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3−10 のつづき
(3−2) 2011/8/8〜8/9
3−11
○ あと、次に行きますけれども、手順書類の管理は。
● 済みません。これは 多分、このガイドラインは、単一故障みたいに考えて、
DGそのものは 1台はトラブってしまったとか、RHRが何かトラブってしまったとか、
どんと全部いっぺんにダメになるような事情想定していませんから、そういう所
が もともと違う。
○ 例えば、交流電源喪失なんかも、こちらのガイドラインの方で、兆候ベースから
見るわけですかね。それで、ぼんと出ているんですけれども、それを見ると、
要するに そういう場合に 他号機から電源を融通して、その間に復旧させて、
そういう感じのことが書いてありますね。そうすると、他号機までやられていると、
もう使えないという話ですね。
今回は、そういう所では ここも超えてしまっている。
● 今回、一番注意しなければいけないのは、電源だけの問題ではなくて、
要するに あそこの外部電源喪失を考えて、プラントがあって 外部の送電線から
持ってきて、こいつだけがだめだったら、要するに よそから他に持ってきて、
これにつないで、電源をやればいいんです。だけれども、この下の負荷そのもの
が、負荷の電源盤だとか、これを使っているわけですから、これを持ってきても
これは動かないんですよ。もともと どだい想定している事象が 単純に外部電源
だけの損傷であれば、どこかから思いっきり大至急 P 5
別の送電線から引いてくるとか、そういうことは何とかやろうと思えばできるんで
すね。それを想定しているんですね。ここで言っている外部電源喪失は、これは
外部電源 ならびに内部負荷喪失なんです。今回の事象は 極論すると。
だから、外部電源喪失という一言だけで片付けられてしまうと、ある意味 誤解
を生むんではないかと、ずっと思っているんです。
○ その内部負荷まで喪失した場合に どうするかみたいなものは、ここは書いて
いないですか。
● ええ。
○ 当然 そういうような事象、しかも それは1号だけではなくて 全部ですね。
そういうような状況というのは、これまで余りなかなか考えられてきていないという
ことなんですかね。考えられていないから現場で どうするかと考えなければ
いけなかったということですね。
● 本店も、さっきも言ったんですけれども、さっきの優先事項の中で、電源復旧を
至急やっていましたね。なかなか言っても 本店も そこがわかっていないんです。
普通の外部電源喪失と、外部電源さえ復旧すれば 中は何とかなると思って
いるバカがたくさんいて、中は これだけダメージを受けているのに、内部電源を
いくら持って来たって引き回せる所は 極めて少ないという話は してあるんです
けれども、そこは ずっと逆でしたね。
○ では、その辺りで この辺の手順書は、参考にはなるんだけれども、それを
そのまま使えないということですね。
● 全部使えないです。
○ それから、これらの手順書については、さっきも少しお話がありましたが、管理
等という所に書いてありますけれども、中央操作室と緊急時対策室で保管、今回
は 免震重要棟の方で対策室を作っているので、そちらの方に SOPとかEOPとか
そこまであったかどうかは よく分らないと。
● ここは 確認してもらえば と思います。
○ 分りました。次、教育の話が出てきて、ここから順番に6−1から教育対象者
というのがあって、ここは 実施組織の運転員と支援組織の要因全員を対象と
いうことで、教育の内容として、ここにずっと書いてあるんですが、支援組織に
おいては、プラントの状況把握等々、方策の検討などを実施することとしており、
支援組織の要員は アクシデントマネジメント ガイド の記載内容の他、シビアアクシデント
時のプラント挙動等に関して、総合的な知識を有している必要があるということで、
どういうことをするかというと、これはアクシデントマネジメントの実施に関わる
基礎的知識について 机上研修を実施、それから 技術検討を担当する要員や
各班の責任者等、専門的な知識を有している必要がある要員については、応用
的な知識についての研修を実施、というふうにしてあって、最後の所の段階に、
これら机上研修は、支援組織の要員全員が 在任中に 1回受講することにして
いるということと、あと 組織全体の実効性を総合的に確認するため、アクシデント
