|
第三者委員会に対する質問状の案を、九電になったつもりでメモってみました。
報道では、郷原氏ら3人の元委員が,名誉毀損で公開質問状を九電に出した由ですが、九電側では、委託者の立場で、報告書の不明な点、疑義がある点を淡々と質す質問書を送り、至急回答を求めるのがいいのではないかと思います。
クライアントからの質問に答えるのは、受託者側の義務です。協議マターではありません。
まずは、総論部分と、5月17日の保安院説明会の関係部分です。他の部分はでき次第アップします。ご参考になれば幸いです。
なお、本日、朝から本ブログへのアクセスが激増しているのですが、何かあったのでしょうか?
**********************************
第三者委員会元委員各位
第三者委員会報告書の内容に関するご質問
1. 先般、郷原元委員長より、元第三者委員会委員と九電経営陣との間で、第三者委員会報告書と九電の最終報告書の内容に関する理解等について、社内公開での意見交換の場(以下「公開討論会」と言う。)を設けてはどうかとの提案をいただきました。
弊社としましては、これは口頭による公開討論会よりも、文書による意見交換が適していると判断しております。その理由は以下の通りです。
(1)弊社において、貴委員会報告書(調査チームによる報告書を含む)の内容(特に事実認定部分)について、多々確認を要する点があると考えております。単に役員のみならず、一般社員を含む社内からも多くの質問等が寄せられています。これらの点は多岐にわたり、短時間での口頭によるやりとりでは、相互の説明と回答について、正確な理解が得られないと考えております。
(2)弊社では、弊社からのご質問に対する各委員からのご回答について、イントラネットにて全文掲載する予定です。理解の正確性、情報の同時共有性において、口頭による公開討論会よりもはるかに優れていると思います。
(3)また、ビジネスや行政、裁判等においても、基本は文書によるやり取りであり、本件においても、それが基本になると考えます。
(4)更に、去る10月31日に、岡本元委員が福岡市において記者会見し、第三者委員会報告書の内容等について、郷原元委員長とは異なった評価をされています。また、委員会としての任務は9月末日を以て終了しているとされ、公開討論会は郷原元委員長が独断で決めた話であり、同委員は参加しない旨を述べておられます。このような状況であれば、公開討論会をしたとしても、元第三者委員会として統一した見解が得られるのか疑義があり、各委員に個別に照会させていただくことが適当であると考えた次第です。
2. 弊社では、第三者委員会報告書での事実関係のほとんどと再発防止策については弊社最終報告書に盛り込んでいるつもりではありますが、郷原元委員長よりそうではないとのご批判をいただいております。このため、公開討論会のご提案をいただく以前から、第三者委員会報告書の内容等について、確認をさせていただきたい点がありました。何故、このような事実認定になっているのか、子細に読んでも理解ができない部分も少なからずありますし、郷原元委員長のご批判の根拠がどこにあるのかも理解しがたいところもあります。役員会のみならず、社内外からも多数の指摘が寄せられています。
弊社は、第三者委員会に対して、事実関係の調査及び再発防止策の提言について委託したものではありますが、その報告書の内容で疑義がある点があれば、その確認が何らできないものとは考えておりません。本報告書の内容が、弊社内に留まらず、対外的にも多大な影響を及ぼす内容になっていること、そしてそれが弊社としての見解のベースとなっていくことを踏まえれば、慎重な確認が必要となってきます。
特に、貴報告書の内容が、単に弊社内部での不祥事の事実解明等に留まらず、佐賀県及び古川知事、統括本部長が、弊社に対して積極的意図に基づいて指示をした、或いは、弊社が同県、知事らのシナリオに沿って動いたとの認定をされるのであれば、慎重にも慎重を期してその根拠等を確認する必要がありますし、弊社としての考え方、供述内容等について明らかにすることも許されるものと考えます。まして、貴報告書の内容については、佐賀県及び古川知事、統括本部長が、否定をされる部分もあり、発言が事実だとしてもその解釈について違和感がある旨を表明しておられる部分も少なからずあります。
また、貴委員会による調査委託に際しては、1億円を超える費用を要しており、そのコスト負担について理解を得るためにも、その報告書の内容について慎重な確認が求められているものと考えます。
