スベリヒユナデシコ目・スベリヒユ科・スベリヒユ属・スベリヒユ中国では 生薬名でもある馬歯莧のほか、馬歯菜、五行草、酸莧、豬母菜、地馬菜、 馬蛇子菜、長寿菜、老鼠耳、宝釧菜など 複数の呼び名がある。 ハナスベリヒユ Portulaca oleracea cv. : スベリヒユの花卉園芸用に改良された品種 日本では、スベリヒユが 雑草・害草として知られることもあり、近年では スベリヒユ属の学名に由来した「ポーチュラカ」の名で親しまれる。 花は 2〜3cm程度、色は 多彩で 白や黄、桃色、薄紅色などの種類がある。 ( 本来のスベリヒユの花は、5弁 黄色 ) 世界の 熱帯から温帯にかけて 幅広く分布する多年生植物。 茎は 赤紫色を帯び 地を這って分枝、葉は 長円形の肉質で互生し、夏期 枝先に黄・白・赤 の小さな花を咲かせる。 乾燥耐性があり、畑や路傍など 日当たりの良い所に自然に生える。 農業においては 畑作の害草として知られ、 全般的に執拗な雑草として嫌われるが、 地域によっては 食料として 畑作もされる。 【 食材 】 ※ ベンケイソウ型酸代謝光合成を行う多肉植物であるため、液胞に蓄積されたリンゴ酸に 由来する酸味があり、ぬめりのある独特の食感を持つ。 ※ ビタミンB、マグネシウム、鉄分が豊富で、コレステロール値や高血圧を抑える働き、 美容効果も期待されるそうです。 1. 洗って、重曹or草木灰を少々入れたお湯or塩を少々入れたお湯で 下ユデしてから、 和え物 や 炒め物 にする。 また、ユデたものに ポン酢などをかけて食べる。 てんぷらにする場合は 下ユデは不要。 @ 花が咲く前のものが 柔らかくて美味しい @ ユデが足りないと青臭さが残る。 2. 洗ったスベリヒユを たっぷりのお湯に入れて一晩おき、スベリヒユの緑色が溶け出て きたら、そのまま冷やして 飲料水として 供する。 ※ 山形県では 『ひょう』と呼び、茹でて 芥子醤油で食べる一種の山菜として扱われて おり、干して保存食にもされた。 トルコやギリシャでは 生でor炒めて サラダにする。 中国では 長寿菜と呼ばれ、お湯に スベリヒユを一晩漬けた汁は清涼飲料水として 利用されたり、餃子の具の材料( 食中毒予防 )として使われたりしている。 ※ 平安時代の 「和名抄」 に ウマヒユの名で食材として登場する。 ◆ ただし、 「 性寒滑、虚冷の人によろしからず 」 (大和本草) 「 葉を謀て、水に浸し、塩、味噌に調食す。妊婦小児は食ふべからず。 」 (備荒草本図) ――― 食べすぎると下痢するので、虚弱なものや小児・妊婦にはよくない、と。 【 薬効 】 白血球の食菌作用を高める。 抗菌、抗炎症解熱、血管収縮、抗アレルギー、抗ウイルス、利尿など。 @ 古くプリニウスの『博物誌』では、porcillaca として 様々な傷病に効く薬草として されている。 1. 利尿作用があり、全草を乾燥させたものを「馬歯莧」( 莧を見で代用し馬歯見;バシケン ) と呼び、生薬に用いる 2・ 虫(蚊・ハチ・ムカデetc)刺され・イボ・唇の荒れ : 生葉の汁をすりつける 3. ニキビ・淋病・膀胱炎・痔・こしけ・下痢時の出血 : 生葉の汁を飲む 4. ニキビ・インキン・カイセン(疥癬)・ソバカス・タムシ・しらくも・イボ : 生葉汁を外用し、煎汁を飲む 5. 胃潰瘍・肝臓病・睾丸炎・痔・心臓病・尿道炎・便秘・淋病 : 葉茎を煎服する 6. アトピー性皮膚炎で湿潤して かゆみの強い場合は、飲むだけでなく、煎汁で洗う。 (1)7〜8月頃の晴れた日に地上部を採取し、洗って 熱湯でさっとユデた後(5分)、 一気に 日干しにする。 これは、長期間保存できる。 @ 一気に干さないと 筋ぽっさが残ってしまう。 (2)☝の日干ししたモノ5〜10gを、400mℓの水で 半分になるまで弱火で煎じた ものを、一日三回食前に飲む。 田んぼの畦や 庭先に生えて、迷惑がられるスベリヒユですが、
なにも 高いお金を出して、市販の薬を使ったり 病院の世話にならなくとも、 上に掲げたようなものは、簡単に タダで 治ることも 多々あると言います。 イボについては、私の娘に試して 驚くほどの効果がありましたし、 蚊などの虫さされにも 効果がありました。 他の薬効については、 私は 試しておりませんので、確かな事は言えません。 試されて 効果があった方がいらっしゃれば、お知らせ下されば 幸いです。 また、葉や茎を ユデて、今日も ポン酢で おいしく食べました。 他のおいしい食べ方があれば、これも 教えて下されば幸いです。 |
山野にある薬草・食べ物
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