マネジメント を想定した演習を年一回実施、と書いてあって、この机上研修みたいな
ものをやら P 6
れているんですかね。
● これはやっておりますよ。
○ これは、どんな感じでやるんですかね。
● これは、境域訓練班の中でも、教育プログラムに入っていて、よく分っている
講師が、1時間か1時間半ぐらいですけれども、先生をやって、内容の概略を
説明するというようなことですね。
○ これは、この文章だけを見ると、文章上は 在任中に一回と書いてあって、
そうすると。
● 異動がありますね。
○ 異動で入ってきて、これに指定されたら、初めての人は 受講すると。
● 受けなさいと。ただ、その通り どの程度やっていたか、やっているの間違い
ないですけれども、各々の人に対して、着任時に 必ず そのタイミングでやって
いたか、時間遅れても、要するに 年に一回なので、それに合わせてやっていた
とか、その辺の具体的なところは把握していませんが。
○ この研修を受け持つのは。
● 教育訓練グループ。
○ これは、部で言うと。
● 部はないんですが、要するに 訓練プログラムを作っているような所があり
まして、一番上が すぐうちは組織の名前が変わるから訳が分からなくなる。
訓練センター、要するに 副所長級が 一番上にいて、そこで 1つの組織を作って
いるんです。 これだけではなくて、新入社員研修を含めて、全体の研修の
プログラムを作っている所があって、そこが全体の面倒を見ています。ただ、内容
については、発電だとか、技術的な安全の話があるので、技術総括部なんて
いうものもありますね。あそこが関与しておりまして やっているという形です。
○ それは、机上研修とかで 実際にやられて、あと、アクシデントマネジメントを想定
した演習。
● これは、毎年一回やっている防災訓練です。
○ これは、防災訓練なんですね。直近ではいつ頃。
● 直近は、1月か2月。
○ 何か防災安全部の方に伺ったら、それが これに当るのかどうかよく分らない
んですが、2月の下旬ごろに、3号機か5号機か、何かその辺を使って、実際に
やられているということなんですけれども。
● これは、年に一回やっています。
○ それは、所長も参加されるんですか。
● 勿論、私が本部長で、今と同じ形でやります。
○ 緊急対策室みたいな所で、それで円卓で、そのときは班長さんもずっと。
P 7
● 今と同じ形でいます。それから、本店も参加します。
○ その時は、県とかは。
● 県も、今回 2月は参加しました。
○ オフサイトセンターとかは。
● オフサイトセンター までは開かないですけれども、一応 模擬的に オフサイトセンター を
開いた形にしまして、今回は開いたんです。2月の場合は、私も頭が混乱して
いて、 2月の場合は、実際に オフサイトセンターに 県と国がヘリコプターで
集まって、確か実模擬をやっていたと思いますね。そうやらない場合もあるん
ですよ。ダミーで、誰かが代わりに電話をするとか。
○ 例えば、今回なんか、シナリオみたいなのがあったわけですね。そのシナリオ
というのは、誰が考えるんですか。
● シナリオは、さっき言いました安全屋というか、うちで言うと、今 品質安全部が
どちらかというと見ているんですかね。品質安全部に、安全のチームがいます
ので、そこと本店の安全部が共有して お出しになっています。
○ その時に、そのシナリオに基づいて、ずっと事象の進展があって、そこに対応
していくということになるわけですね。では、その日は、参加者というんですか、
この中でも。
● ほとんど全部 参加します。
○ ここの当直で、1,2,3号機を運転している人たちがいますね。この人たちは
どうするんですか。
● その人たちは、残念ながら その時は、当該の中央操作室の所の人がメイン
でやるわけですね。
それは、非常に難しいのは、ご存じのように、うちは交代制ですから、たまたま
そこに、5班ありますから、ぶつかったチームは、クルーはやりますけれども、
あとの4班は、それは ある意味では経験しない。ただ、彼らは 運転員は
これは もっと支援要員の話を分けますと、支援要員は そんな形で 年に一回
の研修とあれですけれども、演習ですけれども、運転員は もともと シミュレーション
で運転訓練をしたり、要するに 1年のうち、勤務体系の中で、5分の1は訓練
しなさいとなっているわけなんです。
