混沌の時代のなかで、真実の光を求めて

現代に生きる私の上に 仏法は何ができるかを 試そうと思い立ちました。//全ての原発を 即刻停止して、 別の生き方をしましょう。

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  ずっとずっと昔、大車という名の国王がいました。 彼には 3人の子がありました。
  長子を摩訶波羅と云い、次子を摩訶提婆と云い、末子を摩訶薩埵maka/sattaと云いました。
 
  ある日、3人は、山に入って狩りをしていたところ、
  1匹の餓えた虎が、7匹の子を産んで七日を経ているのに出くわしました。
  
  子らは、母虎の腹に寄り添い、乳首にしゃぶりついていましたが、乳の出る筈もありません。
  3人は、虎を囲みましたが、飢渇で動けなくなったさまを見て、かわいそうに思い、
  その場を、そのまま立ち去りました。

  末子の薩埵は、しかし、かの虎のことが忘れられず、
  心に 大いなる悲しみが生じました。
  そして、無上菩提のために、わが身(穢身esin)を捨てようと決意しました。

  2人の兄たちを先に帰し、ひとり林の中に入って その餓えた虎のところに来ました。 
  衣服を脱いで それを傍の竹にかけ、虎の口元に身を横たえます。
  しかし、虎は、薩埵の慈しみの威力に感じて、畏れて彼を喰うことができません。
  
  これを見た薩埵は、高い所に上り、身を投げて わが屍を虎に喰わそうとしましたが、
  神々が互いに手を捧げて 薩埵の身を受けましたので、傷つくこともできません。
  彼は、乾いた竹を探し出し、それを首に突き刺して 血を出し、這ってようやく虎の傍に近寄りました。

  その時、大地は 六種に震動し、天の花は 乱れ堕oちました。

  餓えた虎は、薩埵の頭から流れる血を見て、
  それを舐め啜り、ついにはその肉を喰らい尽くしました。

  この王子は、誰あろう。今の釈迦の前世の姿でした。
  彼は、この捨身の功徳に依って、
  仏になるために経るはずの三阿僧祇劫-asougi/kouの修行のうち、11劫を超越tyouotuしたということです。

                            

         
                              文責:kyomutekisonzairon
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  問い : この餓えた虎は、誰のことでしょう?


  ヒント : 薩埵太子は、釈尊でした。


  





  



  








  












  答え : この餓えた虎は、私であります。

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この物語は、‘深く仏教とはいかなるものか’、否、‘私はいかなる者か’を表わしています。何度も何度も読み返すべき物語です。恐らく聖徳太子も、この物語に自己を貫かれたのでしょう。合掌

2005/11/14(月) 午前 0:59 [ kyomutekisonzairon ] 返信する

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おはようございます。「答え」に深く頷きました(^_^)ゞ。自分をしっかり見ているようで、何も見えていない事に気付きました。今日は夕刻から仕事帰りに、浄土宗西山深草派の本山で勤まる「別時念仏」に参加して来ます。宗派を超えて念仏を喜ぼうって事で・・・。

2005/11/14(月) 午前 7:36 Rev.Ren'oh 返信する

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わが姿を、恩ある人を喰らう虎だと見させていただくことは、念仏の核心でありますが、なかなか、かくの如しです。まことに・・・。////「別時念仏」は、善導のものですか?合掌

2005/11/14(月) 午後 7:12 [ kyomutekisonzairon ] 返信する

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随分前のご質問を放念しておりました・・・。「別時」とは特別という意味合いだと思います。年に一回、誓願寺では午後から夜までぶっ通しでひたすら称名念仏する法会です。途中、2〜3回阿弥陀経を唱えて、またひたすら念仏三昧でした。

2006/1/24(火) 午前 2:34 Rev.Ren'oh 返信する

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そうですか。念仏を何万回・何十万回と申すのですね。こうした行が、いわゆる仏恩報謝として当然の如く為され、世間の人もそれをそうと認める社会の到来を、この日本に期せずにはおれません。これが宿善となって、世界を変えていく力と必ずなるでしょう。合掌

2006/1/24(火) 午後 6:54 [ kyomutekisonzairon ] 返信する

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お釈迦様(の前世)は他にはに良く動物にお生まれになりますね。私のおばあちゃんはお釈迦様がウサギになられたときのことを「布施とは」と言うお題で良くといてくれました月を見ながら。(違っていたらごめんなさい。。)でも子供だったから童話だと思ってました。今は少しだけわかります。//私も虎ですどうしたらいいのかもわかりません。ユキ

2006/1/25(水) 午後 6:01 [ - ] 返信する

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yuki-さんは、宿善の厚い方ですね。幼い時から、おばあちゃんからそんなお話(私はこのお話は知らないのですが)を聞いて育ったのですね。///この捨身飼虎の物語は、聖徳太子建立の法隆寺にある玉虫厨子zusiに描かれているものです。仏さまのお心を表したものです。我ら(虎)は仏さまの捨身によって救われるものであることを表しています。このことを自覚せよ、とのみ教えでしょう。合掌

2006/1/25(水) 午後 9:19 [ kyomutekisonzairon ] 返信する

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