混沌の時代のなかで、真実の光を求めて

現代に生きる私の上に 仏法は何ができるかを 試そうと思い立ちました。//全ての原発を 即刻停止して、 別の生き方をしましょう。

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                        福島地方のセシウム汚染状況
                                           は、
      チェルノブイリ事故に比べ,面積的には一桁狭いが,

   濃度的には 同事故に匹敵する土壌のセシウム汚染が生じている

                ―――  土壌汚染問題とその対応 - 原子力委員会  P8
                        2011.5.24  第16回原子力委員会
                        河田東海夫(NUMO フェロー)





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   チェルノブイリ被害の全貌
              〜アレクセイ・ヤブロコフ博士講演会
                      2013/05/18 

      会場: 星陵会館
    主催: チェルノブイリ被害実態レポート翻訳プロジェクト
                    http://chernobyl25.blogspot.jp/
    共催: ピースボート、グリーンピース・ジャパン、FoE Japan、グリーン・アクション、
        原子力市民委員会
    協賛: 岩波書店
    解説: 崎山比早子
    司会: おしどりマコ  
                                              アレクセイ・ヤブロコフ (1933〜) - Wikipedia


       






       日時  2013520()午後6時30分〜
       会場  郡山市総合福祉センター5階集会室
       講師  アレクセイ・V・ヤブロコフ博士
            (岩波書店『チェルノブイリ被害の全貌』編著者)
       主催  ふくしま集団疎開裁判の会
            チェルノブイリ被害実態レポート翻訳チーム

  【 講演の冒頭抜粋 】
   では この本がそもそも誕生した経緯というものを 少しお話しをさせていただきます。
      2005年 つまり チェルノブイリの事故から20年経とうとしている時でありますけれども、
  IAEA国際原子力機関 そして WHO世界保健機関がチェルノブイリ事故の報告書という
  大変厚い本、報告書を出しました。
   その報告書に書かれていたことというのが、私を含めた私の友人達が、自分の目で見、
  自分の耳で聞いてきたことと余りにかけ離れていたということに驚いたわけであります。
   そこで私たちは、自分たちで独自の本を書こうということを決意いたしました。
 
     【 チェルノブイリの教訓 】
     その1: 「放射線の状況というものは安全です」 という当局の公の宣言を
       決して信用してはいけない。
   その2: 空気・水・食料品に関して政府から独立した形で放射能をモニタリングする
       システム、体制を確立しなければいけない。 
   その3: 体内の放射線核種ということに関して、つまり内部被曝に関して政府から
       独立したモニタリングを確立しなければいけない。

      チェルノブイリ以降のこういった機関(IAEA,,WHO,UNSCEAR)の行動というもので
  ありますけれども、それを思い出してみたいと思います。
  「 危険というものはありません、将来も危険な事態にはなりません 」ということを
  言い続けていたわけです。そして 事故が発生してから 7年、8年、10年経ってはじめて、
  「 いや、危険はありました、そして それ以降の危険というものもあったわけであります 」
  ということを言うわけです。
   そして 福島の事故以降、どうだったかといいますと、こういった組織というものは、
  「 危険はありません、そして 今後の危険もないでしょう、少なくとも目に見えるような危険
  はないんです 」と言っているわけです。
  ですから 将来、「 かつては間違ったことを言っていました 」ということになると思います。


      1レントゲン= 8.77 mGy  1マイクロレントゲン=0.00877μ㏜
      70マイクロレントゲン=0.614μ㏜


    チェルノブイリの事故と、そして福島の事故それ自体をくらべてみますと、事故によって
   放出された放射性物質というものは福島の事故の場合チェルノブイリの1/2である、
   1/3であるということが言われています。 
    しかし、私たちが注目すべきなのは、どれだけ放出されたかということではなくて、
   それが実際どれだけ人に影響を与えるかということであると思います。
   人口の数、人口密度ということを比べてみますと、チェルノブイリ地区の周辺に住んでいる
   人の数よりも はるかに 2倍3倍の数の人々が福島には生活をしているわけであります。

   「平均的な線量」というもの、それは 大きな病院の平均気温は いくらだから各病人に
   影響はない、あると言うのと全く同じで意味がない。





      5月21日 外国人記者クラブ記者会見
            https://www.youtube.com/watch?v=AVGbdbXAdcE#t=171
         ビデオニュース・ドットコムによる編集版・神保哲生×宮台真司/日本語字幕あり
    

