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再び、
■ 低レベル被ばく影響に関する 最近の報告より 2009 今中哲二氏 P8
ICRP(国際放射線防護委員会)によると、1Svの被曝により ガン死する確率は 5%。
つまり 1mSvの被曝では、0.005%となる。 1億3000万人が 毎年1mSvの被曝を受けると、0.00005×130000000=6500件 のガン死に相当する。 ■ 米科学アカデミーBEIR‐Ⅶ. 2005年報告
0.1Svの線量により 100人中約1人に癌 (固形癌か白血病) が発生する。
(この リスクは 性と年齢に依存し、女性や低年齢で被曝した人では高くなる)
→ 100m㏜の被爆で、発癌は 1/100(=1m㏜の被爆で 1万人に 1人が発癌)。
この米科学アカデミーの報告書の数字を、福島第一原発事故で被った日本人の被曝評価
に使うことにする。
事故から2年後までに、
・ 1m㏜以上の被爆を受けた人数は、
一応 行政域内に 0.23μ㏜/h 以上の汚染地域をもつ市町村を目安とすると、
この人口は 6,856,308人。 < 汚染状況重点調査地域の人口
このうち、3/4が、日常的な生活圏に 0.23μ㏜/h以上の汚染地をもつ人々だとすると、
6,856,308 ×3/4 = 5,142,231、数字を丸めて ざっと 500万人。
ここで、
5m㏜以上の被爆を受けた人数を 少なめに見積もって 200万人と仮定すると、
癌を発症する人数は、1000人となる。 200万×5/1万=1000
このうち、癌死者は、500人。 200万×0.00025=500
1m㏜以上被曝した人数から、5m㏜以上被曝した人数を除いた 300万人については、
この事故で癌を発症する人数は、少なくとも 300人以上と推定される。
300万×1/1万=300
このうち、ガンで死亡する人は、150人以上となる。 300万×0.00005=150
したがって、
福島第一原発事故で、少なくとも 1300人が癌を発症し、そのうち650人が死亡する
ということになる。しかし、実際は、恐らく これの2倍は下らないだろうと思われ、
その上限は いくらになるか分からない。
(もちろん、今後の被曝管理の如何により 上限の数は変わる。 また、上の計算には、
他県から応援の消防・警察官等や自衛隊員、ボランティア、各種の労働者 及び 第一原発
での現場作業員については、考慮していない。 )
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
小児がんは、成人のがん(胃がん、大腸がん、肺がんなど)でみられる特定の場所に起こる
固形腫瘍より 白血病、悪性リンパ腫、骨、筋肉、神経といった、血液組織や軟部組織などに
できるがんが多いのが特徴。そのため、小児のがん分類は、成人のがんと違い原発部位
ではなく 組織形態に基づくべきとされ、国際小児がん分類が国際的に利用されているが、
少数のため 個人が特定される可能性があるなどの理由により、これまで成人同様の分類
でしか集計を行っていなかった。
全国がん罹患モニタリング集計 2008年 罹患率報告(平成25年3月) P 91/305
福島県甲状腺ガン罹患率(10万人当たり)
全年齢 0-4 5-9 10-14 15-19 20-24 25-29 30-34 35-39歳
2008年(男) 3.1 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 1.8 3.0 3.1
(女) 8.8 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 5.5 4.8 14.2
甲状腺ガン
表 22 主要部位別、性別、年齢階級別全国罹患数・率(推計値)―2008 年― P 54/305
全年齢 0-4 5-9 10-14 15-19 20-24 25-29 30-34 35-39・・・歳
罹患数(男) 3043 0 0 9 9 31 42 96 169
(女) 8615 0 9 4 41 127 195 336 512
罹患率(男) 4.9 0.0 0.0 0.3 0.3 0.8 1.1 2.1 3.5
(女) 13.2 0.0 0.3 0.1 1.4 3.7 5.2 7.6 10.8
2005年
罹患数(男) 2126 0 0 0 18 36 58 81 105
(女) 7093 0 0 4 22 110 200 279 313
罹患率(男) 3.4 0.0 0.0 0.0 0.5 1.0 1.4 1.6 2.4
(女) 10.8 0.0 0.0 0.1 0.7 3.1 4.9 5.8 7.2
(未完成)
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放射性物質
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