合同労組レイバーユニオン福岡(LU)が開催した『第11回 定期大会』の報告、第2回目を掲載します(要旨)。
 
私たちを取巻く情勢
〔1〕2016年9月の韓国鉄道労組のストライキを突破口に韓国労働者民衆の闘いは燎原の火のように拡大し、11〜12月にはストライキ、デモ、集会の波が首都ソウルをはじめ韓国全土を制圧することによって、権力者・パククネを政権から引き摺り降ろす歴史的変革を実現しました。一方において権力者の極限的な腐敗の蓄積と戦争の危機が生まれ、他方で労働者民衆の極限的な貧困と過重労働、過労死さえ含む危機的な現実があります。それらに対して、労働者が「闘えば勝てる!」「労働者が団結して立ち上ることで、全ての人々の怒りを結集することができる」と叫んで立上り、支配者が万能でないこと打倒することも不可能でさえない偉大な現実が作り出されたのです。
韓国社会の根本的変革に向かって韓国の労働者同志たちは進撃中です。私たちは昨秋の韓国労働者の闘いに学びつつ、この日本においてもそれに連帯した闘いを動労千葉・動労水戸を先頭にした動労総連合、とりわけ動労総連合・九州とともに合同労組運動の大前進を実現していく必要があります。しかも昨年は、韓国だけではなく「労働法制改悪反対」の闘いはフランスをはじめ、西ヨーロッパ諸国においても巨大なゼネストとなって実現しています。韓国で実現した闘いは、いまや全世界のどこにでも実現の可能性のある闘いです。労働者に国境はありません。まさに「労働者はひとつ」です。国際連帯を実現するためにも、日本においてゼネストが実現できる労働組合を建設することが何よりも求められています。
 
〔2〕2017年の世界情勢を規定しているものは、韓国情勢とともに米国に新たに登場した大統領のトランプ情勢です。トランプ大統領はファシスト的な超反動的人物で、「米国第一主義」なるものを絶叫しています。そのために戦争も辞さず核戦争さえやりかねない危険な人物です。大統領就任式に米国で100万人、世界では数百万人といわれる巨大な「反トランプ」デモが巻き起こっています。トランプ登場は米国帝国主義の危機が生み出したもので、トランプのいう「米国第一」というスローガンは米国がもはや「世界の覇者」たりえなくなったことの告白であり、今後も転落の一途をたどるしかないという現実への危機感だけです。「米国帝国主義の絶望的危機」という観点で見れば、トランプの動向のすべてを見通すことができます。
トランプは諸国に対し戦争の危機で脅迫し排外主義であおり、労働者民衆には対立を煽り、同時に米国国内の労働者に対する一層苛酷な支配を押し付け、貧困と過労死の攻撃を加えると公言しているのです。絶対に許すことはできません。これは米国においても労働者革命のウネリが始まったということです。韓国のように労働者のゼネストが情勢を決めます。私たちはあくまでも、全世界の労働者の階級的団結と国際的連帯ですべて決していくという信念を固め、前進していきましょう。
 
〔3〕安倍首相は年頭の所信表明演説で、「世界の真ん中で輝く日本」という言葉を二度にわたって強調しました。これは「戦後レジュームからの脱却」という表現から、さらに前に進めて、第二次世界大戦=大東亜戦争において日本帝国主義が使った「八紘一宇」(意味=世界を天皇のもととに一つの家にする)という思想にも通じる超国家主義思想の表われです。この「八紘一宇」を旗印に日本はアジアへ侵略して行ったのです。安倍の考えは当時とまったく瓜二つの現代版です。そのような観点から安倍は「改憲」を正面から打ち出してきたのですが、歴史的ななかで大破産した道なのです。安倍の「もう一度戦争する」路線など世界の人民が、何よりも私たち日本の労働者人民が許すはずがありません。
安倍が所信表明演説のなかで最も強調したのが「働き方改革」です。とりわけ「同一労働、同一賃金」というのは労働者の非正規職化をさらに推し進め、貧困と過労死をどこまでも進めるものです。「女性の活用」をとことん進めるということは、低賃金の労働者をどこまでも増やすことです。「高齢者も働けるだけ働け」ということは、そうすることで年金の支給を極限的に縮める。それが「一億総活躍社会」の中身です。「長時間労働を規制する」と称して「労働時間による規制をやめよ」と叫んでいますが、実態は「残業代ゼロ法案」を「高度プロフェッショナル制度」と名前を変えて、超長時間にわたって残業代なしで働かせようとしているのです。これらは「解雇の金銭解決」と表裏一体です。
 労働者をボロボロになるまでコキ使い、あげくの果てに無権利で放り出すということです。まさに労働組合だけが労働者の生きる道です。
 
