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モーツァルトのソナタを弾きたいと言ったら、
師匠がクラシカル・ボウを貸してくれた。
モーツァルトやベートーヴェンの時代に使われていたタイプの弓だ。
せっかくだから、手持ちのバロック・ボウやモダン・ボウと比較してみる。
写真Aは、上からバロック・ボウ、クラシカル・ボウ、モダン・ボウ。
バロック・ボウだけ少し短く反りが逆なのがわかる。▼印は弓の重心の位置。
写真Bは弓先、写真Cは弓元を拡大したところ。
いずれも上から、バロック、クラシカル、モダンの順。
バロック・ボウだけ先が尖っている。ちょっとカッコいい。
写真Dは弓元を弓毛の側から見たところ。
左から、バロック、クラシカル、モダンの順。
モダンだけ弓毛の幅が広く、金属の留め具が使われている。
以下は、数値的な情報。
【バロック・ボウ】
全長: 707mm / 重量: 49g / 弓毛の長さ: 59.2mm / 弓毛の幅: 6.5mm
【クラシカル・ボウ】
全長: 737mm / 重量: 54g / 弓毛の長さ: 640mm / 弓毛の幅: 7.5mm
【モダン・ボウ】
全長: 740mm / 重量: 64g / 弓毛の長さ: 648mm / 弓毛の幅: 11mm
※弓毛の長さは使用出来る有効な長さ、弓毛の幅は弓中央あたりを採寸。
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初めて弓の違いをハッキリ理解できました!クラシカルボウなるものがあるのも初めて知りました☆弓の世界も奥深いですねえ・・・(^_^)
2007/4/13(金) 午後 9:44
サイズ。重量データありがとうございます。モダンボウしか持ち合わせていないのですが、ハイドン・モーツァルト以前の曲を弾くときはこのデーターから推し量るに、弓を若干短く持ち弓毛を少なく(棹を傾けて)弾けばスタイルになるのでしょうか?他にアドヴァイスあればお願いします。
2007/4/14(土) 午前 5:28 [ jack_violin ]
shigekoさん、奏者を遠目に見てもモダン・ボウとクラシカル・ボウの違いは分かりませんものね。使った感じもだいぶ違うんですよ。
2007/4/15(日) 午後 6:50
jackさん、弓を少し短く持つと軽くなってバロックやクラシカルの感覚には近づくかも知れません。弓毛の量を調節するのは、音を軽くする効果はありますが、奏法的にはモダンっぽい気がします。軽い弓と裸ガット弦の組み合わせでは、毛の量や弓速よりも弓圧で音をコントロールするのが効果的なようです。
2007/4/15(日) 午後 7:01
上の続きです。また、軽い弓と裸ガット弦の組み合わせでは、重い弓とスチール弦のようなダイナミクスが得られませんので、必然的にアーティキュレーションや発音が音の強弱以上に重要な表現手段になるように思えます。
2007/4/15(日) 午後 7:07