         原発事故後の一般­の人たちが 実際に浴びた被曝線量 や 放射性物質を内部に
   取り込んだ内部被曝の線量を計測­するのは事実上不可能だ。
   事故後は 放射線量も数倍から1000倍までめまぐるし­く変化し、しかも 個々人が
   たまたま立っていた場所によっても、被曝量が大幅に異なるか­らだ。
    重要なのは平均値や何パーセントの人が癌や白血病に罹るかもしれないという
   平­均を前提としたデータではなく、個々人が自分のリスクを正確に把握し、それに
   沿った対­応を行うことだ。
    原発事故による個人への影響は、目の水晶体の混濁や歯のエナメ­ル質の変質、
   毛髪や爪などにのこった核物質の痕跡などから知ることが可能だ。例­えば、3%の
   確率で病気になるということだから、それほど心配しなくてもいいというの­ではなく、
   自分がたまたま100人のうちの3人に該当した場合と、97人の健康なグル­ープに属して
   いた場合とでは、当然取るべき対応が変わってくるはずだ⋆。


            ⋆ 交通事故で 1年間に100人当り3人が死亡する社会では、
             その社会の人口が1億人だったとき、
                   100,000,000×3/100=3,000,000
             つまり、300万人が交通事故で死亡することになる。
              これを許容す社会では、
             日本の交通規則のほとんどは不要なものとなる。




     
   5月22日  京都市左京区 京都精華大学 
    

    





         破線の円: 30km圏
               1990年 ソビエツカヤ・ベロルシア紙

  プルトニウム239+240の汚染地図
                                                                                  
                


   斜め格子エリア: 0.1Ci/k㎡(=3700㏃/㎡)以上
          0.03Ci/k㎡=300㏃/㎡      0.006Ci/k㎡=60㏃/㎡
                         (1Ci=3.7×1010 Bq

                           土壌試料の採取:平成24年9月 




  ストロンチウム90の汚染地図


      斜め格子エリア(緊急移住地域): 3Ci/k㎡(=11万1000㏃/㎡)以上
          // エリア(移住地域): 2〜3Ci/」k㎡(=7万4000〜11万1000㏃/㎡)
         V V エリア: 1〜2Ci/k㎡(=3万7000〜7万4000㏃/㎡)

           移住の権利を有する居住地域:1万8500−7万4000㏃/㎡
           放射線定期管理居住地域:5550〜1万8500㏃/㎡
                   ――― 青色区分は ベラルーシのもの
 

         0.8Ci/k㎡=2万9600㏃/㎡、 0.17Ci/k㎡=6290㏃/㎡


     ベラルーシ共和国 ウクライナ共和国のストロンチウム90の汚染地図 『汚染地帯からの報告 チェルノブイリ救援調査団』1991年 リベルタ出版 




             


  セシウム137

                                Dr.Frank Brose, Berlin.

      http://www.unscear.org/images/ContaminationMap_Cs_BeUkRu_Fig_VI.jpg
Last updated: Tuesday, 16 December 2008
                         www.unscear.org/unscear/en/chernobylmaps.html


   1,480 kBq/m2以上の汚染地域: 3,100 km2
   居住禁止区域(Exclusion Zone):– 強制移住区域
               高齢者を中心に約800人が戻ってきて居住を黙認されている
   555〜1,480 kBq/m2の汚染地域: 7,200 km2
   特別放射線管理区域(Strict Radiation Control Area):– 一時移住区域
               – 農地利用禁止  – 約27万人が居住
   37 kBq/m2以上の汚染地域: 125,000 km2 
      185〜555k㏃/㎡ 
      高汚染地域– 移住権を持つ居住区域
          汚染地域全体の約1割を占める
      37〜185k㏃/㎡
      汚染地域(Contaminated Area)
          キエフなど大都市を含み,500万人以上が住んでいる
         欧州でも,スウェーデン,ノルウェイ,フィンランド,スイス,オーストリア
         の一部で 37 kBq/m2以上の汚染が発生(全面積4.5万km2)

 


    ※ チェルノブイリフォーラム報告書(2006)

                                     (ベラルーシ・ロシア関係) 長友 謙治




 
 
 

  政府の 今日に至る
    福島第一原発事故への対処方法は、

  ☟のように、
     すでに、事故の約2ヵ月後には、
  その骨格ができていました。

  政府のフクシマ対応は、
  ひとえに、
 
  「原子力の復権」のためであったわけです。
     (そして、暗に 「国家経済」の破綻回避のため・・・)

  我々は、
  この原発事故が、
  どれほど大規模のものであったかを
  十分に認識できていません。 

 




