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(29) のつづき
■ 福島第一原子力発電所から放出された放射性物質の大気中の挙動
独立行政法人国立環境研究所 ・・・
茨城県北部で測定された空間線量には3つの大きなピーク(3月15日,16日, 21日のいずれも午前中)が認められる.これらのピークは,放射性プルームが
北風によって南に運ばれたことと,このプルームが降水帯に遭遇して放射性
物質が地表面に湿性沈着したことによって説明できる.
また,筑波での測定結果は,放射性核種の構成比が時間的に大きく変化
すること,131Ⅰ のほとんどはガス状であるが、一部は微小粒子として存在して
いるのに対し放射性セシウム(134Cs と137Cs)は数ミクロンの粒子として存在
していることを示す.
大気シミュレーションによって計算された 131Ⅰ と 137Cs の沈着量の空間分布 によると,放射性物質の影響は福島県以外に,宮城県や山形県,関東地方,
中部地方東部など広域に及んでいる.
また,時間的には,空間線量のピークが認められた3月15日〜 16日と3月21日
以降の数日の2期間で集中している.
更に,3月に放出された 131Ⅰ の35%,137Cs の27% がモデル領域内に
沈着したこと,131Ⅰ 沈着量のほとんどは乾性沈着したのに対して 137Cs は
湿性沈着が支配的であること,放出された 131Ⅰと 137Cs のうち南東北と関東
の1 都10 県に沈着した割合は どちらも13% 程度であり,131Ⅰ は福島県,
茨城県,栃木県,137Cs は福島県,宮城県,群馬県,栃木県などで沈着量が
多いことなどが示された.
3月15日には 131Ⅰと 132Te が多く,両者で8割程度を占めるが,放射性
セシウムや129mTe の割合も比較的多い.それに対して,3月16日には 131Ⅰ
が多くて 8 〜 9 割を占め,放射性セシウムは少ない.
一方,3月20-22日には,131Ⅰ が半分,132Te が1割程度であり,放射性 セシウムが3割程度を占める.また,図には示さないが,線量の時間変化が
少ない(即ち,放射性物質の大気濃度が低い)期間には 131Ⅰ が9 割以上
を占め,その他の核種の存在量は非常に少ないことが特徴的である.
乾性沈着は、地表面付近の放射性物質が大気乱流や重力沈降により
地表面に沈着する状態を指す。一方、湿性沈着は、粒子状の放射性物質が
雨滴の核になったり、降雨に付着して雨とともに地表に落ちる状態を指す。
降雨沈着では、上空に存在する放射性物質まで地表に落下するため、
乾性沈着に比べて沈着量が大きくなる。沈着物質は、そこに残留するため、
大気中を移動する放射性物質に比べて長期に空間線量率の上昇をもたらす。
※ 19日 0:30 - 1:10、14:10−3:40
東京消防庁ハイパーレスキュー隊の屈折放水塔車(3号機)
20日 8:20 - 9:38、18:22 - 19:43 陸海空自衛隊と東電消防車(4号機)
21:30 - 翌21日4:00 東京消防庁のハイパーレスキュー隊(3号機)
21日 4時頃 - 5時半頃、茨城県北東部(日立市)から茨城県東部(鉾田市)
にかけて、放射能の南下が観測された。鉾田市 5:30 2.908μ㏜/h
6:37 - 8:41 4号機
18:20 - 翌日7:11 2号機原子炉建屋の山側の屋根の隙間から白煙。
正門で 1.932m㏜/hまで上がる。
22日 15:10 東京消防庁と大阪市消防局(3号機)
17:17 コンクリートポンプ車(4号機)
23日 16:20 3号機から煙、作業員退避
24日 14:36−17:30 コンクリートポンプ車(4号機)
25日 20〜30キロ圏内、自主避難要請
茨城県 2011年 3月11日〜24日 nSv/h
北茨城市 高萩市 大子町 日立市 ひたちなか市
久慈 阿字ヶ浦 堀口
14日 8:00 0.05 0.041 11:01 3号機爆発
20:00 0.05 0.042 0.038
15日 1:00 0.22 0.04 0.066 0.150 0.138 0.039
1:10 0.188 1:40 0.350 0.278
3:00 0.42 0.05 0.064 0.080 0.098 0.168
4:00 4.9 0.2 0.064 0.146 0.072 0.122
5:50 5.6 5:00 3 4:30 3.586 4:50 1.135
6:10 2号機異音 6:00 4.5 0.848 6:40 2.007 1.527
7:10 4.041 7:20 4.332
7:30 4.188
8:00 4.2 3.1 0.083 4.148 0.687 3.714
9:00 1.8 1.3 1.689 0.547 2.283
10:00 1.5 0.98 1.3 1.369 0.443 1.908
12:00 1.1 0.81 0.63 1.160 0.366 1.554
14:00 0.87 0.65 0.35 0.998 0.384 1.417
16:00 0.78 0.55 0.36 0.894 0.259 1.255
18:00 0.7 0.52 0.35 0.840 0.223 1.163
20:00 0.67 0.54 0.34 0.811 0.212 1.105
22:00 0.69 0.52 0.35 0.796 0.204 1.075
16日 0:00 0.61 0.52 0.33 0.777 0.201 1.048
2:00 0.61 0.49 0.3 0.768 0.199 1.038
4:00 0.9 0.44 0.33 0.677 0.190 1.008
5:00 2.3 0.5 0.34 1.035 1.022 1.047
5:50 2.025 2.010 1.817
6:00 1.3 0.49 0.28 1.931 1.607 2.114
8:00 0.89 0.44 0.27 1.104 0.667 1.766
10:00 0.76 0.28 0.27 0.889 0.470 1.504
11:20 9.6
11:40 16
12:00 10 0.28 0.23 0.813 0.393 1.262
13:00 3.7 0.37 0.2 0.747 0.333 1.188
14:00 2.9 0.36 0.21 0.733 0.319 1.145
15:00 2.6 0.36 0.2 0.718 0.310 1.093
16:00 2.2 0.36 0.2 0.709 0.303 1.067
17:00 2 0.35 0.2 0.703 0.298 1.047
18:00 1.7 0.39 0.19 0.697 0.295 1.041
19:00 1.6 0.39 0.19 0.694 0.292 1.037
20:00 1.5 0.39 0.19 0.689 0.290 1.029
21:00 1.4 0.38 0.19 0.682 0.288 1.022
22:00 1.4 0.35 0.19 0.683 0.286 1.018
23:00 1.3 0.37 0.19 0.676 0.285 1.014
17日 1:00 1.3 0.37 0.19 0.669 0.282 1.004
2:00 1.2 0.37 0.19 0.664 0.279 0.999
16:00 1.1 0.36 0.18 0.602 0.251 0.892
20:00 1 0.33 0.17 0.594 0.247 0.875
23:00 1 0.31 0.17 0.587 0.245 0.864
・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・
21日 0:00 0.74 0.21 0.17 0.424 0.172 0.621
3:00 0.9 0.21 0.17 0.419 0.173 0.610
4:00 0.81 0.21 0.17 0.747 0.752 0.665
4:30 1.498 1.986 1.324
4:40 2.884
5:00 0.78 0.21 0.17 1.028 2.270 1.522
5:20 2.130
6:00 0.79 0.21 0.17 0.876 1.169 1.587
