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真冬の水ようかん

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真冬の水ようかん

 先日、京都郊外の八木町へ出かけて来ました。
 京都駅から山陰本線で40分ほどで、JR八木駅に到着。 駅舎側と向かい側のホームとを繋ぐ古びた跨道橋もそのまま残っていて、レトロな駅舎共々、国鉄時代の駅の雰囲気を感じさせてくれます。
 駅前からは歩いても直ぐに八木町(現在は市町村合併で南丹市の一部)の中心に出られ、旧街道(旧山陰道)の風情を感じられる町家も残った静かな町といった印象。
 また、町外れを流れる大堰川は、もう少し下流へ行くと川下りやトロッコ列車で知られる保津峡に、さらに下ると渡月橋で有名な嵐山を流れる桂川となる川です。

 そんな八木町にやって来たのは、当ブログではこの時期に欠かせない”真冬の水ようかん”を食べたくなったから。
 水ようかんは元々朝晩の冷え込みで寒天が自然に固まる冬場に作られていたものらしく、今のようにシーズンが夏に変わったのは冷蔵設備が発達してからです。
 また、和菓子店が多い京都市内でも昔は冬に作られていたと思われますが、現在は不定期に作るお店が1軒だけとなっているので、京都府内では亀岡や南丹市周辺、さらには日本海側の丹後地方まで行かないと手に入りません。
 亀岡の水ようかんについては以前に紹介したことがありますので、今回は少し足を伸ばして八木町(現在は丹南市)のものを選んでみました。

 訪ねたのは、八木駅の直ぐ近くの国道9号線沿いにお店を構えている八木町では代表的な和菓子店、米儀福寿堂(明治10年(1877年)創業)です。
 店内には、いちご大福などの生菓子の他、焼き菓子や最中なども並んでいますが、お目当ての水ようかん(商品名はでっちようかん)は入って直ぐの一番目立つところに置かれていました。
 米儀福寿堂でっちようかんも透明のプラケースに水ようかんを流し入れ固めたもので(切れ目も入っていない)、京都郊外の冬場の水ようかんでは標準的なスタイルです。

 今シーズンの初物、持ち帰って早速に実食することに。
 色は濃いめの小豆色、水分量も多めで、口にすると中から蜜が湧き出てくる好みのタイプです。
 寒天量を控えめにしているからか、舌の上で次第に溶けてゆく感じも好印象。 すっきりとした甘みに加え、小豆の風味もしっかり。
 また、周辺には寒天の名産地(山一つ離れた大阪の能勢)があり、上質な寒天(糸寒天)も手に入り易いからか、使っている寒天の良さまで感じられます。
 と言うことで、京都市内では先ず手に入らない冬場の水ようかんを堪能することが出来ました。

 米儀福寿堂では、特産の丹波大納言や丹波栗を使った最中”栗大納言”が人気商品なのですが、次のあゆもどきが気になり購入。
 あゆもどきは、絶滅危惧種の淡水魚”アユモドキ”をかたどった焼き菓子です。
 ドジョウの仲間ながらも、姿が鮎に似ていることから”アユモドキ”と名が付いた魚で、日本では大堰川−桂川水系の他は岡山県内の一部でしか見られないそう(国の天然記念物に指定)。
 八木や亀岡周辺でも保護活動が行われて来たそうですが、個体数が減っていて絶滅の恐れがあるようです。

 あゆもどきは、そんな”アユモドキ”をこちらのご主人がディテールにもこだわって丁寧に仕上げられたお菓子。
 サックリとした軽やかな口当たりのクッキー生地で、バターの香ばしさと同時に小麦粉や玉子の風味が広がって来て、食べても大変美味しい焼き菓子になっていると思います。

 米儀福寿堂
 京都府南丹市八木町八木東久保37−11
 TEL:0771−42−2245

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和泉屋 ごま饅頭と豆ようかん

 久ぶりの新潟と去年の秋、東北を旅行した際、福島県だけ行けなかったので福島の会津地方も訪ね、その後あちらこちらと道草しながら東京経由で帰ってきました。
 天候には恵まれてラッキーでしたが、朝晩の寒暖差が激しくて、上着を着たり脱いだり、それでも足りないと使い捨てカイロを使ったりと大変でした。

