鉄道レポート

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さてここからは、ラッセル車とは無縁の世界。
21時、札幌駅に到着。ある列車を待ちます。
 
私のモットーの一つに「今できることはすぐに」というのがあります。
趣味に限らず、「まだ大丈夫」という慢心が結果的に終焉(締め切り?)間際の駆け込み追っかけと散々な結果に終わっている事への反省で、今回の旅行でもできることは何でもやってやろうとあれやこれや詰め込んでいます。
その割に江差線などはばっさりあきらめ。
 
で、その対象がこちら
イメージ 1
 
急行はまなす。
あけぼの、あけぼのと騒いでいるさなかに急行はまなすです。
ですが良く考えてみれば最後の正統派寝台急行。あけぼの亡きあとは北斗星と並び最後の解放B寝台連結客車列車になります。
今乗るしかない!
っていうわけです。
このはまなす、編成構成もよく考えられており、寝台車はどっち方向でも機関車付け替え時の衝撃が少ない後部になる位置に、また指定のハザ車は電源装置のないオハ14にそれぞれ設定されています。
時間的にも上りは22時台に札幌、5時台に青森ですからちょうどいい時間帯です。
青森で新幹線に接続してくれたらなおいいんですが。
牽引機はDD51の単機。
向かう先は切符の範疇外になる青森!
 
イメージ 2
 
車内は意外と乗っている印象。
特に南千歳からは新千歳空港からのお客さんが結構乗車されていました。
ここで意識はぷっつり。
函館などでママ目が覚めるもすぐに眠りのそこで気づいた時には青森駅手前でした。
 
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青森駅では機関車交換と改装のイベント。
D級交流機とブルトレ(厳密には違うが)の組み合わせも、そのあとに実現するDE10とのくみあわせもかなり新鮮でした。
 
イメージ 4
 
急行はまなすは今、乗っておかないと本当に損な列車だと思います。
 
しかしこれを追っかけていたため蟹田へ向かう列車に乗り遅れ(またかい)
結果としてもい一つとりたかった列車をとり逃すことに。
それがこれ
 
イメージ 5
車内からの撮影。日中唯一のED79重連貨物列車。
本当は蟹田の浜辺から狙う予定でしたがこんな格好になってしまいました。
リベンジきくんでしょうか。
海峡線は貨物街道でもあり時間帯によっては本州-北海道を行き来する貨物列車がひっきりなしに通過して行きます。
 
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今はEH500がほとんどですがこれもそのうち新鋭のEH800にすべて置き換えられてしまうのでしょう。
その時はまたそれで面白い光景に巡り合えるのかもしれませんが。
 
そいで持って再び渡道
函館運転所構内には快速海峡号に使われていたオハ50と引退して久しいキハ56の姿が
 
イメージ 7
 
オハ50の方はまだそれほどでもありませんがキハ56の方は退色が進み腐食も見られるなど先行きが心配です。
初めてとどうした時、釧網線でお世話になっている車両だけにきちんとした形で保存されてくれる事を願ってやみませんがその辺は昨今の北海道事情では難しいかもしれません。
 
函館では特急接続に時間があったので駅前で少し函館市電を撮影。
 
イメージ 8
函館にも低床車。らっくる号です。アルナ車両のリトルダンサーシリーズの一つで中間車体を持たない2連構造です。路面電車の世界も時代が変わってゆくのを感じます。
 
打って変わって満員の特急スーパー北斗です沈め状態を耐えること3時間
登別で途中下車
しばらくしてやって来たのは、特急のトワイライトエクスプレス。
イメージ 9
 
これも北海道新幹線開業までだそうで乗れる方はお早めに。ってかいつかは乗ってみたいですが残された時間がそんなにないのが悔しいところです。
 
登別での途中下車のもう一つの目的はこちら
 
イメージ 10
 
キハ141系
ご存じ、JR北海道お手製、客車改造気動車です。
札沼線から撤退後、多くが海外譲渡されたものの一部が室蘭線室蘭-苫小牧に活躍を移しワンマン車として活躍中です。
種車の選定から構造まで結構考えられた構造をしているのが見てとれます。
平坦線というのもあるのでしょうがキハ40系と比べても比較的軽快な印象でした。
 
