全体表示
[ リスト | 詳細 ]
|
2015/05/20
対日占領軍総司令部政治顧問シーボルトから国務長官マーシャルあての書簡
(1947年9月22日付)
主題 琉球諸島の将来にかんする日本の天皇の見解 国務長官殿 在ワシントン
拝啓 天皇のアドバイザーの寺崎英成氏が 同氏自身の要請で当事務所を訪れたさい の同氏との会話の要旨を内容とする 1947年9月20日付のマッカーサー元帥あて
の自明の覚書のコピーを同封する光栄を有します。
米国が沖縄その他の琉球諸島の軍事占領を続けるよう日本の天皇が希望して いること、疑いもなく私利に大きくもとづいている希望が注目されましょう。また
天皇は、長期租借による、これら諸島の米国軍事占領の継続をめざしています。
その見解によれば、日本国民は それによって米国が下心がないことを納得し、
軍事目的のための米国による占領を歓迎するだろうということです。
敬具 合衆国対日政治顧問 代表部顧問 W・J・シーボルト 東京 1947年9月22日 前記書簡に添付された総司令部外交部作成の「マッカーサー元帥のための覚書」
(1947年9月20日)
「琉球諸島の将来に関する日本の天皇の見解」を主題とする在東京・合衆国 対日政治顧問からの1947年9月22日付通信第1293号への同封文書
コピー 連合国最高司令官総司令部外交部 1947年9月20日 マッカーサー元帥のための覚書 天皇の顧問、寺崎英成氏が、沖縄の将来にかんする天皇の考えを私に伝える 目的で、時日を約束して訪問した。
寺崎氏は、米国が沖縄その他の琉球諸島の軍事占領を継続するよう天皇が 希望していると、言明した。天皇の見解では、そのような占領は、米国に役たち、
また、日本に保護をあたえることになる。天皇は、そのような措置は、ロシアの
脅威ばかりでなく、占領終結後に、右翼および左翼勢力が増大して、ロシアが
日本に内政干渉する根拠に利用できるような“事件”を引き起こすことをも恐れて
いる日本国民のあいだで広く賛同を得るだろうと思っている。
さらに天皇は、沖縄(および必要とされる他の島々)に対する米国の軍事占領 は、日本に主権を残したままでの長期租借−25年ないし50年或はそれ以上−の
擬制にもどづくべきであると考えている。 天皇によると、このような占領方法は、
米国が琉球諸島に対して永続的野心をもたないことを日本国民に納得させ、また、
これにより他の諸国、とくにソ連と中国が同様な権利を要求するのを阻止するだろう。
手続きについては、寺崎氏は、(沖縄および他の琉球諸島の)「軍事基地権」の 取得は、連合国の対日平和条約の一部をなすよりも、むしろ、米国と日本の
二国間条約によるべきだと、考えていた。寺崎氏によれは、前者の方法は、
押しつけられた講話という感じがあまり強すぎて、将来、日本国民の同情的な
理解をあやうくする可能性がある。
W・J・シーボルト 高橋 当時はすでに今の日本国憲法が施行されていますから、本来ならば
天皇は政治的な権能を持っていませんでした。それにもかかわらず、昭和天皇
は占領軍に対して、当時の吉田政権の頭越しに自らのメッセージを発しています。
その内容は「日本国天皇は沖縄に対する米国の軍事占領が25年ないし50年
あるいはそれ以上にわたって続くことを希望する。それが日本の防衛に役立ち、
かつアメリカの利益になるだろう」というものです。
この極秘文書は1979年に筑波大学の進藤榮一さんが発見したのですが、
いまだにその存在があまり広くは知られてないと思います。日本のメディアが
これを大々的に報道するのを自粛しているように感じます。
昭和天皇実録に「天皇メッセージ」沖縄訪問希望も
沖縄タイムス 2014年9月9日
宮内庁は9日付で、昭和天皇の生涯を記録した「昭和天皇実録」の内容を
公表した。宮内庁によると、非公開の内部文書を含む3152件の資料をもとに
編さん。沖縄関係では、天皇が米国による沖縄の分割、軍事占領を望み、
現在の過重な米軍基地負担につながる「天皇メッセージ」を、日本の公式記録
として記述した。ただ、連合国軍総司令部(GHQ)のマッカーサー元帥との
会見の全記録などはなく、天皇の沖縄に対する認識や、沖縄の戦中、戦後史
の空白を埋める内容に至っていない。一方、戦後かなわなかった沖縄訪問の
希望はたびたび記述しており、沖縄への「贖罪(しょくざい)意識」が浮き彫りに
なった。
進藤氏は「事実が『実録』に確認されたことは、応分に評価できる」としたが、
48年2月にも沖縄の長期占領を、寺崎を通してGHQに伝えていると指摘。
「2度目の言及はなく、歴史事実を極小化している。官製正史の限界と本質を
示している」と評した。
|
|
似た者同士
安倍日本政府 と 田中日大執行部 と 山根日本ボクシング連盟執行部と
あちらも こちらも ・・・
――― 地位の私物化
2015/08/17
|