7:00 1 0.22 0.17 1.225 0.845 1.572
8:00 1.2 0.21 0.17 0.806 0.679 1.370
9:00 1.1 0.22 0.17 1.083 0.647 1.279
10:00 0.96 0.31 0.17 0.823 0.586 1.117
11:00 1 0.36 0.17 0.772 0.569 1.053
12:00 0.99 0.57 0.17 0.768 0.565 1.044
13:00 1.1 2.3 0.17 0.784 0.567 1.057
14:00 1.7 3.7 0.17 0.788 0.564 1.072
15:00 1.8 3.8 0.17 0.796 0.561 1.061
15:30 4.2
16:00 1.9 3.8 0.17 0.797 0.559 1.069
16:10〜40 2
17:00 1.9 3.2 0.17 0.789 0.560 1.071
18:00 1.8 3.2 0.17 0.781 0.554 1.059
19:00 1.8 3.2 0.17 0.783 0.553 1.053
20:00 1.8 3.2 0.17 0.783 0.554 1.051
21:00 1.7 3.3 0.17 0.781 0.560 1.047
22:00 1.7 3.3 0.17 0.784 0.547 1.047
23:00 1.7 3.3 0.17 0.779 0.536 1.040
22日 1:00 1.6 3.2 0.17 0.758 0.522 1.021
3:00 1.5 2.9 0.17 0.736 0.519 1.009
5:00 1.7 2.6 0.17 0.720 0.511 0.983
7:00 2.2 2.7 0.17 0.872 0.569 1.011
7:20〜7:50 2.5 8:00 0.980 0.586 1.068
9:00 2.3 2.9 0.17 0.910 0.552 1.107
10:00 2.2 2.9 0.17 0.887 0.534 1.071
11:00 1.9 2.8 0.17 0.912 0.602 1.088
12:00 2 2.8 0.17 0.883 0.626 1.091
13:00 2 2.8 0.17 0.861 0.597 1.099
15:00 1.9 2.8 0.17 0.882 0.711 1.099
15:30 0.929
17:00 1.7 2.8 0.17 0.834 0.839 1.073
19:00 1.7 2.9 0.17 0.839 1.135 1.070
21:00 1.6 2.5 0.17 0.794 0.839 1.098
23:00 1.4 2.2 0.17 0.753 0.791 1.043
2015-03-13
『大洗磯前神社』 2015 01/16
栃木県
![]() ※ 宇都宮市: 地上20m、 那須町: 地上17m 資料2
15日 7時 8時 9時 10時 11時 12時 13時 14時 15時 16時
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
宇都宮: 0.039 0.080 0.864 1.318 1.242 0.984 0.424 0.379 0.445 0.460
那須 : 0.03 0.08 1.04 1.57 1.20
17時 18時 19時 20時 21時 22時 23時
――――――――――――――――――――――――
宇都宮: 0.359 0.388 0.375 0.321 0.305 0.293 0.272
那須 : 1.25 1.55 1.56 1.58 1.72 1.70 1.75
16日 0時 1時 2時 3時 4時 5時 6時 7時 8時 9時
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
宇都宮:0.282 0.281 0.299 0.322 0.309 0.312 0.310 0.308 0.335 0.337
那須 :1.74 1.57 1.54 1.55 1.67 1.65 1.46 1.45 1.53 1.36
※ 栃木県保健福祉部健康増進課は、このデータを 地上1mに補正するため、
宇都宮の数値×2、 那須の数値×2.3 としている。
放射線量率が1時間当たり 1.0 マイクロシーベルト以上を観測した31施設
那須塩原市 19施設(小学校8、中学校3、高等学校1、幼稚園2、保育所5)
那須町 12施設(小学校6、中学校2、高等学校2、幼稚園1、保育所1)
県保健環境センターで、23年3月18日から宇都宮市松田新田浄水場(河原町)の
水道水中の放射性物質について毎日検査(1回)するとともに、各水道事業者等
において、3月20日から計画的に検査を実施。
宇都宮市(県保健環境センターによる検査)及び野木町の採取した水道水から 「乳児による水道水の摂取を控える暫定的な指標値」(100Bq/kg)を超える放射性
ヨウ素が検出されたため、両市町では 23年3月25日に乳児への摂取制限を行い、
乳児がいる家庭にペットボトル水の配布等を行う。
129Te 129mTe 132Te → 132I 133I 135I
半減期 69.6分 33.6日 3.2日 → 2.3時間 20.8時間 6.6時間
129I (1570万年)
140La 136Cs 99mTc 140Ba
半減期 1.7日 13.2日 6時間 12.8日
(未完成)
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福島県
[ リスト | 詳細 ]
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(28) のつづき
最初期の被曝のようすを知るために必要な 3月20日以前のデータは、
の空間線量 或は 12日からの他の資料⋆しか見当たらない。
、
これらのデータを見ると、中通りにおいては、
この度の事故による空間線量率のピークは15日にあり、その後20日まで
の間に それ以降よりも急激に 空間線量率が下がっている。
μ㏜/h
3/14 15 16 17 18
14:00 22:00 14:00 22:00 14:00 22:00 14:00 22:00 14:00 22:00
福島市 0.05 0.10 0.05 20.7 18.4 14.6 12.3 12.9 11.0 11.1
郡山市 0.05 0.05 8.26 3.51 2.89 2.84 3.66 2.89 2.45 2.42
白河市 0.06 0.06 4.21 7.20 3.90 3.20 3.10 2.90 2.90 2.40
福島 18:40 24.24 郡山 15:00 3.75
白河 13:30 5.02
22:40 7.70
19 20 21 22 23
14:00 22:00 14:00 22:00 14:00 22:00 14:00 22:00 14:00 22:00
福島市 10.3 9.76 8.49 8.13 7.41 7.11 6.24 5.85 5.19 5.32
郡山市 2.10 2.59 2.39 2.55 1.98 1.95 1.78 1.61 1.63 1.54
白河市 2.40 2.20 2.00 1.80 1.60 1.60 1.50 1.40 1.40 1.30 ※ 測定場所:
福島市:県北保健福祉事務所東側駐車場
郡山市①: 郡山合同庁舎3階(屋外) 白河市:白河合同庁舎駐車場 15日のピーク時から 20日 22:00までの5日間における 1日 1μ㏜/h当り
の低減率は
福島市 −0.13、 郡山市 —0.14、 白河市 −0.15
となっており、
特に、
最初の1日間(〜16日 22:00)で、
福島市 −0.40、 郡山市 −0.66、 白河市 −0.58
最初の2日間(〜17日 22:00)では、
福島市 −0.23、 郡山市 −0.33、 白河市 −0.31
である。
当時の気象
放射能のプルームは 雨や雪で地上に沈着するが、雨や雪が降らなければ
そのまま 拡散しながら 気流にのって移動していく。
当時の気象は どうだったのか? そして 風向きは どうだったのか?