そんなこんだで南千歳に到着。
〆は北斗星・・・でしたがこちらは暗過ぎて散々。
代わりにキハ183による臨時特急北斗を少しだけ。
このスタイルの初期車が北斗の運用に入ってるとは思いませんでした。
 
イメージ 11
 
この後、新千歳から中部国際空港へ空路帰るわけですが、このあたりから体調を崩し始め…
翌日、医者からインフルエンザの診断を受ける羽目に。
何処でもらってきたんだろう。
 
帰って宿題を増やしただけの北海道旅行でしたが、もう一度、冬にリベンジしたいと誓い終結しました。
それは突如としてやってきました。
上司から、「先月の残業文を来週一週間の代休で消化してほしい」と言われたのです。
前々からそんな話はなくもなかったのですがあまりに準備がなさ過ぎて戸惑ったのも事実。
とはいえ、先月までの残業が異常レベルだった(ふつうに過労自殺が出ておかしくないレベル)事もあり素直に快諾したのは言うまでもありません。
とはいえ1週間もどうする?
 
やってみたいことは山ほどあれど、さすがに直前過ぎてできないことだらけ。
ダメもとでいろいろ調べてみると、新千歳までの航空チケットで割安なチケットが手に入る事が分かりました。
善は急げ。
かくて急遽決まった長期休暇にコレまた撮ってつけた北海道旅行がねじ込まれたのでした。
 
日付は2月25日。
早朝をなんとかやりくりして中部国際空港へ。
久しぶりの航空機です。
イメージ 1
機体はB737-800
定刻通り離陸し、新千歳にほぼ定刻通りの到着。
フリーパスで巡るつもりでしたが、3日間という期間にぴったりの企画切符がある事を知りそちらへシフト。
幸先のいいスタートでした。
渡道の目的は宗谷線の定排列車
是非生きている除雪列車をもう一度。またとないチャンスです。
とはいえ時間的に多少余裕があるの新千歳から普通列車を乗り継ぎつつぶらぶらと。
途中何枚か撮っていきます。
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惜しむらしくはこの後、札幌まで乗った列車とすれ違った列車にタンカートレインが含まれていた事。DF200牽く黒タキはコンテナとは違う迫力がありましたが撮れずじまい、しかも今冬が最終運用とのことで悔しい思いをしました。ちゃんと調べておけばよかった。
札幌からは特急カムイで旭川に
 
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途中、岩見沢以北に活躍を移した711系を何度も目撃します。
機会があれば、と思った物のこれも乗れずじまい。全車廃車になる前に乗っておきたい車両の一つです。
 
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こちらは宗谷線の臨時快速。
冬季、サロベツ用の車両(キハ183)が不足することからキハ400とキハ40の2両で代走する列車です。
全席次自由席。結構込んでいました。
 
続いてはいって来たのはDE15。
こっちは翌日狙う宗谷線の定排用。
ウィングの開閉など出発前点検が済むとゆっくりと出発して行きました。
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旭川で711系に夢中になってる隙に石北線普通列車が出発。
やむなく後続の当麻行きで追いかけることに。当麻からはタクシーを使い目的地に。
結構高くつきました。
 
中愛別のポイントは石狩川鉄橋の近く。
駅からは2km弱ですが列車本数が少ないのがネックです。
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17時過ぎ、上川方向からの普通列車と特急オホーツクが通過すると本命。
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2月末の日が長くなり始めている頃とはいえ充分暗いです。何より数日続いた晴天で雪がない…いやあるんだけど掃くほどない。
これは運がなかったとしか。
ともあれこの日はこれでいったん終了し旭川の宿へ向かいます。
 
翌日、始発列車で出る予定がごたごたで乗り遅れ。
予定してた天塩中川のポイントをあきらめ手前の音威子府付近で探すことにします。
ちょうど宗谷線定排を終えたDE15が入線してきたのでこれを撮影
 
