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このような体験談・証言が なかなか表に出てこない。
あたかも、事故後に 被曝の影響は まったくなかったかのようだ。
スリーマイル島原発の事故の際には、多くの証言があったが、
あれより規模が ずっと大きい福島第一原発事故においては、
何も 身体に影響を感ずるようなものは なかったかのようだ。
これだけでも、フクシマは 異常である。
合掌
—汚染地域の住民から見た汚染の実態—
千葉茂樹(福島県立小野高校平田校)
(2013.7.15)
著者は 東北太平洋沖地震の発生した 2011年3月11日には,福島市渡利
字岩崎町に居住していた。翌12日から福島第一原子力発電所の原子炉が不安定
になった。著者は,12日奥羽山脈を越して 猪苗代町に避難し住宅を確保した。
猪苗代町への避難理由は,「 放射性物質の多くは空気より数倍重いため高い山
を越す量は少ないであろう 」という判断であった。避難後は,仕事のため福島市
と猪苗代町を行き来していた。7月30日,猪苗代町に完全に転居した.
この間の著者の体験を記載する。福島市の主たる汚染は 3月15日の夕方
であった。著者は,この時には 猪苗代町に避難していた。
3月20日,避難先の猪苗代町から福島市に戻った。このとき,目と手に違和感を
覚えた。翌21日,左目が腫れ上がり 30日まで続いた。この間,目の洗浄を繰り
返した。 同じ時期,手の指先が針で突くような痛みと痒みを感じた。こちらは,
なかなか治らず,5月下旬まで続いた。
これらの症状は,20日に福島市に戻り 放置していた乗用車を触った後からで
あった。 なお,放射線計入手後の 2011年6月に この乗用車を測定したところ
サイドウインドー下の植毛部で 40cps(GM1,後述) の放射線量を感知した。
更に,事故直後から7月下旬までの状況で,特に気がついたことを書く。
①鳥類がいなくなった. ②地面を這うように生育する「コモチマンネングサ」の葉
の色の変化であった。5月中旬,福島市から南下し小野町まで行った際,葉の色
が黄色から緑色に徐々に変化していった。福島市では黄色であったが,田村市
船引町や小野町では緑色であった。
放射線量は,福島市で高く,南下するに従い低下し 田村市船引町に入ると
急激に低下している。
放射線計の入手前で,放射線量は 公的機関発表のデータである.
乗用車の汚染について付け加える。
2011年8月,猪苗代町で,浪江町から避難してきた乗用車を測定したところ
40cps(GM1)の放射線量であった。このほか,郡山市の自家用車からも放射線が
検出された。 なお,検出位置は,フロントガラスの下,サイドガラスの下,フロントグリル,
タイヤハウスなど車によって様々である。
2011年8月,著者は磐越自動車道 (猪苗代−小野) をほぼ毎日走行したが,車の
後部に溜まったアスファルト粒から微量ながら放射線が検出できた。
更に,2013年4月現在,福島県中通りを走行している車では,未だに微量の
放射線が検出されることが多い。
・・・
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放射能汚染
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日本国政府は、
100㏃/kg以下の食品は 市場に流通させよ、
50㏃/kg以下の汚染食品は 検査は不用、
と言っているのである。
何という政府だろうか!
