混沌の時代のなかで、真実の光を求めて

現代に生きる私の上に 仏法は何ができるかを 試そうと思い立ちました。//全ての原発を 即刻停止して、 別の生き方をしましょう。

僧伽について

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   明治維新以降、そして 敗戦後、
   僧侶も一般の我々も 1500年にわたるわが国の伝統を衰退させた。
   つまり、日本人の宗教的生命を枯渇させることに成功したのである。



   寺が なぜ必要なのか?
   ――― このことに明確に答えられなくては、
   今日 寺の存在理由はない。
   
   僧侶も一般の人も、このことに答えられなくては、
   若い世代に 自信をもって、
   寺の存続を託すことはできまい。

   わけもなく、因習で 寺の存続を望むのは、
   単なる 老人の懐古趣味と 何らの違いもないだろう
   こんなことを 若い世代が相手にするはずもない。

   教団や一般の老人たちが、
   敗戦後 自らの手で、こういう事態を招いたのである。
   いわゆる自業自得が、今日の 寺を取り巻く状況である。
 
                             合掌


              朝日新聞   2015年10月11日
  7万を超す全国の寺院のうち、別の寺の僧侶が住職を兼ねていたり、住職が
 いなかったりして、常駐する住職のいない寺が、1万2千カ所にのぼることが、
 朝日新聞の調べでわかった。過疎・高齢化による檀家(だんか)の減少住職
 の後継者不足などが要因で、今後「寺の消滅」が加速する可能性がある

  文化庁の宗教年鑑(2014年版)によると、全国の仏教系宗教法人の寺院は
 7万5900。今回、全国の寺の約8割を占める主要10宗派(曹洞宗浄土真宗
 本願寺派真宗大谷派浄土宗、日蓮宗、高野山真言宗臨済宗妙心寺派
 天台宗、真言宗智山〈ちさん〉派、真言宗豊山〈ぶざん〉派)に 今年2月時点で
 この10年間の所属寺の状況を尋ね、日蓮宗以外の9宗派から回答を得た
 (高野山真言宗は09年以降)。
  専従の住職がおらず、別の寺の僧侶が住職を兼ねる「兼務寺」は 1万496、
 住職がいない「無住寺」は 1569で 計1万2065カ所(全体の約16%)。
 10年前の調査や記録がない真宗大谷派高野山真言宗を除く7宗派では、
 10年前の計9104から803増えた。宗派別では 曹洞宗浄土宗真宗大谷派
 の順に多く、真言宗の智山(ちさん)・豊山(ぶざん)両派、臨済宗妙心寺派
 所属寺の3分の1にのぼる。

                  所属寺①   兼務・無住寺②    ②÷①(%)
     天台宗          3092     867          28.0        
     高野山真言宗     3675     996          27.1
     真言宗智山派     2895     959          33.1
     真言宗豊山派     2648     871          32.9
     浄土宗          7058    1503          21.3
     浄土真宗本願寺派 10216    1095          10.7
     真宗大谷派       8761    1162          13.3
     臨済宗妙心寺派    3361    1044          31.1
     曹洞宗         14538    3568          24.5
     日蓮宗          5168    非公表           ― 

  兼務寺には、豊臣秀吉が長浜城の鬼門よけに移築し、国重要文化財
 十一面観音像をまつる知善院(ちぜんいん、滋賀県長浜市)や、空海の創建と
 され、小堀遠州作と伝わる庭園が有名な長楽寺(ちょうらくじ浜松市)など、
 観光客が訪れる所もある。
  兼務・無住寺は経営が成り立たなくなると、宗教法人としての任意解散や
 吸収合併といった手続きを経て、消滅する可能性がある。今回の調査では、
 10年間で 9宗派で 計434寺が消えていた。

  寺の消滅は檀家にとって、先祖代々の墓の維持や葬儀・法事を託す先や、
 お盆など伝統行事の喪失につながる。 浄土宗の中村在徹(ざいてつ)・総務局長
 は 「 地域コミュニティーの中心という寺も多い。なくなれば地域のつながりも
 消える。仏教界として最大の問題だ 」と危惧する。