イメージ 10
普通列車で名寄まで先行、名寄からは後続の特急宗谷に乗り換えて音威子府駅を目指します。
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音威子府の駅は或る意味北海道らしいこじんまりとした駅でした。
かつてはこの駅から天北線が宗谷線とは別ルートで稚内を結んでいたそうで駅の中には小さいながらも天北線資料館があり、展示物は興味が尽きませんでした。
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線路沿いに歩き音威子府が輪の堤防から列車を待ちます。
天気は晴れ。排雪は…期待できそうにありません。
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お昼のサイレンが鳴ってしばらくして列車はやってきました。雪をかくシーンは残念ながら・・・でもその分、晴天下のきれいな光景が印象的でした。
 
イメージ 14
列車は音威子府でしばし休憩。
なのでここでいったん追い越し別ポイントへ列車で向かいます。
 
向かった先は恩根内のポイント。
近くで工事をされていた方が安全な場所を教えてくれたのでそこにしましたが、かえってそれが失敗。
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工事現場(線路際の橋脚工事)近くで掻くわけもなく…
陸橋を過ぎたあたりで排泄を開始。
にしても結構飛ぶものです。除雪列車を撮りたいと思ったら通常の撮影間隔では危なすぎると言うのを実感する羽目になりました。
通常の3倍くらい距離をとったほうがよさそうです。これは今後の教訓として忘れないようにしたいです。
反省。
 
定排撮影は結局、一番撮りたかった除雪中の姿をとらえることはできなかったものの、北海道レポートはまだちょっと続きます。
この後旭川へ戻り、札幌へ。
北海道旅行の次のステージです。
いつ来るかわからない5087レ。さっさとあきらめ、梅小路なり弁天島へ行ってしまうことも考えましたがもう2度とないチャンスだけに日暮れまで待つことに。
寒風と小雨がこたえます。天気予報もあって余り厚着をしてこなかったせいもあるのですが季節の変わり目は服一つとっても要注意です。
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配1392レ
1083レの返空でこちらは大阪ターミナル行きです。
単機とはいっても貴重な通過列車。逃すわけにはいきません。それはほかに人も同じ。
イメージ 3
84レ
夕方になって空を覆っていた雲が少しづつ去って夕日が顔を出してきました。やって来たのは百済を出発した84レ。牽引機は昼に83レを牽いてきたEF210 103号機です。
だんだんと撮影が難しくなる時間でもあります。
5087レはちゃんと来てくれるのだろうか。不安が募る一方。
情報では長岡京を4h30m遅れ。この時、時刻は16:30。
情報に疑問を持ちつつも舞っていると、信号の灯火が変わり吹田側に。
やって来たのは
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5087レ
お目当てだった5087レ。日暮れぎりぎりの通過でした。
本来なら別列車が通過するところ、優先させてもらったのでしょうか。
この列車を撮るために来たようなものなので感慨もひとしおです。
牽引機はEF65 2092号機。赤プレ更新機ですが充分に満足です。この場所でPFに出会った、むしろこの場所で出会いたかったのですから。
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4076レ
5087レに道を譲ったのかやや遅れてEF510 12号機が牽く4076レが通過です。
これで一日でEF210・EF66・EF65・EF81・EF510とこの淀川鉄橋を渡る代表的な機関車を記録できたことに。
もう、わがまま言う余地はありません。
さて、日もどっぷり暮れてしまい、人の姿もだいぶまばらに。
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日が落ちてからの赤川仮橋は昼間とはまた違った雰囲気です。
撮影者がいなくなった分、生活感というのか、本来の風景に戻ったような感じ。
だけど空が妙に不思議な世界で…
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そっと残しておきたくなるような、そんな光景があちこちに散らばっていました。
今度ここを通る時は電車の車窓から、ほんの一瞬でそんな感慨を持つこともないのでしょう。
歩いて渡れる今だったからこそ感じとることのできた大切な一瞬だったのかもしれません。
 
で、暗闇の列車はというと
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55レ(遅延)?
はいびーでやられました。ハイビーム対策って夜間の撮影の基本中の基本なんですがまだまだですね。
気を取り直して…
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単1783
こっちも撃沈。重連回送なのに完全につぶれています。
考えてみれば後撃ち狙えばよかったんでしょうが時すでに遅し
イメージ 2
撮影はちゃんと考えて撮りましょう。
 
