混沌の時代のなかで、真実の光を求めて

現代に生きる私の上に 仏法は何ができるかを 試そうと思い立ちました。//全ての原発を 即刻停止して、 別の生き方をしましょう。

経典から

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釈尊は説いて言われる。
 
迦葉よ、
 
一人の容麗な女があって、着飾って 他の家を訪れたが、
 
その家の主人は問うた。
 
「 汝は 誰であるか 」
 
「 私は 功徳天である 」
 
「 何をするのか 」
 
「 私は 至る所に宝を与えるのである 」
 
これを聞いて 主人は喜び、
 
その女を客間へ導き、香をたき 花を撒いてもてなした。
 
 
しかるに、間もなくして また一人の女が門前に立った。
 
まことに 卑しい形装(なり)で、皮膚は破れ 衣も また 垢ついている。
 
主人は言う。
 
「 汝は 誰であるか 」
 
「 私は 黒闇天である 」
 
「 何をするのか 」
 
「 私は 至る所の家から、そこの宝をなくするものである 」
 
 
これを聞いた主人は 刀を振り上げて、
 
「 出て行け、行かねば殺す 」
 
と言った。 
 
しかるに 女は、
 
「 おお、汝は 愚かな人である。
 
今 汝の家に入ったのは 私の姉である。
 
私は いつでも 姉と離れずにいるのであるから、
 
私を追い出せば、一緒に 姉も追い出すことになるであろう 」
 
と言うので、
 
主人は 家に駆け込み、このことを 功徳天に尋ねた。
 
功徳天は、
 
「 いかにも その通りである。 私を愛するならば、妹も愛してくれ 」
 
と言うので、主人は 二人とも追い出した。
 
 
二人の女は つぎに ある貧しい家に行った。
 
ここでは、喜んで 二人を内に招じたということである。
 
・・・・
 
 
                          ――― 『大般涅槃経』巻12
                                 聖行品第七の二から
 
                                         曇無讖訳 
 
   原文
 聖行品第七之二
・・・
以是義故不應生瞋。
譬如因的則有箭中。我身亦爾有身有打。我若不忍心則散亂。心若散亂則失正念
 
菩薩爾時作是觀已得四念處。得四念處已則得住於堪忍地中。菩薩摩訶薩住是地已。
則能堪忍貪欲恚癡。亦能堪忍寒熱飢渇蚊虻蚤虱。暴風惡觸種種疾疫。惡口罵詈撾打楚撻。
身心苦惱一切能忍。是故名爲住堪忍地。
 
    ⋆ 四念處(処)
         身念処(身念住) - 身体の不浄を観ずる(不浄観
         受念処(受念住) - 一切の受は苦であると観ずる(一切皆苦
         心念処(心念住) - 心の無常を観ずる(諸行無常
         法念処(法念住) - 法の無我(いかなる事象も自分に非ず)を観ずる(諸法無我
・・・
何等名爲五盛陰苦。
是故名爲五盛陰苦。
迦葉。夫衰老者非一切有。佛及諸天一向定無。人中不定或有或無。
迦葉。世間衆生顛倒覆心。貪著生相厭患老死。
迦葉。菩薩不爾。觀其初生已見過患。
 
迦葉。如有女人入於他舍。是女端正顏貌瓌麗。以好瓔珞莊嚴其身。
主人問言。汝所至處爲何所作。
女人答言。我所至處能與種種金銀琉璃頗梨眞珠珊瑚虎珀車馬瑙象馬車乘奴婢僕使。
主人聞已心生歡喜踴躍無量。
 
女人答言。我字黒闇。
復問。何故名爲黒闇。
女人答言。汝甚愚癡無有智慧。
主人還入問功徳天。外有一女云是汝妹實爲是不。
是時二女倶共相將還其所止。
 
貧人答言。汝今念我。我以汝故復當敬彼。是故倶請令住我家。
 
凡夫愚人不知老病死等過患。是故貪受生死二法。
                              果物のマンゴー↴
有智見已呵責之言。汝婆羅門種姓清淨。何故取是糞中穢果。
智者語言。汝大愚癡若還棄者本不應取。
 
善男子菩薩摩訶薩亦復如是。於此生分不受不捨。如彼智者呵責童子。
 
有人遠來飢虚羸乏。見其飯食色香味具即指之言。此是何物。
唯有一患。所謂命終。
即作是言。食是食已若命終者。汝今何用於此賣之。
 
善男子。菩薩摩訶薩亦復如是。不願生天得色得力見於諸天。何以故。以其不免諸苦惱故。
凡夫愚癡隨有生處皆悉貪愛。以其不見老病死故。
 
 

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なかなか含蓄のある解釈がむつかしい話のようにも感じられます。貧しい家では喜んで二人を内に招じたということはblessingを意味するのか? ただ、物の理を意味するものなのか?

2014/5/14(水) 午後 11:08 [ TJ Adventure ]

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TJ Adventure さんへ。おはようございます。お久しぶりです。

そうですね。この たとえ話、どう受け取ったらよいのか,難しい所がある
ようですね。
それで、前後の文章を白文のままですが、下に掲載しましたが、かえって
余計に分からなくなったかもしれません。

前後の文脈からすると、二人を内に招き入れた貧家は、
凡夫愚人不知老病死等過患。是故貪受生死二法。
(凡夫の愚人は 老病死などの過ち・患いを知らず。この故に、生と死の
2つを貪り受けたり)
とまとめていますから、この貧家は 愚かな我々凡夫のことでしょうね。

生死の甘美さだけでなく、その過患も見て、どちらかを選ぶというワガママ
はできないと決断して、どちらも棄てるというのが、前者の家なんでしょう。

丁度、少しでも生活をよくしようとして、原発を受け入れるのではなく、
生活をよくしたいという望みを踏ん切って、原発を拒否した市町村の人たち
のようなものでしょうね。合掌

2014/5/15(木) 午前 9:41 [ kyomutekisonzairon ]

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なるほどですね。煩悩を払うと言う事は仏教の教えの一つでもありましたね。

2014/5/15(木) 午前 9:43 [ TJ Adventure ]

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TJ Adventure さんへ。こんばんわ。

なるほど、煩悩ですか・・・。
そうですね。煩悩というのは、具体的には 三毒と言われ、貪欲・瞋恚・愚痴
ですね。ムサボリ・イカリ・オロカサです。

これの害悪が解決しないことには 人生にはならないというのが、仏教の提言
ですね。わが国では、1500年以上の長い間にわたって こういう教えを尊重
してきましたが、今日の国家は この三毒を掻き立て、三毒をもって 人生
と考えることで成り立っていますね。
科学者も 企業家も 役人も 政治家も マスコミも 学校の先生も 一般の人々も、
みな 己が三毒を解決しようとはせず、三毒を実現するのを人生としています。

福島第一原発事故は かくして起ったと思っています。合掌

2014/5/15(木) 午後 8:25 [ kyomutekisonzairon ]


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