貴報告書では、弊社が中間報告に対して「当社見解」を出したことについて、「異を唱えた」とされていますが、いずれの点も、上記の観点から慎重を期す意味で出したものであることをご理解願います。
郷原元委員長は、報道によれば、反論があればするべきである旨述べておられるやに伺っておりますが、9月9日付け「当社見解」も、補足及び若干の疑義を含む注釈を述べたものであり、批判されるべき行為とは考えておりません。むしろ、それに対して、委員会として個別に検討して見解を示されることなく、「異を唱えた」として一方的に非難し、マスコミ等で喧伝されることのほうが遺憾なことであると考える次第です。
3.また、貴報告書では、あたかも弊社が、佐賀県及び古川知事らを擁護しているかの如く述べておられますが、そうではなく、貴報告書の内容が、これまで長年に亘り信頼関係を営々と築いてきた佐賀県及び古川知事殿の信用と名誉にも関わる性格のものであり、その信頼関係を一夜にして崩壊させかねない要素を含んでいることから、より一層、慎重に扱うべきものと考えていることによるものです。真実を湖塗しようとしているものではもちろんなく、佐賀県及び古川知事、統括本部長らが否定している部分も少なからずあることを踏まえれば、慎重にも慎重を期することは、公益企業としての責務であると考えます。
以上のような観点に立ち、貴委員会への委託者としての立場から、以下の点について確認をさせていただきます。ご多忙中恐縮ではありますが、10日以内に各質問に即して具体的にご回答下さいますようお願い致します。
なお、第三者委員会報告書に対する弊社の対応については、皆様の関心も高く、企業価値への評価にも影響する可能性があることから、質問及びご回答については、すべてHPにて公開をさせていただく予定です。
また、11月9日に提出された弊社への質問状については、下記のご質問内容によって、弊社の問題意識がご理解いただけるものと思います。
以下続く
|
全体表示
[ リスト ]






九州太郎さん、いつも頭の下がる思いです。九電社員として、モヤモヤしていたものがスッキリすると同時に勇気づけられています。
さて、郷原氏は、あんなにこだわっていた割には公開協議をサッサと引っ込めて、公開質問状を出してきましたね。まぁ、公開質問状にも岡本氏の合意は得られなかったのは想定の範囲ですが、声高に主張している名誉毀損だって同じく竜頭蛇尾に終わりそうな気がします。
ともかく、古川知事や佐賀県の皆さんのためにも、第三者委員報告書と九電の見解との相違、例えば九州太郎さんが提示してくれた論点などについては、速く解明すべきだと思います。第三者委員会の名誉毀損云々は、相違が解明されないと何とも言えないし、あるいは、別の問題を改めて論じることになるかもしれないので、ひとまず措いときましょう。
喩えて言えば、公開質問状はクライマックスッシリーズの始球式みたいなものかもしれません(でも、危険球投げるかぁ?)。その伝でいけば、九電が各委員に質問状を出すことが、本当のプレーボールになるのかもしれません。
2011/11/9(水) 午後 10:07 [ 中年九電社員 ]
岡本氏の合意を得てない行動につきあう必要はないですよね・・・そもそも。
もはや第三者委員会としての体裁がないわけですから。
検察組織で言えば、捜査方針の違いを述べた検事を外し、
強硬論を唱える検察幹部が暴走してる状況と同じですよね。
まさに、郷原氏による「第三者委員会の私物化」ですね。
そして、第三者委員会内で代表者の行動を牽制する、コーポレートガバナンスにあたる機能がない状態にあると言えます。
2011/11/9(水) 午後 11:38 [ たろう ]
またもや郷原さんはツイッターで「社長権限の私物化」などという意味不明なことを言っている。何かというとすぐに会見を開いて自論をマスコミに展開しているけど、メディアのチカラを借りて自分を正当化している。誰かと一緒になって挑むことしかできない人。
2011/11/10(木) 午前 0:31 [ toshi ]
郷原さんについて
htt://blogs.yahoo.co.jp/justice2003tikyuusaisei/42961471.html
2011/11/10(木) 午前 0:49 [ 負けるな ]
負けるなさん紹介のブログは、検事時代の郷原氏を窺い知る面白い内容ですね。
私は、彼が検事をやめてからの5年間、彼の行動動機は古巣検察組織への対決にあったと思います。