福島 ピークは 18:40 24.24μ㏜/h
夕方から 翌日の午前3時頃まで冷たい雨が降っていた
郡山 ピークは 14:05 8.26μ㏜/h
午後4時頃 小雨、 日付が変わる前後に 雨
白河 最初のピーク 13:30 5.02μ㏜/h
二回目のピーク 22:40 7.70μ㏜/h
午後6時前 小雨、 日付が変わる前から 16日にかけて雨
15日の風向き 風向・風速(メソモデル)
地上 1000hPa (100m)
06:00 4号機 水素爆発
06:14 2号機 圧力抑制室付近で異音、同室内の圧力が低下
15日に入って いわき市平では 線量が上がり始め、爆発の 2時間前の
午前4:00には 23.72μ㏜/hを記録している。
茨城県東海村では 午前1:00過ぎに 0.2μ㏜/h、 4:30に 2.8μ㏜/h、
6:40に 3.2μ㏜/h、 7:50に 3.42μ㏜/hといった値を記録した後、
8:00を過ぎると 徐々に値が少なくなっているのは、北北東の風から
北東、さらに東北東の風に変っていったからであろう。 9:00
午前中、海から陸に北東の風が吹いていた。
12:00
午後に入ると、海から陸への風は 東風になり、阿武隈山地を
越えて 中通りへ、さらに 会津地方に流れている。
県南の白河市では 午後1時頃から徐々に線量が上がり、
13:30には 5.02μ㏜/h、やや遅れて 県中の郡山市では
14:05に 8.26μ㏜/hを記録する。
午後2時以降 会津若松市は 0.1μ㏜/hを超えるようになる。
15:00 午後3時頃には 陸に上がった東風は 北東に向きを変え、
第一原発からのプルームを 飯館方面に流し、相馬からの東風と合流
して 伊達・福島を経ながら、蔵王・吾妻連峰に阻まれて、会津地方に
に流れ込んだ。 また、いわきや茨城方面から 北東に向きを変えた風
は白河市などを経つつ 中通りを北上、郡山・二本松付近で 飯館・川俣
方面からの流れとぶつかって、会津若松方面に抜けている。
この間、白河市や福島市、そして会津地方の空間線量は ぐんぐん
上っていく。 (南会津町は 17:20に 1.08μ㏜/hのピークを記録)
18:00
海からの風向きは ほとんど変わらないが、中通りや会津地方で
南風よりも 北風が優勢になり、両者がぶつかるのは、中通りでは
郡山付近、会津地方では 下郷町付近となる。
福島市では 18:40に 24.24μ㏜/hを記録、白河市では
ずっと上昇傾向が続いて 20:50には 7.67μ㏜/hになった。
会津若松市は 上昇していって、20:20に 1.28μ㏜/hとなり、
一方、郡山市は 15:30 頃 4μ㏜/hを超えた後は 3.5μ㏜/h前後
を一進一退した。
21:00
夜に入って 日付が変わる頃まで、風向きは ほとんど変わらなかったが、
陸地の風は 勢いが衰えた。
第一原発からの放射性物質の流れは ずっと続き、
南相馬では 22:10に 2度目のピーク 5.15μ㏜/hを記録、
(1度目のピークは 12日 21:00に 20μ㏜/h)
中通りでは 県南の白河市で 22:40 に 7.7μ㏜/hのピークとなり、
郡山市は 23:00過ぎまで 3.5μ㏜/hを超えていたが、それ以降
徐々に低減していく。 福島市では 22〜23時の間 一時線量の低下
を見るが、その後 翌日 1:30 までは 20μ㏜/hを越えた状態を保った。
会津若松市では 県中・県南方面から プルームが流れ込んでいたが、
22:20 ピークの 2.57μ㏜/hを記録しており、
南会津町は、夜に入って 徐々に線量は下がっていった。
16日
0:00
3:00 20日の風向き
9:00
12:00
15:00
18:00
21:00
(未完成) |
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(27) のつづき
このところの記事は、ヨウ素131による被曝影響の考察という本筋に
なかなか切り込めず、その周辺をうろうろさ迷ってきた。
これは、私が壁にぶつかって、前に進めないからである。
そこで、ちょっと 切り込み方を変えて、別の観点から事態を見てみたい。
空間線量率は、初めの頃 当初の線量が ぐんぐん下がってきていたが、
その後 下がり方が徐々に鈍り、一進一退の状態が長くつづくようになった。
当初の空間線量の、この急激な低減は、主に 半減期の短い放射性ヨウ素等
の物理学的減衰によると言われている。
そこで、
ヨウ素131が 当初のおおよそ1/1000になる6月6日の時点での空間線量率と
それが急激に低減していた頃とを比べてみると、
※ 同じ日でも時間によって 線量率は一定しないが、高い方を取る。
・・・ 3/20 /25 4/6 5/6 6/6
福島市役所 8.31 3.48 1.56 1.28 1.16
二本松東和支所 3.89 2.18 1.29 0.70 0.62
本宮市役所 6.17 2.52 1.76 0.96 0.78
大玉村役場 3.30 2.65 1.34 0.61 0.55
郡山市役所 3.29 1.81 1.23 1.15
桑折 6.33 2.63 1.18 0.98 1.02
福島北警察署桑折分庁舎
国見町役場 3.56 1.72 0.88 0.64 0.60
天栄村役場 5.50 2.63 1.39 1.04 0.94
白河
西郷村役場 2.55 1.60 0.92 0.63 0.65
泉崎村役場 2.20 1.30 0.78 0.57 0.60
三春町役場 1.41 0.67 0.43 0.39 0.37
各市町村での それぞれの低減率を調べてみると、
3.48−8.31
例えば、| は、 5 を計算して −0.97
↓
3/20 〜 /25 〜 4/6 〜 5/6 〜 6/6
5日 12日 30日 31日
福島 −0.97 −0.16 —0.0093 −0.0039
二本松 —0.34 −0.074 —0.02 −0.0026
本宮 −0.73 −0.063 −0.027 −0.0058
大玉 —0.13 −0.11 —0.024 −0.0019
郡山 ― −0.12 —0.019 —0.0026
桑折 −0.74 −0.12 —0.0067 +0.0013
国見 −0.37 −0.07 —0.008 −0.0013
天栄 −0.57 −0.10 —0.012 −0.0032
白河
西郷 −0.19 −0.057 —0.0097 +0.00065
泉崎 −0.18 −0.043 —0.0070 +0.00097
三春 −0.15 −0.020 —0.0013 —0.00065