3.11以降、私は 心底から日本政府を信用しなくなった。
遅きに失したのだ。
もし、3.11以前から 日本政府を信用していなければ、
これほど 動転することもなく、
もしかしたら、原発事故は なかったかもしれない。
合掌
厚労省 報道発表資料
2015年3月20日
食品中の放射性物質に関する「検査計画、出荷制限等の品目・区域の
設定・解除の考え方」の改正
(5) 計画策定の際に考慮する品目
ア 国民の摂取量を勘案した主要品目 (参考) 国民健康・栄養調査の摂取量上位品目(平成24年調査より) 米、飲用茶、牛乳、ダイコン・キャベツ・ハクサイ・タマネギ・キュウリ等 の淡色野菜、ニンジン・ホウレンソウ・トマト等の緑黄色野菜、卵、豚肉、
ジャガイモ・サツマイモ・サトイモ等のイモ類、かんきつ類、リンゴ・ブドウ
・ナシ等の果実類、魚介類、きのこ類、鶏肉、牛肉、藻類等
イ 生産状況を勘案した主要農林水産物 (6) 当該自治体において、平成26年4月1日以降に出荷制限を解除された
品目((1)から(4)に掲げる品目に限る。)
(7) 市場において流通している食品(生産者及び製造・加工者の情報が 明らかなもの)
(8) 乾燥きのこ類、乾燥海藻類、乾燥魚介類、乾燥野菜類及び乾燥果実類 等乾燥して食用に供されるもの( 水戻しして基準値(100Bq/kg)が適用される
食品を除く。)等の加工品
(9) 被覆資材の不適切な保管・使用等の生産管理の不備が原因で基準値 の1/2を超える放射性セシウムが検出されたと考えられる品目
(10) 当該自治体内の市町村等ごとに、事故後初めて出荷するものであって、 検査実績が無い品目(ただし、非結球性葉菜類のように品目群単位で、
代表的な指標作物を設定して検査をすることもできる。)
(11) 検出状況等に応じて国が別途指示する品目 (参考1) 米ぬか及び菜種等の油脂原料の検査を行う場合には、加工後の
油脂の検査を行い、管理する。
(参考2) (8)の加工品は必要に応じて原料又は製品で検査を行い管理する。 4 検査対象市町村等の設定
地域的な広がりを把握するため、生産等の実態や産地表示の状況も踏まえ て少なくとも下記の検査を実施する。
(1) Ⅱ3の(1)に掲げる品目(別に定める場合を除く。)の検査
ア 平成26年4月以降、当該食品分類で基準値を超える放射性セシウムが 確認された自治体 (表中◎)
当該品目から基準値の1/2を超える放射性セシウムを検出した地域 及び主要な産地において市町村ごとに3検体以上実施する。
その他の市町村では1検体以上実施する。 イ 平成26年4月以降、当該食品分類で基準値の1/2を超える放射性 セシウムが確認された自治体(アを除く。)(表中○)
当該品目から基準値の1/2を超える放射性セシウムを検出した地域 において市町村ごとに3検体以上実施する。
その他の市町村では1検体以上実施する(県内を市町村を越えて複数の 区域に分割し、区域単位で3検体以上実施することもできる。)。
(2) Ⅱ3の(2)の検査(別に定める場合を除く。)は、平成26年4月以降、 当該食品分類で基準値の1/2を超える品目が確認された自治体で、
当該品目から基準値の1/2を超える放射性セシウムを検出した地域
においては市町村ごとに3検体以上、その他の地域においては市町村
ごとに1検体以上(県内を市町村を越えて複数の区域に分割し、区域単位で
3検体以上とすることもできる。)、それぞれ実施する。(表中○)
(3) 検体採取を行う地点の選択に当たっては、土壌中のセシウム濃度、
環境モニタリング検査結果、過去に当該品目の検査で基準値の1/2を
超える放射性セシウムを検出した地点等を勘案するとともに、放射性セシウム
濃度が高くなる原因の一部が判明している品目については、当該要因
が当てはまる地点を優先して選択する。
5 検査の頻度
品目の生産・出荷等の実態に応じて計画し、定期的(原則として曜日 などを指定して週1回程度)に実施すること。野生のきのこ・山菜のように
収穫時期が限定されている品目については、収穫の段階で検査を実施
する。Ⅱ3の(3)の検査は、別添に定める。
水産物の検査は、原則として週1回程度とし、漁期のある品目については、 漁期開始前に検査を実施し、漁期開始後は週1 回程度の検査を継続する。
また、Ⅱ3の(4)アの岩手県の海産魚種の検査、並びにⅡ3の(5)及び
(7)から(9)に該当する水産物の検査については、過去の検査結果を考慮
して検査の頻度を設定する。
ただし、基準値を超える又は基準値に近い放射性物質が検出された場合 は検査頻度を強化する。また、検査頻度については、必要に応じて 国が
自治体に別途指示することがある。
6 検査計画の策定、公表及び報告
