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原乳
原乳の汚染は 事故初期の放射性ヨウ素によるもので、
放射性セシウムによる汚染は 少ない。
㏃/㎏
ヨウ素 131 セシウム 134 セシウム 137 採取日
2011年3月20日 農林水産省総合食料局長
2011年3月21日 原子力対策本部長
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2015年07月10日
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原発事故が、
大地震と大津波による被災者に対する救援活動を崩壊させたことを、
下のように 日本赤十字職員が証言している。
震災時の対応を振り返り
福島県日赤事業推進課長 岸波庄一
3月11日(金)、支部事務所室では 職員が通常の業務を行っていた。
当然、各自の携帯電話から鳴り響く地震警報。その後間もなく 事務室が揺れ
始め、揺れ(震度6弱)の大きさから被害がかなり大きくなることを直感した。
揺れが収まると同時に テレビによる情報収集を始めたが、その後の甚大な
被害も想像がつかないまま、施設の安全確認(支部・病院・血液センター)や
赤十字業務無線を通じての通信確保、津波情報が発令された浜通り市町村へ
の被害状況の確認を行った。しかし、電話回線は思うようにつながらず、県庁内
災害対策本部でも 情報が錯綜しており、県内市町村のどこでどのような被害が
発生しているのか、救護は必要とされているかなどを判断することはできなか
った。
その後、県庁災対本部に派遣した職員からの情報により、県内各地の被災
状況が徐々に判明し、震災影響の大きさを改めて確認した。市町村被害状況が
つかめないまま、テレビによる情報収集を行っていたが、東京電力福島第一原発
1〜3号機全交流電源喪失により 原子力緊急事態が宣言された時には、支部
全職員が家族や自身への危機感を募らせた。
震災当日11日には、福島赤十字病院DMATが出動し、その後翌日の12日
には当支部第一救護班を派遣、県外からも救護班が支援に駆けつけ、支部では
県内被災状況を把握できないまま、救護班要請のあった相馬市(2班)、南相馬市
(1班)、浪江町(3班)、新地町(3班)、楢葉町(2〜3班)の計12班を 本社に
支援要請し、既に DMATとして 県立医大に待機していた本社医療センター、新潟
県、神奈川県の他、愛知県2班(新地町)、福島県、滋賀県、広島県、岡山県(
相馬市)の各救護班を 当支部指揮下のもとに派遣した。
活動開始後約4時間、新地町で活動中の新潟救護班から原発が危険な状況
である旨の緊急連絡があり、救護班行動の確認を求められた。県庁災対本部
派遣職員にも 原発の状況確認を行ったが、予断を許さない危険な状況である
ことを確認し、その後 新地町役場職員からも 救護班の対応をもとめられた。
同時に活動していた救護班からの情報でも、既に 原発周辺市町村住民が避難
を開始している状況である報告を得た。
県や新地町、救護班からの情報を元に県支部災対本部で出した結論は、
原発状況が不透明な中での活動を中断し、新地町で活動していた救護班は
宮城県白石市へ、相馬市で活動していた救護班は川俣町へ 一旦後退させる
ことにした。
この措置は、被災地撤退ではなく、あくまでも後退であり、後退した先での活動は
避難してきた方々への活動が実施され、今でも正しかったと確信している。
当支部指揮下における救護班員の安全管理上、そこに留まり活動を継続させる
だけの安全を確認するための時間的余裕がなく、防護服や放射線量計などの
防護体制が整っていない救護班が、万々が一 原発事故により身動きの取れない
状況になってしまうことは、指揮する支部として絶対に避けなければならなかった。
震災翌日12日には、高知県、香川県救護班も 田村市内で活動していたが、
同日午後3時36分、東京電力福島第一原発1号機が水素爆発し、徐々に救護
