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続き
●「不透明性を排除せよ」という主張がもし、接触自体を排除することを意味しているのであれば、それはナンセンスであり、全く容れるべきでありません。
もっともしてはいけない対応は、「もう会わない」という選択です。第三者委員会報告書は、電力会社による理解増進活動を否定していますから、それを前提とした提言には付き合う必要はありません。理解増進はますます強めて行く必要があり、それは自治体ともよく連携をとることも局面によっては必要です。自治体や地域も、原発と共生してきたのは動かせない事実であり現実なのですから、それを無視した議論はおかしいと思います。
地域経済にとっても重要な役割を果たしている優良企業、基幹企業と、県知事や県幹部が接触をしないなど、ありえないことです。もちろん贈収賄や倫理面で問題となるような接触はいけませんが、電力会社も含めて、地域の経済、産業、雇用に密接に関わっている企業とは、十分な意見交換をすべきです。原発反対派とも会えばいいし、実際古川知事は会っているのではないでしょうか? 行動予定等もできる限り公開すれば、透明性もより高めることができるでしょう。
肝心なことは、「萎縮するのではなく、透明性を担保した上で、必要なときは積極的に意見交換する」ということです。地域の発展のためには、自治体と地域産業とは車の両輪で走らなければなりません。産業の発展がなければ、県の発展はもちろん、県民福祉の増進も困難です。税収が上がらなければ福祉に財源を回しようがありません。
原発即時廃止論者であればまた別ですが、そうでないのであれば、原発の安全の確保の見極めをした上で、速やかに原発を稼働させる必要があります。第三者委員会報告書は、サイレントマジョリティが表に出るべく働きかけることをも否定していますし、「社会が決める」として議会や首長による意思決定をも否定しているように見えます。ですから結果として、原発反対論=再稼働阻止に与しているように見えます。
しかし、現時点では、安定供給を確保するためには、原発を除いてそれを担保できるわけではありません。電力の安定供給は、国民生活、産業活動、各種インフラにとって必須の前提条件です。基幹エネルギーを自然エネルギーで代替させることは(おそらく中長期的にも)困難です。原発が稼働しないことによって、予備率がごく僅かになるほど需給が逼迫して大停電の瀬戸際まで追い詰められ、節電により熱中症で死に至り、様々な不便を強いられるものだ、ということを、少なくとも東電管内の人々は肌身で実感したと思います。実際、今冬の九電の予備率はごく僅かになり、九州の皆さんにとっても、明日は我が身です。
話しがそれましたが、言いたいことは、萎縮は禁物! ということです。
枝野大臣は強硬のようですが、同氏には法律で防御しながら、世論にも訴えつつ、定期検査とストレステストのクリアに全力を挙げる!ということです。
少しずつですが、枝野大臣の言動にも?をつける記事も出てきたようです。雑誌広告を見ていたら、本件に関する記事も出ていました。憶測の域を出ない内容に過ぎないのかもしれませんが、なぜ、ここまで、法律を無視した暴論を、国会の場でも言えるのか不思議であり、もしかして?という気にもなってきます。
※なお、政治献金の問題は複雑なところがあります。企業の役員社員らによる個人献金の扱いについては、政治家共通の問題であり、この局面だけで論じるのはバランスを欠くと思います。小澤元代表だけでなく、多くの政治家は、役員らにパーティー券の購入を求めてくることもしばしばです(役員にとっては悲鳴でしょう)。
また、首長自らや親戚等が利害関係に当たる立場、職業にある場合どうあるべきか、ということも難しい問題です。今日のネットニュースで、東電社員が町議選に2人当選したというニュースが出ていました。
どちらの問題も、悩ましいところで、一刀両断にはできない面があり、全体の議論の中で、検討すべきものだと思います。
※ 明11月22日は、委員の回答期限でもあり、佐賀県知事の定例記者会見日でもあります。知事からは、内部調査結果の発表があるかもしれません。読売新聞にあったように、プルサーマル討論会の際に、担当者レベルで九電と頻度高く打ち合わせをしていたこと、進行台本の提供をうけていたこと等は認めるのだろうと思いますが、全体の評価は上記に書いたとおりです。進行台本を是非一度読んでみてください。
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九電の「仕込み」職員が容認=05年討論会で報告書―
の記事が出ましたね。
知事は知らなかったみたいですが。実際に知らなかったとしても、「知らなかった」と言える状態ではなくなってしまった気がします。
今までは、九電のみの問題だと思っていましたが、県も関わっていたとなると…。かなりショックです。
どうして?という言葉しか思い浮かびません。
2011/11/22(火) 午後 2:52 [ 共同通信の記事 ]
郷原さんらの第三者委員会にお願いしたのは九電ですよね。
その委員会が出した結論を破棄するなら、
それはそれでいいと思います。
ただ、その任命責任を明確にした上で、
第二次第三者委員会をお願いすればいいんじゃないでしょうか?