最期はとんでもない落ちで終わりました。
全体的には課題の残る(ってか課題だらけ)撮影結果ですが最期になってしまったとはいえ再訪できて本当に良かったと思っています。
最期になってしまった事を含め反省点も多々ありますがそれも良い思い出なのでしょう。
 
さようなら、赤川仮橋。そして新しく生まれ変わる城東貨物線の未来に、かんぱい。
 
 
新聞報道等でも報道されてたのでご存じの方も多いかと思いますが、去る10月31日、24:00を持って大阪の淀川にかかる赤川仮橋が閉鎖されました。
この橋は知っての通り、数少ない鉄道・人道共用橋で撮影スポットとしても有名な橋でした。
 
はじめてこの橋を訪れたのは15年くらい前で、鉄道ファン誌に掲載された写真に触発されたのがきっかけでした。
当時はまだ吹田のDD51が牽引しており関西圏で見られるDD51牽引貨物列車としても有名でした。
月日は流れ、百済貨物駅(現百済貨物ターミナル)の改修と城東貨物線南部のおおさか東線開業に伴い牽引機は電気機関車へ、そして、その頃から言われていた城東貨物線北部の複線旅客化と赤川仮橋の閉鎖がついに現実となりました。
 
というわけで10月26日、久しぶりの休みを利用し大阪に遠征にいってきたわけです。
本当はもっと前に行く予定だったのですが夏ごろから仕事に狂いが生じて休みがまとも取れない状態が続きついに閉鎖の直前に…というありさまです。
早朝の列車で出発し、城東貨物線淀川鉄橋、赤川仮橋についたのは9:00。
イメージ 1
2013年10月23日 赤川仮橋・城東貨物線淀川鉄橋(以下特記無き限り同じ)
たもとには人道橋閉鎖のアナウンスをする看板が掲げられていて閉鎖が間近である事を感じさせられます。
イメージ 2
9時を過ぎたばかりとはいえまだ人の通りは少なめ。ただ、すでに同好の士をはじめ地元の方も閉鎖を前に一目見ようとちらほら姿が見え始めています。
15年前初めて訪れた時は人道橋部分は完全な木製で今のようにアングルと縞目鋼板ははられていませんでした。板目の隙間から淀川が見えていたのを思い出します。
イメージ 5
撮影者が増えてきたせいもあるのでしょう。春に来た時にはなかった表示が一定間隔で貼られていました。
ついつい忘れがちですがここは公道。撮影者の方が邪魔ものなんです。よく通行人に罵声を浴びせる撮影者がいますが本来の邪魔者、迷惑行為者は自分たちの方であるという意識は常に持っておきたいものです。
イメージ 6
反対側に到着です。
赤川仮橋の赤川とはこっち側の地名だそうで東淡路と赤川を結んでいることからこの名がついています。
鉄道の方は正真正銘の城東貨物線淀川橋梁という名前なんだとか。赤川鉄橋っていうのは通称、なんですね。
こちら側にも既に去る英社がスタンバイ。脚立や大型の3脚が目立っていました。
もう一度橋の真ん中へ戻ります。
もうすぐ列車の時間。
イメージ 7
1083レ
新座からの貨物列車でほぼ定時の通過でした。この列車は日曜ウヤ。わざわざ土曜日に大阪行きを選んだのも本数が多いからでした。
 
