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続き
第4期(平成25年9−12月)
●原電敦賀最終報告書の検討会合関係(平成25年10-12月)
●もんじゅ調査計画策定指示からみる大飯、敦賀有識者会合の矛盾.等..
●「活断層」が動いても影響がないことを認めた原子力規制委―何のための活断層議論か?
●不合理な「活断層」認定への法的対抗策―類似事例から考える
●異議申立ての「訴えの利益」の理論武装―最高裁判決の援用
●原電からの異議申立て却下関係―「報告したから訴えの利益なし」?!
敦賀の活断層判断をめぐる今後の展開可能性について...(平成25年9月28日時点)
●原電による情報公開請求関連―有識者を私人扱いし重要メールを非公開とする誤り
●大飯・高浜の再稼働審査における「人質行政」
●内部での意見交換がない規制委の思考停止状態
●コメント欄関係
第3期(平成25年7−8月時点)
●問題点総括パワーポイント資料(平成25年7月初め時点)
<参考>
<日本原電関係>
●原電最終調査報告書聴取会合の問題点(平成25年7〜8月時点)
●前代未聞の対原電報告徴収の内容と、異議申立て関係(平成25年7月〜8月)
原電への報告徴収命令の奇妙な内容(平成25年5月)
●敦賀有識者会合評価書の根幹を揺すぶる大問題(平成25年5月下旬時点)
●迷走する田中委員長の発言―やはり、何もわかっていなかった・・(平成25年5月下旬時点)
<関西電力大飯・高浜関係>
●再論・大飯有識者会合運営の支離滅裂(平成25年8月時点)
●大飯、高浜原発の再稼働審査での三連動地震等の扱いについて(平成25年7月時点)...
●コメント投稿に関する注意喚起
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2013年12月17日
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本ブログで、原子力規制委の問題点について書き始めてから、ほぼ1年が経とうとしています。
活断層論議の迷走の出発点は、原電敦賀有識者会合における、昨年12月10日の突然の一発活断層認定にありました。それからちょうど1年、政権交代からもちょうど1年です。
規制委の特に活断層に関する審議は、迷走に次ぐ迷走でしたが、多少変化が現れてきてはいるものの、いまだに迷走についての収束はなされていません。まだしばらくはかかりそうです。
年末になりましたので、規制委に関するブログ記事を整理してみました。4つの時期に分けて整理しています。
ここでは、第1期(1月ー2月上旬段階)、第2期(2月中旬ー5月中旬段階)についてまとめています。
第2期分の記事一覧は以前載せましたが、それに先立つ第1期分の整理はまだでした。今回それもまとめました。有識者会合の支離滅裂さが全開の時期でしたので、こちらも記事執筆に力が入りました。
第2期(平成25年2月中旬―5月中旬)
●原子力規制委、敦賀有識者会合がもたらす憲法問題、違法問題
※ 以下は、執筆中途段階。
●敦賀有識者会合評価に大きな疑念が呈せられたビアレビュー
●敦賀有識者会合第3回会合の笑止−「みたいものだけ見る」/「そうとは思えない」の繰り返し
●敦賀有識者会合第4回会合の論理の破綻と自らの合理的推論の欠如
●公正手続きと科学的議論の表裏一体性についての認識の欠如
●新安全基準の策定過程の公正性の欠如と内容の非科学性
●大飯原発関係
●東通原発関係
●その他
第1期(平成25年1月―2月初め)
●規制「行政庁」としての基本を知らない原子力規制委
●敦賀等の活断層有識者会合が不信を招く非科学的姿勢(平成25年1月時点)
●変動地形学」の排他性と独善性の印象
●支離滅裂な大飯断層評価有識者会合の運営(平成25年1月時点)
●名雪審議官問題から浮彫になった原子力規制委と規制庁の意思疎通の決定的欠如..
