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本当に 日本国のことを思っているのは、
今まで通り 原子力を推進しようと考える人たちなのか、
それとも、小出氏のような考えの人たちなのか?
注。 「国」とは、行政官や政治家が よくいうような 「国家体制」のことではない。
国家体制は、平安時代の国家体制、鎌倉時代の国家体制、江戸幕藩体制、
大日本帝国の国家体制、戦後民主主義国家体制などなど、時代によって
前体制を否定して 次の体制に変わってくるが、いづれも 「日本国」の
国家体制である。
それらは、前体制のよい遺産とともに、負の遺産を引き継いで、次の
国家体制に移ったのである。
つまり、行政官の言う「国」は 永続しない一時代の「国家体制」にすぎない。
(どの国家体制の人々も、多くは その体制が永続すると考えていたが、
その考えは すべて間違っていた!)
特に、現・国家体制は、数十万年という人類の歴史全体を凌駕するほどの
長い間 管理しなくてはならない、つまり この国家体制だけで これを始末
をつけられない放射性廃物を生み出したという 日本歴史始まって以来の
「恥ずべき」国家体制であることを、我々は自覚しなくてはならない。
行政官や政治家が、この「国」を 「自己の国家体制だけの国」だと僭称
することを、我々は 許してはならない。
「国」とは、過去・現在・未来の国家体制すべてを含む言葉である。
ある「国家体制」或は「文明」が健全であるための指標は、
「自らの体制or文明が永続しない」ということを折り込んで作られていること
であろう。
しかし、「近代国民国家」或は「現文明」は、自らの体制が永続することを
前提にしており、極めて不健全なものである。
合掌
2015.04.04
「小出裕章ジャーナル」【原子力研究の人材育成について】 もともと日本での原子力というのは、化石燃料が無くなってしまうから
未来のエネルギー源だと言われたわけですし、原子力ができれば、電気代の値段
が付けられないぐらい安く発電できるというように、私は聞かされましたし、
原子力発電所に関しては 決して事故を起こさないんだというようなことも聞かさ
れて、今日まで来たわけです。
そのために大学という所でも沢山の学生を集めて、原子力を進めようと教育を
してきたわけですが、今となってしまえば、全てが間違っていたということが
ハッキリしています。
原子力の燃料であるウランは 化石燃料に比べれば、はるかに貧弱な資源
でしかありませんでしたし、 原子力発電所というのは 巨大な事故を起こす
ということが、もう福島第一原子力発電所の事故で示されてしまいましたし、
原子力発電の発電単価が事故と無関係でもなおかつ、火力や水力に比べて
高かった。
事故の補償費用を考えれば、もうとてつもなく高い。さらには生み出した放射性
廃物の始末、今後100万年かかるわけですけれども、そのお金を考えれば
もう途方もないくらい高い ということが分かってしまっているわけです。
もういい加減に もう目を覚まさなければいけないと思いますし、
今後も原子力を進めようとするような人材は一切不要だと 私は思いますし、
大学での研究もやらない方がいいと思います。
ただしですけれども、残念ながら 私達が原子力に夢を託して これまでやって
きてしまったがために、膨大な放射性物質を既に生み出してしまいました。
残念ながら、それを 無毒化するという力が現在の科学にはありません。
なんとか環境に漏れないように監視を続けるということしかできないわけですし、
そのための専門家というものはどうしても必要だと思います。
ただし 私自身は 原子力にまだ夢があった時代に、その夢のために自分の人生
をかけようとしたわけですけれども、
これからの人達は、私達の世代が生み出したゴミの始末をと にかくやれという
こと、そういうことに ほんとに夢がかけられるのだろうかと思うと、私自身は不安
があります。
でも 必ず必要な仕事ですので、そういう学問の分野は残してほしいと思います
し、若い人にも そういう所で働いてほいしいと、希望はしています。
もともと 私が原子力に夢を託した時代というのは、昔の大日本帝国時代に
日本には 7つの帝国大学がありました。北から 北海道、東北、東京、名古屋、
京都、大阪、九州ですけれども、その7つの帝国大、元の帝国大学の全てに
原子力工学科、あるいは原子核工学科というのがあって、がんがん原子力を
進めようとしたのですが、
時代がどんどん移ってきまして、原子力にかけた夢が 次々と敗れていく中で、
7つの帝国大学から 既に原子力工学科も原子核工学科もひとつもないのです。
ですから、もう原子力に関する学問自身が崩壊してしまっているのですけれども。
今、聞いて頂いた通り、その愚かな夢をかけたがために生み出してしまった
放射能のゴミが大量に残っていますので、それをなんとか始末をつけるという
仕事は残っています。
始末のつけ方としては、放射能そのものを消すという方法がひとつです。ただ、
その事は大変難しくて、70年以上研究を続けてきたのですけれども、未だに実現
できないという困難な研究です。
でも、それもやはり続けるべきだと私は思います。もう一つは消すことができない
なら、なんとか閉じ込めるという方向の研究で、今現在、世界は消すことができ
ないから どこかに閉じ込めよう、大半は 地下に埋め捨てにしようということに
なってるわけですけれども、本当に そういう方法が安全かどうかということを
きちっと考える学問は、やはり つくらなければいけないと思います。
これまでの原子力という世界はですね、いわゆる巨大なその国、国策の下で
全てが動いてきたわけで、大学という所も 原子力を進めるという国策に協力して
やってきたのです。 ですから、ほとんどの学者も みんな原子力の旗の下に
集まって原子力を推進してきた人達なのです。
私は、もうそういう世界から足を洗わなければいけないと、先ほどから聞いて
頂いてるわけですし、これまで原子力を担ってきた人達は、綺麗さっぱり 皆さん
引退すべきだというぐらいに思っています。
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現代の問題 2.
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2012年 2月
原乳 ㏃/㎏
Ⅰ131 Cs134 Cs137 採取日
3月
基準値 I‐131: 300㏃/㎏、 Cs134,137: 200㏃/㎏
⇒ Cs134,137: 50㏃/㎏
4月
8月
12月
2013年 4月
7月
茨城県
2013年
Cs134 Cs137 Cs合計
2012年
4月26日 原乳の放射性物質検査結果
3月29日 茨城県産原乳の解除後検査の結果について (2011年10月19日〜)
2011年
本県産の原乳(生乳)については、原子力災害対策本部長から原子力災害対策特別措置法
第20条第3項に基づく原乳の出荷制限が4月10日(日曜日)に解除されたことから、本県産原乳の
安全性が確認されたので、4月11日(月曜日)から出荷を再開
栃木県
Cs134 Cs137
平成25年7月3日 那須塩原市、那須町 (<1.4) (<1.4)
那須塩原市 (<1.5) (<1.3) 足利市、佐野市、岩舟町 (<1.3) (<1.6) 7月10日 那須塩原市、那須町 (<0.91) (<1.3) 宇都宮市、上三川町、日光市、真岡市、芳賀町、下野市、 高根沢町、那須烏山市 (<1.5) (<1.3)
鹿沼市、栃木市、小山市、足利市、佐野市 (<1.4) (<1.3) 千葉県
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2011 4月
原乳 ㏃/㎏
Ⅰ131 Cs134 Cs137 採取日
5月
6月
11月
12月
(つづく)
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生乳 Cs137 Bq/L-生
1990
1995
2000
3.11以後
原乳
ヨウ素131 Cs134 Cs137 採取日
(つづく)
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生乳 Cs137 Bq/L-生
(つづく)
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