2011/11/22(火) 午後 2:52 [ 九州人 ]
もうひとつだけ。
ストレステストとかイロイロありますけど、
原発が安全だと思ってる日本国民はいないと思いますよ。
子を持つ親としては、なくしてもらいたい。
でも産業のために仕方ない・・・というのが本音です。
2011/11/22(火) 午後 2:57 [ 九州人 ]
2005年の討論会の記事より抜粋です。
記者会見した牟田副知事は「徹底的に調査した。調査不足があるとは考えていない。(仕込み質問などは)討論会の目的を損なうものではなかった」と述べた。
それなら、討論会なんて、初めから、行わなければよかったのに。
郷原氏が、知事の「やらせメール」発言の意図を、この討論会を裏付けにしていましたが、県と九電の、この関係を見れば、知事に、やらせの意図は全くなかったとしても、九電が「知事がやらせを意図した」と誤解する要素は十分にあったと言えるのではないでしょうか。
知事は全く知らなかったとしても、九電と県(職員)の関係は、好ましいものとは言えないので、その責任は問われるのではないでしょうか(辞任まではしなくていいと個人的には思いますが)。
2011/11/22(火) 午後 3:11 [ 西日本新聞の記事 ]
「自助努力で、うみを出せ」枝野氏がまた九電批判
なんでここまで言われないといけないのか?
頑張れ社長、会長、社員達!
2011/11/22(火) 午後 4:48 [ 朝日新聞の記事 ]
ブログ閲覧さんへ(1/2)。私が分かる範囲でお答えします。
まず、眞部社長は、佐賀県の古川知事の責任について「無実であると確信している知事に濡れ衣を着せることはできない」という考えであることを社内に周知しています。このブログは社員の業務とは必ずしも関係ありませんが、メール問題は全社員の共通課題と位置づけられており、社長の考えを社員が理解するための参考情報としてこのブログの閲覧規制が解除されたと考えます。
部署によって勤務状況が異なるため、例えば閲覧の可否を時間で切り替えることは不可能であり、常時閲覧可で運用しています。業務への影響は、各部署で適正な労務管理が行われることを前提に、良心的な運用が行われているものと考えられています。実際、本来の仕事をおろそかにしてネットばかり見ていれば生産性が低下して、日頃から部下を見ている管理職も気付きます。アクセスログで客観的な検証も可能です。
(2/2へ続く)
2011/11/22(火) 午後 6:36 [ 中年九電社員 ]
ブログ閲覧さんへ(2/2)。
仕事中にブログを見て良いか悪いかは、官公庁や公益独占企業や一般企業といった事業形態ではなく、個別の業務内容とブログの内容の関係で決まるのではないでしょうか。例えば、業務上の特定の分野に詳しいブログで調べ物をすることは自治体でも企業でも必要になる場合があります。あるいは公務員が企画会社のブログを見てイベントのヒントにすることもあるでしょう。(それとも、官公庁/九電と一般企業が異なる理由が何かあるのでしょうか?)
