混沌の時代のなかで、真実の光を求めて

現代に生きる私の上に 仏法は何ができるかを 試そうと思い立ちました。//全ての原発を 即刻停止して、 別の生き方をしましょう。

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三村明夫氏(1)

                                      三村明夫氏 - Wikipedia
                                                                          2010年3月30日
 
http://www.globis.jp/components/viewimage.php?id=2099&width=250&mode=custom 現・経産省総合資源エネルギー調査会基本問題委員会委員長
 
経営者の仕事は男冥利に尽きる
 
 私が かつて留学したハーバード・ビジネススクールで、「 ビジネス・ステイツマン・オブ・ジ・イヤー 」を毎年選出
するんですけれども、一昨年 私が選ばれました。 卒業生としては 私が初めてだそうです。 それから もう一つ
驚かれたのは、だいたい ビジネススクールを出ると経営に携わっていくわけですが、一つの会社に また帰って
係長から課長、部長と 一つひとつの階段を上がって 社長になったというのは 私が初めてだということで、いかに
我慢強いか ということが おわかりいただけるかと思います (会場笑)。

 今日は 何をテーマに講演をしようか考えたんですけれども、 2003年度〜2007年度いっぱいまで 社長を務めた
経験をもとに、「 経営者の苦悩と喜び 」というテーマを選びました。 私どもの会社に、稲山嘉寛さんという経団連の
会長を務めたことのある先輩がいるんですけれども、この先輩の伝説的な言葉として、「 私は 社長の間、会社来る
のが楽しくてしょうがなかった。 行くのが嫌だったことは 一度もない 」というものが残されています。
これは 本当かなと、私は とても信じられませんでした。  会社の経営者というのは、楽しいことも もちろん ある
けれども、悩ましいことも たくさんある。 しかし、全体としては そういう苦しみも乗り越えながら、喜びも味わえる。
したがって 今では、男冥利に尽きる仕事だと、このように思っています。

 経営者にはなりたいと思って なれるものではありませんが、どうか 諸君らも 是非ともそういうことも 頭に置き
ながら、目線を高く持って 柔軟に対処してもらいたいと思います。 自分の会社の中で不思議に思うことがあります。
それは 我々の若い頃、本当に 仕事が良くできて、これは素晴らしいと思っていた人間がたくさんいました。
ところが、それが 上のレベルに行くにしたがって、急に 勢いを無くしてしまう。 逆に言えば、それまで光らなかった
人間が、上のレベルに行くにしたがって どんどん光ってくる。 こういうことがあります。 この差は何から来るのか、
私にも よくわかりません。 これも 頭に置いていただきたいと思っています。

 また、経営者という言葉の定義なんですけれども、経営者は 経営陣とは違います。副社長など 経営層は たくさん
いますけれども、それと 経営者は 断然違うわけです。 普通の会社には、経営者は 社長一人しかいない存在だ
と思っております。 会長という役職があるんですけれども、会長は 厄介な存在です。 私自身会長なんですが、社長
と会長が 同じ業務を行った場合には、両人にも良くないし 部下も大変なんですね。 社長とカバーする範囲が 同じ
会長であれば、いる必要がないと思っています。

 自分が 社長時代に成し遂げたと自負することは そんなに多くはないんですけれども、一つ 自分で これをやり切っ
たと思えるものは 「会長職の廃止」 です。 わが社には 300数十社の関連会社がありますが、私が社長になった
ときには、その多くが 社長を務め終えると、だいたい会長になるわけです。 しかし カバーする範囲が同じですから、
弊害が多い。 したがって、関連会社の会長という役職を すべて廃止しました。 最初は 色々な抵抗がありました
けれども、それが会社の方針だということで、みんな納得してくれて、5年かけて 一人も会長がいなくなりました。
唯一、新日鉄にだけ会長がいます。 会長の理想像というのは、普段は 何も口を出さず、社長が本当に困ったときに
適切なアドバイスができること。 これは 自分でやってみて、非常に大変なことだ と身に染みて感じています。

 もう一つ申し上げたいのは、経営者の共通性についてです。このセミナーもそうですが、経営というものは 教え
られるものかどうか というのは、永遠に尽きることのない疑問でしょう。 しかし 私は、業種や業界が異なっても、
いわゆる経営者にとって 必要とされる能力、あるいは 知識は、多くの共通性を持つものだと思っております。
 例えば、私は 経団連の副会長を4年にわたって務めましたけれども、経団連副会長というのは 不思議なポジション
で、その中には 自動車業界や家電業界など、私どものお客様が たくさんいますが、ここに来ると そういう感覚が
一切なくなってしまう。 何か相通ずる仕事をしている、あるいは 共通の相手と戦っている戦友のような、これが
経団連の付き合いの率直なところでした。