ただ、ここで問題なのは、どの事案を見ても、今回の九電第三者委員会事件と同様、郷原氏の姿勢は「踏みこみ過ぎ」であったという点です。
裁判がはじまる前から事件の見立てを語り、被告人たちの主張だけを
信じ、一貫して検察捜査の問題点を指摘する。
結果、被告人の主張が敗れ、有罪が下った事案でも、今度は裁判所が問題だと指摘する。
彼の5年間はその繰り返しでした。
ここで言いたいのは、彼は最初の最初で踏みこみ過ぎた見解を
述べたがために、それがどんなに否定されようが、認めることなく
どんどん攻撃性が増す性格だということです。
今回の九電への対応もまさにそうではありませんか。
2011/11/10(木) 午前 1:42 [ ウォッチャー ]
負けるなさん紹介の、郷原さんについてのブログ「長崎時代の低い評価」読みました。
「大山鳴動……」となった事件展開のさせ方といい、マスコミへのリークといい、と書いてありますが以前からこういう仕事のやり方だったんですね…。今回も同じようなことをやっててはいつまでたっても評価が低いままの郷原さんでしょうね。
推測でしかものが言えない郷原氏、なんてズバリの表現です。
2011/11/10(木) 午前 1:53 [ てんてん ]
第三者委員会の中間報告、弁護士チームの中間報告、そして最終報告も、正式な公表は、その日の午後に委員会が開催された後の、郷原委員長による記者会見の際であった。
でもなぜか必ずその日の朝刊、もしくは前日の夕刊に、かなり詳細にその内容が報道されていた。
それまでもちょいちょいメール問題に関する記事の中で、「九電関係者によると」という表現が使われていたので、てっきり九電内部からの情報と思っていたが、報告書に関してはニュースソースが記載されていなかったと記憶している。
はて?九電内部からでなければ、マスコミはどこから入手したのであろう?
ところで、古川知事は、記者会見で、「(8月4日に)郷原委員長からいきなり電話がかかってきて、近々メモの全文が明らかになるという見通しを言われた」と述べている。事実、8月6日に、朝日新聞が報じている。
弁護士には、守秘義務がある。
2011/11/10(木) 午前 3:09 [ リーク ]
負けるなさん、有難う。興味深く読みました。これはもうヤメ検と言うよりダメ検ですね。
僕は郷原氏の異様な言動に違和感を抱きつつも興味がありましたが、検察時代の実態を知って氷解しました。郷原氏の原動力は「俺は出来る!出来ないのは周囲のせいだ」という信念と言うか妄念。あるいは誇大妄想と被害妄想と自己顕示欲がミックスされたメンタリティと言うべきか。そのルサンチマンがいわゆるB層の琴線に触れてウケるのかもしれませんが。
ただ、距離が取れれば「ドン・キホーテ」と言って笑えますが、距離が取れないと風車でも逃げたくなる位のストレスだと思います。
そう言えば昔、オウム裁判で横山昭二というヤメ検の弁護士がいましたが、変人だけど一種の可愛げがありました。仕事がアレでもキャラが良ければ救いようはあるんですけどね。
2011/11/10(木) 午前 3:52 [ 郷原信郎を斬る ]
産経の記事です。常軌を逸した社長への個人攻撃ですねもはや・・・
ttp://sankei.jp.msn.com/region/news/111110/fkk11111002180000-n1.htm
2011/11/10(木) 午前 5:26 [ ひどい ]
佐賀新聞に毎日のっているコラム(『有明抄』)がネットにもありましたのでご紹介します(名前「佐賀新聞のコラムです」をクリックされると、原文がみれます。)。読んでいて、怒りと悲しさが入り混じった気持ちになりました。
●11月10日の「カオナシと首なし」
一部抜粋:最近は九州電力の「やらせメール」問題をはじめ、企業や政治家をめぐる不祥事や疑惑が相次ぐ。やっかいなことに、信用は目には見えない。とうに首がなくなってるのに本人は一向に気づかず、辺りをぞろぞろと歩き回っていたりもするだろう
●10月27日「天使が通り過ぎる」
一部抜粋:天使が通った後には、居合わせた人々が顔を見合わせて笑みがこぼれるが、九電がもたらす沈黙は、深いため息しか生み出さない。
2011/11/10(木) 午前 10:23 [ 佐賀新聞のコラムです ]
佐賀新聞の有明抄を読んで、わたしも憤慨した。
地元紙でありながらことの本質をまだ見抜けないのかと情けなく思う
2011/11/10(木) 午前 10:51 [ 憤慨する! ]