となっている。
これらは、 それぞれ4つの期間における空間線量率が 1日当りに
これだけ低減しているという数字である。
5月に入ると、まさに一進一退という感じになっているのは ヨウ素131や
セシウム136が なおその存在を主張しているからなのだろう。
ただ、この表を見て気になるのは、
各市町村の 各期間における下がり方が 多少、というか随分というか、
違うことである。
これは、各期間の最初の時点での空間線量率の違いによるので、
この違いを補正する⋆と、
⋆ 各期間最初の線量率で割る
3/20 〜 /25 〜 4/6 〜 5/6 〜 6/6
5日 12日 30日 31日
福島 —0.12 —0.046 —0.0060 —0.0030
二本松 —0.088 —0.034 —0.016 —0.0037
本宮 —0.12 —0.025 —0.015 —0.0060
大玉 —0.039 —0.042 —0.018 —0.0031
郡山 —0.036 —0.010 —0.0021
桑折 —0.12 —0.046 —0.0057 +0.0013
国見 —0.10 —0.041 —0.0090 —0.0020
天栄 —0.10 —0.038 —0.0086 —0.0031
白河
西郷 —0.075 —0.036 —0.011 +0.0010
泉崎 —0.082 —0.033 —0.0090 +0.0017
三春 —0.11 —0.030 —0.0030 —0.0017 これは、
その期間に平均して、1日 1μ㏜/h当り どれくらいずつ 空間線量率が
低減したかを表す。
※ 郡山では事故当初より郡山合同庁舎3階で、かなり詳しく空間線量が
10:00時点で見ると 20日と25日は それぞれ 2.43、1.33μ㏜/h。
この間には 1日当り —0.22μ㏜/h、これは 1μ㏜/h当り -0.091μ㏜/h
となる。 しかし、
これらの数字は、数字そのものに 何か意味があるわけではない。
※ この項の最初に掲げた測定値は、その日のある時の値であり、その前後で
これより高いものも低いものもあったろうし、その日の空間線量の動向を
必ずしも 正確に反映しているとは限らず、だいたいの大雑把な値である。
( 実際は、どの程度の時間間隔で計っていたのか? 計測時間も日によって
違っており、1日のうち2回だけではなく、他に たくさん 計っている中で、この時間
だけの値を出しているのか、定かでない。
これを見る者の、こうした疑問に対する配慮は一切ないのである。) ただ、大玉村の3月20日〜25日間と25日〜4月6日間の下がり方、及び
本宮市の3月25日〜4月6日の下がり方が、他に比べて違っているのが
気になる。
それに、二本松市・本宮市・大玉村(青字)の4月6日〜5月6日の下がり方
が 他と比べて大きいこと、
また、3月25日〜4月6日において、桃色字の市町村の下がり方が、特に
福島市・桑折町・国見町より 小さいことなどが目につく。
参考: 飲料水モニタリン (21)
定時降下物 (fallout) :大気から地上に降ってきた放射性物質の量
一定の期間中に地表面に降下した放射性物質の量(定時降下物)は、
文科省が 全都道府県に測定を要請、3.11後 3月19日から 平成23年12月
まで 前日9時から当日9時の24時間に降下した放射性物質の量を公表して
きた。
(3.11以前は、月間降下物だけ。現在は 規制庁所管。 降下物 Q&A - 長野県 )
平成23年3月18日9時〜19日9時採取 3月28日までのもっとも大事な時期に
福島県と宮城県の報告はない
20日9時〜21日9時採取 ← 福島県と宮城県は、岩手、山形、茨城などの
データから推測するしかない。
27日9時〜28日9時採取 ← 福島県分は この発表から報告が始まる。
それまでは、「震災対応により計測不能」であった。
――― 定時降下物のモニタリング 原子力規制委員会
ヨウ素131 ㏃/㎡ ― 不検出
3/18 19 20 21 22 23 24 25 26
岩手(盛岡市) ― ― 7800 ― 23 ― 2.8 190 山形(山形市) ― 22 58000 590 2100 170 150 7500
福島(福島市) 震災対応により計測不能
茨城 880 490 93000 85000 25000 1200 480 860
(ひたちなか市)
栃木(宇都宮市) 1300 540 5300 25000 23000 1200 570 670
群馬(前橋市) 230 190 3200 17000 310 42 27 37
埼玉(さいたま市) 64 66 7200 22000 22000 16000 160 91
山梨(甲府市) 120 ― ― 390 64 540 6.8
千葉(市原市) 21 44 1100 14000 22000 7700 130 320
東京(新宿区) 51 40 2900 32000 36000 13000 173 220
神奈川(茅ヶ崎市) 40 38 5600 9500 3600 1800 39 28
静岡(御前崎市) ― ― ― 200 150 5.8 4.6 ―
長野(長野市) ― ― ― ― 190 ― ― ―
3/26 27 28 29 30 31 4/1 2 3
岩手(盛岡市) 31 6.4 ― ― ― 25.7 58 ― 山形(山形市) 110 24 ― 機器調整中
福島(福島市) 23000 81 210 114 18 28 47
茨城 76 74 120 240 540 74 45 44
(ひたちなか市)
栃木(宇都宮市) 320 280 240 180 1350 130 95 82
群馬(前橋市) 6.9 6.3 12 5.9 120 7.0 4.1 4.1
埼玉(さいたま市) 57 59 34 32 270 18 14 12
山梨(甲府市) ― 12 ― ― ― ― ― ―
千葉(市原市) 42 51 36 57 63 39 6,8 21
東京(新宿区) 100 46 37 21 50 38 ― ―
神奈川(茅ヶ崎市) 6.4 35 11 13 29 13 ― ―
静岡(御前崎市) ― ― ― ― ― ― ― ―
長野(長野市) ― ― ― ― ― ― ― ― 月間降下物 ㏃/㎡
3月 4月 5月 6月 ・・・・
青森(青森市) 1.0 20 0.34 ―
秋田(秋田市) 86 38 1.1 ―
岩手(盛岡市) 280 ― ― ―
山形(山形市) 29000 49 ― ― 定時降下物の試料採取場所
福島(双葉郡) 不計測 不計測 不計測 ― ← だった福島市ではない!
