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アメリカは、「 正当防衛 」の国である。
彼らは、 ナチス・ドイツに対する 正当防衛として、
ユダヤ人物理学者たちに 唆(ソソノカ)されて、原爆を作った。
そのナチスへの恐怖が 幻想だったと分ってからは、
当(アテ)が外れた彼らは、 振り上げた拳の手前、
その原爆を、日本に対する正当防衛を 仮構して、使用した。
アメリカ人は、「 正当防衛 」のために、銃器を持つ。
誰か分らぬ 危害を加える者を、予め恐れて・・・・。
「 正当防衛 」の思想は、自分と同等orそれ以上の暴力的な誰かを 幻視してのことである。
したがって、 彼らが 日本に 2度にもわたって、原爆を落としたということは、
もし、それが 動物実験ではなかったなら、やがて 日本を始め他国も、
彼らアメリカに、正当防衛で 原爆を落すだろうという悪夢を 背負い込むことになった。
「 正当防衛 」の考えは、
< 相手が為すだろう 自分への悪は、先に 自分が 相手に為せる > というものだが、
実際は、< 自分がやった(思った)悪は、相手もやる(思う)だろう > となるのである。
ちょうど これは、鏡に映った 自分の顔を見て、
その顔を 恐れて、他人の顔だと誤認する 愚か者のようなものであろう。
我々は、このような愚か者となってはならぬ! 鏡に映る醜い顔は、自分の顔なのだ。
軍事司令官たる米国大統領は、その就任の折 聖書に手を当てて 宣誓すると言う。
その聖書に イエスは言っている。
Put up thy sword into its place.
: for all they that take the sword shall perish with the sword. (マタイ)
――― 汝の剣を 納めよ。 剣を取るものは、みな 剣によって滅ぶ。
米国人キリスト教徒は、 彼らの国が 現に「 正当防衛 」として 為してきたこと と、
このイエスの言葉 との間に、何の矛盾も感ずることなく、
神の栄光を受けた その星条旗に 忠誠を誓えるのであろうか?
合掌
( 参考 )
* フランク・レポート( 1945 6/11 )
http://www.inaco.co.jp/isaac/shiryo/flanc_report.htm
「 科学者はこれまでしばしば、各国の幸福を促進するよりもむしろ国同士がお互いに
破壊し合うための兵器を提供してきた、と告発されてきた。例えば「空を飛ぶこと」
の発見を例に取って、これまでの所、人間に楽しさや利益をもたらすより 悲惨さを
もたらしてきたことをみても、それは疑うべくもない真実である。
しかし 科学者は 人類に取って利益にならない科学の使用については、過去には、
直接の責任を免れてきた。しかし 今や われわれ科学者は、同じ態度を取ることは
できない。 原子力の開発で達成した成功は、過去における諸発明をすべて合わせても
まだ さらに大きな危険を、永久に孕んでいるからである。われわれ全員、原子工学の
現在の状態をよく知っているわれわれ全員は、 真珠湾の何千倍もの惨劇に相当する
一瞬の壊滅が、我々自身の国に、この国のひとつひとつの主要な都市に襲ってきている姿
を目に浮かべながら、今日を生きている。・・・・ 」
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いい勉強になります。ありがとうございます。
2008/8/7(木) 午前 5:45 [ aki*iro*a*i1*17 ]
>「 正当防衛 」の思想は、自分と同等orそれ以上の暴力的な誰かを幻視してのことである。
そういうことですよね。いい記事ですね。傑作。
2008/8/7(木) 午後 5:33 [ - ]
「メリー」さんへ。 ありがとうございます。合掌
2008/8/7(木) 午後 7:44 [ kyomutekisonzairon ]
syxs_z さんへ。はじめまして。読んでいただいて 有難うございます。
「正当防衛」という思想は、一国内の法律であるだけではなく、国際政治の
中で 自国の行為を正当化する 今日の論理ですね。
相手に危害を与えたことに、正当も正当でないもないですね。こういう論理でしか
自己の行為を考えられないのは <ならず者>だけでしょう。中国の言葉では、
「覇道」ですね。これは、政治の「王道」ではないですね。
( 近代思想は、「王」をアジア的遺制として貶しましたが、これは 近代が
「覇道」の時代となったということでしょう。現代中国は その覇道を突き
進んでいます )
なぜなら、これを 国際政治の中で使えるのは 弱者ではないですね。弱小国
が、正当防衛だといって 不利益な強国の行動に対して、武力を使ったら、
どんなことになるかは、火を見るよりも明らかです。正当防衛が 実際に 機能し
得るのは、相手が 自分と同等か それ以下のものだけでしょう。
(続)
2008/8/7(木) 午後 8:22 [ kyomutekisonzairon ]
即ち 「正当防衛」の思想は、強者の論理ですね。こんなものを有難がる人は、
戦前の五大国たる大日本帝国の国民だと いまだに自分を思い込んでいる老人か、
自己を喪失して 無批判に米国の民主主義の論理に染まってしまった戦後の若者
(団塊の世代 以下)でしょうね。
我々は、今日 当り前だと思っている思想・考え方が、本当は 我々にとって
たいへん不利なもので、その思想を唱導した者たちの都合のいいものだという
ことを、その思想の まばゆいばかりの後光を剥ぎ取って見ていかなくては
ならない時代ではないでしょうか? 合掌
2008/8/7(木) 午後 8:29 [ kyomutekisonzairon ]
深いですね。
2008/8/8(金) 午前 5:13 [ - ]
私人間の正当防衛と国家間では、かなり違うでしょうね。
アメリカ以前からではないですか?