〔4〕「働き方改革」とは、今日のJRにおいて進められている「全面外注化・分社化・転籍攻撃、非正規職拡大」を全社会的に推し進めていくことです。それは韓国パククネが行った「成果年俸制」の攻撃と同じです。「成果主義」による徹底的な評価制度の推進というのは、働く人々の分断と労組破壊、大量解雇攻撃です。安倍の「働き方改革」との対決こそ、全世界の労働者に共通の「階級的労働運動」の最大の課題です。
そのためには「階級的労働運動」を掲げて闘いぬく、「合同・一般労働組合」の建設・拡大が不可欠です。私たちは既成の労働運動勢力に頼るわけにいきません。彼らは「その場その場の目先の利益を手にすればよし」とする「物取り主義」か、あるいは連合や全労連などのように最初から資本の代弁者となって労働者を抑圧し、自らの狭い利権を守ることに汲々としている勢力です。そのような勢力は、どのように「労働者の代表」の顔をしても、結局は労働者の利益を裏切り、資本家に売り渡すものでしかありません。
 
私たちが活動する福岡地区では、未だ圧倒的に多くの労働者が労働組合に組織されておらず、直接、資本の攻撃にさらされています。一人でも多くの労働者を組織し「働き方改革」を阻止していきましょう。合同労組レイバーユニオン福岡(LU)の強化拡大、これが最大の課題です。また「国鉄決戦」と合同組合運動は一体のものです。日本における新自由主義の出発点となった「国鉄分割・民営化」に対して動労千葉を先頭にして30年を超えて「絶対反対」で闘いぬいてきました。「解雇撤回」は労働組合の原点であり、「民営化・外注化、総非正規職化」の攻撃を打ち砕きましょう。
労働者が人間本来の共同性を奪い返そうとする「労働の奪還」。その「人間性の奪還、共同性の奪還」とは、労働組合を通して実現されるものです。労働組合に結集することが全ての始まりです。全世界の闘う労働者民衆が国際的に団結して総決起すれば、戦争を阻止し全世界を変革する道を必ず開けます。「ロシア革命から100年」を迎える2017年を、国際労働者階級の巨大な進撃の年にしましょう。
 
2017年<方針>(項目のみ)
【1】韓国・民主労総と連帯し日本のゼネストへ。朝鮮侵略戦争と「働き方改革」という名の労働法制大改悪と対決し、安倍を倒そう。
【2】動労千葉を守り、国鉄決戦を軸に闘おう。
【3】LUの組織拡大をテコに、合同労組運動を福岡県の全地区へ。
【4】LUを強化するための独自の闘いを強めよう。
【5】連帯、共闘の輪を広げよう―ほか。
 
以上

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合同労組レイバーユニオン福岡(LU)は1月29日、『第11回 定期大会』を開催しました。(⇒2回にわたって報告します)
 
いま、私たち労働組合を取巻く情勢は韓国の労働者革命のうねり、さらに「米国第一主義」を標榜するファシスト的な米トランプ大統領の登場と巨大な反トランプデモに示されるように、今年2017年がこれまでにない激動の年、「戦争か革命か」をかけた歴史的分岐の年となることは必定です。このような情勢のなかで「私たちレイバーユニオン福岡は何のために団結し闘っているのか?」その存在と闘いが問われる飛躍の年になるということです。

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『定期大会』は午後2時、開会宣言に続いて議長選出。全国から寄せられた「大会メッセージ」が紹介され、来賓を代表し2名の方から挨拶を受けました。議案提起に続いて財政報告、討論が行われ全ての議案は承認されました。
 
