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3−31 のつづき
再び 吉田調書 3−25 のつづき
(3−4) 2011/8/9
○ その次が、それから40分ぐらい経った5時44分頃のお話で、この頃から、
消火栓とか消火ポンプとか、注水の関係の話で、海水を入れるとか、淡水にする
とかいう話が これからずっと続いていくんですけれども、これを聞いて頂きます
ので、まず、5時44分からのものをお願いします。
P 3
(録画部分)
「 要は、でっかい消火栓のタンクが全部空で、2〜3立米のものしか残っていない
んですよ。海水からタンクいっぱい来ているんですけれども、どうします。 」
「 もう海水入れてしまうしかないでしょう。 」
● これは **ですね。
○ **さんですか。止めてもらっていいですか。 **さんは、吉田所長の隣に
座っておられたんですね。 これは、消火栓とか消火ポンプは間に合うんだけれ
ども、水源が 「 でっかい消火栓のタンクが空で 」という、この「 でっかい消火栓
のタンク 」というのは。
● これは 多分、防火水槽のことを言っているんだと思うんです。
○ ろ過水タンクではなくて、防火水槽。
● はい。
○ それが、もう 2〜3ℓ分しかないと。水がないんだったら、もう海水入れるしか
ないだろうというようなところになったんですね。
● はい。
○ これは、3号機への注水の関係を ずっと話している場面ですね。
● はい。
○ では、ちょっと話が飛んで、3月13日の6時14分と手書きで書いてあるところ、
05のところですね。
(録画部分)
「 今、言っているのは、各到達は、今 予想では 5時30分と言っているんだ
けれども、3号機は到達しているんですかという質問なんだけれども。 」
○ この後ですね。この次が大体、6時43分とか、その頃からですね。
(録画部分) 3−29
「 吉田さん。ドライウェル圧力を今の状況で もう一度見直して、引き続きベント
の時間の再評価します。 」
「 緊急です。緊急割り込み。**君 **君。吉田所長 吉田所長、聞こえますか 」
「 吉田さん。吉田所長。 」
「 はい、吉田です。 」
「 首相官邸から電話がかかっているんで、電話転送しますんで。 」
「 はい、どこに。 」
「 吉田さんのピッチに。 」
P 4
「 内線の**にお願いします。***よ。*** 」
「 サイトさん、通話つながりましたか。サイトさん、今 本店ですけれども、今
保安院の緊対室からなんですけれども、ラプチャーに、いいですか。 」
「 はい、どうぞ。 」
「 ラプチャーに頼ると、ベントするのが遅れて、かなり燃料損傷の(イ)ベントにどんどん
なってしまうので、今から もうラプチャ−を破いておいて バルブ開けるということ
は、今 対応可能ですか。 」
● ばかな質問だね、これは本当に。技術わかっていない、このバカが。
○ この破るというのは 可能なんですか。
● できませんよ。こんなの、外から。バカじゃないか。
(録画部分)
「 済みません。今 AO弁を開けるために鋭意努力しています。あと30分ぐらい
だと思います。」
「 早くベントしたって、燃料壊れる量に変りはないよ。 」
「 技術班からです。現在のドライウェル圧力の推移から、最高使用圧力と限界圧力
を、最高
非常に上昇速度が早(速)い状況です。 」
「済みません。もう一度確認させて頂きますと、1F−3の最高使用圧力の到達
が8時半から7時50分に変更ということでよろしいですか。 」
「 7時50分に変更でOKです。1F−3の最高使用圧力の到達。 」
「 もう一度確認ですけれども、
限界が13時30分ということでよろしいでしょうか。 」 PCV:格納容器
「 結構です。 」
「 ベントの外に行かれるのは、後30分ぐらいかかるということでよろしいです
かね。 」
「 聞こえない。何と言っているの。 」
「 30分ぐらいということで結構です。 」
「 了解。 」
「 官邸から、海水を使うという判断をするのは早すぎるんではないか、という
コメントが来ました。海水使うということは、もう廃炉にするというようなことに
つながるだろうと、こういう話で、極力 ろ過水なり真水を使うことを考えてくれと。 」
「 指示に従って、ろ過水だけで入れられる所からということで、
それで順次行きます。 」 ↑
注水遅れますけど
○ ここで、一回止めておきますね。今 注水とベントがまさに入り乱れているよう
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な状況で、相当 状況としては緊急を要しているという状況が よく分かるんです
けれども、最後の所まで、しばらく本店とのやりとりが、**さんがやられていて、
画面を見ていると、一番右側の分割画面の左手の方に所長が映っておられて、
その間 ずっと電話をされていましたね。まず、誰からの電話でしたか。
● 多分、まず最初、**。
○ 東電の。
● ええ、官邸にいて、官邸から本店に電話がかかってきて、**に転送すると
いう形になったんです。実際、**と話をした後、私 記憶が本当に欠落していて、
**から そういう指示があったというよりも、誰かに代わったんですよ。代わった
開いてが 今も記憶にないんです。
○ それは 東電の人でしたか。
● **から武黒に代わったのかと思うんですけれども、この時点で細野さんとの
ホットラインはできていなかったと思うんです。
○ 細野さんは いつぐらいからですか。
● これも記憶がもう、これは 13日ですよね。
○ では、遅くとも どのぐらいまでには。
● 13日に3号機が爆発しますね。この時点では連絡をしてくれという話が向こう
からあった記憶がある。で、連絡したんです。3号機が爆発した時に直接ですね。