 2003年の1月末に開いた取締役会で、4月1日から 私が社長に就任することが決定したのですが、実は この
情報を新聞にすっぱ抜かれてしまいました。 2月、3月の2カ月間、次期社長としてやったことの一つは、先輩社長
に話を聞きに行くことでした。 日本で 名経営者だと言われている約20人の経営者のところに出向いたところ、
不思議なことに みな喜んで会ってくれました。 それぞれ 30分の時間を取っていただき 一対一で話し合ったのです
が、そこで 私は 「 経営者にとって 大事なことは何でしょうか 」と質問しました。 すると 各社長は 経営者としての
悩みを滔々と語ってくれました。
 これは 私が 社長になる前だからこそ できたことですから、やっておいて良かったと思います。業種も業界も違う
会社ですが、ただひたすら 経営者としての苦しみ、あるいは教訓を話してくださった方々に、心から感謝しています。
同じような立場に置かれたら、私も喜んで話します。 この中に 社長になられる方がいれば、いらしてください。

 経営者の共通性は、私は 日本と欧米諸国では 話が違ってくると思います。 日本の場合は 通常、社内から最も
適切に 人材を選ぶということで、競争は ほぼ社内に限定されています。 私が付き合っている海外メーカーは、社外
から 新たな人材を引っ張ってきています。 これは 何を意味するかというと、その業務に精通している人材と経営者
としての資質を持っている人材を比べて、両方が備わっていれば ベストですが、外国企業では 多くの場合、経営者
としての資質を重く見る傾向があります。
 
全てに対する結果責任を負う社長という仕事
 
 次に 経営者の苦しみについて、お話しします。 経営者の苦しみの第一は、全てに対する結果責任を取らなければ
ならないことです。 この結果責任は、例えば 今回の世界的な金融危機によって 業績が落ち込む会社が たくさん
あるわけですが、そうした事情は関係ない。 業績が悪くなったら 悪くなったなりに、社長は 責任を感じなければ
ならない。 あるいは、経営の目が行き届かない現場の失敗。 例えば 品質の問題であろうとも、あるいは 色々な
コンプライアンスの問題であろうとも、目が届かないからといって 社長が責任を逃れるわけにはいかない。結果責任
は、やはり社長がとらなければなりません。

 もう一つ。 先輩社長の失敗による事業からの撤退、大幅な損失もあるわけですが、こういうものについては、
ぼやきたくもなります。 しかし 考えてみれば、私が 自分の社長時代に取った 一つひとつの経営判断が、すべて
成功するとは限らないわけです。 したがって、どんなことに対しても 結果責任を取らなければならない。 これは
苦しさの一つでしょう。
 最近でも、テレビカメラの前で  「 誠に申し訳ございませんでした 」 と頭を下げるときは、3秒間静止しなければ
ならない という教えがあるらしいのですけれども、ああいう姿を見ると心が痛みます。 それぞれのこと自体は 反省
しなければならないことかもしれませんけれども、経営者として あのような場で マスコミに対して謝る必要は 通常
ないわけです。
 社長在任中の5年間に いろんな事件がありましたけれども、幸いにして マスコミの前で 記者会見をして 頭を下げ
た経験は一度もありません。 これは 一つの誇りです。 唯一、私が 頭を下げた姿が新聞に出ましたが、それは
名古屋製鉄所で 調節機能を果たす ガスホルダーが爆発したときでした。 頭を下げることだけは やめようということ
で 記者会見に臨んだにもかかわらず、翌日の新聞に 頭を下げた姿が出てるわけですね。 よく考えてみたら、
最後に「 それでは皆さん、どうも有り難うございました 」と頭を下げた。 それが出てしまった訳です。 これは ちょっと
ルール違反だと思いますけれども、そういうこともあります。

 最後は 責任を取らなくてはならないのですが、社長が 安易に責任を取るのは 決して良くないと思います。
ここは、よく考えなければならないポイントです。 99%の素晴らしい業績があり、1%の失敗がある。 これが 例えば
人命が損なわれたとか、そういう致命的な話なら別ですけれども、こういう時に どう身を振る舞うべきかというのは、
割合難しい問題でしょう。
 
                               (つづく)
 
    4月20日|エネルギー基本計画見直しのデタラメ     河野太郎氏 「ごまめの歯ぎしり
      現行のエネルギー基本計画を「ゼロベースで見直し」、「原発への依存度低減のシナリオを具体化する」
     はずの経産省の総合資源エネルギー調査会基本問題委員会の運営のデタラメぶりが度を超している。
      この委員会の三村明夫委員長と事務局は、8名の委員が連名で提出した意見書を無視し、わずか1人の
     委員が提出した原子力の依存度を高める提案を、他の多くの委員の異論を押し切って強引に取り上げよう
     としている。
     委員長と事務局の恣意的な運営を改めない限り、この基本問題委員会はこれまでの原子力ムラの中に
     さらに腐った特区をつくることになる。 ・・・

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