                 2011.5.24  第16回原子力委員会
                      河田東海夫(NUMO フェロー)

      􀁺 チェルノブイリ事故に比べ,面積的には一桁狭いが,濃度的には

        同事故に匹敵する土壌のセシウム汚染が生じている


       今後の対応について(1)
      􀁺 福島県内では,チェルノブイリ事故で居住禁止や農業禁止となったレベルの
      深刻な土壌や環境の汚染が いくつかの市町村にまたがって発生している(注)。
      􀁺 原子炉の安定化と後始末は必ず成し遂げなければならない大事な仕事であるが、

      それ以上に大事なのは「社会的修復」であり、日本の原子力の復権は福島地方

      の土壌・環境汚染問題を住民との間で 民主的な方法によって解決できるかどうかに

      かかっている
      􀁺 避難者を地元に帰し,生活を取り戻させるためには,大規模な土壌修復計画が
      不可欠であり,それらと連動した避難解除計画,長期モニタリング,住民ケアを含む
      包括的な環境修復事業(ふるさと再生事業)に 国は強い決意で臨む必要があり,
      そのために しっかりした体制を構築することが望まれる。
      􀁺 事故後の影響域住民の放射線防護やそれを基軸に置いた環境修復事業に
      かんしては,国際的指針(ICRP勧告やIAEA 安全基準等)にしたがった透明性の
      ある取組が必要。
 
 

     (注)
      チェルノブイリ事故で設定された汚染のレベル区分とそれにもとずく対策は
     放射線防護上は より安全側設定であったが,その便益べ生に比べ,住民の生活
     への過大な負荷を強いる結果になり,今日では,「最適化」や「正当化」の視点から
     問題があったとの評価がなされている
      我が国としては,その後に整備された国際的指針をもとに,「最適化」や「正当化」
     の観点でバランスのとれたあらたなレベル区分設定を行うことが望まれる

         <ウクライナの農業(2)
                       ウクライナにおいて チェルノブイリ関連の総予算は、非常に大きく、GDP
                   の数%のレベルであった(1992年 4.6%、1993年 1.9%、1994年 2.2%)。
         そのうち (補助金や、医療・サナトリウム無料サービスといった)社会保障費用は、
         1992年で 42%、2000年で 95%であった。
          2000年のウクライナの国家予算において、チェルノブイリ関係費用が占める割合は
         4.6%であった。 しかし この額は、法律によって必要とされるものの 27%に
         過ぎない。  必要額と提供される資金のギャップは、ウクライナの「国家経済」が
         チェルノブイリ支出を担えないことを示している。
 


      今後の対応について(3)
     􀁺 環境修復事業(ふるさと再生事業)の計画と遂行には,そのための基本指針を
     明確化する必要がある。このため,準備組織における検討と並行して,放射線審議会
     において ICRP勧告111号(注)の福島第一発電所事故後への適用に関する検討を
     至急行い,事故後対応における放射線防護の基本指針(参考レベルの設定を含む)
     を国民や関係住民に明示すべきである(当面暫定案とし,防護方策の「最適化」と
     「正当化」の観点から,状況に応じて適宜見直すことも可)。

    (注)ICRP Publication 111
     原子力事故又は放射線緊急事態後における長期汚染地域に居住する人々の防護
     に対する委員会勧告の適用

     住民の事故後20年間の平均被ばく量(全身被ばく)
    • 特別放射線管理地域の住民
           – 事故後20年間の累積被ばく量は50mSv以上
     – 人によっては数100 mSv
    • 汚染地域の住民
     – 事故後20年間の累積被ばく量は10〜30mSv
    • 内部被ばくの寄与率は 38%(ロシア,ベラルーシ)〜55%(ウクライナ)
    • 上記累積線量の8割は 最初の10年に,残り2割が その後の10年に被ばく
    • 年間被ばく量の減少は 今後(20年目以降)は非常に遅く,年3〜5%程度しか期待
     できない
    • 小児の甲状腺ガンの問題を除いて、健康への影響は認められていない
                             Chernobyl Legacy (2nd edition) , IAEA 2
 





  因みに、
 この第16回原子力委員会が開かれた前日の5月23日、 
 NHKは 時論公論 「放射性物質の除染を急げ」  という論説を発表しており、
 原子力委員会の元委員長代理・田中俊一氏のコメントを載せている。

  ※ 文科省が、4月19日 福島県教委等に 学校再開基準20m㏜/年を通知する前に、
    やはり、4月13日 NHKの「時事公論」が この決定の露払いをしている。 
                             <ガラスバッジ(3)








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