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武田氏は 「憲法に立ち返ろう」と言われている。
しかし、その発言の奥には、
戦後の国家体制としての日本国家ではなく、
長い歴史をもつ日本国の精神に訴えかけておられることに注意したい。
つまり、「戦後憲法」以前に、
我々日本人がもっている「道理の感覚」の喚起を訴えられていると、
私は受け取らせて頂く。
合掌
武田邦彦氏 (中部大学)
http://takedanet.com/2015-02-01%287%EF%BC%9A57%29.mp
イスラム国に囚われた二人の日本人に悲劇が訪れたとの報道がある。
まだ事実ははっきりしないが、ここで、論評を加えておきたい。
結論からいうと、「日本は日本国憲法の思想に戻り、世界に憲法の思想
と私たち日本人の信念を訴えるチャンス」と言える。
「悲劇の連鎖=小さな悲劇がだんだん、大きくなり、恨みも増え、
さらに大量の悲劇を生む」を断ち切り、悲劇の根元を根絶することこそ、
今回の悲劇の犠牲者に対する私たちの責務である。
憲法は前文で「われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を
地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある
地位を占めたいと思ふ。」と述べ、本文で「日本国民は、正義と秩序を
基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と 武力による
威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久に
これを放棄する。」とある。
この全文と本文をそのまま素直に読んで、その通りの行動をすることが
求められていると思う。つまり、
第一に「戦争や武力による威嚇は永久に放棄する」ということであり、
それを「国際社会に訴えて名誉ある地位を占める」ということだ。
イラクとシリアの混乱は、フランスが 1920年に武力でシリアを植民地
にしたのに始まり、それから継続して欧米の武力の下でイラクとシリア
は「隷従と圧迫」を強いられてきた⋆。
そして 近年のイラク戦争では、アメリカが国連決議にも反し、ウソの
開戦理由(大量破壊兵器の存在)を構えて戦争を行い、残念ながら日本
も自衛隊を派遣した。
さらに 昨年にはアメリカ空軍がほぼ地球の裏側までいって、イスラム国
を空爆し6000人を殺害した。もちろん イラク戦争でも昨年の爆撃でも
多数の民間人が犠牲になっている。
このような「恨みの連鎖」こそが戦争拡大、生命喪失に繋がるからこそ、
武力による威嚇と行使を放棄したのである。この精神は、他国が武力を
使っているとき、双方に非協力的な態度をとるということであり、それを
世界に向かって高らかに宣言するのに絶好の機会である。
欧米の思想は「自らが『正義』を決め、その正義と反するものは武力で
成敗する」ということだが、まさにその思想によって 私たちの父母は
戦地や国土で命を落としたのである。戦争当時、日本人もまた「自ら
正しいと思えば武力に訴えても良い」と考えた。もちろん軍部だけでは
なく、それは 現在でも続いていて、時として「イスラムは悪いから武力
で罰しても良い。アメリカに協力する。」という考えが日本の大勢だと
思う。
しかし、それでは 永久に平和は来ないし、今回のような犠牲をなくす
こともできない。それこそが憲法の精神である。憲法に立ち返ろう!
(平成27年2月1日)
報復感情を平気で口にする者を 首相に戴いていることに
我々日本人は危機感をもつ必要がある。
これは テロよりも、日本の運命にとって危険なことである。
合掌
平成27年2月1日
1.湯川遥菜さんに続いて、後藤健二さんが殺害されたと見られる動画が
公開されました。
御親族の御心痛を思えば、言葉もありません。政府として、全力を挙げて
対応してまいりました。誠に無念、痛恨の極みであります。
2.非道、卑劣極まりないテロ行為に、強い怒りを覚えます。許しがたい暴挙を、
断固、非難します。
テロリストたちを絶対に許さない。その罪を償わせるために、国際社会と連携
してまいります。
3.日本が、テロに屈することは、決してありません。
中東への食糧、医療などの人道支援を、更に拡充してまいります。
テロと闘う国際社会において、日本としての責任を、毅然として、果たして
まいります。
4.このテロ行為に対して、強い連帯を示し、解放に向けて協力してくれた、
世界の指導者、日本の友人たちに、心から感謝の意を表します。
5.今後とも、国内外における国民の安全に万全を期してまいります。 |
感動したことば
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日本国は、武力攻守を、辞め、戦争して居る国には、荷担する事無く!宗教戦争は、結論的には、私達日本国は、関係する必要は、無いですね。アメリカの傘の下では、いつまでも、戦争に、怯えるなければ成りませんから、日本国!しっかりと、舵を、自国を、守る事ですね!