  過疎・高齢化は、地域の信仰や文化を支えてきた寺の屋台骨も揺るがして
 いる。一方で、その消滅を少しでも食い止めようとする試みも相次ぐ。

  世界遺産・石見(いわみ)銀山のある島根県大田(おおだ)市。浄土宗の金皇寺
 (こんこうじ)は 闘病のため 住職や母親が大阪に引っ越し、10年以上前から
 無人だ。 檀家(だんか)は約20軒。葬儀や法事のたび、わざわざ別の寺の僧侶
 に頼まないといけない。墓は 各家や霊園にあるが、都市部に出た檀家には寺
 が無人になったのを機に墓を移した人もいる。
  一昨年、住職が死去。雨漏りする本堂の修復に 約1千万円が必要となり、
 檀家らは 「 これ以上の維持は無理 」 と任意解散を決めた。宗教法人法で 財産
 を処分する必要があるが、所有する山林の引き受け手がなく、解散できないまま。
 檀家らは まとまって別の寺に移ることも話し合ったが、住職が高齢で後継者も
 いない寺が多く、実現していない。
 檀家総代の大谷久夫さん(62)は 「寺を守るのが難しいのは どこも同じ。安心
 して任せられる寺に早く移りたい」 と嘆く。

  和歌山県那智勝浦町でこの夏、臨済宗妙心寺派の二つの兼務寺が任意解散
 した。休眠状態の不活動法人になると脱税などに悪用されたり、仏像が盗まれ
 たりする恐れもあるからだ。
  高度経済成長期の1960年代頃まで林業が盛んで、瑞祥庵のある地区は
 数十世帯が住んでいた。盆や彼岸には寺に集まり、本堂の屋根のかやは住民
 総出で山から集め、瓦ぶきに変えた時は資金を出し合った。子供が体調を崩す
 と、何度もお参りし、治ればお礼参りもした。
  今、檀家は3世帯だけ。潮崎辰雄さん(94)初枝さん(91)夫婦は、「祖先代々
 守ってきた仏さまを一生懸命大切にしてきたが、自分たちが亡くなれば、寺が
 どうなるのか不安だった。」 寂しいが已むおえない。
  同派の寺は 隣の太地町と合せて24寺あるが、17寺が兼務寺。同じく任意
 解散した延命寺の兼務住職だった関雄峰さん(42)は、「葬式が一つ出れば、
 檀家が一軒なくなることを意味する。過疎地の僧侶は危機感が消えない」と話す。


  山梨県西部、南アルプス市の旧芦安村。曹洞宗の光明寺は、隣の韮崎市
 寺から 中村文亮・兼務住職(38)が、車で約30分かけて通っている。檀家や
 信徒は約60世帯いるが、収入は葬儀や法事のお布施などが年間数十万円。
 一方、裏山の墓に通じる道をコンクリートの階段にしたり、仏像が盗まれない
 ように防犯カメラ3台を設置したり。曹洞宗に納める費用もかかる。
  正月や盆に寺に集まるのは 高齢者ばかりで、住職の顔も知らない若い世代
 もいる。檀信徒の森本章雄さん(76)は、「核家族が増え、親から子へ伝わって
 いた寺への信仰も途切れた。寺に寄付するという人も70〜80代までだ」と話す。
 中村さんは「今は寺の曲がり角」と言う。「この先、加速度的に寺や地域の衰退
 が進む。そう遠くない未来、存在できなくなる寺がもっと出てくる。」





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これ非常に重要な問題です。
今回、私、父の納骨に際して、福井県三国のS寺の住職と話をして、深刻に思いました。

福井県のようなところでも、寺がマイクロバスを買って、檀家周りをしています。今までなら、集会のある日には檀家が集まったが、様々な理由をつけて、檀家が集まらないので、寺がバスで半ば強制的に檀家を集めています。