イメージ 8
この頃から撮影者が格段に増えることに。
子連れのお母さんの姿もちょくちょく見かけられ、たびたび、「次はいつ来ますか」と聞かれました。
ところがこの日は、運悪く台風が接近した直後で東海道線・湖西線などでダイヤが乱れていて予想がつかない状態。返答にも困った次第です。
イメージ 9
列車待ちの時間はいろいろ観察のできる時間でもあります。
この付近は伊丹空港の航路も近く、伊丹に着陸する旅客機の姿をよく目にします。
しゃしんはANAのボーイング787。
787を見たのは実は今回が初めて。ラッピング機も何機か見ましたがこれが一番興奮しました。
イメージ 10
単1780
行きがあれば帰りも…
というわけで不意打ち的にやって来たのは百済に早朝貨物を運んだEF66 106号機
百済に入る貨物機は必ず貨物列車を率いて戻ってくるわけではなく一部は吹田に単機、もしくは回送重連で戻っていきます。
こればっかりは貨物時刻表では読み取れずかなりサプライズ的な遭遇になってしまいました。
イメージ 11
さて、赤川仮橋の閉鎖は城東貨物線の複線旅客化(おおさか東線の新大阪延伸開業)が理由ですが、鉄橋を見てみると結構レールが波打っています。当然規格内でしょうし旅客線ではないのでこれでいいのでしょうが、恐らくは旅客化にあたってレールの交換とロングレール化などが現行線にも行われるのでしょう。
この少し曲がったような感じも見おさめ…なのですね。
イメージ 12
83レ
なんとこの列車、大阪ターミナルからの列車です。
関東圏でもたとえば隅田川と東京ターミナルを結ぶ貨物列車が存在していますが、さすがに百済にしか入れない、大阪ターミナルにしか入れないと言う列車が存在するかといわれると疑問はあります。とはいえ貨物を両ターミナルの間で融通する必要は発生するわけでそういった目的で運行されている列車なのかもしれません。
この頃から人の出は多くなり撮影もだんだん困難に。
イメージ 3
4071レ
先の83レと百済で交換する形でやって来たのがこの列車です。
この日、どうしても押さえておきたかった列車の一つです。
EF81、それもローズピンクの0番代(600番代)牽引の列車。
JR貨物がJR東日本からEF510-500番代を購入した事もあり活躍もそう長くはなさそうです。
それだけに100点満点とは言えないまでも撮れて一安心でした。
EF81ももっと記録しておきたい機関車です。
イメージ 4
1092レ
EF200が牽引する列車。遠く九州の西、鍋島からやってきた貨物列車です。
右端の撮影車に手を振ってこたえる機関士の姿が微笑ましいです。
にしても手前のおっさん、危ないし邪魔ですよ、そういう撮影の仕方。
人が多く手撮りにくいのははかりますが後方の人にも気をつかいましょう。
 
この後は最大のお目当て、5087レ…のはずだったのですが直前に遅延情報が。能登川で抑止されているとの報にがっくり。
しかもこの頃から小雨と寒風でしばらくつらい時間が続きました。
(後編へ)
 
まずはじめに
おまえはあほかぁ!!
 
というわけで平日の仕事あがりに、ほとんどその足で一気に南下し出発からおよそ3時間後、多気駅にいた自分は
究極のバカ!
であります。はい。
しかも翌日仕事なのに何考えてるんでしょうねこのアホは。
どうしようもないクズであります。
 
閑話休題
日付は前回と打って変わって8月22日木曜日。
先日、ダイヘン三重工場に搬入されたシキ180が貨物を積載して出発する日です。
21:10.既に昼のうちに工場から搬出されたシキ180には積荷となる変圧器が積載されています。
イメージ 1
8月22日 多気駅
搬入時と違って、ぎりぎりとはいえシキ180が1両まるまる観察できる位置に止めてあります。
改めて積荷を観察。
イメージ 2
8月22日 多気駅
ダイヘンの変圧器のチャームポイントは下部端部の補強でしょうか。前後の張り出しを補強する補強板が斜めにカットされていて、それが前後で角度が違う、一見アンバランスにも見えますが変圧器の張り出しが前後で違うのでこういった格好になっているのでしょう。
見た感じ、シキ800Cで輸送している変圧器も似たような形でしたのでもしかしたらケーシングは同じなのかもしれません。
イメージ 10
8月22日 多気駅
天候自体はどん曇りで、せっかくの満月も台無しですが、まれに雲間からお月さまが顔を出してくれました。
イメージ 11
8月22日 多気駅
 