2015/2/1(日) 午前 11:34 [ ヤス子 ]
戦後、一貫して中東地域に日本は、平和的貢献を続けてきた。
そしてテロリストですら、日本を評価し、同情的だった。
それを、すべて壊しに行ったのが、安倍総理の「積極的平和主義」だ。頼まれても居ないのに、中東の火薬庫で、火遊びをしている。
ビンラデェンですら、日本を第二次世界大戦の被害国と見ていた、
彼は、日本に警告していた、「十字軍には加わるな。部外者でいろ」と、今、あてて火中の栗を拾いに行ったのが、安部総理の決断。
その結果、憎しみが日本へ向けられた、過去の平和外交、人道援助、それらが、すべて憎しみの対象になる。
馬鹿な事をした、安倍総理の責任は重大だ
2015/2/1(日) 午後 1:35
「ヤス子」さんへ。こんばんわ。
戦争は、昔から宗教戦争というものは、たいへん少ないですね。戦争は たいてい
他人がもっているもの欲しがって、それを武力で奪い取ろうとする所に原因
があるのがふつうだと思います。それと、やはり怨念ですね。
宗教は、その時に 自分の悪行を正当化するために使うわけで、宗教家が
これに 積極的に加担していく所にも問題がありますが、戦争の根本的原因は
人間の手前勝手な欲望だと思います。
本来、宗教は こういう人間の欲望や怨念を抑止し、断つ役割を担うはずな
のですね。
事の原因を宗教に求めるのは、近代西欧の世俗主義の発想だろうと思います。
つまり、近代西欧が 他の文明や文化、民族を 己の支配下に置き、世界に
西欧秩序を敷くためのスケープゴートに宗教をしているのだろうと思います。
近代西欧が起してきた 数々の戦争や理不尽な行為は、彼らが否定する
「宗教戦争」よりも 何倍も罪深いものだろうと思います。
米国が世界中でやってきた戦争は、民主主義を盾にした 己が利権を貪る
戦争だったでしょうね。合掌
2015/2/1(日) 午後 5:48 [ kyomutekisonzairon ]
戦争は、国取り合戦が、初めですねー宗教は、世に、戦争を、崇拝する事ではなくて、平和を、願う事ですね!
2015/2/1(日) 午後 7:43 [ ヤス子 ]
「みずがめ座」さんへ。こんばんわ。
安倍首相は、後藤さんが殺害されて 本音の所で、喜んでいることでしょう。
こうした事が起こるのを、集団的自衛権行使の露払いとして歓迎している
はずです。否、これは 首相の手の内の出来事だったろうと思います。
かの地の利権に 日本国も預かりたいという経済界に後押しされた下心と、
日本も西欧基準の一流国であるべきだという安倍首相はじめ自民党政治家と
外務省の願望(戦前の五大国への郷愁)が、日本の選択肢を狭めてしまった!
かの地の人々が 日本に尊敬の念をもっているのは、もちろん 西欧秩序に
果敢に 戦いを挑んだ日露戦争と太平洋戦争故であるわけなので、今や西欧の
十字軍の先兵になるということは、彼らからの信頼を打ち砕き、先人たち
のイノチを犠牲にした営みを 泥足で踏みにじることですね。
まことに、情けない話です。合掌
2015/2/1(日) 午後 10:43 [ kyomutekisonzairon ]
「ヤス子」さんへ。
そうですね。
平和を願うということは、他を騙し犠牲にしても 己の懐を肥やそう、己だけ
は豊かで快適な生活を得ようとするのをイヤシイとすることだろうと思います。
平和を願う心は、貧しい生活、不自由な生活も 苦とせず、それを受容する心
でしょうね。合掌
2015/2/1(日) 午後 10:54 [ kyomutekisonzairon ]
「みずがめ座」さんへ。
十字軍について、ちょっと言い落したことがあるので、再びコメントします。
欧米人やアラブ人は 「十字軍」という言葉を盛んに言いますが、「十字軍」
は、中世キリスト教社会で 宗教的情熱と世俗的欲望がない交ぜとなった
ものでしたが、イスラーム世界から見ると 西欧蛮族の侵略行為でした。
これは、あたかも ユダヤ人が エジプトから脱出して 乳と蜜の流れる
ペリシテ人の地を 100年以上にわたって侵略し、ついに占領したのに倣った
ものでしょうが、私は 今一つの動機が 西欧人にはあったろうと思います。
それは、ローマ帝国の後継者としての意識です。これは 宗教勢力としての
ローマ教会にもあったし(教会の統一という理念)、政治勢力としては
神聖ローマ帝国の理念としてもありました。
そして、現在の西欧も また、ギリシャ・ローマ文明の後継文明として
自己を位置付けているわけなので、かってのローマ帝国の最大版図は 当然