 新潟はちょうど7年ぶり。 こちら大阪からは新幹線を乗り継いでも結構行くのに時間がかかるところなのですが、今年からLCCの新潟便が出来たので試乗を兼ねて出かけてみました。
 人並みの足の長さがあるので、膝と前のシートとは隙間なしでしたが約1時間なのでよしとしましょう(新潟県には気になるお店がまだまだ多いので、これからこちら方面行きが増えそう)。
 今回紹介しますのは、一度出かけてみたかった新発田(しばた)市内のお店です。

 新発田の街は、新潟市内からもう少し北東に行ったところで、雪を頂いた飯豊連峰の山容が間近に見えてきて何だかうれしくなりました。 こちらも城下町として発展してきたところだけに、今でも和菓子店も多く、以前から気になっていました。
 今回訪ねた和菓子店は、市内中心部のアーケード街にお店を構える和泉屋(明治23年(1890年)創業)です。

 こちらの人気和菓子がごま饅頭
 見事なくらいびっしりと黒ゴマがかけられたお饅頭なのですが、一口食べてみるとお饅頭ではないことが分かります。
 生地はプリプリッとした弾力も感じられる団子生地に近いもので、黒ゴマの香ばしい香りも大変豊か(ちょっと驚きました)。
 中はこし餡になっていて、キメが非常に細やか。 小豆の風味、旨味とも文句の無いところで、黒ゴマとの相乗効果も有ってかなり美味しい餡になっています(新発田の銘菓と言って良いかと)。

 次の拍子木状のものは、豆ようかん
 以前に一度分水地区(新潟市の南西で、今は燕市の一部)で紹介した”豆ようかん”とほぼ同じものです。 お店の方によると秋から冬場に作られる季節限定商品だそう。
 生地は水ようかんと練り羊羹の中間のような独特の質感、色は濃い小豆色。 ぷりっとした口当たりで、水分量少なめの水ようかんのような感じもしてきます(お店の方は商品説明で水ようかんと言われていました)。
 さっぱりとした味わいが魅力的で、上品な小豆の風味も好印象(羊羹としては甘みをかなり控えてあります)。
 一緒に入っているのは白花豆だそうで、見た目だけでなく味わいとしても大変良いアクセントになっています。

 ところで、この”豆ようかん”、分水など燕周辺で見られますが、新潟市内では今まで見たことが無く、更に北の方へ離れた新発田に有りました。 また、新発田と新潟のほぼ中間地点の水原地区では以前当ブログでも紹介しましたように、冬場の水ようかんの習慣が残っています。
 新潟周辺での冬場の”豆ようかん”と”水ようかん”の関係が何だか気になってきました。

 最後も和泉屋の名物お菓子のくるみがんじき
 江戸以前から新発田に伝わる郷土菓子だそうで、和泉屋でも創業当時から作られてきたのだそう。
 国内産の胡桃を水飴で半月形に固め(結構固い)、何故か周囲に海苔を巻いてあります。 事前に小さく割ってから口に入れると、クルミのコリコリとした食感と共にその風味が口の中に広がってきます。
 また、海苔の香りも同時に伝わって来て、両方の風味、旨味がしっかりと味わえます(何だかクセになりそうな美味しさ)。 こちらもオススメの一品です。

 因みに、お店でいただいた栞によると、くるみがんじきの”がんじき”は、”がんづき”(岩月)が訛ったものだそう。
 東北の一部でも”がんづき”と言う郷土菓子(2種類)が伝わっていますが、見た目は全く異なっています。 両者に関係が有るのか無いのか、こちらも気になるところです。        
 
 和泉屋
 新潟県新発田市中央町2丁目1−17
 TEL:0254−22−3289

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あまとや 水ようかん

 同じ北陸でも福井市内は金沢よりも2倍くらい雪が積もっていたので、少し驚きました。 また、JR福井駅前の工事が遂に完成していて、駅前広場で恐竜が動いているのに2度びっくり。