最後に、社会は九電にどういうイメージを持っているかは大事ですが、たとえ九電が悪者になろうとも「無実であると確信している社外の人(=知事)に濡れ衣を着せてはならない」ことを優先すべきというのが社長の一貫した主張です。その根拠を一般の方に判断してもらうためにも、このブログは有益だと思います。多くの方に見て頂きたいと思います。
2011/11/22(火) 午後 6:41 [ 中年九電社員 ]
郷原氏が激しく批判されていますが、私はなぜそこまで?という感想を持ちました。
上層部もしくはその周辺はおのずと情報が集まって、どれが正でどれが誤なのかの把握もできると思いますが、そうではない場合、自分の会社のことが社会で大きく取り上げられていても、その概要を掴むにはマスコミ報道に頼らざるを得ないという状況があると思います。真実はなんなのか、全容はどうなっているのかを求めてたどり着いた九州太郎さんのブログを、こういう見解の方もいるよと同僚はじめ同じ会社の人に見てもらいたいと考えるのは自然なことだと思います。
実際、一般社員からの申し出で、然るべき部署がセキュリティ上問題ないと判断しととのことですし、なんら問題ないのではと思います。
2011/11/22(火) 午後 7:09 [ ブログ閲覧について ]
中年九電社員さんへ
丁寧にお答え頂きありがとうございました。
社内の様子、社長のお考えが良くわかりました。
社長のお考えは立派ですが、ただ、社長がそれを貫けば貫くほど、ますます枝野経産大臣の態度は硬化し、原発の再稼動を認めない方向に流れていっていますよね。
社長はどうされるおつもりでしょうか?何だか第三者委員会の主張をそのまま受け入れるか若しくは社長が辞任するかしないと再稼動は認めないという状況にもなってきているようですが•••。この事態が打開するのか、結局社長が辞めざるを得なくなるのか、憂慮しています。
私は原発は個人的には決して好きではありませんが、このまま原発の再稼動が実現しないと、九州電力の赤字は膨らみ続け、九州全体の電力供給に影響することは理解できます。
もはや社長が何をおっしゃっても、事態の打開はますます困難になるばかりという気がします。
経産大臣との会談も実現は無理そうですしね•••。
2011/11/22(火) 午後 7:38 [ ブログ閲覧 ]
第三者委員会からの回答はきたのでしょうか?
郷原氏はTwitterで、思う壷だから返答すると言っていましたが。。。
2011/11/22(火) 午後 7:54 [ 回答は? ]
九電社員のブログ閲覧についてコメントされている皆さん、郷原氏の
論点ずらしに見事に乗せられてしまっていますよ!
このブログで問いかけられている主な論点は、
1郷原氏の認定内容は確かな証拠に裏打ちされた妥当なものと言えるのか
2枝野氏の対応は、経済産業大臣として適切なものと言えるのか
の2点ではないかと思います。
本当に郷原氏って、本質的な論点には一切答えず、巧みに論点をずらして
(ブログを閲覧可能にしたのは新たな不祥事だ云々、など)自身の論理破
綻をごまかすのに必死ですね。
ですが、このような卑怯な論点ずらしに目を眩まされてはなりません。
常に議論の本質は何かを考えましょう!
2011/11/22(火) 午後 10:09 [ 一賛同者 ]
本日期限の、第三者委員会からの回答ですが、
各委員がそれぞれ回答をする形になっているか?
第三者委員会で行われた議論、結論に至る過程はどのようなもの
だったか?