茨城 120000 640 65 ―
(ひたちなか市)
栃木(宇都宮市) 140000 500 7.5 ―
群馬(前橋市) 14000 66 5.1 ―
埼玉(さいたま市) 24000 120 2.3 ―
山梨(甲府市) 480 8.5 0.72 ―
千葉(市原市) 20000 44 2.3 ―
東京(新宿区) 29000 50 3.0 ―
神奈川(茅ヶ崎市) 10000 52 ― ―
静岡(静岡) 1100 17 0.47 ―
長野(長野市) 1700 18 0.62 ―
滋賀(大津市) 3.9 18 ― ―
和歌山(和歌山市) 2.2 15 ― ―
このように、今 問題としている福島県における初期のヨウ素131のようすが、
データから すっぽりと抜け落ちているのである。
これは、福島・宮城両県 と 文科省の意図的サボタージュだったと思われる。
文科省と県は SPEEDI秘匿やヨウ素剤配布の抑止などをあわせ考えれば、
事故の最初期から、その半減期の短さを利用して、ヨウ素131による被曝を
なかったことにして、事を進めようと決断していたことが見て取れる。
こう決断した一つの要因には、行政の事故対応の簡素化・単純化を意図
したということが考えられる。
つまり、あれもこれも すべてに対応するには、事態が行政能力を超えていた
という客観的事実と、役人や独立行政法人の学者たちが 苦労を背負い込み
たくなかった(怠慢)という主観的事実が、そこにあっただろうことが推測される
のである。
また、事故対応の方向性をこのように選択したのは、他の要因も 複雑に
絡んでいるであろう。本人たちに意識された意図的なもののとともに、彼らの
深層意識の中でも こういう選択をする必然性があったはずなのである。
このことは、逆に 彼らの心の中に 「 住民、特に 子供を被曝から守る 」
ということが抜け落ちていたということでもある。つまり 彼らの意識の中で、
このことが 優先順位として、ずっと下位にあったのであろう。
(つづく)
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(26) のつづき
大玉村は、東北本線本宮駅より西方4kmに位置し、行政区域内人口
約8,600人を擁する農業を主とする村。民家の点在する高地区(安達太郎
山麓)と、集落を形成している低地区の2つに分けられる。
低地区: 簡易水道(計画人口4,970人 最大1,119立方m/日) 高地区: 上水道(浅井戸、湧水、深井戸) 水道施設(水源)
平成23年3月15日4時30分には、断水は復旧した。
■汚染状況 (22)
このシリーズの主題であるヨウ素131被曝とは離れるが、
大玉村の一農家の話を。
・・・ その年の春、鈴木さんは 約10haの水田に、例年通り苗を植えた。
周囲では「ゼオライトを入れろ!」「真っ青なプルシアンブルーという資材がいいらしい」 など、除染効果を謳った様々な農業資材の情報が飛び交っていたが、「人の口に
入れられないものは使いたくない」と、一部の水田に試験的に塩を撒いただけ。
この年稲は順調に育ち、2011年産米の食味は、すこぶるよかったという。
ところが、この年の10月、福島県産米は、県知事がコメの「安全宣言」をしたその後に、 当時の暫定基準値500Bq/㎏を上回るコメが見つかるという事態に。鈴木さんが住む
大玉村でも 高濃度に汚染されたコメが見つかり、食べる人達の信頼は、大きく揺らいだ。
私がようやく鈴木さんを訪ねたのは、収穫を終えた2012年2月。・・・ 鈴木さんの倉庫
には、売れずに残ったコメの袋が、ぎっしり並んでいた。“予感”は当たってしまった。
・・・ 震災からすでに 1年近くが経過していた。「 今頃 のこのこやってくるアホ 」でしか
なかった私に、鈴木さんはこんなふうに話してくれた。
「オレらはさ、お客さまに年間通してコメを買ってもらえることを夢見てた。長年おつき あいできる固定客がほしかった。だけど 原発事故が起きてから、そんな考えは 吹っ飛
んじゃった。 一番キツいのはお客様の素朴な疑問。
“安全なんですか?” これに答えられないんだよな。 “タバコより害は少ない”“ストレスの方が体には悪いとも……”。 そんな話はできるけど、結局目クソ鼻クソ。 最終的に“大丈夫なんですか?”っていう
ギモンに“大丈夫”って言いきれない。
当たり前よ。オレだって知らねえもん。知らないものを売っていいのか? キツいぜ、 これは!」
原発事故後からその時までに、鈴木さんは2度東電を刑事告訴していた。たった1人で
告訴状を書き上げ、東京地方検察庁へ提出したのだ。これは 原発事故による損害賠償
請求とは また別である。
「 賠償は民法だけど、告訴は刑法。事故のせいでコメが売れなくなったから、東電による 威力業務妨害罪。土を壊されたから、東電による器物損壊罪。これは犯罪だから、東電
を罰してほしい。 そもそも告訴というのは、被害者しかできない。しかも 告訴には受理・
不受理しかないはずなのに、検察庁は 書類を『お返しします』と。受理なのか、不受理
なのかすら判断がつかない。これ前代未聞のウルトラCだよ。なかったことにされちゃった
んだから! 」。
・・・
そんな鈴木さんに、私は素朴なギモンを投げてみた。
「 農地を汚染されたのは、みんな一緒のはず。鈴木さん以外にも、福島のコメ農家が 団結して東電を訴えないのはなぜですか?」
「 このあたりは 兼業農家が主で、しかも 農業依存度は2割ほど。ほかに収入あるから、 急には困らない。東電を訴えないのは、みんな今日を生きるのに精一杯だから。今日を
生き残らなければ、明日はないから。30年後の子どもの健康ももちろん心配だけど、
今月の給食費と学費を払うほうが先。逆に うちみたいに農業依存度100%のところほど、
今回はダメージがデカい」
東北は米どころと言われるけれど、農家の現状は、もう30年以上前から 「 コメだけでは 喰っていけない 」状態。 だから 稲作農家の兼業率が高く、しかも 大半が農協に販売を
委託しているので、今回のような事故が起きても経営的なダメージは比較的少ない。
逆に、鈴木さんのように良質なコメ作りを目指して、顔が見えるお客に対して味で勝負して
きた専業コメ農家の方が、経営的にも精神的にも痛手が大きく、農家の間にも危機感に
温度差が生じている。それは 野菜や果樹も 一緒。これまで 福島の農産物の品質向上
やブランド力アップに尽力してきた人の方が、より苦しんでいる……原発事故は、そんな
理不尽な結果をもたらした。
検察から鈴木さんのもとに返送された告訴状には、こんな一文が添えられていた。
「 具体的な犯罪事実が特定されていない 」 東電が 土とコメと農家に何をしたか、目に見える形で実証するのは難しい。だけど鈴木 さんのコメは確実に売れなくなっている。その因果関係を「自力で立証せよ」と言っている。
「 オレたちには、放射能に関する知識がない。先祖代々コメの作り方は身につけてきた
けれど、先祖代々放射能については 教わって来なかったから、折り込んでいない。
それなのに、検察は どんだけ土が汚れたか、土壌が壊れたかを、立証しろって言う 」
もし 私が同じ立場にいたら「 イチ農家に、そんなのムリ 」と、誰もがお手上げだと思う。 しかし、稲刈りを終えた鈴木さんは、東電が何をしたかを立証するために、着々と動き
コメの収穫期を迎える前から、福島県は農産物のモニタリング検査を始めていた。
しかし、それは全量検査ではなくサンプル数も少なかったため、多くの生産者が
「それでは胸を張って売れない。お客様を説得できない」と、身銭を切って、2011年産米
を自主検査に出していた。
鈴木さんも もちろん計りに計った。私は そのデータを見て、ぎょっとした。人の口に入る 白米や玄米だけじゃない。田んぼの土、精米の過程で出るヌカ、モミ、ワラ、精米機に
集まる塵……。それらすべてを鈴木さんは検査に出していた。当時、福島県のモニタリング
検査の検出限界は 20Bq/㎏。
「 そんなんでは甘い! もっと精度の高い検査機で調べなきゃ 」 と、検出限界1Bq/㎏の検査機関に出していた。費用はすべて自己負担。当時は1件に つき3万円前後かかかったはずだ(費用はのちに東電に請求している)。