総括=LU運動の躍進の土台を開いた2016年の闘い
【1】昨年11月、「全国労働者集会」(東京)から韓国・ソウルでの「日韓連帯行動」は大きな高揚と連帯を感じました。動労千葉訪韓団として私たちLUも参加、幾百万の労働者・民衆決起を目の当たりにし「労働者が社会を変えることができる。ゼネスト―革命に決起する」ことの確信を抱きました。この経験はLU運動の躍進の糧となるでしょう。
このような決起を可能とさせた闘いは、動労千葉と動労水戸の存在と30年にわたる国鉄決戦です。九州においては「1047名解雇撤回」を貫き昨年2月「動労総連合・九州」が結成され、国鉄闘争は日本労働運動の中心軸として新たな復活を鮮明にしました。
一方で、日韓労働者の共通スローガン「労働法制大改悪を阻止し新たな戦争を阻止」は国際連帯と階級的労働運動がひとつになって巨大な革命行動へと発展、日本と世界の労働者・労働組合が「ゼネスト―革命」の主体となって社会の前面に躍り出る時代がきたことを告げ知らせています。
 
【2】全ての職場で、正規・非正規を問わず過重労働・長時間労働をはじめパワハラ・セクハラ、妊娠した労働者に対するマタハラなどが日常的に強制されています。そこで働く労働者は健康と命を削りながらギリギリのところで働いているのが現実です。そのため職場には不満や怒りが鬱積し爆発寸前です。でも、既成の体制内労働組合は資本と闘うことを放棄、むしろ決起を抑制する側に回っています。「会社あっての労働者」という資本の論理に屈しています。
私たちLUは、この間いくつかの労働争議に関わってきました。ここで「一人でも加入して闘える地域合同労組」という団結形態は非常に有効な役割を果たしました。もし、LUが無かったら泣き寝入りに追い込まれる可能性が大きかったと言わざるを得ないでしょう。ただ、私たちの闘いは「物取り主義」ではありません。「救済運動」でもありません。「自分たち自身の解放のための闘い」です。主体は私たち一人ひとりです。
 
【3】では、労働組合とは何か。労働者階級が賃金・労働時間などの労働条件やパワハラなど資本による搾取、分断、支配と日常的な攻防を闘いぬく基本組織=中心組織、団結体です。同時に労働者階級の究極的解放のための「組織された力」でもあります。
労働組合の日常的な攻防戦は、例え解雇された特定の個人の闘いであっても、それはその人のためだけの闘争ではありません。同じ境遇にいる労働者階級全体の「利益を守る」ための闘いです。労働組合という団結を作って闘わなければ私たち労働者とその家族は、生きることも健康に生活することもできません。そればかりか最後は戦争にさえ動員・協力させられ、同じ労働者同士が殺し合いさせられることになります。
資本家と政治委員会である政府は、あたかも労働者の要求に応えるポーズをとっていますが労働者の利益のためではありません。労働者全体に不利益を強制してきます。労働者階級と資本家階級の利害は対立しており、資本家階級の政策は総て資本とその体制を守る観点から行われています。それだけに労働者の利益の立場に立って政府・資本が繰り出してくる施策のウソとペテンを見抜き打破って、「絶対反対」で闘い、その団結を全労働者、全世界に広げて闘うことが必要です。
 
残念ながら現在の連合、全労連、全労協などの労働組合は、そうした<階級的労働運動>の立場を投げ捨てています。資本家階級の攻撃と対決できず労働者の利益を売渡し、翼賛化の波に呑みこまれつつあります。唯一、「1047名解雇撤回、民営化・外注化、非正規化、被曝労働拒否」を掲げ、<階級的労働運動>を実践して闘ってきたのが動労千葉、動労水戸、動労総連合の仲間たちです。
 
私たちLUは、これら階級的な労働組合と手を握り、地域の労働組合との共闘・連帯を拡げ、あくまで労働者の利益を貫いて闘ってきました。また、反原発闘争と星野さん奪還闘争をはじめ三里塚、沖縄、部落解放闘争との連帯をひろげました。(つづく)
  
※次回は、「取巻く情勢」及び「方針」について報告します。
 

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■レイバーユニオン福岡・3団体主催
『労働者の団結で社会を変えよう!2・12国鉄集会』開催
 
1987年2月16日。「国鉄分割・民営化」で多くの労働者がJR不採用とされ、職場を追われました。あれから30年を迎えた今年2月12日(日)、あの日の怒りを思い起こし解雇撤回を勝取るため、合同労組レイバーユニオン福岡は、国鉄九州動力車労働組合(動労総連合・九州)と国鉄闘争全国運動・九州の3団体主催で『1047名解雇撤回、外注化阻止・非正規職撤廃! 労働者の団結で社会を変えよう!2・12国鉄集会』を開催します。
 