検査計画は、四半期ごとに策定し、ホームページなどで公表するとともに、 国に報告する。
・・・
南相馬市の「南相馬復興アグリ」は同市原町区の下太田工業用地に、東日本大震災、
東京電力福島第一原発事故からの地域農業再生を目指したトマトの大規模植物工場を
建設する。26日に着工、12月に栽培を開始し、平成28年春の初出荷を予定している。
カゴメが技術支援をした上で全量を買い取り、一部はヨークベニマルが店頭で販売する。
アグリ社の社長を務めるのは元東電執行役員で同市小高区出身の半谷栄寿さん(61)。
「最大の目的は事業を通じた農業経営者の育成。復興に貢献したい」と決意を込める。
アグリ社は25年1月の設立。事業の準備を進めてきた。事業用地は約2・4haで栽培 面積は約1・5ha。温室内の温度、湿度、二酸化炭素濃度などをコンピューター制御し、
ほぼ年間を通して栽培・出荷する。生産量は年間660トン規模で、地元中心に農業経験
の有無を問わず約35人を雇用する。事業が軌道に乗れば工場の増設も検討する。
農業経営者育成をはじめ、農業教育機関の実地学習の場として活用してもらう。
用地取得費と建設費は約11億円。地元有志、ヨークベニマル、カゴメ、電通などが出資。 あぶくま信用金庫、東邦銀行、農林中央金庫の出資や融資、国の津波・原子力災害被災
地域雇用創出企業立地補助金などを活用する。半谷さんは「官民一体となった支援に
本当に感謝している。事業は必ず成功させる」と語る。
22年6月まで東電の執行役員という立場だったことについて、半谷さんは「一生背負って いかなければならない」と話す。自身の古里・小高も原発事故に伴い全域が避難区域に
なっている。「原子力災害を起こしてしまった立場としての責任を果たす。そして故郷の
ために頑張りたい」。事業予定地を見詰め、固く誓った。
2015年3月31日 福島民友ニュース
じめじめした湿地状の場所から採取されたフキノトウが、高濃度の放射性セシウムに
汚染されている可能性が高いことが30日、福島学院大短期大学部の杉浦広幸准教授の
調査で分かった。
杉浦准教授によると、伊達市保原町富沢地区の伊達花見山公園駐車場脇の場所では、 1キロ当たり約960ベクレルを検出、基準値の1キロ当たり100ベクレルの約10倍の値
に達した。一方、10メートルも離れていない乾燥地では、基準値以下の1キロ当たり約49
ベクレルの濃度だった。このほか、福島市茂庭の「もにわ広瀬公園」などでも調査、湿地は
乾燥地より、3倍程度高い値になったという。
「 年間を通じて乾燥しない場所(湿地状態)での植物は、放射性セシウムを吸収しやすい 」 との仮説を立て、前年度から調査していた。杉浦准教授によると、湿地状の場所では、
放射性物質の自然減衰に逆行するように、前年度よりも高い数値を検出しているという。
「湿地状の場所は、雪解けも早くセシウムなどが集まりやすいのではないか」と分析して
いる。
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環境放射能データーベースの所管は、
3.11後 文科省から原子力規制庁に移管された。
原発事故の放射能プルームによる土壌汚染からの農産物汚染と
核実験によって成層圏まで噴き上げられた放射能のフォールアウトによる
農産物汚染とは、汚染の仕方が大きく異なる。
つまり、フォールアウトによるものは、土壌汚染からのものよりも、
大まかな資料採取で だいたいの傾向が分かる(除。天候による変動)が、
原発事故によるものは その地その地で 土壌汚染の程度が異なるため、
よりきめ細かい資料採取をしなくては、汚染の全貌が分らない。
しかし、文科省および規制庁の農産物の放射能検査は、
原発事故がなかったかのように、1県に1市、かつ 1品目につき 1市に1〜2件
の資料という 非常に 粗雑な資料採取しかしていない。
こうしたところにも、文科省および 原発事故後 新たに設置された規制庁の
姿勢が よく見て取れる。
核実験フォールアウトによる影響
文科省のデータベースには、
水爆実験などがあった‘50年代のものが欠けている。
なぜ、欠けているのか?
Bq/kg-生
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農産物(2010〜11). のつづき
採取日 3月13日(2013) Cs137
ほうれん草 露地 古ヶ崎地区 不検出(5.35未満) 甘夏 露地 小金地区 12.21
福島県 http://www.new-fukushima.jp/monitoring/images/navi_monitoring.gif
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