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肝斑とIPL

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IPLはすでにご存じの方も多いと思います。
太陽光線と同じような「波長」をもった「光」を機械で作って「照射」するものですね。

一般的に「フォトフェイシャル」と呼ばれるものは、このIPLを使っています。
波長は、「スキンリジュビネーション」(一般的な皮膚の若返り)には、530(550)nm〜1200(1000)nmの波長が使われます。

この「波長」で、「肝斑」に照射すると「悪化」ヽ( ゜ 3゜)ノします。


「肝斑」の多くは「真皮性色素疾患」で、表皮にはほとんどありません。
その為に、これらの波長では「肝斑」の色素斑まで到達しません。

そこで、強いエネルギーで照射してしまうと「熱」が「肝斑」に加えられ「悪化」します。
「肝斑」は基本的に「炎症性の色素疾患」です。
だから、「トラネキサム酸」を服用させるのです。
この「トラネキサム酸」は前回も書きましたが「抗炎症薬」です。
炎症を抑えて「肝斑」を治療する為の「薬剤」です。
ですから、「肝斑」に余計な「熱」を加えると逆に「悪化」するのです。

「このシミ」も「あのシミ」も一緒くたに「まとめて同じシミ」と言う訳ではないのです。

「ソバカス」や「一部の老人性色素斑」にはIPLは効果を発揮しますが、それ以外の「シミ」には、無力と言わざるを得ません。(・ω・)ノ
肝斑は、真皮性の色素斑なので「550nm」近辺の波長ではまず届かない点。

強いエネルギーを照射すれば、するほど「悪化」する点。

皮膚表面を「冷却」しなくては、熱が多く皮膚に入り込む点。

そして、「真皮性」なので、ソバカスの様に「浮き上がってきてかさぶた」にはならない点。
などを、考えて処置しなくてはなりません。

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