【2・12国鉄集会 開催要項】
●日 時:2月12日(日) 午後1時30分(開場:午後1時)
●会 場:えーるぴあ久留米(久留米生涯学習センター)
      301・302学習室
                  
■昨年末、韓国では労働組合の連合体である「韓国民主労働組合総連合」(民主労総)のゼネストを中心に空前の人民決起が起こり、パククネ大統領を打倒しました。その闘いは「財閥解体! パククネを監獄へ! ハンサンギュン民主労総委員長ら全政治犯を釈放せよ!」のスローガンを掲げ、労働者が全権力を奪取する革命へ発展しようとしています。
 
安倍政権はこの間、新たな朝鮮戦争を狙ってパククネ政権との間で軍事情報包括保護協定(GSOMIA)を締結しましたが、韓国の労働者革命がこの戦争体制を吹き飛ばすことを恐れ、なんとしても革命を圧し潰そうと躍起になっています。
  今こそ日本の労働者・労働組合が韓国の仲間に連帯し、立ち上がることが必要です。日本からも労働法制の大改悪と戦争を止めるために、職場から団結して立ち上がりましょう。安倍政権打倒のゼネストを巻き起こしましょう。
 
労働法制の大改悪と、新たな朝鮮戦争の策動を強める安倍政権が掲げる「働き方改革」は、「電通」の新入社員が過労自殺に追い込まれたことに象徴されるパワハラと長時間労働の強制と、低賃金で不安定な非正規雇用の増大によって、すべての労働者の生きる権利を根本から破壊し、労働組合を徹底的に解体することを狙ったものです。そして、労働者の抵抗を挫くことを通して戦争体制の構築をねらうものです。
 
■こうした憲法改悪と労働法制解体の出発点こそ、1987年の「国鉄分割・民営化」でした。当時、全ての労働者の先頭で闘ってきた国鉄労働運動を破壊するために、資本・国家総ぐるみの組合バッシングと全員解雇・選別再雇用の脅しで労働者の団結が決定的に破壊された結果、20万人が職場を追われ、最後まで「絶対反対」を貫いた1047名の労働者が解雇されました。
あれから30年。国鉄分割・民営化で行われたあらゆる犯罪行為は全社会に蔓延し、2000万人の労働者が非正規雇用に突き落とされ、生きることも困難な社会が生まれています。
 
しかし、この国鉄分割・民営化に対して「絶対反対」を掲げストライキに立ち上がった動労千葉と、1047名の被解雇者の不屈の怒りは、ついに2015年6月の最高裁判決で「1047名解雇は不当労働行為であった」と認めさせました。そして今、動労千葉に続いて動労総連合傘下の新たな組合が全国に次々と結成され、反撃が開始されています。
  一方、JR各社は「(最高裁判決など)関係ない」と開き直るばかりか、さらなる外注化・非正規職化で「鉄道の安全」を崩壊状態に陥れています。昨年10月のJR九州の株上場後、事故は続発しています。駅無人化やローカル線切り捨てなど民営化の破綻は深まるばかりです。「民営化はいいことだ」とするデマ宣伝は崩れ去り、怒りは爆発寸前です。
 
■今こそ、日本の労働者は生きるために立ち上がるときです。動労総連合を先頭に労働者の団結した力で1047名解雇撤回、民営化・外注化阻止、非正規職撤廃、労働法制の大改悪と戦争を止めましょう!
2月12日(日)開催の、『1047名解雇撤回、外注化阻止・非正規職撤廃! 労働者の団結で社会を変えよう!2・12国鉄集会』に結集して下さい。

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ス労自主「JXTG 8君不当解雇撤回」闘争に
連帯しホテル日航前闘争を闘う!
 
