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1972年アメリカは突如外交方針を変えて中国に接近、当時のキッシンジャー国務長官を中国に送り外交関係の正常化を果たした、これは日本にとっては晴天のへきれきでアメリカに裏切られたと感じる事態だった。

当時は田中角栄が総理の時代で官邸で急遽関係者が呼び集められどうしたものかとヒソヒソ協議された。それで決定したのは日本も国交正常化を果たそうだった、しかし中国は狸である、どんな要求を出してくるか分かったものではない、日本使節団は中国に乗り込んだ、そして国交を正常化する交渉が始まった、そこでは驚くべき結果が待っていた。

中国が提示した条件とは以下の通りである。

1、台湾は中国の不可分の領土である、日本側は政治的にもあるいは軍事的にも干渉をしてはならない。

2、日本側の戦時賠償問題は中国は追求しない、また戦時犯罪問題も同様とする。

3、日本側は中国を不可分の国として認めて今後敵対しないことを誓ってほしい。

4、中国と日本は多数の問題を抱えているが両国は「一衣帯水」の国であり問題は鋭利検討する。

上記の条件を日本側はすべて飲んだ、外務省の激しい反発があり官邸で協議されたが最終的には中国の条件をすべて受け入れる方向で決着した。中国が申し入れての交渉ではなかった、日本側が頭を下げて実現した交渉だったので中国の全面的な勝利だったのである。

ここで中国人(支那人)の交渉術の巧みさを説明しよう、中国はアメリカと国交を回復したそこで残る喉に刺さったトゲは日本だった、中国人は日本はいずれは正常化に動き出すと読んでいた、先が読める中国人は決して慌てない、じらしてじらすほどに日本人は動くと知っていたことになる。

中国は古代から権謀策術が渦巻く国で敵対勢力の一族郎等まで抹殺してしまう、最近までその姿勢はまったく変わらず毛沢東の奥さんの紅青は獄中で自殺している。権力者は失脚すると葬られるこれが中国のやりかたである、我が日本はそこまではやらない、近代化を果たしてからは穏やかな「あ・うん」の呼吸で推移するのが普通で仲良く談合政治を楽しんでいる。

田中角栄は新潟の博労屋(馬方)の倅でそれが政治家になったそして総理まで上り詰めた人物、ところが娘の田中真紀子はとんでもない女で北朝鮮のキム・ジョンイルの長男が日本に入国したのに「冗談じゃないわ追い返しなさい」と外相の権力でみすみすチャンスを逃す大失敗をやらかえしたことで有名である。

日本と中国の政治状況は日本が最初から大失態をやらかすように仕組まれていた、戦前から日本は中国関係では何も得点できない外交音痴だからである。「支那人に勝てると思うな同じ土俵で勝負をするな」これが鉄則である。海外である台湾人(外省人)と知り合いになった、そこで彼が言うには「中国人は海外では竜である、ところが中国では騒々しい豚の軍団で10人集まれば喧嘩が始まる」おもしろい意見だと拝聴した、中国人は海外では天を突き抜ける竜に等しい、ところが中国では騒々しい豚に変化しブーブーの連続でまとまらないという意味である。

これは中国の政治状況を検討するうえで貴重な意見である、国内ではガタガタやっていても対外的には一枚岩の中国の政治状況を考えないといけない、麻生氏が考えるほど中国人は甘くないと考えるのが正解である、日本の国内のぬるま湯に慣れた政治環境では中国に勝つ見込みなど望むほうがおかしい。

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