イメージ 12
8月22日 多気駅
特大貨物輸送ではラベルや表記類のチェックも欠かせません。
車票には行き先と貨物の品名・重量が。
近文…聞きなれない駅名ですが調べてみると北海道旭川駅のいっこ手前の駅だそうです。
北旭川に余裕がないのかそれともこっちが近いのかちょっと不明なところはありますね。
それにしても三重から北海道…。
普通なら苫小牧あたりまで航送してそこから鉄道なりトレーラーなり…と思うのですがいくらシキ180が積車65km/hが可能とはいえ遠路北海道まで、しかもその途上は貨物列車銀座となる深夜の東海道本線を東進する或る意味ハードなコースです。
輸送品目は変圧器でこれはまぁ予想の範疇。重量は77tですからシキ180の最大積載重量80tにかなり近いぎりぎりの重さと言えますね。
イメージ 13
8月22日 多気駅
シキ180やシキ550と行った弓型梁、あるいはシキ1000のような分割低床梁の大物車は吊掛梁や分割落とし込み梁と違い積荷を車体にがっちり固定することができません。
床面にかかる積荷の重量のみで積荷を固定する弓型・分割低床梁の大物車は積荷を選ばない半面、輸送時に積荷を安定させるため車体に積荷を固定する作業が必要になります。
変圧器の上部とシキ車のフックや梁を結ぶワイヤー、そして変圧器の足から梁に打ち込まれているアンカーボルトは固定の為の物。
低床梁の大物車や長物車での輸送では必須アイテムともいえます。
これらもじっくり観察できました。
 
さて22時を過ぎた頃、ようやく四日市から牽引機がやってまいりました。
牽引機はDD51-1805号機
DD51の最終号機であり、数少ない国鉄色をまとうレアなDD51でもあります。
一旦、4番線(この日は列車の遅れで番線変更があったらしい)に進入後、入換を行って引渡線へ。
イメージ 14
8月22日 多気駅
イメージ 15
8月22日 多気駅
連結です。連結を済ますと、ほどなく四日市方の本線へ。
ただ、このまま出発ではなく櫛田川鉄橋の手前から、バックで2番線に…
イメージ 3
8月22日 多気駅
姥捨駅もそうですが誘導員も標識灯もなくバックで進入してくる貨物列車は本当に威圧感があります。
イメージ 4
8月22日 多気駅
一連の作業が終わったのは22時30分頃。
ようやく反対側が観察できます。
 
イメージ 5
8月22日 多気駅
変圧器も両面で表情が幾分異なるものですね。
さっきまで見ていた反対側と違い配管のフランジが見える面ですね。
こっち側に冷却機が付くのでしょうか。
沼津の時みたいに高圧側・低圧側と行った表記がない(見えない)のでどっちがどの面だか分りませんが。
イメージ 6
8月22日 多気駅
表記類の観察は欠かせません。車票や列車指定票はJR貨物によってつけられるものですが変圧器にはそれ以外にもメーカーなどによってつけられる表記やラベルがあります。
危険物表などはその代表例ですが、物によっては変圧器の種類や行先まで分かるものも。
今回見つけたのは出荷許可証。
メーカさんからの最終出荷の許可証ですね。
製造が6月、行き先は北海道電力西旭川変電所。
6月製造だったから沼津の特10より早い特9という輸送番号だったんですね。
趣味的には変圧器容量の100MVA、1次電圧187kV・2次電圧66kVなんていう内容も興味深いです。
高圧送電線から配電変電所へ送る送電線に降圧する変圧器なんでしょうね。
3相、とありますからこれ1台で1回線…でしょうか。
変圧器、もとい送電システムの世界も結構面白いモノがあります。
イメージ 7
8月22日 多気駅
イメージ 8
8月22日 多気駅
色々撮っているうちに時間は22時50分を過ぎ…津方面からの多気行き普通列車が3番線に。
入れ替わりで変圧器を搭載したシキ180、車掌車、そしてDD51-1805号機で構成された特大貨物列車が出発して行きます。この日は日付を挟んで西浜松まで。
北海道までの長い旅路の始まりです。
列車を見送って駅を出るとホームにはキハ11が1両たたずんでいました。
イメージ 9
8月22日 多気駅
静けさの戻った夜の多気駅。さっきまでの喧騒がうそのようなこの静寂がすごく印象的でした。
 

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