その中で、今のEOPもそうですし、シビアアクシデントの手順も そこでやるわけ
ですね。勉強するわけです。
○ その時、訓練直とか言われているんですかね。
● 訓練直です。
○ この人たちというのは、どこでやるんですか。
● 1つは、旧事務本館と言いまして、ここにシミュレーターがあります。サイト
シミュレーターと言って、これは実規模の発電所の中央操作室の盤と同じ盤
がおいてありますので、そこでやる。 P 8
それから、BTCと言いまして、BWR トレーニングセンター と、ここにも シミュレーターが
4台置いてあるのかな、それで訓練直の時に、そこで利用しまして、シビアアクシデント
の手順についても確認しながら勉強すると、こういう形になっています。
○ その5班のうちの訓練直の班というのは、これは 例えば 一定の期間、1ヵ月
とか2ヵ月とか3ヵ月ぐらいは ずっと訓練直なんですか。
● いいえ、うちの場合、日勤、日勤して、夜、夜やって、それで休、休とか、こう
いう あれで5班で分かれていますけれども、途中で これが一週間ぐらい抜けて、
教育直になるわけです。だから、さっき5分の1と言いましたのは、5班で回して
いて、そのうち 1サイクルがありますので、こういう教育直になっていますから、
その時間帯は 全部サイトシミュレーションではないですよ、机上もあり、いろんな
やり方はあるんですけれども、そこで訓練する。その訓練プログラムの中に、この
シビアアクシデントの手順についても提供すると。
ですから、まずは 一番重要なのは、こういう運転操作は、運転員がやる、さっき
から何回も言っていますけれども、基本的には運転員の操作の中でリカバリー
するというのが基本ですから、これに重点的に教育すると。それ以外の人間は、
勿論 いろんな安全の専門家だとかは、当直員よりも安全について より細かく
知っているとか、より広い知識があるとか、色々いるわけですけれども、そういう
者が こういう訓練の中で バックアップ をしながら、全体でやっていくという形ですね。
○ そうすると、当直の方というのは、別途 彼らは彼らで運転操作という所で、
色々とやらなければいけないので、それは 年に一回とかではなくて、訓練直
にあたった時には、そういう対応をされているということですね。
● はい。
○ あと、「講師」という欄があって、シビアアクシデント及びアクシデントマネジメント
について 専門的な知識を有する社内外の者を講師としているとあるんですけれ
ども、これは 外部講師を呼んできて ということもあるんですか。
● 外部講師の場合は、例えば さっき言った BWR トレーニングセンターの講師の方とか、
それから 場合によっては、今は だいたい、それと 社内の専門家で 大体補って
いると思うんですけれどもね。
○ 今回、プラント製造メーカーの専門家、発電所においてプラントの安全確保
業務を実施している技術グループ員を講師にしていると。
● どちらかと言うと、後者のプラントの安全確保業務を実施している技術グループ員
の講師がメインであって、製造 メーカー の方は、どちらかと言うと、全体的な システム
設計のことはあるんですけれども、プラントの挙動だとか、運用という所になると、
これは電力がある。なかなかプラント機器メーカーの専門家は、ダメだと言って
いるわけではなくて、設計上の話は 物すごくよく分かりますから、そういうことは
勿論 頼むこともあるんですが、メインは 今 後ろですね。
P 9
(つづく)
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チェルノブイリ被害の全貌 のつづき
日本の放射能被害を防ごう 〜 誰も知らない27年後のチェルノブイリ
2013年11月20日
福島県郡山市の福島県教組郡山支部会館 ウクライナ タチアナ・アンドロシェンコ女史
( チェルノブイリ原発事故後の7年間、原発から32キロの場所
に住み続け、1992年になって、汚染の少ないコヴァリン村
に移住した。被災者や汚染された地域に住む人たちの
救援団体を立ち上げ、小若氏のプロジェクトに協力する
コーディネーターでもある。)
事故から3年たった1989年春に、30km圏以外に広大な汚染地域のある
ことが判明すると、チェルノブイリ事故の責任追及と放射能汚染対策を求める
運動が広がった。
モスクワ連邦政府はゆるめの汚染対策を提案したが、汚染地域住民や
共和国政府は より厳しい対策を要求した。 連邦政府の意向に反して