合同労組レイバー・ユニオン福岡は1月24日、スタンダード・ヴァキューム石油自主労働組合西日本合同分会連合会(ス労自主)がホテル日航福岡で開催された「2017年度 東燃ゼネラルグループ代理店・特約店会議」に対して行った『8君不当解雇撤回!再雇用闘争貫徹!反原発・国鉄闘争勝利!』闘争に連帯し、同ホテル前で午後12時半から2時まで街宣行動を行いました。

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ス労自主は、第一次石油危機渦中の1974年に第2組合デッチあげ分裂攻撃を経て1982年9月に結成され、10月には全国組織として発足。エクソンモービルの前身であるエッソ石油が1976年に1名、82年に2名、また84年に5名の計8名を不当解雇したことに対し、この間一貫して「8君の不当解雇撤回」を訴えて闘ってきました。
また、エクソンモービル社は2003年に名古屋油槽所において工事労働者6名を火災事故で死亡させ、12年には大阪・堺製油所の溶融硫黄30トンの漏失事故の隠蔽を図っています。ス労自主はこれら死亡事故や漏失事故隠蔽、組合員の再雇用拒否に対する闘争にも取り組んでいます。
 
この日の闘争に参加したのはレイバー・ユニオン福岡をはじめ国鉄九州動力車労働組合(動労総連合・九州)、国鉄闘争全国運動・九州、NAZEN福岡、星野文昭さんを取り戻す会・九州、福岡労組交流センターなどの労働者12名。正午にホテル前に結集、さっそくス労自組合員・内川さんを先頭にリレートークを行い街ゆく人に「8君不当解雇撤回!」のビラを配りました。

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■昨年12月21日に開催された臨時株主総会で、東燃ゼネラル石油とJXホールディングスとの経営統合が承認されました。本年4月1日から東燃ゼネラル石油はJXホールディングスに吸収され、新会社「JXTG」としてスタートします。当面は両社とも現在のブランドを使用するなど「営業方針は基本的には変わらない」と言っていますが、今回の経営統合の背景には、我が国の石油製品需要の減退があります。
 
東燃ゼネラル石油を吸収する新会社「JXTG」は、ス労自主の「8君不当解雇撤回」闘争も一緒に吸収することになります。ス労自主はエッソ石油=エクソンモービル社の第1次石油危機、第2次石油危機のもとでの大合理化に対し「絶対反対」で闘っています。
エッソ石油は3度にわたる不当解雇攻撃でス労自主の壊滅を図ったのですが、潰すことはできませんでした。ス労自主は今回のホテル日航前闘争を通じて「東燃ゼネラル石油がJXTGに変わろうと、私たちは8君不当解雇撤回闘争を闘い続ける」決意を新たにしています。

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JR九州の株上場反対!」集会とデモに参加
合同労組レイバーユニオン福岡=
 
九州旅客鉄道株式会社(JR九州)本社は、株上場を「10月25日」と発表しました。この株上場は、「国鉄分割・民営化」の破産を押し隠し、国鉄分割・民営化時の解雇問題を不問とするものです。断じて認めるわけにはいきません。
昨年6月30日。最高裁は、国鉄分割・民営化の際に「JR移行時の職員不採用基準の策定において、不当労働行為があった」ことを認める判決を下しました。JR九州は、この「6・30最高裁判決」に従い、国鉄分割・民営化で解雇された国鉄労働者の解雇を撤回しJRへの職場復帰を行うよう強く求めるものです。
 
JR九州の株上場反対」を訴える動労総連合九州委員長の羽廣憲さん
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国鉄九州動力車労働組合(動労総連合・九州)を先頭に10月2日正午、合同労組レイバーユニオン福岡をはじめ国鉄闘争全国運動・九州、福岡県労組交流センター、NAZEN福岡、婦人民主クラブ福岡県支部など労働者約30名がJR博多駅博多口に結集し、街頭宣伝を行いました
JR九州の株上場反対とともに「JRの外注化阻止・非正規撤廃、国鉄解雇撤回・解雇者をJRに戻せ!」さらに「国際連帯で戦争と改憲、原発推進、労働法制大改悪を阻もう!」と駅前を通る市民・労働者に訴え、ビラ配り署名活動を行いました。

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「音羽公園」(博多駅南)に移って、午後1時から『JR九州本社抗議集会』を開催。JR九州が国鉄解雇問題を不問にしたまま「鉄道の安全破壊」と「ローカル線切捨て」を拡大する株上場に、断固反対の抗議を行いました。この集会には動労総連合を代表して動労千葉、動労西日本から参列し抗議声明と連帯の挨拶が行われ、私たち合同労組レイバーユニオン福岡から『連帯のあいさつ』が読み上げられました(別記参照)。

