絵画制作日記

作品制作のために頭の中がどのように展開しているのか

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荒野へ

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やはり、ノンフィクションを書いたらすごい、この人。クラカワー!☆☆☆☆☆

「荒野へ」は、自然の中で自分だけの力で生きていこうとした若者の記録で、彼は荒野の中で死んでしまった。近く映画になるらしい。

この若者の行動について「分かる」派と「分からない」派の議論は平行線を辿るに違いないが、この本に興味を持って手に取る人は、きっと「分かる」という立場に近いのだろうな。

「青春後の濃霧の中をいかに乗り切るか」ということばが文中に出てくるが、この物語の主人公はきっと固い理想主義を貫いた果てに命を落としたのだろう。そして、この本の作者クラカワーも冬山で命を落としかけた若かりし頃の自分の体験を語っている。そのくだりが、ものすごい説得力を持って、理想に燃えた一途な若者の思想の形を描き出している。

先日、NHKのドキュメンタリー番組で、農家を継ぐことになった若者が自分の父について語ったセリフに、
「山に一人で入っていって暮らせと言われたら僕じゃとっても無理だけど、おやじなら一ヶ月ぐらい生きるんじゃないかと思う。それだけ生きてるってことに近いんじゃないかなって思う」とういうのがあった。この感覚が、この本が訴えようとした内容に、とてもあっている感覚かなと思った。

現代でも、このような挑戦に魅力を感じずにはいられない者が多くいると思う。僕もそう思う。

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印象に残る本だった。☆☆☆☆☆

ルワンダの大虐殺についてはテレビで、まだ小さな少年が、相手の部族に対して「僕が大きくなったら皆殺しにしてやるんだ!」と、棒切れを振り回して言っている映像を見た記憶がある。衝撃的だった。もちろん子供がそんなことを言うのは大人がそう教えたからで、この数秒間の映像に憎しみと暴力の連鎖の全てが現れていると思った。相手の部族を憎むよう教育されてきたのだろう。この状況を打開できるものがあるとすれば、それもやはり教育だろう。

その意味で、「よい教育こそが大切」という信条を持ち、善行を重ねてきた著者の父の最期の様子はやりきれない。隠れていた母を路上に飛び出させたのは、息子を愛する母親の愛だった。著者が虐殺を生き延びることが出来たのは、様々な偶然とかくまった神父の悩める正義感のおかげであり、やはり「信仰」が大きい。

「教育」と「信仰」・・・この境界はほぼないという気にさせられた本。

この本は共著ということらしいが、どのような事情なのか少し気になった。

現在、カガメ大統領が前大統領の飛行機事故について関与しているのではないかという疑惑が浮上したらしいが、再びこの国が悲惨な状況になってしまわないことを祈る。

「流刑地にて」カフカ

 元来飽きっぽい性格なので、一冊の本を最初から最後まで一気に読んだなんてことはほとんどないのですが、学生のとき「変身」だけは一気に最後まで読んだ記憶があります。そのカフカを何となく読もうという気になり、「城」は長いので敬遠して「流刑地にて」を読みました。
 実は風邪をひいて寝込んでいたので、横になって読もうと思ってたのですが、病状がひどくそれどころではなくなってました。回復して仕事が終わった今日、「ああ、読まなかったな・・・」と、ぱらぱら1,2ページ読み始まったらもう止まらない。結局最後まで読んでしまった。
 「流刑地にて」は、一気に読ませる、止まらない(短編だけどね)。続きが気になるから。審判によって下される「刑」とは何のためにあるの?「悔い改める」のは死後の世界のためで、受刑者の死後の世界のためには拷問も許されるのか?でも拷問はいやだなあ。

現代倫理学入門

理屈っぽくて面白かった。☆☆☆

でも、最後の方は、なんだか難しくて読み流してしまった。いろいろな専門用語が出てきて、こういう本で大学の講義やったらテストも作りやすいだろうな、なんて考えてたら、あとがきに「教科書として使ってくださる方々には、是非とも著者にご連絡を」と書いてありました。なるほど。

「功利主義」という言葉がすごく頭に残りました。

失踪日記

失踪日記 ☆☆☆☆☆

面白かった。でも、悲惨なんだろうな。アルコール中毒の話し・・・怖い。絵がきれいなだけに怖さが強調される。余計怖い。冬の生活は寒そうだ。一歩間違えば死んでるような話がたくさん。でも、どこか興味を引く一度は考えた生活。

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