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(19) のつづき
更新世(約258万年〜約1万年前)
ヴュルム氷期
約2万年前の最終氷期の最寒期には、海面は全世界で120m以上も低下して
おり、日本列島も、津軽海峡の一部、宗谷海峡、瀬戸内海の大部分などが
陸続きで、アジア大陸ともつながり、現在の日本海は ほとんど塩湖だったと推定
されている。この時、多くの動物が渡来し 日本の生物相に大きな影響を与えた。
約1万年前からの完新世になって、平均気温が高くなり、海面が上昇し、現在
の海陸分布ができあがった。
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オールデストドリアス期(18000〜15000年前頃) 亜氷期
ベーリング期(13000〜12000BP) 亜間氷期
オールダードリアス期(14000年前頃以降の300年) 亜氷期
アレレード期 (14000年前〜) 亜間氷期
ブリテン島では夏の平均気温は アレレード期の1千年間で4度上昇し、夏の
気温は 14度と現在の ロンドン市内より 2度低い程度までに上昇。
ヨーロッパ大陸の動植物の分布にも変化が起きた。北部地域まで落葉樹の森が
急速に広がり、人類が住んでいた遺跡から出土した動物の骨も、草原に棲む
生き物から森林に棲む生き物へと変化した。この時代の遺跡からは トナカイ
やウマに代わって、アカシカ、オーロックス、バイソン、シャモアなどが多く発掘
されている。
森林に棲息する動物が増える一方、移動性の大型哺乳動物は環境変化に より個体数が減少したため、ヨーロッパ西部に住んでいた人類は、草食性の
大型哺乳動物を食糧とする肉食から、雑食へと切り替える必要性に迫られ、
弓矢や罠で小動物を捕まえるようなる。また、植物を採集し、鳥や魚、さらには
海岸沿いでは 軟体動物も食用にした。
最終氷河期には、狩猟のために数家族単位の小グループを組み、洞窟などで
暮らしていたのに対して、温暖な気候へと移る中で、隠れ家のような拠点から
脱し、森林の中での定住生活へと変わり、集団の人数が増加した。このように
して小規模ながら村が形成された。
温暖化によって、採集生産を基盤とした定住生活へと転換し、不足する 栄養価を得るために狩猟を行った。
ヤンガードリアス期(新ドリアス期 1万2900〜1万1500年前)
最終氷期終了に伴う温暖期(亜間氷期)の後、 1300±70 年間続いた 北半球
高緯度における気候寒冷期。
約10年の間に、気温が 約7.7℃以上下降した。
スカンジナビアでは、森林が氷河性のツンドラに交代し、世界各地の山岳or山脈部
で氷河作用が進行し、降雪量が増加した。
アジアの砂漠起源の塵が 地球大気中に増加した。
レバント地方の旱魃がきっかけとなり、ナトゥーフ文化(BC11000〜9000年頃)に
農業が始まったとされる。
この頃、西アジアで イヌが家畜化される。
前期旧石器時代(約260万〜約30万年前)
ハンドアックスが ひろく用いられた時代。
中期旧石器時代 (約30万〜約3万年前 )
剥片石器が出現した時代。
ネアンデルタール人(約20万〜2万数千年前)が、ヨーロッパを
中心に西アジアから中央アジアにまで広がった。
後期旧石器時代 (約3万〜約1万年前)
石器が急速に高度化、多様化した時代。このような技術革新の
原動力を言語に求める説もある。
クロマニヨン人(ホモ・サピエンス 約25万年前〜)が主流となり、
他の化石人類は 急速に姿を消した。
日本列島の旧石器時代:後期については、北海道から九州にかけて5000カ所
を超える遺跡が確認される。前期/中期についても、数こそ少ないが いくつか
確認されている。
※ サハラ砂漠
2万〜1万2千年前は サハラ砂漠が最も拡大した時期で、現在のサヘル地帯
のほとんどが砂漠に飲み込まれていた。
その後 最終氷期の終焉とともに サハラは湿潤化を開始し、約8000年前に
もっとも湿潤な時期を迎え、砂漠は アトラス山脈直下の一部にまで縮小、サハラ
の ほとんどは サバンナやステップとなり、森林も誕生した。
7500年前 一時 乾燥化したが すぐに回復し、5000年前までの期間は
湿潤な気候が続いた。その後 徐々に乾燥化が始まり、以来 現在に至るまで
乾燥した気候が続いている( 5000年前と比べると 砂漠の南限は1000kmも南下
している)。
乾燥化は 歴史時代を通じて進行しており、砂漠の南下も 進行中である。