 福井駅は最初に訪ねた10数年前から工事をしていて、以来行くたびにあちらにこちらと工事が続いている様子でした。 その様子を見るたび、随分長い間工事をしているけれど、何をどうする工事なのか気になっていました(何を目指している?)。 その完成形が恐竜だったんですね(嫌いじゃないですけど)。
 駅前広場に設置?されている3体の恐竜(実物大)は、いずれもその昔福井に生息していたものだそうで、3体とも可動式でそれぞれ違う鳴き声も聞こえてきます(良く出来てます)。
 そんな福井駅に北陸新幹線がやってくるのは5年後の予定ですけど、駅舎を含め準備はもうすっかり出来ている感じでした。

 数十年ぶりの大雪となった福井にやって来たのは、もちろん当ブログ恒例の”水ようかん”を求めてです。
 駅を出て西の方へ、当日は一面の雪景色でしたが後1月もすると桜の名所になる足羽川を越えて到着したのが和菓子店のあまとやです。
 店内に入ると、福井の冬には欠かせない水ようかんがやはり一番目立つところに並べられています。 今回その水ようかんと一緒に求めたのは、こちらもあまとやの人気商品の福の音です。

 福井では、冬場の水ようかんの他に羽二重餅も名物お菓子になっていて、この福の音もそれをアレンジして作られた和菓子です(鈴の印を入れたカステラ生地とクルミを加えた羽二重餅を交互に重ねたもの)。
 表のフカフカと柔らかいカステラ生地は香りも良く、素材の旨味も十分。 羽二重餅の方は、滑らかな口当たりとクルミのコリッとした食感の妙も楽しめるもの。
 どちらも素材を厳選されているようで、美味しいお菓子に仕上がっていると思います。

 水ようかんの方は、B5サイズを少し小さくしたくらいの紙箱に水ようかんを流し入れたもので、福井ではこれが標準スタイルになっています(付属の木ヘラですくって食べます)。
 色は濃いめの小豆色。 水分量はかなり多めで、瑞々しさはかなりなもの。 中から蜜が湧き出てくる好みのタイプです。
 因みに、福井市内の水ようかんは各店とも黒砂糖を使うのがふつうなのですが、(素人で恐縮ながら)その黒糖を使いこなせているお店はほとんど無いように感じています。
 でも、あまとや水ようかんでは、そうした雑味やくどさを感じることも無く、黒糖独特の深みのある甘みとコクを上手く活かした水ようかんになっていると思います(個人的には福井市内の水ようかんでは、以前ご紹介した栄山堂に次ぐ美味しさ)。

 以前にも紹介していますが、水ようかんは元々冬に食べられていたらしく(冷蔵技術が発達してから夏が主流に)、その習慣が全国で今でも一番しっかり残っているのが福井です(ほぼ県内全域)。
 特にお正月には欠かせない食べ物らしく、家族そろっておせち料理と一緒に楽しむのだそう。

 最後は、そんな福井で売られていたカルビーのポテトチップス 水ようかん味です。
 健康と体形維持のためポテチは正月休みにしか食べないようにしているのですが、今回はあまりに気になるので禁を破って買ってみました。
 見た目は結構普通のポテチ。 お味は、結構甘さが有って、良い感じの甘辛具合。 それに、ほんのりと小豆の風味も...(食べだしたら止まらない感じ) 気になる方は一度お試しください。
 (明日からしばらく出かけますので、その間ブログはお休みします)     
 
 栄山堂の水ようかんは、以前こちらで紹介しています。
 https://blogs.yahoo.co.jp/kzuyoshino/folder/1480728.html

 あまとや
 福井市つくも1丁目4−10
 TEL:0776−36−2719

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栄山堂 水ようかん 

 福井の冬に食べる水ようかん、前回紹介しました美濃喜(大野市)の他にもう2軒で購入しています。
 また、事前の調べが良かったのか(運が良かったのか)今回は3軒ともに美味しくて、大満足の結果に。 今回はその内の福井市内で購入した水ようかんを紹介してみます。