さまざま計った中で、一番汚染度が高いのは土だった。早生の「五百川」という品種 については、土は セシウム134と137、合わせて 2,960Bq/㎏が検出されている。
次に高いのは、コメの乾燥機に集まる排塵で、533Bq/㎏。 次が稲わらで 140.5Bq/㎏。 そして 米糠、86.7Bq/㎏。 次にもみがら、17.78Bq/㎏。
そして肝心のコメは——— 五百川 4.33Bq/㎏。 ひとめぼれ 2.58〜15Bq/㎏。こがねもち(もち米) 5.6Bq/㎏。 ヒメノモチ(もち米) 5.6〜12Bq/㎏。コシヒカリ 9〜23Bq/㎏。ミルキークイーン 6Bq/㎏。
春陽 1Bq/㎏。 LGCソフト 検出せず ・・・
⑥の検査費用は、鈴木さんが 2011年産と2012年産のコメや土やわらを測定しまく
った時に発生したもの。これについては、東電から支払われることになった。
そして⑦。鈴木さんと二本松市の渡邊さんは、自分自身の放射線量を計るため、長崎県 の大学病院まで赴き、ホールボディカウンターで内部被曝量を計っている。
私が 「 なぜ人まで計るんですか? 」とたずねると、 「 私らは実際に田んぼのそばに住んで、自分のコメを食べているから。自分の身体を 調べてデータとして提供すれば、お客さんにわかってもらえるんじゃないか。販売促進
の一環として計った 」
と鈴木さん。実際に 福島県で行なわれているホールボディカウンターによる検査は、 検出限界値が 1ボディ当たり 300Bq。より精度の高い研究機関を探していたら、
長崎大学の「永井隆記念国際ヒバクシャ医療センター」へたどり着いたのだ。ここでは
1ボディ当たり、検出限界 20〜30Bqまで計れる。2人が比較のため 2012年、13年と
計った結果、
鈴木さん 2012年3月1日 161.8 Bq → 2013年3月14日 72.6 Bq 渡邊さん 2012年1月30日 558 Bq → 2013年3月12日 341 Bq 原子炉建屋が爆発した時に大玉村にいた鈴木さんより、二本松の渡邊さんの方が、 内部被曝量が高い。原発からの距離はどちらも約60kmなのに、これだけ2人の値が
違うのは、風により放射性物質が北西方向へ流されたためと考えられる。月日が経つ
につれ、徐々に減っているけれど、長崎で計測をした担当者によれば、「 普通に生活
していたら、こんな数値が出ることはない 」そうだ。
生産者自身も被曝し、危険に晒されながら コメを作り続けている現実がある。
・・・
ビデオは ヘッドフォンを使った方が聞きやすい。 つなごう医療 中日メディカルサイト 2011年10月14日 【中日新聞】
■ 「ふくしまと『ふくしま集団疎開裁判』」(韓国放送)
2012/01/16
■ 2013年6月1日 脱原発をめざす女たちの会
■ 2014年05月26日(月)
漫画「美味しんぼ」の騒動でにわかに話題になった福島大学。東北本線・金谷川駅
からほど近いキャンパス内は除染が施されているが、学生たちは依然として放射線と
隣り合わせの生活を送っている。
キャンパス内にある 「信陵公園」。大学側も 「 静かで、休憩にはもってこいの場所。
小高い丘の上には、東屋があり、散歩コースにオススメ。吾妻・安達太良連峰の山々が
とてもきれい 」と 胸を張る森だが、少し足を踏み入れただけで手元の線量計は
0.5μSv/h近くに達した。 周囲に放射線量の掲示など何も無い。
とても 学生が散歩を楽しむような環境ではないが、危機感を抱いているのは 私だけ
の様子。大学総務課は「 あまり学生が立ち入るような場所ではありませんから 」と話す。
森の入り口近くのベンチで談笑していた学生グループに声をかけても「 放射線ですか?
うーん、原発事故の直後は関心がありましたけど、最近はまったく無いですね 」
と口を揃えた。
「 だいたい、あの『美味しんぼ』の描写には驚きました。私自身、原発事故以降に
かなり被曝しているはずなのに、一回も鼻血出たこと無い(笑)。周りでも誰も倒れたり
しているわけではないですし… 」。 女子学生は 時折 笑みを浮かべながら話す。
傍らの男子学生も「 被曝、被曝と福島県外の人が騒いでいるという感じですね。先生も
授業で 『福島は安全だ』と言っています 」とうなずいた。
福大から国道4号をはさんだ福島県立医科大学。モニタリングポストの数値は 0.522μ㏜
/h。 校内のベンチでは 学生が弁当を食べていたが、手元の線量計は0.5μSv/h前後
で推移していた。 駐車場付近の植え込みでは、0.6μ㏜/hを上回った。
・・・
【 村役場悩ませる 「0.23μSv/hの壁」 】
福島第一原発から約60km。二本松市や本宮市、郡山市に囲まれた安達郡大玉村。
人口8500人足らずの小さな村も、いまだに放射性物質の拡散に翻弄されている。
「 雨どいの真下や水の溜まる場所など、局所的に 1〜2μSv/hに達する個所は、
やはり 村内にもあります。現在の放射線量が 高いか低いかは 住んでいる方々各人の
判断になるかと思いますが、村としては 放射線量が 0.23μSv/hを下回ると除染は
できないのです。国から交付金が下りないからです。 村の財政だけでは とてもできま
せんから…」
村役場の再生復興課原発災害対策係。取材に応じた男性幹部は〝0.23μSv/hの
壁〟に苦い表情を見せた。「 もちろん、村民からの苦情もありますよ。何でやってくれ
ないのかって。0.01μSv/hでも下回れば除染できないわけですから。逆に 『この程度
の数値なら除染しなくて良いよ』 という声もあります。本当に、放射線量の捉え方は
それぞれです 」
村役場から車で10分ほどの「ふれあい村民の森」。8ヘクタール超の広大や里山の
入り口に設置されたモニタリングポストの数値は 0.348μSv/h。 手元の線量計も、
森に少し入ると 0.3μSv/hを超えた。子どもを遊ばせるには 決して安全とは言えない
数値。役場近くで聴いた、女性の言葉が思い出された。
「 お母さんたちは もちろん、心の中に不安を抱えているとは思います。実際、そういう
話題も出ます。しかし、私たちは ここで暮らすと決めました。役場もきちんと除染をして
くれていますし、大丈夫ではないでしょうか 」
(つづく)
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(25) のつづき
白河地方広域市町村圏整備組合芝原浄水場
(福島県西白河郡西郷村大字真船字芝原47−11)
の所属自治体は、
白河市、矢吹町、西郷村、泉崎村、中島村、棚倉町、矢祭町、塙町、鮫川村
の県南9市町村、および
天栄村、石川町、浅川町、那須町である。
※ 天栄村水道施設
※ H23.3.1現在の人口 ( )内 芝原上水道依存率
白河市: 64,602、 西郷村: 19,729、 泉崎村: 6,771、天栄村: 6,247、
矢吹町: 18,365(90%)、 中島村:5,121(100%⋆)、 棚倉町: 15,011、
矢祭町: 6,318、塙町 : 9,811、 鮫川村: 3,966、
⋆ 中島村: 簡易水道をもつ (組合からの水といつでも切り替え可能)
※ 震度6強
白河市、須賀川市、二本松市、国見町、天栄村、富岡町、大熊町、浪江町、
鏡石町、楢葉町、双葉町、新地町
震度6弱 福島市、本宮市、郡山市、桑折町、川俣町、西郷村、矢吹町、中島村、玉川村、
小野町、棚倉町、伊達市、広野町、浅川町、田村市、いわき市、川内村、飯舘村、
相馬市、南相馬市、猪苗代町
震度5強 大玉村、泉崎村、矢祭町、平田村、石川町、三春町、葛尾村、古殿町、会津若松市、
会津坂下町、喜多方市、湯川村、会津美里町、磐梯町
その他県内全域で震度5弱
↓
地震で 浄水施設が破損し、断水は
3月15日4時30分現在 東北地方太平洋沖地震の被害状況
白河市 :20,200戸 → 17,000戸(復旧3,200戸)
西郷村 : 2,750戸 → 2,500戸(復旧250戸)、 天栄村 : 1,000戸、 矢吹町 : 6,100戸、 泉崎村 : 1,200戸(応急給水中)
中島村 : 3,000戸(応急給水中)、 棚倉町 : 250戸 矢祭町: 復旧済
3月16日0時30分現在 東北地方太平洋沖地震の被害状況
棚倉町: 復旧済
他は 15日と変わらず。 給水一覧0316.