勿論、テレビ会議でも発話しましたけれども、直接 官邸に電話して、細野さんに
電話して、今 爆発しましたという情報を入れたんです。ですから、そこは覚えて
いるんです。
○ それよりも前に 細野さんに電話したこととか、あるいはかかってきたと。
● かかってきたんです。要するに、1号が爆発した時に、情報が全然 官邸に
流れない。遅かった。東電、並びに保安院からですね。2時間ぐらいかかって
しまって、プレスする前に、NHKの爆発の画面が出てしまって、非常に情報の
流れが悪いと。現場の状況を適宜 確認するために電話をしてほしいというのと、
こっち側に どうやって連絡すればいいんだという話が、これも 官邸対応している
東電の人間がつながってきて、その電話を代わり代わりした中で、細野さんが
出てきて、細野です。これからそういう形で、現場で 何かあれば、こちらの電話
にということで、細野さんの携帯の電話番号を教えられて、それから、秘書官の
人の電話番号を教えられて、ここに電話してくださいと。それから、こちらから
用事がある時は どうすればいいんですかとおっしゃったんですけれども、こちら
は携帯だとかは ダイレクトにつながりません。ですから、うちの本店を経由する
なり、官邸の人間に聞いて、こちらにつないでもらえるようにして下さいと言った
記憶があるんです。 だから、この前に それがあったかどうか、この後で そういう
話になったのか、この前だったか、ちょっと記憶が定かでない。
○ それは、12日の1号機の水素爆発後。
● 後です。それは間違いないです。水素爆発後であることは間違いなくて、3号
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機の水素爆発の前であることも間違いないです。そのタイミングで官邸とホットライン
を作りましょうという話があったんですね。
○ ちなみに、今 秘書官と出てきたのは、」何ていう方か覚えていますか。
● その時の秘書官は、その後もかかってきたのは何と言ったかな。
○ それは 細野さんんの秘書ですね。
● 細野さんの秘書官。
○ 総理秘書官ではなくて。
● そうではないです。結局 細野さんが 全部つなぎをするからということで。
途中で秘書官が随分増えたから。結局、秘書官に電話して、とにかく ここは
私も 頭の中で、忘れたいのかどうか分らないですけれども、ほとんど残って
いないんですよ、記憶で。ナイトウさんかな。「ナイトウの補佐官、秘書官」と
書いてあるから。補佐官の時の秘書官ですから、ナイトウさんかな。
○ では、この時は 武黒さんは 官邸に、この時期は詰められているんですか。
● 出ていたと思います。
○ 武黒さんか、後は あるとしたら、可能性、選択肢としては 細野さんという場合
もあり得るんですか。
● あり得ると思うんです。だけれども、細野さんと海水を入れる、入れないの、
真水か、あれかという話をしたことがない。記憶には やはりないんですよ。細野
さんとの会話を思い出すとですね。
○ では、他の、それ以外の、例えば この辺だと、話の内容からして、廃炉だ云々
という話になると、原子力安全委員会の人とか、そういうような人の可能性は
ありますか。
● ないです。
○ それは ないんですね。
● その時のいろんなパターンがあったんですけれども、細野さんに こちらから
電話すると、細野さんが首相の脇にいて、安全委員長がいたりするような所にも
かかる時もありますし、細野さんが一人の所にかかることもあるというような状況
だったんで、この時が どういう状況だったか。ここからはかけていませんから、
向こうから回ってきたんで、多分 官邸で 武黒が携帯使えない、どこにいたか、
私はわからないんですけれども、まずは **か 武黒だと思うんですけれども、
電話取っていたとは思うんですよ。それから だれに回したか、武黒からの指示
だったかは 本当に記憶にないんです。
○ では、**さんから代わった人がいるわけですね。
● 多分、**は つなぎしかできませんので、海水から真水にしろとか、そういうこと
は、彼の口からは多分なくて、言えるとすると、うちの派遣者で言うと 武黒から
の指示になりますし、そうでないとすると、可能性としては 細野さんがおっしゃった
ぐらいしかないんです。その時には 安全委員会の方と話をした記憶だけはない
ですから。 だから、 P 7
二者を択一すると、まだ その時、武黒だったのかなという。
○ の方が記憶は強いという形。保安院とか、そういう可能性は。
● ないです。保安院の人とは電話はしていなかった。
○ 直接はした記憶がないんですか。
● ちょっと待って下さいね。一回、安井さんが電話に登場していた記憶は ちょこっ
とあるんですよ。安井さんが出てきたタイミングが ここだったかどうかは記憶が
定かでない。私の記憶で、官邸と喋ったのは、ジャッジに係る部分は武黒です。
それから、報告だとか、官邸の状況で、これはどうなんだという質問に関しては、
細野さんと、細野さんが電話を代わって菅首相が出てきたというのもあります。
ちょっと待ってください、菅がお話がありますからということで、菅さんが出て、
一回だけ枝野さんが出てきたような記憶があります。それ以外で、それは2号機
の もうちょっと後ですけれども、2号機の減圧注水の時に もろに出てきます
けれども、斑目先生が来たというのがあります。それで、中に 安井さんが一回
ぐらい登場したような記憶は あるんですが、それは ここかどうかが分らない。
(つづく)
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福島第一事故の時系列
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