わが文明の領域であるべきだという思いが 西欧人の深層意識には根を
張っているはずだと思います。合掌
2015/2/1(日) 午後 11:37 [ kyomutekisonzairon ]
(追って)
ローマ帝国は 1000年以上にわたって存命したということや、キリスト教
の後から来た新興宗教イスラームよりも 素性正しき文明であり、素性正しい
宗教だという優越意識が、西欧人には根深くあって、それが イスラームへの
侮蔑意識を 西欧人に刻印しているのだろうと思います。
イスラーム誕生から もう1400年が経とうとして、なお 西欧人は 自らの
伝統的な数々の観念の呪縛から離れられないために、世界中が 迷惑して
いるのでしょう。
そして、日本人は 明治以来の「脱亜入欧」の結末を、阿倍自民・公明党政権
の前のめり政策によって、早晩 目にすることでしょうね。 合掌
2015/2/1(日) 午後 11:51 [ kyomutekisonzairon ]
> kyomutekisonzaironさん
今のイスラム国もそうですが、表向きとしてのイスラーム法、それを利用する世俗主義、この兼ね合いで成立している。
熱心な信者も居ますが、宗教的熱情だけで国を維持するのは、難しい。
安倍総理を見ていると、西欧コンプレックスと、日本の誇りと、ごちゃ混ぜになっていると思います。
西欧の仲間入りしたい。西欧型の国を作りたい、しかし大東亜戦争の誇りも持ちたい、この矛盾した中での、言動だと見ています。
ただそれほど厳密な人ではないので、ええかげんさが、災難を呼んでいる。
人質問題も、昨年から知っていて、無視している。
外務省は、それなりに解決を探っていたが、これにブレーキをかけた。
さらに総選挙があり、注目がズレ、いつのまにか放置している。
この甘さですね。
問題があるのを知りつつ、中東で、エエカッコをしようと、無理して結果、問題を発生さて居る。
ここには、計画性はないと見ています。
陰謀をめぐらすほども、優秀ではないですね、阿部さんは
2015/2/2(月) 午前 8:34
「みずがめ座」さんへ。お早うございます。
仰るように、冷徹・周到な計画性は 首相はもちろん、外務省等にもない
テイタラクだと思います。ただ、彼ら それぞれの願望やその意思の方向が
このような思考と言動をもたらしている・・・。
首相の この件に限らない いろんな事へのエエカッコさは、その背景がある
わけで、その背景の意思や願望が 彼を首相の座につけているのでしょうね。
彼は その筋立てを演じる ただの歌舞伎役者に過ぎない。
したがって、彼を揶揄しても これはどうにもならないだろうと思います。
国(国家ではない!)の運命を冷徹に慮るのではなく、固定観念や妄想的な
願望、後先考えずに目の前の利得を貪ろうとする者たちの意思が、彼を首相に
して 歌舞伎を演じさせている・・・。合掌
2015/2/2(月) 午前 9:07 [ kyomutekisonzairon ]
> kyomutekisonzaironさん
安倍総理、調子に乗って夢のようなホラ話を、つぎつぎ軽率にしゃべっている。かなり、行き当たりばったりデス。
それでも人気があるのは、「日本強いぞ」なんてポーズを見せるので、庶民レベルにある、ナショナリズムを、呼び起こしている結果だ。
イスラム国を見ると、建前としてのイスラームと、本音を巧みに使い分けている点にある。
指導者は、カリフを自称し、異教徒殲滅をかかげながら、バース党の残党と、平気で手を組んでいる。
バース党は世俗政党で、宗教も部族も、内心では否定している。
マルクス主義+汎アラブ主義を、軸足にしている。
イスラム国、水と油が同居している。
単純な宗教的狂信者の集まりでは、なさそうです。
そうでなくては、あれだけ短期間に、あのような広い地域を支配出来ません。
あまりに思想的、宗教的に、捉えても現実遊離していく。
2015/2/2(月) 午後 6:54
どうしてもインテリ的に見て、
基督教VSイスラームとか、文明の衝突とか、インテリ好みの見方では、現実を捉え切れません。
現実は、はるかにゴチャマゼで、聖職者も十字軍も、世俗の欲と一体になって動いている。
イスラム国を見ていて、そう思います。
2015/2/2(月) 午後 7:00
権力者や富裕層などの、欧米人が我が身可愛さ、収入や利権を
守るために、自分達に都合の良いように創り出したテロとか
テロリストとかを、大衆に信じ込ませ、輩ら権力者、富裕層の者達の
手先となり、多くの民衆が殺人の片棒を担がされているだけですね。
権力者や富裕層は、もてないだけの金を抱えて、安全な場所で