3月18日16時30分現在 東北地方太平洋沖地震の被害状況
天栄村 : 1,000戸 → 500戸(復旧500戸)
鏡石町 : 4,000戸(応急給水中) 白河市 : 20,646戸 → 9,811戸(復旧10,835戸) 西郷村 : 2,750戸 → 150戸(復旧2,600戸) 矢吹町 : 6,130戸 → 5,630戸(復旧500戸) 泉崎村 : 1,200戸 → 280戸(復旧920戸) 中島村: 復旧済
H23 3/17 /18 /19 − /21 /27 /30 — — 4/1 ・・・ /6
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Ⅰ131 21.6 29.7 19.6 — 15.0 11.0 7.8 — — 6.8 ・・・ 不検出
Cs134 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出
Cs137 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出
――― 水道水の過去の検査結果
この水道水の放射能検査は、どこがしたか?
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平成24年第3回西郷村議会定例会 09月13日_ 議事録 P77〜
○4番(藤田節夫君) ・・・ じゃ、次の質問に移らせていただきます。芝原浄水場の
水質検査と放射能汚染物質の処分についてお伺いします。芝原浄水場は、堀川ダム
から取水した原水を浄化処理して各市町村に送水している施設です。西白河郡1市
2町3村に供給しているわけでありますけれども、この水の放射性物質水質検査を
原発事故の当事者である東京電力柏崎刈羽原発に検査を委託していたということが
判明したんですけれども、このことは村では知っていたのでしょうか。
○議長(鈴木宏始君) 村長、佐藤正博君。 ○村長(佐藤正博君) もちろん知っておりますし、それから8月28日付で福島県3区くらし 福祉対策委員長ほかの皆様のお話があって、今のところはよくわかっています。
結局、東電の話でありますので。そこまででいいですか。その後どうするかについて お話ししますか。(不規則発言あり)その件はそういった意見があってわかっております。 (不規則発言あり)
○議長(鈴木宏始君) 4番藤田節夫君。 ○4番(藤田節夫君) 知っていたということでしたけれども、先日、私達日本共産党の県南 地区議員団で芝原浄水場に申し入れに行ってきました。そこでお聞きしましたけれども、
広域水道に限らず 市町村の上水道や簡易水道の水質検査まで すべて東電に委託
したということが判明しました。実は これ私自身知らなかったことだったんですけれども。
これまで 原発事故に関して、住民は 国と東電が言っていることは もう信用できない と
いう状況であったことは 村長もご存じだと思うんですけれども、その中でですよ、人間が
もう最低限生きていくのに必要な 水の検査を東電に任せていたということは、やっぱり
これは 私は驚きましたし、村民の方も聞いて びっくりしているんじゃないかと思います
けれども、じゃ なぜ こういったことが知らされなかったんでしょうか。いつ知ったかという
ことは ちょっと わからないですけれども。
○議長(鈴木宏始君) 村長、佐藤正博君。 ○村長(佐藤正博君) 要するに、最初は 放射能を測定する機械といったものは原発の監視 する部分、そういう所しかなかったのですね。結局、去年の原発事故以来、空間線量とか
色んな機械を本当に血眼になって探しました、世界じゅう。西郷村もイスラエル製とか
ロシア製とか、いろんなことを探しましたですね。あの段階で もっと精密な水質を測れる
機械というのは それほどなかった。そういったことで、ある所に頼んだというのが実態。
その次に、お話しのとおり、やっぱり 色んな 今の不信感がありますので、本当の事を
言っているのかという話のことがあって、そして 今度は 自らすることにするということで、
今月中に この芝原浄水場内にゲルマニウム半導体検出装置が設置されます。
10月からは これによって同時に測ることにしたと。遅いと言われるかもしれませんが、
やっぱり前からの機材の手当てと、それから 不信感の問題等に どう対応するかという
ことの結果が、こういうふうになったというふうになっておりますので、ご理解を賜りたい
と思います。
○議長(鈴木宏始君) 4番藤田節夫君。 ○4番(藤田節夫君) 測定する機械がなかったということは、私もちょっと聞いて理解をして おりますけれども、村長は どこで聞いたかわからないですけれども、やっぱり こういった
ことを村民に知らせるべきであって、今回のことも 我々が こういったことで要請行動なり、
どうなっているんだ という行動がなければ、このままずっと また続いて検査するように
なっているんです。要するに 今回 こういった騒ぎが起きたので、いきなり県の方で
ゲルマニウム半導体の検出器を買って芝原浄水場に10月から設置すると、そういった
方向になってきたんですけれども、1年6か月ですよね。そういった過ぎて こういう問題
が明るみになって、これは 住民感情としては 本当に許すことはできないのかなと 私は
思います。ましてや これは 西郷村内に この浄水場があるわけですから、やっぱり村長
としては 何らかの早い対応が必要だったと 私は思います。
要請行動に行ってお聞きしましたけれども、これは 県の指導で平成23年3月17日から これまで170回の検査を依頼してきたそうです。今お話にありましたけれども、今回の
調査で明らかになったため、県は 急遽ゲルマニウム半導体の検出器を購入し、芝原
浄水場に設置して 10月から独自に検査をするという回答を得ました。今回のことでも
そうですけれども、県も国も どこまで本当のことを言っているのか、本当に 疑念を増す
ばかりと 私は思います。
ちょっと 思い違いがあったので、以下の私のコメントは、以前のものを
すべて消去して 書き直したものです。 ――― この問答から、私は てっきり 3月17日から東電が測定したもの
と誤認したが、実際は 最初は 4月2日まで日本分析センターが、その後
4月6日から翌平成24年9月30日まで 福島県が東電柏崎刈羽原発に依頼
して測定したということのようである。 水道水の放射性物質測定結果
放射能測定は、あくまで 県が主体ということのようである。 もの凄い責任感
だと称賛したい気もするが、一方で これは 県の情報独占や地元市町村の,
県への依存・従属を結果するという面も 看過できない。
住民の生命・財産を守るために、地元市町村が いかによく頑張ったか、
逆に、県や国は このことに いかに冷淡で怠慢であるかということが、3.11
の 我々に残した教訓の一つであった。
もちろん、地元が 重大な過誤を犯した例も 枚挙に暇ないが、国と県のそれ
と比べれば まだ それは 仕方のなかったとも思われるほど、国と県は 致命的
な過誤を 数々犯した。
だが、それにしても、3.11で見せた市町村行政の,その自立性・自律性も、
やがて、↑のように腰砕けになり、 上部機構の論理に呑み込まれて、逆に
