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エマ・カークビー。いったい何歳なんだろう??
G・F・ヘンデルの「Gloria」目当てで、「エマ・カークビー&ロンドンバロック」を聴きに行ったです。
「Gloria」は1983年からその存在を知られてはいたものの、2001年になってようやく真作とわかった、ソプラノと第1ヴァイオリン、第2ヴァイオリン、通奏低音のための曲です。カークビーが世界で初録音した曲。
オイラはこの曲が大好き。スコアも手に入れてしまった!!6つの楽章からなり、最後の「Amen」に至るや、ギアがいきなりトップに入って、超絶技巧をもって駆け上がるソプラノ。華麗で軽快な、ヘンデル20代の作品。
さて、もちろん録音は複数もっており。
エマ・カークビー(s)、ローレンス・カミングス(cond)、王立音楽アカデミー・バロック・オケ
ジリアン・キース(s)、J・E・ガーディナー(cond)、イングリッシュ・バロック・ソロイスツ
ライブは初めて。さて、とホールに入ると、チェンバロ調律中。
ん???ジャーマンスタイルのチェンバロ、だよな???イタリアンスタイルのチェンバロと比べると、響きが若干重め。バッハ向きです。ヘンデルの軽快さにはイタリアンスタイルのチェンバロがあうのですが…。
※他にフレンチスタイルのチェンバロも存在します。オイラ聴いたことないけど。
で、「Gloria」ですが。
エマ様は細ーーーーーーーい声。5度以上の跳躍が上がりきらなかったり、Gから上の弱音は響きだけになったりしましたが、やはり素晴らしいことに変わりはないわけで。特に、あの独特の細い声。芯のある細さなので、遠くまで響きます。
で、チェンバロですが、正直、うるさすぎ?
通奏低音のチェンバロの右手の楽譜というものは存在しません。左手の主音に番号がついていて、それに合わせて右手の和声を作ります。そのとき、アルペジオしたり、乖離和声(ドミソ⇒ミソド)にしたりというのは、そのチェンバリストに委ねられるわけで。
今回、ジャーマンスタイルだったせいか、他の楽器に対して音が大きい。で、うるさくなっちゃうですね。エマ様が細い声だから、中音域ではかき消されたりするところも。
アンコールはバッハのカンタータアリアと、ヘンデルの歌劇「リナルド」より「泣かせてください」でした。歌の装飾については、これはアリかなと思われる装飾。参考にしよう…。
ちなみに、表題の「HWV」は、真ん中ひっくり返すと某レコード屋…ではなく、ヘンデルの作曲番号です。
「deest」とは「欠番」という意味らしいです。
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