活動にも影響が及ぶこととなった。避難先での被曝者への対応や救護活動場所
の安全性に対する不安が 活動中の救護班とのやりとりからも強く感じられた。
支部に帰還した各救護班の班長、師長等で 今後の活動について話し合いが
なされ、安全な状況下での救護活動が基本であることが確認された。
しかし、避難所におけるスクリーニング体制が確立していない状況下では活動
できないことから、各救護班からの要請もあり、日赤本社としての対応を電話で
求めたが 回答は得られなかった。最終的に支部指揮下における各支援救護班
の活動は、苦渋の判断をもって指揮下での活動を解く結果となった。
翌日には、支援いただいた救護班は 全て福島県から去ることとなり、その後
15日午後から16日午前中まで支援いただいた 山形県支部救護班を最後に
当支部救護班だけの活動が余儀なくされた。 その後、支援が実施されるまでの
約1週間、福島赤十字病院を運営する中、かなり厳しい状況のもと 救護班を派遣
するために調整にあたった労苦に対し、全福島赤十字病院職員に感謝したい。
以上
(未完成)
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(22) のつづき
前記事における
4月5〜6日時点の「各市町村での 面的な汚染の広がりの様子」の図を
(20) 冒頭の市町村の順番に 並び替えてみると、
天栄村 −-‐−−−−−−−−−-−−−−−−−−−
二本松市 −−-‐−−−−−-−−−−−−−−−‐−−-
西郷村 −−−−−−−−−−−−−−−−−−—−−
大玉村 -−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
福島市 −−−−−−−-‐−−−−−−−−−−‐−−
郡山市 -−−-−−−−−−−−−--−−−-−−ーー
白河市 −−‐−−−−−−−−−−−−−−−−−−
国見町 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−-
本宮市 −−--−−−−−−−−−−-‐−−−−−−
桑折町 −−‐−−−−−−−−−−−−−−−−−−
三春町 −−—−−−−−−−−−−−−−−−−−-
泉崎村 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−ー-
−:3.8μ㏜/h以上 −:2.9〜3.8μ㏜/h未満
−:1.9〜2.9μ㏜/h未満 −:1.0〜1.9μ㏜/h未満
−:1.0μ㏜/h未満
となる。
もし、 (20) の冒頭の市町村の順番が、放射性ヨウ素の摂取による甲状腺
への影響を反映しているとすれば、
↑の各市町村における汚染割合の図は、この仮定に反しているように見える。
汚染濃度の高低 と 順番の入れ替えなど いろいろと違いが見られるが、
もっとも 無視しがたい齟齬は、天栄村 と 本宮市であり、
次に目立つのは、西郷村である。
ただ、
前記事の汚染度の高い順の図 と この図で、上6つと下6つに分けて、
2つの図を比べると、
上6 下6
前記事 本宮・二本松・大玉・福島・郡山・天栄 桑折・西郷・国見・白河・三春・泉崎
この記事 天栄・二本松・西郷・大玉・福島・郡山 白河・国見・本宮・桑折・三春・泉崎
上6つと下6つのグループは、西郷村と本宮市を除いて、並びの違いを
無視すれば、構成されている市町村が同じであることに注意したい。
これは、ヨウ素131被曝と甲状腺の状態とは 何らかの相関がある
ことを示唆しているようにも見える。
天栄村と西郷村と本宮市について。
・ なぜ、福島市や郡山市より 汚染が低いはずの天栄村が、他の市町村
よりも 甲状腺に結節が増えているのか?
・ なぜ、桑折町より 汚染が低いはずの西郷村で、大玉村よりも 甲状腺に
結節が増えているのか?
・ なぜ、市内の幼稚園・小中学校が みな1.9μ㏜/h以上だった本宮市が、
甲状腺の結節が 他の市町村と比べて それほど増えていないのか?