さらに葬儀での寄付ですが、これも今ではネットで、葬儀会社と共同で宣伝をしていて、「檀家への強制はありません、55.000円で、葬儀引き受けます」とやっている。

信徒の方も、なるべく寺と、かかわりになら名ないようにしている。
ていうか、もう信徒、辞めたい、そんなところだ。
単に、檀家は経済的負担、としてしか考えていない。

2015/10/12(月) 午前 5:24 みずがめ座

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もはや信徒にとって、寺は単に形式的な存在、経済的負担、そんなマイナス的存在になっている。

さらに現実の世界で経済的繁栄があり、そもそも宗教を必要とする動機も薄れて生きた。さらに、人間関係がわずらわしい。
そして、まだ地域に生きてい居る人は良いが、外部へ出て行った人たちは、まったく無宗教で生きるようになっている。

住職の話によると、福井を出て二世代目までは、寺へ帰ってくるが、三世代目になると、ピタリと来なくなると、言っていた。
おかげで無縁墓が増えている。

逆に、定年退職後、専門の住職を目指して、僻地の無地主の寺へ、住職として入って来る人も居ます。

枚方市の隣に交野市があり、そこに少年院がある。そこの院長が退職後、福井県の無住職の寺へ行き、住職になった例があります。

広く一般に住職を応募して、まったく新しい生き方を模索するのも、対策かと思います。

基督教の教会も、かなりつぶれていますよ
日本でもそうですが、ヨーロッパでも破産する教会が後を絶ちません。

2015/10/12(月) 午前 5:33 みずがめ座

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「水がめ座」さんへ。こんばんわ。
10余り前、金沢に仕事で行ったことがありますが、仕事もそこそこに、
大聖寺駅から 一人 タクシーを借り切って北方湖岸の吉崎御坊を訪ねた
ことがありました。道の両側には 往時 吉崎や東尋坊などに訪れる人々を
当て込んだ店が、次々と 風に吹きさらされたままに埃をかぶっていました。
今は 温泉やゴルフに来る客がほとんどだと、タクシーの運転手は言っていました。

北陸一帯の街は、何か どんよりとした感じで、活気が感じられませんでした。

当地は、浄土真宗の本場ですが、報恩講などに参る者も 年寄りばかりが
目立ち、若い世代の真宗離れが進んでいると、当時も 言っていました。

北陸は、維新後 鈴木大拙、暁烏敏など、活発な宗教活動があったのですが、
今は 地を這う状態です。
徳川時代の檀家制度に安住して 本来の精神性を衰退させ、また明治維新の
王政復古と廃仏毀釈は 仏教教団に 致命的なダメージを与えましたね。合掌

2015/10/12(月) 午後 7:16 [ kyomutekisonzairon ]

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はじめまして
私の住む小豆島は島四国八十八カ所霊場がありお寺の多い島です。遍路さんの来る、そして観光地という島でもあり後継者の問題ですが、今のところ深刻な問題にはなっていません。この間、菩提寺の住職さんと台湾三十三観音霊場を回りました。台湾のお寺には檀家制度というものがなく、個人とお寺との結びつきが強く、お坊さんは信徒獲得にいろいろなサービスに努めているように思いました。お寺の食堂は広くて清潔で、お坊さんや大勢の信徒さんなどとともに精進料理をいただきました。ちなみに、三十三観音霊場のお寺は臨済宗でした。

2016/1/30(土) 午後 4:29 testpilot

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testpilotさんへ。はじめまして。
小豆島の八十八箇所霊場 ――― 各地に 様々な霊場巡りがありますね。
私の地方にも 何種類か そういうものがありますが、過疎高齢化で、山坂ある所
を歩くのも 70代の前半位までしかできませんので、早晩 墓や寺院 同様に
草木に覆われてしまうでしょう。

日本は、仰るように檀家制度が 今まで仏教の伝承の核となってきましたが、
今後は これが逆に 仏教の廃滅を早めることになるだろうと思っています。

仏教寺院は、本来は現世利益や追善供養の場ではなく、転迷解悟の修行の場
ですので、この本来のあり方から外れると、もはやその存在意義はないもの
と思います。合掌

2016/1/30(土) 午後 10:38 [ kyomutekisonzairon ]


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