完新世(約1万年前〜現在: ヨーロッパ大陸における氷床の消滅をもって定義された)
気候環境が一転して地球全体が温暖化し、氷河がモレーンを残して後退した。
の大型哺乳類の生息環境が縮小し、彼らを絶滅させた。
期間が短いため大規模な大陸の移動などはないが、完新世の初期には、
大陸氷床の融解によって海面が130m以上急激に上昇した。特に 完新世の
気候最温暖期(7000〜5000年前 ヒプシサーマル⋆)と呼ばれる時代には、現在より
3〜5m程 海水準(陸地に対する海面の相対的な高さ)が高かったとされ(縄文海進)、
その後、海面は緩やかに下降し、海水準は 直近の2,000年ほどは比較的安定
している。
スンダランドが海中に没し、現在のインドネシアやフィリピンなどに相当する地域
がユーラシア大陸から分離して島となった。
北米大陸は ユーラシア大陸から分離した。
9600年前頃、ドーバー海峡ができ、グレートブリテンが大陸から切り離された。
約7300年前 南九州の鬼界アカホヤが噴火し、巨大地震や巨大津波が発生。
⋆ この頃までには、氷床は 北米や北ヨーロッパからほとんど姿を消して、
グリーンランドと南極大陸に退いていた。この氷床から海洋への融水の流出は、
かつて 氷床があった陸上からは荷重が取り除かれ、一方では 海洋底に
新たに荷重が加わったことを意味する。その結果、陸上では隆起運動が、
海洋では沈降運動が始った。フェノスカンジアでは 今もこの隆起が続いて
おり、中心部では 1年当り 1cmの割合で地表が高くなっている。
ボレアル期(8800〜7600BP) 亜氷期
8200年前に大規模な寒冷化が始まり 400年間続いた。現在より 2-3℃気温
が低かったと推定される。
アトランティック期(7600〜4500BP) 亜間氷期 新石器-青銅器時代
気候最温暖期(ヒプシサーマル)で、現在より 世界平均で 2-3℃暖かかった。
氷河の前進が世界的に起こった寒冷期。
サブアトランティック期(2500BP〜) 亜間氷期 ※ 新石器時代(BC8500〜3500年)
村落の形成や農耕、動物の家畜化⋆、道具類の発展、巨石建造物、
そして 戦争の痕跡が確認できる。
に製作が始まり、 乾燥地帯で BC6000年頃と推測される メソポタミア
最古の土器などに先行していた。
ブタは 中国でも 独自に家畜化されている。
から家畜化されている。
が家畜化される。
から家畜化された。
が家畜化された。
イエネコの祖先は 約13万1000年前(アレレード期) 中東の砂漠などに
生息していた リビアヤマネコ。
ネコは イヌより家畜化の時期が遅いが、これは イヌが狩猟採集民に
猟犬や番犬として必要とされ、早くから人社会に組み込まれたが、
ネコは、農耕の開始に伴いネズミの害が深刻にならない限り有用性がなく、
むしろ 狩猟者としては 競合相手ですらあったため。
また、伝染病を媒介する鼠を駆除することは、疫病の予防にもなった。
最古の飼育例は、キプロス島の約9,500年前の遺跡に見られる。
今日のイエネコの直接的・系統的起源は明らかではないが、BC3000年頃
の古代エジプトで固定化されたものとされる。
(未完成)
国土交通省 国土技術政策総合研究所
気候変動適応研究本部 副本部長 大 平 一 典 |
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地球温暖化 | 2010-2013 横浜国立大大学院教授 伊藤公紀
ホッケースティック論争 - 増田耕一 海洋研究開発機構
地球環境ユニット 主任研究員 小川順子 2010
文部科学省科学技術振興調整費で行われている事業、「戦略的研究拠点育成」
というものがある。東京大学が環境関係の大プロジェクトIR3Sというものを実施して
いたが、このプロジェクトの叢書No.1として、「地球温暖化懐疑論批判」という冊子が
発行された。
この本で反論の対象となったのは、槌田敦、薬師院仁志、渡辺正、伊藤公紀、 近藤邦明、池田清彦、矢沢潔、ロンボルグ、ダーキン(映像監督)、武田邦彦、
伊藤・渡辺、山口光恒、丸山茂徳、武田・丸山、養老猛司、赤祖父俊一の各氏である。
これに対し、懐疑論批判派として執筆に加わったのは、 東北大学 明日香壽川、気象研究所 吉村純、海洋研究開発機構 増田耕一、 海洋研究開発機構 川宮未知生、国立環境研究所 江守正多、野沢徹、高橋潔、
海洋研究開発機構 伊勢武史、国立極地研究所 川村健二、東京大学 山本政一郎 の各氏。 ↑
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