――― これは、たいへん奇異に感ずる。
天栄村の状況
平成23年5月1日現在 小学校(4校):331人、中学校(2校):164人
平成25年11月時点 (様式1−3)遊具更新(公園等) から
原子力災害前の人口6,291人(平成22年国勢調査)から368人が減少し、率で
5.85%が減少している。特に目立つのが 子育て世代 及び これから結婚をしよう
とする20〜34歳が、120人、率にして11.68%減少しており、今現在、原発事故
による放射能の不安から村を離れている現況である。
平成27年4月1日現在人口: 6,031人
また、全国避難者情報システム(平成24年10月現在)で40人、子ども手当事務処理 (平成24年10月現在)で19人、さらに、親世帯が本村に残って子ども世帯(孫含む)
のみが避難しているような場合等で 情報取得の手段が確保されている等の理由から
全国避難者情報システムに登録していない自主避難者が 転出者の1割にあたる78人
と推計され(各行政区代表者による個別調査に基づいた数)、合計137人が、北海道
から高知県まで全国に自主避難を余儀なくされているところ。
福島産牛で規制値超すセシウム=食肉から初の検出―厚労省
時事通信 4月1日(金)1時6分配信 厚生労働省は31日、福島県天栄村産の牛肉から食品衛生法の暫定規制値を 超える放射性セシウムが検出されたと発表した。食肉での規制値超過は初めて。
厚労省によると、この牛の肉は全量が保管されており、市場には出回っていない
という。
セシウムの規制値は 1キロ当たり500ベクレル。国の原子力災害現地対策本部 と県が冷蔵保存されていた天栄村産の牛もも肉を検査した結果、規制値を10㏃
上回る510ベクレルのセシウムが検出された。牛は15日に郡山市内で食肉処理
されている。
国と県は 県内各地の鶏肉、豚肉、牛肉の計14品を検査した。天栄村以外からは 規制値を超える食肉は出ていないことなどから、1日に同じ牛のもも肉と別の部位
の肉を検査することにした。
続報: 2011/04/22
県内の肉類の放射性物質検査で、厚生労働省と県が天栄牛から暫定基準値
を超える放射性物質が検出されたと誤って発表したことを受け、・・・
農業を基幹産業とした農村地帯です。工業団地もわずかではあるが立地
しています。また、観光も大きな産業の一つであり、・・・
■ あるブログ(福島県岩瀬郡天栄村)から
ゆーつな次男 2011年04月07日
昨日から学校が始まった小、中学生達、今日から普通授業開始、でも何か
ぐづぐづしている次男、実は 担任が変わり 初めての男の先生、怖いらしい、
直ぐ慣れるだろうけど、少し元気付けに楽しい話をしてあげました。・・・
御便り 04月18日
新学期が始まり一週目となる先週、小、中、高と4人の子供たちがそれぞれ
「管 直人」さん「高木 義明」の二人の名前が最後に入ったお便りを持って
帰って来た、全員同じ文面で「新学期を迎える皆さんへ」と始まり、震災の励まし
とねぎらい、転校生への思いやり、などなどが書かれていました、中に宮沢賢治
の「銀河鉄道の夜」の中の「僕、もうあんな暗のなかだってこわくない。・・・
震災チャリティー 04月29日
秀美と友香、沙弥香は郡山で震災のチャリティーコンサートに行きました。
かなりの募金が集まったようで安堵して戻りました。我々男組みはひたすら
ジャガイモ植えをやりました。
三人目来園 05月12日
何故か我家には、ありがたい、高級な放射線測定器なる物を持って訪れて
くれる方がいて助かります、何せ自分で買うと高い。今日の午後突然久しぶりに
来てくれたMさんおもむろに出してきたテレビのリモコン??いやいや、始めて
見る国産の放射線測定器、富士電機と書いてある、家の前で測定してくれた、
お〜〜前に測ったより低くなり、0.6マイクロ位を示していた、今までの物は全て
ロシア製でした、それに比べる重い、ただそれだけですが。グングン低くなって
欲しいです。昨日の報道等を聞いているとどんどん日本中に薄く広がっている感じ
ですね。
今日用事で村役場に行くと、知り合いの方が黒いケースを開いて見せてくれた
お〜〜今日の物はドイツ製20万円の放射線測定器、肝心の村役場は未だ
持っていないようです。今は 未だ どの数値が安全?危険?何の判断もつかない
のが我々一般人です。国を信じて暮らすしか無いのが現状です。そして 装置を
持っている方はあちこちで測って歩いている、関東地方は、スポット的に放射線量
が高い所が有るみたいで、チェルノブイリの時と ・・・
耕運終わり 05月19日
やっと田んぼの一通りの耕運を終え一安心、いやこれからの代掻きが大変な
作業だ。頑張るぞ!!今年は緑肥をライ麦だけにして緑肥ありとなしに分け、
テストします。手前がライ麦の生えた田んぼを耕しているところ、その後ろが何も
なく有機肥料だけで栽培する田んぼです。
とにかく 今日は暑くて参りました。放射線より 紫外線が強いです。 家族揃って田植え開始 06月05日
このように、
天栄村は 主な産業が 農業だという。
当時、住民の放射能に対する危機意識は どの程度だったのだろうか?
