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捕獲日 Cs ㏃/㎏ 捕獲日 Cs ㏃/㎏
イノシシ キジ
福島市 11/15 800 福島市 11/15 48
二本松市 10/23 180 二本松市 11/18 37
11/04 1500 伊達市 10/12 85
10/28 1200 11/15 190
11/13 460、270 相馬市 11/15 220
11/11 410 ヤマドリ
郡山市 11/26 140 二本松市 11/18 370
須賀川市 11/14 190 伊達市 11/07 200
塙町 11/25 360 郡山市 11/20 84
相馬市 11/19 1900
ツキノワグマ カルガモ
福島市 11/15 430 伊達市 11/15 4000
磐梯町 11/18 170 郡山市 11/17 37
ノウサギ マガモ
伊達市 11/15 170 郡山市 11/20 17
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2012年12月07日
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「チェルノブイリ事故では 小児甲状腺癌以外の放射線被曝による健康影響はない」
という世界的なコンセンサスがあります。
尿中セシウムによる膀胱がんの発生について
http://www.nirs.go.jp/data/pdf/i5_4.pdf 放射線医学総合研究所
1.健康影響について
○チェルノブイリにおけるセシウムによる健康被害について WHO 並びに UNSCEARの報告(1,2)では、チェルノブイリ事故では 小児甲状腺癌以外の 放射線被曝による健康影響の エビデンスはないと結論付けられており、これが現在の世界
的な コンセンサス である。 膀胱癌が増加する、そして セシウム-137 が膀胱癌に進展する膀胱炎
を引き起こすことは、エビデンス として採用されていない。
1)Health effects of the chernobyl accident and special health care programmes(2006年)
2)UNSCEAR2008年報告:チェルノブイリ原発事故では民間人については甲状腺癌以外の放射線
被曝に起因する健康影響の エビデンスはない、ロシア と ウクライナの両国で固形癌の発症頻度が
上昇したというエビデンスはない、と報告されている。
○チェルノブイリ膀胱炎(※)
膀胱における前癌病変が低濃度 セシウム汚染地域住民で増加しており、そのため 低濃度 セシウム内部被曝は 膀胱癌の発生を増加させる とする福島らの研究報告がある(3,4)。
チェルノブイリ事故後の 1986 年〜2001 年の間に ウクライナにおける膀胱癌の発生率が、百万人 あたり26.2人から43.3人に増加したという報告(5)に注目し、福島昭治・日本バイオアッセイ
研究センター長らが行ったもので、汚染地区と非汚染地区の住民から得られた ホルマリン固定
膀胱組織を用いた組織化学的検索であり、疫学的研究といえるものではない。
ウクライナの汚染地区( 土壌汚染レベル:5〜30Ci/k㎡ の 73名、0.5〜5Ci/k㎡ の 58名)と
非汚染地区(33名)の住民で、1996年〜2001年の間に良性前立腺肥大の前立腺切除手術を
行った際、同時に切除された膀胱の一部(ホルマリン固定材料)について病理組織学的解析を行う
とともに、尿中セシウム 137濃度(手術前日の 24時間尿)と比較解析した。その結果、汚染地区
では、異形成増殖性変化(異形成過形成 dysplasiaと上皮内癌 carsinoma in situ)が、非汚染
地区のそれと比べて明らかに増加。一方、尿中セシウム137濃度は、5〜30Ci/k㎡地区: 6.47
±14.30㏃/L(55名の結果。平均±SD)、0.5〜5Ci/k㎡地区:1.23±1.01㏃/L(53名の結果。
平均±SD)であり、濃度は低いながら、非汚染地区のそれ:0.29±0.03Bq/L(12 名の結果。
平均±SD)と比べて有意に高かった。
その他、「チェルノブイリ膀胱炎」では、活性酸素種 と関連した酸化ストレスマーカー、炎症マーカー、
細胞周期関連マーカー(p38MAPkinase、p65/p50、iNOS、 COX-2、p53、8-OHdG、H-ras)の
発現も増加していた。
福島氏は、膀胱粘膜が、極めて低濃度であるが長期間セシウムに暴露されたことにより、
放射線による物理的な DNA 損傷ではなく、活性酸素種の産生が病変の発生や進展に
関係していると推測している。
しかし、以下に述べる点から、膀胱病変を セシウムと関連付けるには早計であると言わざる を得ない。
まず、前立腺肥大による膀胱への影響(※※)は 当然解析すべきものであるが、「 膀胱疾患
の兆候を示さ ない前立腺肥大の患者から サンプルを得た 」とあるだけで、患者の健康状態
(既往歴や薬の服用歴等含む)、 良性前立腺肥大の程度、二次的な症状の詳細、ホルモン変化
等臨床検査値などとの詳細な比較がなされていない。
次に疫学研究の観点から、良性前立腺肥大前立腺肥大手術を受けた住民と対象が限られて いること、膀胱炎 並びに 癌発生リスク を解析する上で必要な ライフスタイル等の情報がないに等しい
(喫煙歴のみで、 汚染地域と非汚染地域に喫煙歴の差はなかった記載) ことがあげられる。
そして、被曝線量評価がなされておらず、被曝関連の情報は、土壌汚染地区に住んでいるか否か と、手術前日尿中セシウム濃度だけである。これらから被曝線量評価は困難である。
以上のように、病理組織学的結果と尿中セシウム濃度だけから、ウクライナ前立腺肥大患者の