 夏では無く寒い冬場に水ようかんを食べる習慣は(昔はこれが普通でした)、福井県内、特に福井市では今でもしっかり残っていて、市内の和菓子店で11月頃から2、3月頃まで水ようかんが店頭に並び、福井の冬の風物詩となっています(水ようかんを作っていない和菓子店を探す方が難しいくらい)。
 そんな福井の水ようかんの特徴は、紙で作られた平らな箱に流し入れた水ようかん(厚さは1.5cm程度)をヘラですくって食べるスタイルになっている点です(箱の大きさを含め県内全域で共通)。
 これには訳が有るようで、昔は水ようかん専用のお盆のように大きくて浅い木製の容器(長方形)を各和菓子店が持っていて、そこに水ようかんを流し固め容器ごと販売していました(容器は後で回収)。
 現在販売されているものは、そのスタイルが姿を変えたものと思われます(大きさもかなり小さく)。
 因みに、今でも昔ながらの大きな木製容器に入れて販売しているお店も少数ながら見られます(年末が多い?)。

 今回紹介します栄山堂(榮山堂)の水ようかんは、そんな福井スタイルとはちょっと変わった水ようかんと言えると思います(福井市内では”丁稚羊羹”では無く本来の”水ようかん”と呼ばれています)。
 紙箱に流し入れるところは同じですが、その大きさは標準サイズを半分にした縦長で、その代わり厚みは通常の2倍くらいの約2.5cm。 その厚みは前回の美濃喜の丁稚羊羹に次いで県内2位(たぶん)になると思います。
 また、箱のサイズも美濃喜の内箱(2本入)と同じ大きさでした(美濃喜の影響を受けている?)。 このような体裁の水ようかん、私が知っている限りで福井市内では栄山堂だけだと思います(以前は標準タイプだったようです)。

 その気になる水ようかん、ホテルに持ち帰りさっそく試食してみることに。
 色は濃いめの小豆色(実物は画像よりもきれいな小豆色です)。 厚さが他店の2倍くらい有るためか、取り出しやすいように予め切れ目も入っています。
 水分量はかなり多めの大変瑞々しい水ようかんで、美濃喜以上に中から蜜が溢れ出てくる感じ。 フルフルとした柔らかな感触は、一度食べるとクセになりそうなくらい(キメの細やかさも美濃喜に匹敵)。
 小豆の風味も十分に楽しめます。 そして何より、黒糖の使い方の巧みさが光ります。

 ”福井市内の水ようかん”は黒糖を効かせた味わいが特徴になってはいるものの、今まで試したお店のものはそれが正直なところくどく感じられ、また買いたいと思わせるものに出会えていませんでした(前回の大野や武生などの地域では黒糖は控えめになり、お気に入りのお店もあります)。
 その点、栄山堂水ようかんでは、黒糖独特の深いコクを程良く活かしていて、その味わい、魅力を巧みに引き出しているよう(甘さにもキレがあり、ご主人の腕の冴えを感じます)。 1箱700円(かなりオススメ)

 ところで、冬場に味わう水ようかんをもう10シーズンくらい経験して感じるのは、平均して夏の水ようかんよりも美味しく思える点です。 普通だと暑い方がより美味しく感じるはずなのに。
 その疑問の答え?になるポイントが2つ見つかりました(多分合っているかと)。
 1つ目は、冬場だと秋に収穫した新鮮な小豆を使えること。
 2つ目は、気温が低い分夏場ほど加熱殺菌を行う必要が無いこと。 その結果、冬場でも賞味期間は1日か2日程度となるものの、小豆の風味がより引き立ちます。
 つまり、水ようかんはやっぱり冬に食べた方が美味しい、という事 なのでしょう。

 最後に、栄山堂は地元でどら焼の美味しいお店としても知られています。
 通常のものより一回り大きなサイズで(体積では1.5倍以上は有りそう)、しっとりしていてフカフカの口当たり。 それに良く仕上げられたつぶ餡もたっぷり入っていて美味しいです。
 難を探せば、最寄り駅(えちぜん鉄道)から歩いて10分以上かかるロケーションくらいで、再訪必至のお店です。    
 