アメリカ主導になってから大きく変わったのは、新手の植民地政策がまかりとおってきたこと、かな?って思います。
法思想というのは、西洋仕込みのものですが、戦争に関わる法思想って、何か嘘が多いように思えます。
いついつの戦争から、一般市民まで犠牲となったので・・・これこれこういう規定が必要になった、とか。きっと大昔から普通の庶民も巻き込まれてたはずですがw。
常に、新興勢力が旧勢力を否定し、尚いっそう力を得るために作られているように思えます。法も政治の具体的表れだから、そうならざるを得ないのでしょうが。しかし、このロジックに気づく人って、意外に少ないように思います。或いはタブーなんでしょうか?
2008/8/8(金) 午前 10:14
「にんじん畑」さんへ。 読んでいただいて ありがとうございます。合掌
2008/8/8(金) 午後 10:20 [ kyomutekisonzairon ]
marieさんへ。 この西欧産「正当防衛」の思想に 真っ向から挑戦した政治家が
いました。 それは、大英帝国からインドの独立を成功させた ガンジーですね。
中国は、孫文は その可能性があったか否か よく分りませんが、蒋介石も毛沢東も
余りに世俗的で、ガンジーのような政治手法の革命を 創造しませんでした。
日本の政治家には もとより こういう政治手法は 思いも及ばず、こういう
感性のある人は、今の所 ありませんね。
この「正当防衛」の思想を拒否し、理不尽と暴力に対する無抵抗と人格の尊厳を
政治手法とするガンジーの思想は、その後 世界の人々に影響を与えましたね。
しかし 今日のインドは、折角のガンジーの意に背いて、原爆を作り、経済的
富を追い求めて、欧米の道を進んでいるようです。
合掌
2008/8/8(金) 午後 11:47 [ kyomutekisonzairon ]
こんばんは。アメリカは“世界の警察”などとも豪語していますね・・・。
彼らが行った“合法的”な殺戮は、一体何を産み出したのか・・・。
この記事を読ませて頂き、よぎった思いであります・・・。
2008/8/9(土) 午前 2:01
Ren’ohさんへ。 そうですね。 イラク進攻の際、その大義名分だった
<中東の民主化>の可能性について、過去 米国が為した成功例を挙げるのに、
彼らが 世界の政治的・経済的・軍事的な主導権を握って以降(第一次大戦)に
限っても、 そのコミットメントした国が 沢山ありましたが、それが その時
彼らの挙げた国名が 日本だけだったというのは、実に皮肉なことでした。
しかし、米国の立場に立ったら、彼らが 世界に対して責任を持とうとする
心情が 分らないでもないですね。 それが 彼らの独善ではあるのですが、
世界の人々から恨まれても この損な役回りを引受けようとするのは、彼らが
一概に生来 傲慢だからではないようです。
米国は 第一次大戦以降、西欧世界(西欧文明)の瓦解を 阻止してきたんですね。
(それ以前は 西欧の余剰人口を 移民受入れとして貢献してもいました)
それが、彼らの自負or使命感となっているのでしょうね。合掌
2008/8/10(日) 午前 0:43 [ kyomutekisonzairon ]