|
きっかけはこいつだ!
合唱やってた(やってる)オイラ、別にこの道に突っ込もうなんて初めから思ってたわけではない。道を誤ったとは考えてないけれど、今から考えると、
メゾ系の歌を好んでいるのも、
ヘンデル好きなのも、
「こうもり」に異常な執着を示すのも、
この御方なくては語れない…。
初めて買った「こうもり」、以前記事にしたコヴェントガーデンの「こうもり」だが、キャストにはたいして注意して買っていなかった。英語上演というのも買ってから気がついた。迂闊者である。それまで「こうもり」を聴いたことがないわけで、英語の違和感も何もなかった(今から考えると、かなりバカなことしている。まずクライバーのバイエルンの公演を買うべきだろう…)。よって、オルロフスキー役がメゾ指定ということもすっかり頭になかった。
で、コヴェントガーデンの場合、オルロフスキーがヨッヘン・コヴァルスキーだった。この時、初めてカウンターテナーというものを耳にした。
※ヨッヘンは厳密に言えば、裏声でないらしいので、「男声アルト」と称している。
どこから声が出ているのか分からない!!!
合唱団の男声がファルセット使っているのと全然違う響き!
何よりも、その姿!!
……ハイ、惚れました!!
それからCD、LDを集めまくった。ただのオッカケと化した。うん、認める。
「バロックのオペラを現代にもっと上演したい」
その彼の言葉に影響受けて、ヘンデルのオペラに首を突っ込んだ。
彼の「ジュスティーノ」を観て、また惚れる。
「ポントの王ミトリダーテ」のファルナーチェで、悪役のかっこよさに惚れる。
「オルフェオとエウリディーチェ」を観て、現代演出の中で動き回る彼に惚れる。
もちろん現物も観た。
ギネス・ジョーンズとのジョイント・コンサート。
最前列で、目が、…はあと…。
そして、昨日、dieter様(http://blogs.yahoo.co.jp/dieter_3536)から貴重な録画を貸していただいた!
1994年のウィーン国立歌劇場来日公演、「こうもり」である!ドイツ語で歌ってるヨッヘンのオルロフスキーが観たくて、無理言って貸していただいた…。この場を借りて、再度御礼申し上げます!!!
あーーーーーーー!かっこええ!!!!
惚れ直した!!!!
クライバー盤でオルロフスキーを歌った名メゾ、ブリギッテ・ファスベンダーが、彼のオルロフスキーを観て、
「あれだけやられちゃったら、もうあの役はやりたくなくなったわ…(苦笑)」
と、彼本人に言ったそうで…。さもあらん…。
確かに、あの声、あの容姿、オルロフスキーに他のキャストはもう考えられない。金を持て余して退屈しきっているニヒリストを演じさせたら…、天下一品…。
裏らび
「…その前はフランシスコ・アライサ、もっと前はトーマス・ハンプソンが好きだったくせに!」
|