この形式面の2点にどう答えているかも、チェックのポイントとなります。
なぜなら、岡本委員の離脱、阿部教授と郷原氏との間の微妙な認識のズレ等が明らかになり、果たして、委員会内できちんと合意が形成されての報告書だったのかという疑念がわいていたためです。
2011/11/22(火) 午後 10:50 [ ポイント ]
ブログ閲覧さん(2011/11/22(火) 午後 7:38)、コメントが遅くなり済みません。
今冬は火力のフル稼働、離島内燃力からの逆送に加え他電力からの融通も検討しておりますが、お客様には節電をお願いすることになる見込みです。九電ホームページの「災害にそなえて」の「携帯メールサービス」では、緊急時の節電が必要な場合にメールでお知らせ致しますので、是非ご登録をお願いします。
ttp://www1.kyuden.co.jp/php/boirsp/top.html(携帯電話用URL)
問合せ:0120-411-910(9時〜17時:土日祝・年末年始を除く)
原子力の再稼働について、ご理解ありがとうございます。現在、緊急安全対策の実施に加えストレステストを鋭意進めております。また、原子力を肩代わりする火力の燃料費は、民間融資に加え、政策投資銀行の融資や国際協力銀行の輸入金融も活用し、当面の資金繰りに問題はない見込みです。
なお、当面の供給力確保とは別に、長期的なエネルギー施策については、原子力の是非も含めて国レベルでの論議が必要だと個人的には思います。
(続く)
2011/11/24(木) 午後 0:59 [ 中年九電社員 ]
中年九電社員さんへ
お忙しい中わざわざお答え頂きありがとうございました!
まだまだ大変な状況が続くとは思いますが、是非皆様で頑張って乗り越えていかれる事を祈っております。
メールサービスのご案内もありがとうございました!是非登録させて頂きます。
2011/11/24(木) 午後 1:15 [ ブログ閲覧 ]
ブログ閲覧さんへ(続きです)
眞部社長は続投の考えを変えていませんが、郷原氏の公開質問状に対する回答にも記載されているように、第三者委員会報告書に対する疑問は会社として提起したものです。従って、社長が代わっても九電の姿勢は変わらないと思います。枝野大臣との会談に向けては打開策が模索されていると思いますが、仮に実現しなくても、定期検査とストレステストについては、以前の九州太郎さんの記事(下記)にあるように、書面の提出で手続を開始することは可能でしょう。
ttp://blogs.yahoo.co.jp/kyusyutaro110/1667454.html
P.S. 励ましのお言葉ありがとうございます。なお、玄海1号は12月1日から定検入り、玄海4号は法定期限一杯運転して12月25日から定検入りです。節電のお願いについては、新たな情報が入ればお知らせします。
2011/11/24(木) 午後 6:18 [ 中年九電社員 ]
非常に腹立たしいね。不愉快きわまりない。いままでの原発推進のいい加減さの反省が全くない。そして何事も安定供給の一語で片付けられる。自分たちはやらせを主導し証拠隠滅し住民になりすましてきた被告人だということを完全に忘れ我が物顔だ。
2011/11/24(木) 午後 9:40 [ なんだこれ ]
ここの書き込み、異常だね。九電マンセーばっかじゃん。
しかも非常に狭い視点からの。産官学民財+マスゴミで原発マンセーしてきた。産官学民財+マスゴミの罪だ。その中に九電はいたし今もいる。
みんなで罪をゲロし、みんなで責任とりたまえ。
あ くれぐれも 産業が・・・経済が・・・電気足りない・・の
言い訳はもうなしね。
安全、コスト安、地球にやさしい、日本は資源小国って切り札がもう
使えないからと言ってね。
今までの規範・法律の範囲内で再稼働を容認すべきじゃないね。
玄海はもうすぐ停止。永遠におやすみなさい。
2011/11/26(土) 午後 8:48 [ なんだこれ ]
中年九電社員さん ほんとに社員なの?だとしたらここでこういうこと社員の立場で書いて、コンプライアンス上許される会社って、ないと思うよ。その時点であなたの常識を激しく疑うのだが。
2011/11/26(土) 午後 8:50 [ なんだこれ ]
なんだこれ、さん。
仰るように、私は社員というのは本当ですが、コンプライアンス上云々って、具体的にどういうことでしょうか?
2011/11/26(土) 午後 9:05 [ 中年九電社員 ]
なんだこれ、さんは普通の社員じゃないでしょうから中年九電社員さんは気にされなくていいですよ。コメントすることがコンプラ違反の会社ってどこにもないんだから。とにかく電力の安定供給を日本中が原子力賛成派反対派とも望んでいるのだから国はしっかり道筋を示してほしい。郷原氏はいくら第三者委員会委員長だったからってやりすぎ・・・。
2011/11/26(土) 午後 9:21 [ HAMAHAMA ]