高見の見物、民衆達の間に渦巻く、暴力の連鎖、憎しみの連鎖から
また、金儲けをしている一握りの人間達に、人類は・・・・・
なんて、私が騒いだところで、なんにも変わらない世界ですね。
原発も再稼働させようとしていますし、嫌になりますよね。トホホホ
ポチッ
2015/2/2(月) 午後 7:32
「みずがめ座」さんへ。こんばんわ。
私は思うのですが、我々庶民の考えや嗜好というのは、自分で作り出したもの
ではなく、外から吹き込まれたものだろうと思います。
我々は風の吹く向きによって、東にも西にもなびく草のようなものでしょう。
その風の向きを決めるモノor勢力いるわけですね。世論は作り出されるもの、
そして、それは 金と権力、情報をもっているものでしょう。彼らの匙加減
一つで どちらにも世論はなびく・・・。
また、組織的に ある観念を刻印され、白のモノも黒と見えるようになる・・・。
イスラム国のようにして国家を作ることは、かの地では、昔から ありふれた
ことですね。メソポタミアの代々の諸国家から この方・・・。
我々は、西欧基準で ものを考えることしかできなくなっているので、事への
対処の選択肢を 自ら狭めている所があるように思います。 (続)
2015/2/2(月) 午後 10:24 [ kyomutekisonzairon ]
宗教というのは、開祖と経典をもつ いわゆる創唱宗教といわれる奴ですが、
これは 人間の欲望の奔放さを抑止して、共同体を よりマトモナものに
する役割があったと思うのですが、西欧近代は この人間の欲望の歯止めと
共同体のまともさの確保というものを、人間理性or知性で保証できるとした
ところから始まったわけで、こうして 創唱宗教の存在理由を否定し、それを
人間理性に担わせたのでしょう。
しかし、人間理性の行く着く先は 楽園追放しかないというのは、もう 当り前
のことで、それを 今or将来 我々は 根限り経験していくことにならざるを
得ないだろうと思います。つまり 国家や社会の崩壊ですね。バベルの塔の
ように・・・。
共同体を まともなものにする、人間の欲望の奔放さを如何に鎮めるか、さらに
言うなら 人間が生まれてきた不可解さに どう答えるかというのは、近代西欧
は まったく失敗した、否 答える能力を 始めから持っていないということが、
やはり 痛切に感じられるようにならないと、展望は開けてこないだろう
と思っています。合掌
2015/2/2(月) 午後 10:44 [ kyomutekisonzairon ]
sukisukiscriptさんへ。お早うございます。
>権力者や富裕層などの欧米人が我が身可愛さ、収入や利権を守るために、
自分達に都合の良いように創り出したテロとか テロリストとかを
――― 我々に信じ込ませるというのは、そういうことでしょうね。
国の内外にわたる富と権力や利権は、現・国家体制や国際秩序によって
守られているというか、富と権力や利権を守り さらに増大させていく
ために 国家体制や国際秩序を作り上げているわけなので、これを否定し、
はむかう言動は、彼らは絶対に許せないでしょうね。
そして、こういう体制や秩序は もちろん 自分ら以外の人間がなくては
ありえないわけで、所謂 民衆を 自己の体制や秩序に囲い込んで、身も心も
この体制or秩序を 自己と一体であると思わせなくてはならない・・・。(続)
2015/2/3(火) 午前 8:34 [ kyomutekisonzairon ]
近代国民国家は、その成立理念が 富や権力、利権をもった少数の者が作った
のではなく、民衆が作ったということにしていますし、法体系も そうですが、
そこが 実際と齟齬していて、何層にもわたった多くの利権集団のための
法体系になっている・・・。そして、この利権集団の中に 有無を言わさず
我々一人一人を囲い込んでいるのでしょうね。
そして、
富と権力、利権の存在するところ、様々な悪事を為さざるを得ないわけで、
近代国家というのは、その悪事を悪事ではないと正当化する役割を担っている
のでしょうね。
そして、悪事は 当然 そのやられた者から恨みを買うわけで、それを排除する
のが 近代国民国家の役割だろうと思います。
つまり、近代国民国家は 利権集団そのもので、我々民衆を利権集団の一員に
する・・・。特にその領域の外で為す悪行を悪行ではないとし、正当な正しい
行為だと保証を与える役割を担っている・・・。合掌
2015/2/3(火) 午前 8:47 [ kyomutekisonzairon ]