そもそも 放射能に対する知識は 極めて乏しかったようだ。
当初、ヨウ素131の汚染が顕著にあった 3月から4月にかけて、
農産物を食べることに対する警戒感は、おそらく 都市よりも 農村の方が
低かったのではないかと推測される。
しかし、それでも 3.11後2年半余り後とはいえ、20〜34歳の約1割が、
自主避難をしているということは、若い世代に 深刻な危機意識があったこと
を伺わせる。
一方、いかんせん ほとんどの子供たちは学校に縛られて そういう行動を
とるには至らなかったようだ。( 事故後2年半に 20歳ということは、事故時に
高校3年生だったということで、このことは 学校の縛りが解かれるや この地
を離れたことを意味する。 )
※ 近代の学校教育制度は、「 子供たちのため 」であるとともに、否 それ以上に
「 国家(=時代社会に優勢な勢力の利害)のため 」 に作られたものである。
「近代教育」は この2つの目的が一致している時は キレイゴトを言っておれるが、
一旦 この目的が 二律相反した際には、教員は深刻な葛藤に陥って、多くの場合
自己瞞着して恥じなくなる。また子供たちの心に、したがって 将来の社会に深刻な
影響を与えるものであった!
その意味で、文科省および県、市町村の教育行政の事故対応への検証は、
この国の将来にとって 避けて通れないものだと考えられる。
「過去の批判・検証」のない「復興」などというものは、目先に敏い商売人の発想
であり、いやしくも 良識ある大人のやることではない!
福島県のhttp://www.new-fukushima.jp/monitoring/images/navi_monitoring.gif から ヨウ素131に汚染されやすい
ことで有名なホウレンソウの測定結果を見てみると、たくさんの試料を測定
しているが、天栄村の データがない。
また、3月21日からの測定データしかなく、15日から1週間のデータは
欠けている。
因みに ヨウ素131のクリアランスレベルは 事故前には 1000㏃/㎏。
事故後 ヨウ素131の暫定規制値は、飲料水・牛乳・乳製品:300㏃/㎏
他は 2000㏃/㎏だった。
( 天栄村の北隣は 須賀川市と郡山市。 東隣は 鏡石町。 東南は 矢吹町。
南は 白河市と西郷村。 西は 下郷町、 北西は 会津若松市。)
ホウレンソウ ㏃/㎏
ヨウ素131 セシウム134 137 採取日
↓ 当初のヨウ素131の量は この3倍
↓ 当初のヨウ素131の量は この6倍
↓ 当初のヨウ素131の量は この10倍
高萩市 15,020 ㏃/㎏、 日立市 14,500 ㏃/㎏、 常陸太田市 8,830㏃/㎏、
太子町 6,100 ㏃/㎏、 東海村 9,840 ㏃/㎏、 ひたちなか市 8,420 ㏃/㎏、
H23.3.1現在の人口
福島市: 495,867、二本松市: 291,992、 本宮市: 31,507、 桑折町: 12,784、
国見町: 10,029、 大玉村: 8,636、 郡山市: 338,882、 天栄村: 6,247、
三春町: 18,089、 白河市: 64,602、 西郷村: 19,729、 泉崎村: 6,771
(つづく)
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