●3条委員会となった原子力規制委への監視、牽制の必要性
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原子力規制委のHP上の「被規制者との面談」欄に、12月10日付で、原電との面談が掲載されています。
規制庁側から、原電最終報告書等での原電意見を1ページにまとめたものを、
原電側からは、規制庁の現地確認に際しての確認内容一覧を、
それぞれ、相手方に提示し、確認を求めるとの趣旨でした。
●敦賀発電所 敷地の地質・地質構造について
http://www.nsr.go.jp/common/images/icon_pdf.gif議事要旨【PDF:32KB】http://www.nsr.go.jp/common/images/icon_window.gif
http://www.nsr.go.jp/common/images/icon_pdf.gif資料1:報告書等における日本原電の主な意見のポイント(原子力規制庁から提示)【PDF:87KB】http://www.nsr.go.jp/common/images/icon_window.gif http://www.nsr.go.jp/common/images/icon_pdf.gif資料2:平成25 年11 月26 日,27 日 現地確認における確認内容一覧(日本原電から提示)【PDF:1.8MB】http://www.nsr.go.jp/common/images/icon_window.gif 規制庁が1枚にまとめた原電意見概要は、K断層の活動年代とl、D-1破砕帯との連続性についての主張で、5月22日に了承された有識者会合評価書の根幹を成す部分への反駁材料になっています。
もともと、原電からの報告書内容のヒアリングと現地確認結果を踏まえて、原子力規制委で扱いを協議するということになっていましたので、この原電意見概要のペーパーにより、近々、規制委に諮るということでしょう。
当然、新しい材料の提示があったということで、審議再開になると思いますが、他方で、専門家にも加わってもらう旨が、7月下旬の規制委において、方針として決まっていたはずですので(田中委員長も会見等でも表明)、どういう形でそれを行うのか、注目されるところです。
どうなるにしても、新しい材料の提示があったと認定され、審議再開となれば、
①原電が中核部分について調査中であったにもかかわらず、そして、
②原電から6月末でまとまるのでそれまで待ってほしいとの要請があったにもかかわらず、
③更には、有識者会合自体で、材料が足りないことや自らの審議内容に問題があることが分かった旨の指摘があったにもかかわらず、
④また、原電の委託した海外調査チームや外部有識者から、原電の評価内容が妥当である旨の中間報告等があったにもかかわらず、
それらを無視して、活断層であるとの認定をあえて行い、
⑤更にそれを前提として、貯蔵施設全壊の場合の影響に関する報告徴収命令をかけ、
⑥それに対する異議申立てに対して、最高裁判例で支持された「訴えの利益」認容論に反して、門前払いの「却下」決定を行い、
⑦しかし結局、D-1が動いて、使用済み燃料貯蔵施設が全壊しても、安全性に問題はないとの原電評価結果を規制委として異論なく了承した・・・。
といった、一連の、迷走に次ぐ迷走の責任について、問われることになるでしょう。
おまけに、有識者と規制委・庁との間のメールは、すべて公開すると島崎委員長代理は見栄を切っておきながら、審議資料で直接引用した外部識者からの見解を述べたメールについて、情報公開請求になると、そのやりとりをした有識者会合メンバーは私人であるから、そのメール全体は私文書で開示できないとするなど、およそ信じがたい醜態までさらしてしまいました。
まずは、有識者会合の再開後の動向や、外部専門家の選定の動きやその意見内容、そして再度の審議による結果がどうなるのか、が何より注目点ではありますが、それが決着した後は、上記の混乱と迷走に対する原子力規制委本体の責任の取り方もまた注視したいところです。
5月22日の規制委おいて、有識者会合評価書の了承の際に、一体、委員たちはどういう発言をしたのか? その不見識さも含めて責任をとってもらいたいものです。
科学の名においてこういう極めて不合理なプロセスによる判断をしたのですから、科学界に対する責任もまた免れないでしょう。
改めて、前代未聞の、近来稀に見る杜撰な審議内容だった・・・とつくづく感じます。
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