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集会終了後、隊列を整えJR本社前・博多駅前周辺のデモへ出発。JR九州の株上場反対!」や「JRは鉄道の安全を守れ!」「ローカル線切捨てを許すな!」と訴え、沿道から多くの声援を受けました。

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合同労組レイバーユニオン福岡からの『連帯のあいさつ』(全文)
 
合同労組レイバーユニオン福岡から『連帯のあいさつ』を行います。
今日の首切り、非正規化、過労死、労働強化、賃下げをもたらした歴史的出発点こそ「国鉄分割・民営化」です。労働者の「権利と生活」を守り、「戦争と改憲」をとめ、労働者が胸を張って生きる社会をつくるためには、国鉄闘争を先頭に地域の労働者、日本そして全世界の労働者の団結と国際連帯が絶対に不可欠です。
 
1】JR九州は、「10月25日に株上場し完全な民営会社になる」と発表しました。国鉄分割・民営化から30年、JR7社のうちやっと4つ目のJRが完全民営化することになるわけですが、このこと自体、国鉄分割・民営化が成功していない「証拠」ではないでしょうか。
JRは、国鉄分割・民営化の過程で大量に解雇した国鉄労働者に対して、「国鉄とJRは別会社。関係ない」と言い、この30年間、大量解雇を居直り続けてきました。JRこそ、まさにブラック企業そのものです。
 
ところが昨年6月、動労千葉が訴えていた裁判の最高裁で、JRをつくった委員たちが「誰と誰を不採用にするか選別していた」ことが暴かれ、最高裁もこれを「不当労働行為」と認める判決が下りました。JRをつくった中心人物たちが「不当労働行為を行った」以上、すべてのJR会社は、その責任を引き継ぐのは当然です。
解雇問題を不問にしたままの完全民営化は許されません。JR九州をはじめJR各社は羽廣さんや石崎さん、動労千葉の解雇者をはじめ1047名解雇者を全員、JRに戻すべきです。JR九州は逃げ回るのをやめ、国鉄解雇者をJRに戻せ!
 
2】完全民営化でJR九州はよくなるのでしょうか? 「悪くなる一方だ!」と断言します。株主優先、利益優先から採算の取れない部門は次々と切り捨てられるでしょう。そうなれば「鉄道の安全破壊」はもっと激しく進みます。
4月14日、熊本地震で新幹線の車軸が全て外れる脱線事故が起こりました。新幹線事故では最大級の事故でした。だがJR九州は、いまだ抜本的安全対策もとらないまま運行しています。およそ「鉄道の安全を守る!」などというのは、口先だけです。
 
またJR九州は、JR九州管内の「3分の2の駅を無人化」し、ローカル線の切り捨ても狙っています。駅員が誰もいなくて何が安全ですか? JR北海道をみるまでもなく、赤字のローカル線の切り捨ても必至です。こんな完全民営化は「絶対反対」です。
 
3】何よりもJRで働く労働者にすべての矛盾がシワ寄せされます。政府の「働き方改革」と称する「労働法制大改悪」が後押しとなって、さらなる業務外注化、非正規化、賃下げが強行されるに違いありません。「国鉄分割・民営化」という一大不法行為を居直り、カネ儲け優先のJRが労働者の権利を保障し、生活向上を図るなど考えられません。労働者の権利と生活は、労働者自身の団結で守り抜くしかないのです。
 
●新たな朝鮮戦争の危機が迫っています。韓国の鉄道労働者は、「民営化反対! 非正規化反対! 日本のJRのようになるな!」「戦争をとめよう!」と訴え、多くの労働組合とともにゼネストで闘っています。私たちレイバーユニオン福岡「労働法制大改悪」に断固反対です。戦争と改憲に絶対反対です。
韓国・民主労総、関西生コン支部、港合同、動労千葉の4つの労組が、11月「日韓連帯大行動」を呼びかけました。私たちは、この呼びかけに応え共に闘う決意です。きょうの闘いは、そこに向けた闘いです。
 
●「10・25JR九州の株上場反対! 国鉄1047名解雇撤回」「労働法制大改悪阻止!」「戦争と改憲をとめよう!」「日韓−全世界の労働者の国際連帯で闘おう!」
――以上、連帯の挨拶とします。
 

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