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06/16/2016
熊本地震を受けて
原子力規制委員会の元規制委員で、地震の専門家である島崎邦彦氏は16日、
規制委の田中俊一委員長と面会し、現在の審査基準は過小評価されている恐れが
あるとして、見直すべきと述べた。
原発再稼動の審査では、想定される最大の地震の揺れ 「基準地震動」 を算出し、 それに基づいて耐震策を取ることになっている。島崎氏は、現在、大飯原発などで
採用されている 「入倉・三宅式」が、断層面の傾斜が垂直か垂直に近い横ずれ断層
で使われた場合、著しく過小評価となる恐れがあると指摘。より真実に近づく計算式
を使って一度計算してみるべきだと提言した。
これに対し、田中委員長は、学会などで一定の評価が確立するまでは対応する つもりはないと述べた。 また、小林房耐震等規制総括官は、頭の片隅に置いて
おけばよいかと質問。 島崎氏は、「真ん中に置いて欲しい」と返した。
※ 伊方原発は、「入倉・三宅式」では計算していない。
2016.6.8
2016/6/18
原子力規制委員会による新規制基準施行後、再稼働は 九州電力川内原発 1、2号機
(鹿児島県)、関西電力高浜原発 3、4号機(福井県)に続き5基目。高浜原発は司法判断
で運転を差し止められており、再稼働すれば プルトニウム・ウラン混合酸化物(MOX)燃料を
使うプルサーマル発電としては唯一の原発となる。
平成28 年6 月16 日
東京電力ホールディングス株式会社 代表執行役社長 廣 瀬 直 己 殿 郷原信郎氏 2016年06月18日
(2016年6月17日「郷原信郎が斬る」より転載)
昨日(6月16日)、東京電力が設置した「福島第一原子力発電所事故に係る
通報・報告に関する第三者検証委員会」の検証報告書が公表され、委員全員
による委員会の記者会見が行われた。
3人の委員の一人が、舛添要一東京都知事の「第三者調査」で厳しい批判を
浴びた元東京地検特捜部副部長の佐々木善三弁護士(現役時代のあだ名が
「マムシの善三」)だ。
委員長の田中康久弁護士は、元仙台高裁長官。このような方を委員長に担ぐ
場合、委員長は 調査結果に大所高所から 「お墨付き」を与える立場で、実質的
な調査は、別の調査担当弁護士が総括するのが通例だ。
今回の「第三者検証委員会」の調査も、佐々木善三氏が総括したとみて間違い
ないであろう。記者会見でも、重要な事実関係についての質問には、佐々木氏
が答えていた。
問題は、その調査結果の内容である。
そこには、舛添氏の「第三者調査」と同様に、極めて重大な問題がある。
・・・
舛添氏の問題で、あれだけ厳しい批判を受けた佐々木弁護士が、その「第三
者調査」も大きな原因となって都知事辞任に追い込まれた直後に、別の問題の
「第三者調査」について、同様に依頼者寄りの事実認定を行い、平然と記者会見
で説明していることには、驚きを禁じ得ない。
長谷川豊氏のブログ【最悪の幕引きとなった舛添狂奏曲】でも、舛添氏を担いだ
都議会与党は、次の都知事候補のことなどで騒いだりせず、舛添氏の問題に
ついての責任を感じて、1回お休みをしたらどうかと述べているが、それは、
第三者調査で厳しい批判を受けた佐々木善三氏についてもいえることだろう。
このような「第三者調査」をのさばらせておいたのでは、弁護士の第三者調査
そのものへの信頼が著しく損なわれてしまうことになりかねない。
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