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みうママ様からご依頼ありまして、「Kyrie」の発音について。オイラみたいな若輩者がどこまで詳しく説明できるかかなり恐縮。コンクールが1週間後ということらしいので、少しでもお役に立てれば何よりです。
さて、「Kyrie」。カタカナで無理矢理表記できません。キリエではないからです。
まず、「Ky」という発音、日本語にはありません。ラテン語のKyは、日本語の「キ」70%、「キュ」20%、「ク」10%の配分。口先では「ク」、口内奥では「キ」のポジションで発音します。たまに合唱コンクールとかで「キーリエ」と思いっきりカタカナで歌っているのを聴くと、『楽譜にカナ振ってるのかな?』と思います。あくまでもラテン語の発音で…。
で、みうママ様のもう一つのご依頼、Cからのソプラノの出だし、しかもmfということですが…。
通常、女声の声のチェンジ、つまり胸声から頭声へのポジションの切り替え位置は、個人差もありますがA〜Dにあたります。この位置で、i母音に近い発音を鋭くなく発声するのは難しいです。ですが、幸い「Ky」なので、いつもよりも多めにuの母音を多く入れて発すれば、大丈夫だと思われます。しかもこれだと、後のrが巻きやすい!!あくまでも「Ki」ではなく「Ky」であることを忘れずに…。
出だし、ということですが、15人の少人数での合唱だと響きがかなり薄くなります。しかし、ロングトーンでないので、その分発音に気をつけて「しゃべる」意識を多めに持てばいかかでしょう(画像で拝見したところ、ペンの陰になってますが、たぶん四分及び八分音符だと思われ)。同じCでの音が続くので、アクセントの配分には気をつけなくてはなりませんね。メゾとのエコー効果を生かす意味でも、何を歌っているのかをしっかり聴かせた方がいいと思います。
ちなみに、この曲、イメージ的には天使達の呼びかけに対して、地上の使徒が答える。その意識が重なり合って、地上に神のご威光が降り注ぐ…といった感じを受けました。特に後半の下降音形なんて、「降りてくる」そのものですね!!綺麗な曲、聴いてみたいです。
……なんて、言葉で説明するのは難しいですね。こんな感じでいかかでしょう…。
てゆーか、こんなんでいいっすか?
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