 栄山堂
 福井市幾久町2−18
 TEL:0776−22−1333

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美濃喜 丁稚羊羹 

 先日まで春が来たように暖かな陽気が続いていましたが、また少し寒の戻りが来ているみたいです。
 本格的な春になる前に、是非アップしておきたいお菓子が有りますので、今回はそちらを紹介してみます。

 それは今では結構知られるようになった冬に食べる水ようかんです。 当ブログでも特に力を入れている”冬場の水羊羹”、現在でも主に関西から日本海沿いに山形辺りまでその習慣が点々と残っていて、中でも福井県が最も顕著に見られます。
 福井県内では北は石川県に近い芦原温泉周辺から南は京都府に隣接する高浜町まで、ほぼ例外無く多く地域の和菓子店で冬の水羊羹が作られています。 今回紹介します大野などの奥越地域も例外ではありません。

 福井市から岐阜県境の方へ電車で一時間近く、山間の大野は越前大野城を中心とする城下町で、竹田城に次ぐ”天空の城”として現在売り出し中です。
 その越前大野城は小高い山の山頂に築かれていて、麓から登るとちょっと良い運動になりますが、その城内からは大野盆地の景色が一望できます(竹田城と違い天守が再建されているので、条件が合うと本当に雲海に浮かぶ城になります)。
 見晴らしの良さに感心した後は本来の目的の水ようかんを求めて城下町の方へ。 向かったのは大野を代表する老舗和菓子店の美濃喜(天保12年(1841年)創業)です。

 こちらには季節ごとに色々な人気商品があるものの、冬にはやっぱり丁稚羊羹です。 商品名は丁稚羊羹としていますが(福井県内では福井市内を除いて”丁稚羊羹”としているお店が少なくない)、小豆こし餡を寒天でゆるく冷やし固めた水ようかんです。
 実は10年近く前、この丁稚羊羹を求めて美濃喜を訪ねたのですが生憎の臨時休業中、今回ようやく購入する事が出来ました。
 ズシリと重いその包みを大切に抱えるように持ち帰り、先ずは試食することに。

 美濃喜丁稚羊羹の特徴は、何と言ってもそのボリューム。
 福井の水ようかんは紙製の平たい箱に流し固めるスタイルで、厚みは1cm程度のものが多い中で、こちらは厚さが3cmはたっぷり有り、重さは全体で約1.2Kgとかなりなもの(食べ易くする為なのか、内部で箱を2分割しています)。
 色は濃いめの小豆色で、水分量も多めで中から蜜がじわーと湧き出してくるタイプ。 それにキメが非常に細やかなため大変滑らかな口当たりを楽しむことができます。
 小豆の上品な風味と旨味も秀逸で、水ようかんらしい美味しさも十分。 素材の良さも感じられます。
 中でも特筆すべきは、福井市内のものより黒糖を控えているものの、黒糖の魅力である香りの良さと品の良いコクを絶妙の加減で引き出している点(職人さんの技量のほどを感じます)。
 また、水ようかんの場合、当日が一番美味しく翌日以降になると味わいが確実に落ちてゆくものですが、こちらの丁稚羊羹では、味にまろやかさが増してくる感じで(熟成される?)、賞味期限ぎりぎりになってもその美味しさがじわじわ増してくるよう(水ようかんでは始めての経験)。
 なので、最初は1.2Kg食べきれるか自信がなかったのに余裕で完食、最後は食べ切るのが惜しくなったくらいで、もう1箱買っても良かったかも。
 今まで試した冬場の水ようかんの中では、自分の中のベスト3に並ぶ逸品だと思います。 1箱1,512円 他に厚みが半分くらいの1枚流しタイプもあります。

 因みに、大野は名水の里としても知られていて、お店の近くにも湧き水が飲めるスポットが有るくらい。 美濃喜丁稚羊羹が美味しいのもその恩恵を受けているからなのかもしれません。
 販売は11月下旬頃から3月中頃までの冬季限定ですので、気になる方はお早めに。 

 美濃喜
 福井県大野市明倫町10−23
 TEL:0779−66−2086

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