ベラルーシの議会は 1989年7月、高汚染地域(Cs137 汚染>555kBq/㎡)
の住民11万人を新たに移住させる決定を行った。事故直後の避難住民を
含め、汚染地からの移住を余儀なくされたのは、ウクライナ 16.3万人、
ベラルーシ 13.5万人、ロシア 5.2万人で合計35万人とされている。
この数に、自主的な判断で汚染地から移住した人々を加えると、結局40〜
50万の人々が住み慣れた土地を離れたと言ってよいであろう。
「チェルノブイリ原発事故:何が起きたのか」
今中哲二 <第8回環境放射能研究会(2007年3月) タチアナ・アンドロシェンコ氏の講演に先立ち、
食品と暮らしの安全基金代表の小若順一氏が、
同団体が2012年よりウクライナでおこなってきた空間線量調査と健康調査
について説明した。
2012年に調査したウクライナのピシャニツァ村学校とモジャリ村学校地域
の空間線量は、0.09μ㏜/時と、0.12μ㏜/時。
タチアナ氏が住むコヴァリン村の空間線量は、0.03〜0.10μ㏜/時だった。
この地域の学校の1学年の子供たちに、小若氏が健康についての聞き取り
調査を2012年9月に行った結果では、ピシャニツァ村の 45人中、足の痛い子
が 62%、頭が痛い子は 47%、のどが痛い子は 36%、痛みがない子が 36%
だった。 モジャリ村学校の 32人では、足が痛い子が 72%、頭痛が 81%、
のどの痛みが 59%、痛みなしが 16%だった。
モジャリ村学校地域では、ベリー類とキノコさえ食べなければ、2〜5 Bq/Kg
の食事が一般的だった。コヴァリン村では、大学が キノコと川魚以外の品目
37品目を検査したところ、検出限界を1.8 か1.7 Bq/Kgにしても、放射能は
検出されなかった。
非汚染地域のノヴィ・マルチノヴィチで、子供が 1日に食べる食事を調査
した結果、放射性物質は平均 1.1Bq/Kgだった。小若氏は「1.1Bq/Kgの
食事でも健康被害が出ており・・・⋆」
土壌汚染 深さ20cm 畑 ( 2013年8月 ㏃/㎏ )
Cs137 Sr90
ピシャニツァ 255 26
モジャリ 127 65
コヴァリン 8 25
ノヴィ・マルチノヴィチ 7 3
日本とウクライナを比較して、小若氏は
1. 原発の爆発の規模が違い、日本ではストロンチウムの地上汚染が少ない⋆。
2. 日本は世界最大の科学肥料の投入国であり、土中に カリウム と カルシウム が
多いので、セシウムとストロンチウムを植物が吸い込むリスクは少ない。
3. 食料自給率が低い日本では、海外の食品を食べることが多い
ので、食品の放射能汚染による健康被害が出にくい状況もある、と。
⋆ 3.11以前の核実験による日本の土壌汚染 と比べてみると・・・。 穀粒・精白米のCs-137汚染(関東) 1975〜
@穀物の検査結果は 1975年より前が欠落している
・農水省の独立行政法人 農業環境技術研究所は 1950年代末より 40年以上にわたり
核実験による影響を 継続的に調べていて、
主要穀物に含まれる人工放射性核種 (2006)には、
白米と玄麦中の Cs137 及び Sr90濃度(平均)推移の図があります。
10^3 m㏃/㎏=1㏃/kg
Cs137は、
白米:60年代半ばまで 1㏃/kg以上、80年代前半まで 0.1㏃/kg以上、
それ以降は、0.01㏃/kg以上
玄麦:50年代末から1970年まで、ピークの62〜64年を除いて、1〜10㏃/kg、
62〜64年は、10〜60㏃/㎏。
日本海側は、72〜88年 0.1〜1㏃/kg、これ以降は 0.01㏃/㎏以上。
太平洋側が、82年まで 0.1㏃以上、これ以降は 0.01㏃/㎏以上。
Sr90は、 白米、玄麦ともに 日本海側が 太平洋側より高く、
白米: ピークの62〜64年 0.1〜0.2㏃/㎏、他は 日本海側は 約0.01㏃/㎏以上。
太平洋側は 83年まで 0.01㏃/㎏以上、これ以降は 0.001㏃/㎏以上。
玄麦: 日本海側は 63、64年は 10㏃/kg余、70年まで 1㏃/㎏以上、02年まで
0.1㏃/kg。太平洋側は 63年 10㏃/kg、66年まで 1㏃/kg以上、
以降 02年まで 0.1㏃/kg。
――― となっていて、玄麦の方が 白米の10〜100倍ほど高く出ています。
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