで石灰、苦土、加里の施肥計算でまず決めなければならないのが、PH調整用の石灰ですが、この投入量は元のPH(H2O)と土壌の腐植含有量と同性質とCECと野菜別PHの目標値で決まります。私の場合は、目標PHを6.5として、上記神奈川県の土壌診断技術の60頁の表3で求めることができました。
  
 上記によれば、私の場合は、腐植が2で砂壌土で元のPH(H2O)が5.67だったので32 CaO-Kg/10aを同表より求めることができました。 
 
 また、一方で石灰の最大総施肥量は石灰:苦土:加里を決めれば施肥できる最大量をCECから計算できます。 この分析屋さんでは同適正値を67%:28%:11%(6.1:2.5:1)とされていますので、これで計算してみました。
  石灰の最大総施肥量=CEC(8)X石灰の塩基飽和度適正値(67%)X28(換算値)=150mg/100g
  石灰の最大施肥量=150mg/100g(石灰の必要量)−121mg/100(分析値/現存量)
              =29mg/100g → 29kg/10a or  29g/m2
 この値は上記の神奈川県のHPから求めた値より小さくて、これからももっとCECを上げないとだめなことがわかりましたが、堆肥等のCEC対策でこの程度の数値は上がると思っていますので、これははこれで良いのでは思っています。^|^;
 
  ただ、ここで堆肥2トンの投入も勧められていて、この堆肥が弱いアルカリ性なのでこの影響も考えられますが、この影響は無視することにしました。(おそらく土壌の酸度を施肥する石灰で中和するだけの計算でそれほど大きな影響はないと思います。) このことから、神奈川県の土壌診断基準の表から求めた32CaO-Kg/10aに土壌の仮比重を掛けた値を実際の石灰の施肥量としました。^|^;
 
 ここでこの仮比重ですが、NPK等の施肥量を決めるにも重要な管理数値なのでまた別途計るつもにはしていますが、まだ計れていません。^|^; それで、今回はCECの測定値があったので、

  仮比重=[71.1-CEC]÷39.3=1.6  としました。
  (このようにCECから求めてもそれなりの精度があるとのことです。)
 
 この仮比重より実際の石灰(CaO)の施肥量は、
  実際の施肥量=32mg/100gX1.6(仮比重)=51.2CaO-Kg/10a(or 51.2g/m2)となりました。
 
 これによれば、アルカリ分50%の有機石灰では102.4kg(20kg袋で5.1袋)が必要で、普通の苦土石灰(アルカリ分66%)では73kg(20kg袋で3袋)が必要となり、分析屋さんの推奨値とほぼ同じ結果となりました。\^|^/(礫が多い畑では更にこの補正が必要です。)
 
 次に苦土の必要量ですが、分析で出たCEC値を利用すれば、必要苦土量も上記同様に求めることができると思いますが、2トンもの堆肥を投入すると流石にこの堆肥に含まれる苦土の影響を考慮せざるを得ません。
  
 それで、この分析屋さんが使用した堆肥の各成分については分かりませんが、私は千葉県のデータを使うと計算が楽になるのでこれを使ってみました。
 
 上記URLの(3)計算例の項目で、都合良く2トンの牛糞堆肥の各成分の有効成分量が計算されていて、苦土の有効成分量が12.64kg/10aとなってます。^|^ (勿論、このデータは使用する堆肥によってかなり変わりますので要注意です。)
 
  従って
  苦土の必要量=CEC(8)X苦土の塩基飽和度適正値(28%)X20(当量換算値)=44.8mg/100g
  苦土の施肥量=44.8mg/100g(苦土の必要量)ー18mg/100(分析値)ー12.6mg/100g(牛糞堆肥分)
            =14.2mg/100
  実際の施肥量=14.2mg/100gx1.6(仮比重)=22.7mg/100g → 23kg/10a or 23g/m2
  以上から、34%の苦土含有肥料15kg袋を使用した場合は、苦土が5.1kg/袋となり、これが約5袋必要となります。これも幸いなことに、 分析屋さんの推奨値とほぼ一致しました。^|^ 

  因みに上の石灰を苦土石灰で施肥した場合は、苦土石灰での苦土の成分が11%なので73kgx11%=8kg/10a or 80kgx11%=8.8kg/10aを更にこの苦土の施肥量から減らしてやって、23kg-8.8kg=14.2kgとしても良さそうです。(苦土石灰を使用してもまだ苦土がかなり不足していて苦土(34%成分15kg袋)が3袋も必要です。)

 同様に加里も参考までに計算してみました。
  加里の必要量=CEC(8.0)X加里の塩基飽和度適正値(11%)X47(当量換算値)=41.4mg/100g
  加里の施肥量=41.4mg/100g(加里の必要量)ー23mg/100(分析値)ー28.8mg/100g(牛糞堆肥分)
           =-0.6mg/100
  実際の施肥量=>上記がマイナスなので必要なし
  何故かこれだけ分析屋さんの推奨と全く違う結果になってしまいました。>_<
 
 普通に考えてみて、石灰の施肥量は何もこんな計算しなくても神奈川県の土壌診断基準で目的の野菜に合わせて決めることができますし、加里も野菜別で施肥量を計算しないとだめだとは思いますが、普通に牛糞堆肥を2トンも入れれば加里分としては十分な量(20kg/10a or 20g/m2以上)なので、追加で加里分を施肥することが元々おかしいような気がしています。

 従って、実際の施肥の問題は苦土の施肥量のはずで、幸いなことにこの苦土の施肥量については、分析屋さんの推奨値と私の計算結果が一致しましたので、この検討結果で良しとして、この苦土の値を使って施肥をする予定にしています。¥^|^/
 
 
ーーーーー2/2追記ーーーーー
 
上の分析屋さんの加里肥料の推奨値は、土壌改良材に何を使っているかで変わるので、私が牛糞堆肥を前提に上記計算をしても、これが違うと私の計算と合わないのが当たり前でした。^|^;
 それで分析屋さんの言う「CECの向上資材」で「良質堆肥」とは何から始まって、目標CECを10以上の11、腐植を3にするにはどうしたら良いかを、費用は勿論ですが、大量なので運搬方法等も含めて今日まで悩みながら検討していました。^|^; それで決めたのが、バーク堆肥(C/N=25の約1年物)を2トンと、ピートモス0.8トンで、牛糞堆肥は結局使わないことになってしまいました。^|^;
 それはともかく、このピートモスはネットではとても高いのですが、肥料屋さんでは半額程度で購入できることが分かりました。それでも、この土壌改良に結構な費用が掛かることになり、ちょっと驚いています。^|^;
 それにしても肥料屋さんのお話では、花卉をやっているこちらの農家さんは、土壌作りにどうもかなりの費用をかけておられるようで、土壌改良資材が良く売れているとのことでした。それに対し、野菜農家さんには、、、、イチゴ農家向けには出ているようですが、それ以外はやはり採算が合わないのかあまり出ていないとか、、、>_< ご参考までですが、実際の土壌改良資材については、これが分かりやすかったです。

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