|
昨日のことですが、懐かしい友人から年賀状が届きました。
「夢は結局実現できませんでした」というコメントと、結婚の報告が。
彼は音楽の世界で生きていきたい、と夢を語っていた同級生。
大学を卒業しても就職せず、数年間バンド活動をしていた人物です。
ここ数年音信不通だったので、実家に帰り家業を継いだことを年賀状で知ったひろねえです。
この彼に限ったことではなく、「自分のやりたいこと」を仕事にしたい、という人は多いと思います。
「やりたいこと」から仕事を探すことは大切です。
でも、やりたいことだけをできるのが仕事ではない、ということをちゃんと認識してくださいね。
簡単なことです。
もしひろねえのこのお友達、ほんとに音楽の世界で成功していたとしても。
ヒット曲を生み出すために、会社の方針や世の中の流行に沿ったコンセプトを考えるうちに。
自分のやりたい音楽はどんどんできなくなっていったと、ひろねえは想像してます。
だからバンドの解散とかってあるんじゃないですかね?
やりたいことだけを仕事にしている人なんて、世の中ほんの一握りです。
また、法学部を卒業して、企業の法務部門で働きたいと希望しても。
希望以外の部署に配属されることなんて、よくある話です。
(この配属を理由に辞めてしまう人が多いことも、頭の痛いところです)
またさみしい話になりますが。
仕事で夢を実現しようとしてはいけない。
ひろねえは、仕事はあくまで対価を得て、生活していくための手段の一つ、また自己実現のためのもの、と考えています。
ひろねえの友人には建築家になり、自分で建てたい建物を建てる、という夢を持った友人もいますが。
仕事となれば、相手あってのこと。
自分の思う建築を実現できない、という悩みを最近よく聞かされます。
よくOG訪問のような形で、学生のみなさんの話を聞くこともありますが。
「仕事を通じて、こんな夢をかなえたい。こんなことしたい。」という学生さんより。
「仕事を通じ、こんなことをして、最終的に自分はこうなりたい」という学生さんの方が。
ささります(笑)
ま、これも簡単な話で。
ひろねえの会社は人材派遣会社ですから。
「人と接することが大好きです。派遣コーディネータという仕事を通じて、一人でも多くの人に仕事を紹介して、世の中の役に立ちたいです」という話よりも。
「派遣コーディネータという仕事を通じて、一人でも多くの人に仕事を紹介していきたいです。その中で自分にできることはなにかということをしっかりと見定め、将来的に雇用マーケットに沿ったビジネスを展開できるような社員になりたいです」と、自分がどうありたいかを話してくれる方が。
要は採用したくなる人材だということです。
仕事で夢を実現できることは、まずありません。
さらにどんな仕事をしても、なんらか世の中の役にたってるのは当たり前のこと。
「自分がどうしたいのか」をきちんと持つことが、この就職氷河期を生き残るポイントのような感じがしてなりません。
バンドの夢の話から、ちょっと極論的かつ飛躍的な話になってしまいましたが。
最近は自分がどうしたいのか、どうなりたいのかということを話してくれる学生さんが少ないなと。
ふとそう思って、ブログを更新したひろねえです。
残念ながら、企業は新卒のみなさんが即戦力になるなどど、考えていないのが現実です。
どんなに学校でいい成績をおさめていても、人物的に優れていたとしても。
仕事をするということは、まったく別の問題なのです。
自分がやりたいことだけを語るのではなく。
最終的に自分はこうなりたい、こうありたい、という話に潜在能力を感じ。
教育を通じて、社会人にしていくのが会社のように思うひろねえです。
最終的に自分がどうしたいのかをしっかりと持っていれば。
やりたくない仕事が回ってきたとしても、きっと大丈夫なはず。
自分がこうなりたい、こうありたいというのは目標です。
夢=実現できたらいいな、というものとは違って、その到達点に向かっていくのが目標です。
ぜひなりたい自分の目標を、考えてみてください。
少しは参考になりましたか?
今年の新卒採用では。
「自分はこうなりたい、こうありたい」という話を熱く語ってくれる学生さんがたくさん来ることを
期待するひろねえです。
|