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以前、「涙腺の緩む歌」って記事を書きました。
で、書庫も作って色々な歌をあげていきたいと思うです。
できれば試聴できるサイトのリンクを貼ってみたいのだけど、著作権その他諸々絡むと面倒なので、当面は紹介だけ…。知られていそうで知られていない、聞いたことがあるんだけどなー、って歌をなるべく取り上げたいですな。
で、「メサイア」。
またかーーーーい!と突っ込まれそうですが、合唱にあらず。
その中の1曲、「I know that my Redeemer liveth」でございます。
「ハレルヤ」のあと、第三部冒頭のソプラノによって歌われるアリア。
ヴァイオリン1st&2nd、コンティヌオによって奏されます。編成的にシンプルでしょ?
Es-durの3拍子。牧歌的なイントロがたまりまへん。
以下は歌詞。
I know that my Redeemer liveth,
and that He shall stand at the latter day upon the earth:
And though worms destroy this body,
yet in my flesh shall I see God.
For now is Christ risen from the dead,
the first fruits of them that sleep.
で、訳ね。さてうまく訳せているのであろうか…。
私は知っています、私の罪を償ってくださる方は生きておられ、
そしてのちに地上に立たれるであろうことを。
(ヨブ記 19:25)
また、この体がいかに病虫に蝕まれ朽ち果てようとも、
私はこの体をもって主を仰ぎ見るでしょう。
(ヨブ記 19:26)
なぜならば、まさにキリストは死者の中から復活し、
眠りについている人々の先駆となられたからです。
(コリントの信徒への手紙一 15:20)
※あえて意訳ありっす。
荘厳な「ハレルヤ」の後、しっとりとソプラノが歌います。が、言わせてくれぃ!高けりゃいいってもんでない!有名な「Rejoice」のように転がるソプラノよりは、低音域もしっかりと揺らぎを出せるソプラノに歌っていただきたい!!そもそもこの曲、そんなに音域が高くないです。五線譜上のG辺りが綺麗に出ればよろしいのですな。中音域を綺麗に歌う、技巧よりも表情を聴かせるための曲であります。
…この曲、せつないです。
そんなこと思うのはオイラだけかもなのだけど。
祈りにも似た気持ちになります。
んーとね、うまくいえないんだけど…。
遠く離れている人を想って歌う歌。
その人が幸せで、健やかでありますようにと祈る歌。
…イエスの受難後、弟子の中でも一番強く師の復活を信じて、
その復活に一番先に立ち会ったマグダレーナ(マグダラのマリア)の祈りのような…
無償の愛とでも隣人愛とでもいうのでしょうか?
代償を望むわけでもない、ただただ信じ、祈り続ける深い愛…。
そんな気分にさせてくれる歌です。
「メサイア」はヘンデルのオラトリオの中でも役設定のないソロばかりですが、この曲を歌う「役」はマグダレーナをおいて他にない!と強く思うオイラです。
裏らび
「…ダヴィンチ・コードの影響?
ダヴィンチ・コードを読む前からそう考えていたんだけど、オイラ」
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おお! 《メサイア》のなかでいちばん好きな曲です。陳腐な表現をすると、こころが洗われるというか・・・。「ハレルヤ」のまえのテノールのアリア、いや、そのまえのバスのアリアあたり、うんにゃ、そのまえのソプラノのアリアから(う〜ん、そのまえのアルトも・・・。決められないかも。欲張りなんだなあ)、この曲までが、私にとって、《メサイア》のツボです。
2006/4/22(土) 午後 3:55
カロ様、この曲にはちょこっと思い入れがありまして…。オイラが初めて振ったオケ付曲の一つなのです。ハレルヤで荘厳に神を称えた後に精神的な平安をもたらす曲…、などと捉えておりますが…。ぶっちゃけ、この歌詞の気分なんですな、今。ソリストにとっても一番きつい曲でないかな。あのハレルヤの後ですから…。雰囲気重視ってとこで。
2006/4/22(土) 午後 4:32
なるほど。いまアーリーン・オジェーで聴いたところですが、静謐さや天上的な安らぎとともに、永遠なるものを見据えた境地というか、確固たる信仰心も表現しなければいけない曲のようにおもいました。
2006/4/22(土) 午後 4:42
カロ様、と言う意味では、この間のソロは…。オイラ的にはちょっとね…。(あ、言っちゃった!!)
2006/4/22(土) 午後 4:47