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軽度発達障害やグレーゾーンの子ども達の、学習支援に奮闘しています。

ヒナコ

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テスト3日目。
 
私もヒナコの個性がわかってきて、
ずいぶん行動がらくになった。
 
今日の詩人はなにを言うのか・・・
 
 
たまご まごまご
たまーご まご
むかし 工事しました
 
かまきり どう げんまん
とり 音楽隊
 
おめでとうございます
愛と 太陽に つつまれて
すっごい 仲間
 
戦国史 
いろいろありまして
しょーばい はんじょう
らららら らーらーらーらー
 
 
この日は、
このぐらいだった。
音の研究所もなかった。
 
会話は、
ヒナコ「土曜日 ○○さん」
私「○○さん どうしたの?」
ヒナコ「来る」
私「○○さんが来るんだ。何時に?」
ヒナコ「土曜日 ○○さん 午前10時 来る」
私「そうなんだ。楽しみだね。」
ヒナコ、笑った。
 
おそらく、
土曜日はヘルパーさんの○○さんが、
ヒナコの面倒をみにヒナコの家に来るのだろう。
午前10時に。
ヒナコのことをわかってくれている○○さんが来るのは、
ヒナコにとって楽しみなんだろう。
 
ヒナコが自分のことを話してくれることは、
私にとってうれしかった。
そして、
ヒナコが楽しい時間を持っているんだと
教えてくれ、ほっとした。
わたしも、
ヒナコにとって、
○○さんのような存在で少しの時間でもいられたらなと思った。
 
でも、
今は、
ヒナコにとっての癒しではなく、
ヒナコが私の癒しになっていることが多い。
 
ヒナコとの出会いに感謝!
 
 
 
 
 
 
 
今日も「音の研究所」の一節が発言されるのか?
ワクワクしながら学校へ行った。
 
中学2年生、1学期期末テスト2日目。
 
1時間目は英語。
テストの途中でリスニングのCDが流されるため、
はじめから応接室にてテストを受けることになる。
 
どれだけ早く答えを書くのか、
目を見張るくらいの速さだ。
合っているのかは、さておき。
 
リスニングは、先生がCDデッキを持ち込んで、
CDを流す。
ヒナコは聞く様子もなく、
自由に答えを書く。
先生は苦笑しながら様子をみている。
 
CDが終わる前に答えをすべて書き終わり、
提出しようとするが、
CDが終わるまでなんとか待たせる。
CDが終わって、
「しょうがないわね」と言いながら、
ヒナコのテストを回収し先生は部屋を出て行った。
 
私とヒナコだけになった応接室。
いよいよお楽しみのヒナコワールドがはじまるのか?
 
「ウィーン、ウィーン・・・」
ヒナコのチューニング音がはじまった。
「ウィーン、ウィーン・・・」
宇宙と交信でもしようとしているのか。
ラジオのチューニングのような音。
しばらく続いた。
 
くらくなります
だんご
ジュースも ミルクも
ありがと サンキュ
 
音楽
まぼろしのダンス
食事
 
かたつむりー
起きたら パアー
 
あいさつして・・・
(ううっ、やっとはじまる「音の研究所」)
・・・
(チューニングに失敗したのか、はじまらない)
 
いぬじゃないのに わんこそば
いぬじゃないのに わんこそば
そうじのないとこ
だいじょうぶ 心配しないで
日が暮れて・・・ロックンロール
 
紙は84枚を作る。
おめでとうございます。
紙は36枚を作る。
金色2枚。
銀色2枚。
 
私「そろそろ教室に行くよ。」
ヒナコ「勉強」
私「うん、テストだよ。」
ヒナコ「おわったら、応接室。」
私「頑張って終わったら、またここにくるよ。」
ソファーに寝転がろうとして私と目が合う。
ヒナコ「寝ない。学校 寝ない。」
私「そうだね、学校だから寝ないよね。」
 
2時間目のテストが終わり、
早々に応接室に戻ってくる。
 
ヒナコ「夏」
・・・はじまったのかな?と思ったら、私に向かって
ヒナコ「夏」
私「あついね。夏だからね。」
ヒナコ「ストーブ」
私「ストーブつけたみたいにあついね。」
ヒナコ(クーラーを指差している)
私「ああ、クーラーをつけると涼しいね。」
ヒナコ「あじさい。」
私「いま、いっぱい咲いているね、あじさい。」
ヒナコ(沈黙)
私「何色のあじさいが好き?」
ヒナコ「むらさき。」
私「そうなんだ〜。」
 
!!!会話が成り立っている!!!
驚きと喜び!
 
