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九電になり変わったつもりでまとめた公開質問状素案の続きです。
●古川知事と弊社との関係に関する記述について
質問1
第三者委員会報告書及び梅林報告書では、6月26日の国主催説明番組での賛成投稿の背景として、5月17日の保安院説明会での賛成投稿、そして平成17年プルサーマル導入時の佐賀県主催公開討論会におけるいわゆる「仕込み質問」のそれぞれの経過を挙げています。そして、佐賀県主催討論会の「仕込み質問」の背景・理由として、弊社と古川知事との関係が縷々記述されています(梅林報告書P29〜30)。
これらの記述は、この公開討論会の背景にとどまらず、保安院説明会時、国主催説明番組時の賛成投稿の背景として、第三者委員会報告書における記述のベースにもなっている点で重要な部分です。
ところが、その梅林報告書の当該記述は、弊社と古川知事との関係について、すべて推測や伝聞を中心にもなされており、その根拠がどこにも明示されておりません。
これらの記述が、第三者委員会報告書において、弊社と古川知事の「不透明な関係」と断ずるもっともベースとなっている部分である以上、然るべく根拠をお示しいただくことが必須と考えます。それは、弊社のみならず、古川知事の名誉にも関わる点であります。つきましては、梅林報告書における以下の各記述について、断定をされた根拠を明確にお示し下さい。
(1) 実父が九電OBであることが、古川知事の行動に対して具体的にどのような影 響が現実にあったのか、具体的にお示し下さい。
(2)「よき理解者であり・・・肯定的で前向きな姿勢を有しているものと受け止めてい た」とありますが、誰がそのように受け止めていたのか具体的にお示し下さい。
(3)「確信があったからこそ・・・事前了解願いを出したとのことである。」と伝聞にな っていますが、誰がそのように語ったのか具体的にお示し下さい。
(4)「距離を保ちながら行動しているとの印象を受けていた」と断定していますが、い ついかなることをもって、そのように断定できるのか理由と根拠をお示し下さい。
(5)「外形上は近くなりすぎないように注意を払っていたものと思われる」と推定した ことの具体的根拠をお示し下さい。
(6)「プルサーマル計画のプロセスのハードルが逆にあがってしまった」とのことです が、古川知事が弊社との関係を意識したからこそ、逆にハードルをあげたのだと いう具体的根拠をお示し下さい。
(7)「弊社が、古川知事の意向を忖度した」という具体的判断根拠をお示し下さい。
弊社としては、玄海原発の立地県である佐賀県及びその首長たる知事に対しては、その立地計画段階から、その信頼が得られるような様々な取組やご説明を行ってきております。原子力発電を石油代替エネルギーの中核と位置付けるとの国策に基づき、地元自治体や住民の皆様のご理解とご協力を得ながらその推進に取り組んできており、そういう中で、古川知事のご理解も当然頂きながら進めてきております。
その関係については、最終報告書にも盛り込んだように、疑念が生じるようなことはないよう、改めて行政との関係において透明性が確保されるような仕組み作りは検討するつもりではありますが、全般的に不透明と指弾されなければならないような不適切なものとは考えておりません。上記の梅林報告書及びそれを踏まえた第三者委員会報告書での記述は、根拠なく、不透明性を印象付けるものであり、大変遺憾であると考えております。このようなことが上記のご質問の背景にありますので、それぞれの項目ごとに個別に具体的かつ明確に根拠をお示し下さい。
質問2
第三者委員会報告書では、梅林報告書での上記の評価を踏襲しつつ、貴委員会の中間報告に対して、「当社の見解」を公表したことに対して、「異様なまでに古川知事を擁護し続ける九州電力経営陣の姿勢等」と断じ、それを考慮すれば、プルサーマル計画の事前了解に至る過程に関しても、「同社の経営トップと古川知事との間に、何らかの意思疎通があったと見るのが合理的」であると記述しています(P24)。
弊社は古川知事を「擁護」しているのではなく、事実関係及び弊社社員の供述について、第三者委員会報告書と異なると認識している点について指摘したのみであり、それに対して、検討を加えず、「異様な擁護」と決めつけることは甚だ遺憾であります。なぜ、単に上記の事実関係、供述の認識の違いを述べただけのことが、「プルサーマル導入時に両者間に「何らかの意思疎通があったと見るのが合理的」とまで断定できる理由になってしまうのでしょうか。ご見解を伺います。 |
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