バイオプシーサンプルでみられた膀胱炎が、セシウムの長期内部被曝によるものと結論付けられる
ものではな い。
※ 福島らは、膀胱の粘膜固有層の広範囲な線維性硬化を伴う慢性活動性炎症で、しばしば
前癌 或は癌を認める異型性増殖病変を、チェルノブイリ膀胱炎と呼んでいる。
なお、「チェルノブイリ膀胱炎」という言葉は、東京大学児玉教授の国会での発言や雑誌へ
の投稿(6)で引用されたことから広く知られるようになった。
※※ 前立腺肥大は、多くの線維性腺腫の結節が 尿道近傍部出発生し、尿の排泄が妨げられ、 膀胱拡張等を引き起こす。 また膀胱、前立腺及び上部尿路に二次的な炎症性変化を伴う
感染にかかりやすくなる。寒さへの暴露、麻酔薬、抗コリン薬や交感神経作用薬あるいは飲酒
によって閉塞が促進されることがあるとされる。
手術前日尿中セシウム濃度だけである。 これらから 被曝線量評価は困難である。 チェルノブイリの小児甲状腺癌は 放射性ヨウ素が主原因とされているので、放医研は
セシウム137 による健康影響は、チェルノブイリではなかったと主張しているようです。
「福島原発事故もまた、放射性セシウム汚染による 癌や癌以外の健康影響はない」
と言いたいのでしょう。 もしそうなら、「 お金と労力をかけた WBC検査は、一体 何をしている
のか? 」ということになります。
「世界的なコンセンサス」ということは、「科学の定説」という意味でしょう。
放医研は、この科学の定説に依拠して、これに反する説を 根拠不十分として退け、
定説を支持しています。 彼らは、科学者として そうしている訳ですが、
もし この定説が覆された時、この定説によって こうむらなくてもよい被害を受けた人々
及び社会への責任は、一体 どうなるのか ということも考えて頂かなくてはなりません。
彼らは、一人の人間として 科学者の立場に立って この定説を受け入れ、かつ定説に
反する説が成り立つことを 積極的に退けて、この説が正しい場合に為さなくてはならない
対処を封じている訳です。( もし、セシウムの癌or癌以外の健康影響の可能性を認めるなら、
相手の説の瑕疵を指摘するだけで 能事終われりとするのは、「放射線医学の総合的な
研究をする」とは言われません。 )
従って、定説が覆された時、彼らは 近代以降の社会で 従来 慣行になってきた科学者
の特権・「科学者として 定説に誠実だった」という 科学への責任転嫁によって、人間の
営みの一として科学活動をする自らの責任を免れることを期待することはできません。
科学者以前に、彼らは人間であり、人間の倫理的責任には、「科学者だから免れ得る」
ようなものは 何もないからです。
(社)日本臨床検査薬協会 http://www.jacr.or.jp/topics/09radiation/02.html
有機水銀などと比較して放射線の発癌リスク評価の難しさは、閾値が無いことです。
水銀などは 大量に暴露されると ほぼ100%近くの人に健康被害が出ますが、放射
線の場合、少しでも被曝すれば ほんの僅かではありますが、理論上癌のリスクも上昇
しますが、大量被曝しても癌になるとは限りません。むしろ、癌にならないことの方が
多いのです。しかし これは理論上の話で、今回のような非常に少なく、かつ極めて
長期間に及ぶ放射線被曝の癌リスクに関しては経験が無いので 何とも言えませんが、
子どもの甲状腺癌を除けば 無視できるレベルだろうと考えられます。
↑ 原発事故による 癌以外の疾病には無関心ようです。
菅谷 昭, ユーリ・E・デミチク,エフゲニー・P・デミチク 国立甲状腺ガンセンター(ベラルーシ)
1996年4月,オーストリア のウィーン においてIAEA(国際原子力機関),WHO(世界保健機関),
EU(欧州連合)の3者による合同国際会議「 チェルノブイリ事故から10年 」が開催され,その時
の総括として,現時点で この事故と因果関係が明らかであると特定される健康障害は,小児
の甲状腺癌のみであると報告された. 一方,白血病やその他の疾病については,今後の
経過をみないかぎり 科学的に明確な結論をだすことは まだ時期尚早と述べている.
1990年以降,ベラルーシ,ウクライナ,ロシアの CIS 3カ国における小児甲状腺癌の著しい増加は
共通の現象として確認されている.ちなみに,1995年末までに,この3ヶ国で 約800名の小児
が甲状腺癌の治療を受け,そのうちの半数以上は ベラルーシ共和国で発見され,外科治療が
実施されている.さらに この総括報告書には,1986年の事故当時 15歳未満の小児から,
科学的根拠の裏付けは乏しいものの,今後数1000人の甲状腺癌の発生が予測されると記載
されている.・・・
チェルノブイリ事故後,甲状腺癌が急激に増加をはじめると,ベラルーシ政府は,甲状腺癌専門の
診療・研究機関として,1990年保健省の管轄下に国立甲状腺癌センターを設立,・・・
ベラルーシの女性の甲状腺癌(年齢別グラフ)
※ 日本における甲状腺癌 http://jsco-cpg.jp/guideline/20.html *1985年モデル人口
2003年 甲状腺癌推定罹患数 8, 069例(男性 2, 023 ,女性 6, 046 )
粗罹患率(/10万人): 男性 3.25,女性 9.26
年齢調整罹患率* 男性 2.56,女性 7.17
甲状腺癌の有病率(推定)(/1000人): 1.3(男性 0. 6,女性1. 9)
2007年 甲状腺癌による死亡数: 1, 558 例(男性 518 ,女性 1, 040 )
粗死亡率(/10万人):男性 0.84,女性 1.61
年齢調整死亡率* 男性 0.49,女性 0.64
(つづく)
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