詩人のヒナコが大好きになったBossでした。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

詩人:ヒナコ2

ヒナコは、
詩人でも画家でもある。
十分に個性ちゃんなのだが、
天才的に芸術家。
 
夏前の1学期期末テストのとき。
普通クラスにいるから普通にテストを受けなければならない。
 
でも、
声が出ちゃったり、
お歌をうたいはじめてしまう習性がある。
 
先生方と打ち合わせ。
ヒナコが答えをうめてしまったら、
監督の先生に提出し、
教室から退席。
次のテスト開始時間まで応接室にて待機ということになる。
 
テストスタート。
問題なんかあまり読まない。
ちら見して、解答欄をうめてゆく。
猛スピードで。
ちら見で、関連言葉をうめている。
 
10分かからずに提出。
で、静かに退出し応接室へ。
 
応接室では、
自由にリラックスタイム。
 
色鉛筆でメモ用紙に全色塗り。
その合間、思いついた言葉をつぶやく。
 
・・・
 
夏、熱海
恋してルンバ 恋してルンバ
 
はじめての・・チューハイ
ハイハイ ナナナ ハイハイ
 
気まぐれ 美人
さびしい 乙女
 
あいさつして(おじさん声)
音の研究所(アナウンサーの声)
布団をたたく音(質問する声)
答え みどり(正解をいう声)
スズムシ(質問する声)
答え きいろ(正解をいう声)
じゃ、あいさつして(おじさん声)
↑結構気に入った!
 
ありがとうございます
なんだかふしぎだね
あなたと わ・た・し
ミラクルメロディー ハーモニー
わくわくキッチン カーニバル
2個食べたい
↑・・・?
 
春休み
さくら
ありがとうございます
情熱
ドンマイ!!
 
この世界に 魔法なら
この世界に ピースフル
魔法のように ピースフル
 
感謝してます たからものなの
千葉のナス
ネギを一本
おきみやげ
ネギを一本
おきみやげさー
おたっしゃで〜
 
すり替え仮面
音の研究所
音の おとの 研究所
 
翌日に続く・・・
 
 
 
 
 

新たなお題:ヒナコ1

夏前のこと。
 
今年、新たな分野のお題。
東京都の教育委員会を通して、
近隣ではない公立の中学校から応援要請があった。
 
そこら辺関係のお仕事なら、
英語かな 理科かな 数学かな ・・・
と思いきや、
公立の普通クラスに在籍している個性のある子の、
期末試験の授業支援だった。
 
通常クラスの個性ちゃんならたくさん見ているので、
「なぜに支援が必要か?」と思っていた。
支援のお仕事の前に、
学校に打ち合わせに呼ばれた。
 
校長も副校長も人柄の良さそうな方で、
ほがらかに話しながら私の軽い面接をした。
そして、すまなそうに・・・
「軽度というわけではない・・・」と話された。
 
打ち合わせ中、
先生方もそれをねらってか、
ヒナコが校長室を訪れた。
 
なんだかわけのわからない奇声をあげ、
いきなり校長室に入ってきた。
ソファーに寝転がり、
なんだか勝手にしゃべっている。
 
校長先生が、
「ここではソファーで寝ちゃだめだよ。」
と言うと、
いきなり起きて走り出そうとする。
 
校長先生が、
「ここに来たんだから仕事してね。」
と言うと、
壁にかかっている日めくりを今日の日にちまでめくった。
 
校長先生とヒナコの間で、
校長室に来たときは日めくりをめくる仕事をすると、
約束しているのだ。
 
はてさて、軽度ではなさそうだ。
 
校長先生は私をヒナコに紹介したが、
目も合わないし、
認識されているのかも確認できなかった。
 
担任の先生や、学年の先生が来て、
深々と頭を下げて「よろしく」といわれてしまった。
 
どうする、私?
不安と、新たな課題対面の嬉しさと、
感情はごっちゃまぜだけど、
やっぱ、前向きにやるんだな、これが。
 
結構ワクワク、
ヒナコとのかかわりを
楽しみにして、
打ち合わせは終わった。
 
どうなることやら・・・
 
 
 
 

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