住民を犠牲にし、その利益を損ねるものに傾斜してきた。
すくなくとも、双葉町の前町長・井戸川氏を孤立させるようでは、‘その見識や、
南無サン’と言わざるを得ない。
ついでに、行政の姿勢or見識を さらに見るために、
上の質問のつづき。
また、この芝原浄水場から出る放射性物質が含まれている汚泥ですが、これが フレコン
に詰められて浄水場建屋の裏側にびっしり並べてあるんですよね。毎月1回トンパックで
25袋出るそうなんですけれども、もう汚泥のトンパックの置き場所がないという状況で、
担当課の人も大分困っておりました。
私も実際見てきましたけれども、本当にもう置く場所がないですよね、あれ。こちらから 見ると建屋の陰になって見えないですけれども、あの裏側は山と建屋の間にびっしり
置いてあるんですよ。特に そこは やっぱり線量が高いですよね。そういった状況で、
村長も この白河地方広域市町村圏整備組合の副管理者という立場で、こういった
汚泥の処分や仮置き場も どこに運ぶのか全然分らないと、何も聞かされていないと
いうことで、この後 どうしたらいいか分らないというようなことを言っていましたけれども、
村長も そういった立場なので、やっぱり関係課所に要請するなり早急な対応が必要か
と思われますけれども、そういった立場でのお答えをお願いします。
○議長(鈴木宏始君) 村長、佐藤正博君。
○村長(佐藤正博君) お話し、その通りです。さっきのゲルマニウムのやつは、8月に共産党 の皆様方は行きましたが、県と話して もう その前の段階から配備は決めています。
(不規則発言あり)そう。要するに 機械を早く買わなくちゃならないという話は前からあり
ましたので、それは それでやっているということです。おただしの今の400袋があります
ので、この部分は やっぱり 8,000㏃から10万㏃までの間についての扱い、今の所は
あそこに置けということで、ではどうするかというと、その遮蔽の仕方等について 今
やっています。やっぱり普通のやつより ベクレル数の数値が高いので、それ以上は
また別の対応をしなくちゃなりませんが、あそこに置いてあるものは8,000㏃を超えて
いるところはありませんが、その分をどういうふうに置くのかということを今、県あるいは
それぞれやっています。
もちろんあの場所に置けば、あの国見町にある 本当に テレビに出るようなことみたいな のが一杯あって、矢板市のこともそうですよ。そういうこともあって ということですので、
やっぱり これは早く決めなきゃならん。問題は どう飛散させないか、どう管理をうまくして
いくかということでありますので、それは 今打ち合わせをいろいろやって。 しかし、早く
しないと、見えるようになるとおっしゃるとおりです。そういうことが国見町では もう大変な
ことになっていますので、そういった方向で今やっているところでございます。
・・・・
――― 市町村行政が、明治以来の中央集権体制に縛られ、中央および
県の出先機関に堕している・・・。市町村行政は 上部行政機構が決めた
ことを 地元住民に押し付け、上部機構の仕出かした不始末の尻拭いを
住民にさせる仕事を請け負うものとなっており、ここには 地方自治の精神
の入り込む余地は、まったく見られない・・・。
中央が 地方を食い物にして 肥え太っていくことへの憤激が、質疑の底に
流れていないのである。
3.11の教訓は、その政策の被害を まともに受ける市町村が、中央や
県の意向に 唯々諾々と、否、自らの私益を貪る心に付け入られて、
無見識に従属してきたことの果を 自ら摘み取ることになったという痛恨
の念いであろう。
つまり、住民の生命財産を守る最後の砦として、中央や県から市町村行政
は自立し(=自己決定権を取り戻さ)なければ、住民の運命を捻じ曲げられ
てしまい、かつ この国は 総体的なメルトダウンを引き起こしてしまうという、
深刻な危機感ではなかったのではなかろうか?
そして、市町村行政が、地元の 私益を図る者に牛耳られ、内外の経済
活動の僕(シモベ)や番頭になっていることを脱して、その主人になる他に
市町村が生き残る道はない という覚悟ではなかったのではなかろうか?
西郷村
虫笠水源(湧水):山ほどもある大きな岩の割れ目から滾々とわき出ている
羽太小学校、米小学校
谷地中水源: 米小学校
折口水源: 熊倉小学校
追原水源 : 地下70mから那須の山々の伏流水。 熊倉小学校
赤面山スキー場の下: 川谷小学校
白河地方水道用水供給企業団:
(湧水):西郷村の南部、栃木県境
小田倉水源: 小田倉小学
2011/3/13
断水: 北部(羽太・虫笠地区)/上の原、原中、黒川付近
水道利用可: 西郷中部(国道289号沿い)、一の又、芝原付近
西郷村内の放射線量測定結果(平成23年7月25日〜28日調査 114地点)
http://userdisk.webry.biglobe.ne.jp/017/590/76/N000/000/011/131468200363713230607_nishigo-sokutei.jpg
平成23年 9月6日〜9日
泉崎村
平成13年4月から「堀川ダム」の水質源の一部を飲料水とする白河地方水道用水
供給企業団から受水を開始することで、更なる水供給の安定及び安全を図ることに
なりました。しかし、第 1次、第2次拡張工事に要した、国などから借り入れた資金
の元金や利息の支払い、減価償却費 または受水開始に伴う受水費が大きく増加
し、大変厳しい財政状況が予想されます。
このまま現行料金体制を維持していくと、今後の水道事業の健全な事業運営に 支障 をきたすことになります。このようなことから既設水源の休止など維持管理費
の削減、・・・
泉崎村立泉崎幼稚園 泉崎第一小学校 泉崎第二小学校 泉崎中学校
棚倉町
年間総有収水量については、東日本大震災以降頻発している給管等の漏水対策
として、漏水調査及び修繕に取り組んだ結果 前年比 0.5%増加した。しかし、有収水量
の有収率は 70.4 %(対前年比 0.8 %減)であり、収入減の大きな原因となる漏水が
増加している深刻な現状を十分認識し、漏水対策の改善強化ため町民全体の通報
協力体制の構築と、計画的に老朽管等施設更新工事も継続強化して実施しなければ
ならない極めて厳しい状況下にある・・・。
堀川ダム受水施設整備事業による多額の企債償還と 減価却費用は、今後とも経営
を圧迫するものと懸念されるため、なお一層企業努力を発揮され、安全で良質な水道水
の安定供給を維持されるよう努力願いたい。
なお、堀川ダム受水施設の維持費用や白河地方広域市町村圏整備組合へ年間受水 費用負担による営業収支額の不足に伴い、一般会計からの上水道事補助金は妥当な
措置と思われるが、今後も引き続健全な経営状況を維持すため、・・・
棚倉町上水道(堤・関口)、山岡簡易水道(山田) 、高野西部簡易水道(漆草)
瀬ヶ野簡易水道(瀬ヶ野)、川前簡易給水施設(戸中) 棚倉幼稚園、 社川幼稚園、 高野幼稚園、 近津幼稚園
棚倉小学校、 社川小学校、 高野小学校、 近津小学校、 山岡小学校
棚倉中学校
水源取水量の78%を占める地下水の井戸
(未完成)
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